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 こんばんは。

 先日の騒動より生活保護について様々な議論がなされているところですが,最近医療費についても生活保護受給者に負担させるべきという議論が起こっています。
 これについて,本日,櫻井厚労副大臣は,生活保護費の医療扶助について,受給者に対して一部負担を求める考えを示すとともに,負担を求める際にはあわせて生活保護費の支給額を増やすなどの対応が必要という認識を示しました。

 この考えは櫻井厚労副大臣の個人的な考えなのかどうなのかはよく分かりませんが,増額する金額によっては目的をかなえる手段として破綻すると思います。
 そもそも生活保護受給者に対して医療費を負担させようという考えは,年金生活者などが負担する中で生活保護受給者が負担しないのは均衡を失するという考え方のほか,端的に赤字財政の下でいかに財政支出を減らすかという問題に対応するためであったと思います。
 しかし,この考え方は,医療費を負担させるのとあわせて生活保護費の支給額を増やすというのですから,場合によっては結局財政支出は減らない,むしろ増加する可能性もあるように思います。
 そうすると,実質的に何も変わらないのに看板だけが変わり,その看板のすげ替えのために費用がかかるということになってしまいそうです。

 私は生活保護受給者の医療費負担についてここで意見を言うつもりはありませんが,少なくとも内容はほとんど変わらないのに制度の看板だけ変えるというものであればやめておいた方がいいと思いました。

 イチローさんの所属するヤンキースが見事地区優勝しまして,私もイチローさんのこれまでのマリナーズでの苦労を思うと本当によかったと思っています。
 ただ,その反面,この試合で打たれに打たれた松坂さんを見ていると,一つの時代が終わったような,そんな悲しさを覚えました。
 結局3回途中に5失点ということで,もはや先発投手としては不合格というほかなく,レッドソックスでの地位も極めて危ういのではないかと思いました。
 松坂さんは一時代を築いた人なだけに,どうしてこうなってしまったのかと思いますが,できれば来年は日本で活躍してもらえればと考えております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:19
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