Powered 

by Tigers-net.com
 こんにちは。

 今日は,最近何件か会社の人事担当の方からお話を受けた名前の話についてお話ししたいと思います。
 最近子どもさんに珍しい名前を付ける親御さんが散見されます(珍しい名前は,ネット上では「DQNネーム」とか「キラキラネーム」などと呼ばれているようです。)が,そのようなお子さん方が就職をするような年齢になり,入社試験等を受けるようになりました。
 そうした際,人事担当の方の多くは,採用を検討するに当たって,もちろん能力,人柄が第一に考えますが,珍しい名前の方を採用するのは躊躇われるという話をされていました。
 その理由としては,他社の方々に紹介しづらいということももちろんありますが,一つの偏見があわせてあるように思いました。
 その偏見というのは,「珍しい名前の方はきちんとした家庭教育を受けていないのではないか」というものです。
 珍しい名前にもいくつか種類はありますが,その中でまま見受けられるケースとして,親が子どもをおもちゃにしているのではないかと思われるようなものがあります。例えば,マンガのキャラクターをそのまま引用する場合,動物の種類をそのまま引用した場合などが挙げられます。
 これらがどのような願いを込めて名付けられたかは分かりませんが,もし遊び半分で名付けられたならば,遊び半分で名付けるような親ですから,その後親から十分な家庭教育を受けられていないのではという疑義が生じるということなのです。
 そして,もし十分な家庭教育を受けていない場合,常識を欠くケースが散見されるので,いざというときの対応力に疑義があるということです。
 よって,そうでない名前の方と比較して,十分な家庭教育を受けていない可能性が高いという偏見から,採用を躊躇ってしまう傾向にあるというように思いました。

 私としては,そのような偏見が必ずしも的を射ないことは理解しています。
 しかし,世間の中でそのような受け取り方をされてしまうのは事実であり,それは採用面だけでなくあらゆる生活面で影響する可能性が高いと思いました。その名前によって,利益を受けることももちろんあるでしょうが,不利益も十分あり得るでしょう。
 このような偏見は了見の狭い世間が悪いという考え方もありますが,そう思ったところで世界が変わるわけではありません。
 私は人の親になったことはなく,名付けの難しさを経験したことはありません。しかし,子どもの将来を考えれば,名前の起源や字画に由来する意味などを重視することも大事でしょうが,生きていきやすい名前というのも大事なことだと思いました。

 なお,法的に名前を変更することは結構難しいです。
 具体的には,家庭裁判所の許可が必要となります。そして,その家庭裁判所の許可を得るためのハードルは結構高い印象です。
 よって,後で名前を変えたいと思っても後の祭りですので,慎重に行ってもらいたいと思いました。

 最近,阪神は勝ち始めている傾向ですが,その原動力は復調しつつあるマートンさんだと思います。
 このところのマートンさんの打撃は目覚ましく復活し,そこを起点に得点が生まれているという印象です。
 ただ,打線は水物ですから,マートンさんがまた不調になってしまったらという心配も同時にあります。マートンさんの調子が良い間に他の誰かがまた調子を上げてもらって,いい流れになっていったらと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 15:33
PAGE TOP