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 こんばんは。

 今日は東京ドームにて阪神対マリナーズのオープン戦が行われましたが,私御自ら観戦に赴きました。
 そして,タイトルの通り,阪神は見事メジャー球団に快勝しました。
 もちろん,先方は時差の関係もあるかもしれませんし,試合に使用したボールは阪神攻撃の際にはメジャーのもの,マリナーズ攻撃の際には日本の統一球ということだったので,球に慣れなかったということもあるかもしれません。
 しかし,それらを考慮しても,4点差を付けて勝てたということは大いに自信を持てることなのではないかと思いました。
 特に,最近の阪神は打撃不振と言われていましたが,金本先生のホームランはもちろんのこと,ブラゼルさんが猛打賞,しかもうち2本がフェンスに当てる2塁打ですから,期待が持てるというものです。また,期待のドラ1伊藤さんもきちんとヒットを放てましたし,打つ方についてはよかったのではないかと思います。

 以下では,いくつか課題を挙げていきたいと思います。
 まず,新井さんの守備はまずかったです。幸いにしてエラー扱いになっているものはありませんでしたが,私の中では少なくとも2つ,多く見積もって3つはエラーに値する守備であったと思います。あれでは投手のモチベーションが下がってしまいます。
 次に,福原さんの投球ですが,想像以上に不安定でした。今日の出来だけで他の投手を検討するのは早すぎると思いますが,もう少し抑えられないものだろうかと思ってしまいました。
 第3に,小宮山さんの走塁ミスはいただけませんでした。特に,今回のものは2塁から飛び出したところを捕手の送球で刺されたというものだったので,同じ捕手として捕手の考え方には敏感であってほしいと思いました。
 第4に,ブラゼルさんの守備です。鳥谷さんの出張はもはやショフトとして前提なので致し方ありませんでしたが,いくら自分が後退守備をしていて落下点から遠いとはいえ,鳥谷さんが向かっているから自分は元の位置に戻ろうという感じで動いていましたし,本職でないとしてもきちんと対応してもらいたかったです。

 などなどと色々述べてきましたが,今日のように利害関係のない同士の試合では,純粋にイチローさんや川崎さんのプレーを楽しめましたから,金本先生のホームランも含めれば今日の観戦は値段以上の価値があったと胸を張って言えると思います。
 今年そのように思える試合にどれだけ巡り会えるのかと思いますが,ひとまず今年の初観戦がそのように思えたことは幸先のよいことだと思います。

 マンガ大賞を受賞した銀の匙を読みました。
 作者は,私が高評価する鋼の錬金術師という漫画を描いた人だったので,それなりの質のものを仕上げてくると思いましたが,結果としては期待通りのものだったと思います。
 いわゆるハラハラドキドキという展開ではないので,そのようなものを少々期待していた自分としてはやや期待に沿わない部分はありました。しかし,それでもそれなりに楽しませてくれるということで,私の独断と偏見では70点といったところです。70点台を付ける作品は年に10作品程度なので,今回はなかなか高評価をさせていただいたつもりです。
 お暇があれば,読んでいただいても無駄ではないと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:45
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