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 こんばんは。

 先日,ルーマニアにて日本人女子大生が殺害された痛ましい事件がありましたが,改めて見知らぬ土地に行く際の注意について考えさせられます。
 特に,今回の事件態様は,まさに外務省の渡航情報のルーマニアの項において説明されていたとおりなので,もう少し注意を払ってさえいればと悔やまれる事件でした。

 そのように回避し得た事件であると思いましたが,その他にもこの事件が回避可能であったと思われる事情がありました。
 それは,この犯人は過去にも同様の事件を起こしていましたが,その際なされるべきDNA鑑定が費用不足でなされずに検挙されずにいたということでした。
 鑑定費用は3万3000円程度ということで,このお金を節約してしまって犯人を野放しにしたがために本件は発生したとも思えるのです。

 このことは各国の事情によることなので,悔やまれるとは思うものの,支出しなかったのはおかしいとまで言うことは難しいかもしれません。特に,ルーマニアの平均月収は1万円程度とも聞いているので,そんなに簡単にできる代物ではなかったのかもしれません。
 しかし,この事実は国内の不安の問題だけでなく外国人旅行者に対しても不安をあおるものだと思います。

 今回の件では,ほかにもアイセックの対応についてなど様々な問題が取り上げられていますが,結局のところそれらが複合的に合わさって本件が発生したと思うと,登場人物の誰かがもう少し対応を考えれば避けられた事件であったと思います。
 仮定の話をしても仕方ないのですが,少なくとも今後の教訓として生かさねば犠牲が浮かばれないと思います。

 昨日,阪神は屈辱的なランニングホームランを受けてしまいました。
 前進守備が一因であることは分かりますが,それでも点の入り方の映像を見るとよく草野球で見る光景であったと思います。
 もしかしたら,よもや本塁まで行かないだろうという油断はなかったのだろうかと,全体的な流れを見ていると何となく思えてしまいます。
 こんな野球をしていたら,お金を払ってまで野球を見ようとは思えなくなってしまうのではないかと思うので,もう一度守備についてよく見直してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:45
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