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 こんばんは。

 阪神中村GMが色々と精力的に発言していることが目を引いているところですが,そんな中で来期の4番に外国人を据えることを言及しました。

 現在の外国人打者といえばブラゼルさんとマートンさんですが,両者とも今期はあまり調子がよくなく,一部報道では片方ないし両者が阪神を離れることもあるのではと言われています。
 私の予想としては,両者とも来期も残留する方向で阪神は話を持っていくのかなとは思っています。
 というのは,現在の阪神は来期を見据えてメンバーを試行錯誤しているところですが,そんな中で両者ともに使われているというところを見ると,来期の戦力として計算されている前提のように見えるからです。

 ただ,マートンさんはアベレージヒッタータイプのように見受けられるので4番という感じではないように思えます。
 また,最近のブラゼルさんは打率が低く,本塁打を期待することができるにしてもクリーンアップではなく6番くらいで自由に打たせたいところです。

 そうすると,新外国人を獲ってくるのではないかというようにも思えますが,そうなると現在4番で売り出し中の新井良太さんの処遇はどうするのだろうかという気がします。
 確かに,新井良太さんはまだ活躍してから間もなく,過去数年の経歴を考えれば怖さに欠けるという印象はあるかもしれません。
 しかし,数字だけ見れば,他球団と比較してもそこまで見劣りするという気はしません。
 4番打者は持って生まれた才能が必要であるとは思いますが,かといって経験が不要なわけではなく,正捕手と同様,4番として1軍で居座り続けることで得られる何かがあると思います。
 また,新井良太さんは既に29歳ということで,4番としての育成を後回しにすればもうその旬は来ないのではないかという気もしなくはありません。
 ですから,私としては,念願の日本人4番打者が育つ可能性がある以上,来期を迎えてもいない現時点で見切りを付けるのは早すぎる気がしてなりません。

 また,阪神は,過去に外国人選手で外れを引いた経験が大変豊富です。
 ダメ外国人は阪神ファンともなれば軽く10人程度はファーストネームから挙がるところかと思いますが,そういった経験からしてみれば,未知の戦力に4番の座を賭けるというのはいささか乱暴なチーム編成な気もします。

 今季の阪神の状況を考えれば,戦力編成が大きく変わることは避けられないでしょう。
 それも時代の流れということなので受け入れていきたいとは思うのですが,自前の選手を育てるということもやって頂きたいと思います。

 ちなみに,自前の選手育成の観点からすれば,今成さんの降格は納得いきません。
 捕手としての経験を積ませたいという意図かもしれませんが,2割9分を超える打率を誇れる選手が今の阪神にどれだけいるのかと考えると,たとえ代打中心であったとしても降格は疑問に思ってしまいます。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:33
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