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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,最近話題が一段落付いてきた中国の大気汚染に関するものがありました。
 中国の新聞によれば,中国で2010年に大気汚染が原因で健康を損なって死亡した人の数は123万4000人に上り,中国全体の死者の15%を占めたということでした。
 記事によれば,PM2.5は呼吸する度に血液に流入し,呼吸器系だけでなく脳や心臓にも影響するということでした。

 この記事を見て,思わず「うわ」と呟きました。

 この大気汚染が原因というに当たって,果たして大気汚染と死の間にどの程度の因果関係があったのかは不明です。

 また,このいい方が適切かどうかは何とも言えませんが,中国にて発表された数字ですから,この数字が果たして正しいのかという点も疑問があります。
 ただ,そんな中国で出てきた数字ですから,これより多いことはあっても少ないことはないという気がするので,少なくとも123万4000人と考えておくべきというように思います。

 しかも,この数字は2010年の数字です。
 記事によれば,有害物質を含んだ濃霧は最大で中国全土の4分の1を包み,全人口の5割程度の6億人が影響を受けた昨年末から今年初めにかけては大気汚染に関わる発病率が例年と比較して20〜30%増加したということでした。
 そうすると,今年話題になった大気汚染は,これまでのものよりも被害をもたらす可能性があるというように思われます。

 中国からの影響のある大気汚染が話題として大きく取り上げられたのはつい最近からですが,かねてから中国の水質汚染や大気汚染は大きな問題となっていました。
 日本の中でも,最近取り上げられた際,健康に影響があるかもしれないので注意が必要という程度のいい方でしたが,これが上記のような数の死者が出ているとなればどうなのでしょうか。
 先日,中国の記事を見た際,地元の人が「どうせ大気汚染といっても,2年くらい寿命が縮むくらいだから気にする必要はない」といっているものを見ましたが,実際にはそんな程度ではないくらいの影響と見るべきかもしれませんし,もう少し警戒すべきであるように思います。

 もちろん,むやみに怖がりすぎても仕方ないと思います。
 ただ,正しい情報に基づいて怖がることは大事だと思います。
 問題は,中国という国の性質上,正しい情報を入手できるかという点だと思いますが,今後その点について情報を注視すべきと思いました。


 阪神は,今日は西岡さんのサヨナラヒットで劇的勝利を収めました。
 西岡さんもいい活躍をしましたが,正直申し上げて,その前の坂さんと小宮山さんの連続ヒットはにわかには信じがたい,実質的に価値を手に収める程度のすばらしい働きであったと思います。
 特に,小宮山さんは,去年の打率は1割4分8厘ということで,大変失礼ながらヒットを打つことはあまり期待できず,それなのに代打で出さざるを得ないのかと思うところでありました。
 しかし,私の拙い予想などを見事に裏切る活躍で,私も嬉しい限りです。

 一方,中日さんの武藤投手の敬遠球の暴投は非常にいただけません。
 その後,阪神は得点を収められないからよかったものの,これで点をとられていたら間違いなく戦犯だったと思います。
 多分色々なところで取り上げられるでしょうし,本人自身猛省をされるでしょうから,私などがこれ以上もの申すのは失礼と思いますが,一応書いておきました。
 とりあえず,連敗の後の勝利ですから,これを機に明日以降連勝をしていってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:17
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