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 こんばんは。

 オリンピックが盛り上がっているところですが,昨日の柔道の試合ではそれに水を差すような出来事がありました。
 その試合では,一度韓国選手に審判3人とも勝ちの判定を出したのですが,その後ビデオ判定を行った結果,3人とも日本選手の勝ちの判定に変えてしまったのです。

 私は柔道については素人なので,どちらの判定が正しかったのかということをここで述べるつもりはありません。
 どちらもここまで上がってきた選手達ですし,実力は伯仲していたのだと思います。
 しかし,この審判の判定は一体何だったのかと思わされてしまいます。
 確かに,野球を含めて一定数の誤審というものは存在し,これを何とかするためにビデオ判定を導入したという経緯は分かります。
 しかし,それで審判が3人とも判定を変えてしまう効果があるのであれば,いっそ判定になった場合は常にビデオ判定において行うべきなのではと思います。
 むしろ,ビデオ判定のみで覆ってしまう結論であれば,そのような判定を出した審判3人は不要なのではないかとすら思ってしまいます。

 今回の件は,いずれにしても物議を醸すでしょうし,勝っても負けても後味が悪いと思います。
 それは,結局「こういう局面になったらこういった判断をしよう」という考えがきちんとなされていなかったからなのだと思います。
 まだまだ柔道の試合は続きますが,今後はこの教訓を生かして取り組んでもらいたいものです。そうでないと,大会の運営自体に疑問を持たれてしまうと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:49
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