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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,警察官から職務質問を受けた女性がその警察官からゆすられたという事件を見つけたので,取り上げてみました。

 今年6月10日に兵庫県の山中で容疑者の警察官がパトカーで警戒中に人通りの少ない路上に停車していた車を確認して,その車に乗車していた女性に職務質問をしました。
 ところが,この容疑者は,当時,携帯ゲーム「神撃のバハムート」の課金した50万円の支払に困っており,この女性を脅してお金を手に入れようと考えました。
 そこで,一度,脅迫文を書いて職務質問で聞いていた女性宅に向かったものの,その時は行為をやめたそうです。
 しかし,やはりお金が必要だと考えて犯行を決意し,7月3日,
「警察官に声をかけられている場面を録画している。買い取らないか。」
と書かれた脅迫文を女性宅の敷地内に停めてあった車のフロントガラスに置いて立ち去ったということでした。
 そして,女性は悩んだ末に警察に通報し,その後に容疑者が捜査線上に浮かんで逮捕されたということでした。
 容疑者が逮捕された時,容疑者は,女性から連絡がなかったことから,二通目の脅迫文を作成していたところだったということでした。
 容疑者は,「ネットを通じて知り合いができた。みんなで一緒の目的に向かってゲームしていくのが楽しかった」と述べていたということでした。
 容疑者は警察を懲戒免職されたということでした。

 私も携帯ゲームやネットゲームの経験はありますが,課金をしたことはありません。
 パチンコと同じで,一度課金をしてしまうと,課金に対するハードルが下がっていくらでもお金を費やしてもいいと思うようになってしまうと思ったからです。
 とはいえ,ゲーム経験者としては課金の威力も分かっているつもりで,適度に楽しむ分には何も止めるものではないように思います。
 しかし,ゲームはゲームということで,適度に楽しむ分にはいいものの,その限度を超えてしまえば害悪になってしまうことでしょう。

 今回の容疑者は,明らかに度を超えてしまって,超えてはならない一線を超えてしまったということで,酌量の余地はないと思います。
 特に,容疑者は警察官ですが,そのために世間の警察官の信用を失墜させたという効果が発生してしまった分,その罪は重いと言えましょう。
 私は,職業柄警察官と接する機会はそれなりにあるのですが,大半の警察官は真面目に職務に従事しており,今回のこのような事件を契機に警察官を色眼鏡で見るのはよくないことがと思っています。
 しかし,今回の件をみれば,近年の警察官の不祥事案件や,近年流行のネットゲームを契機とした犯罪であることをもってして,「最近の警察官は」とか「ネットは犯罪の温床」だとか,偏見を助長することになってしまうのではと懸念しています。

 50万円は大金ではありますが,人生を棒に振るには安いお金だと思うので,その意味でも今回の行動は愚かであったといわざるを得ません。
 ただ,課金をしている時はアイテムなどが出てくることに夢中になってしまっていくらかけたのか分からずに課金してしまうという事態が生じるのも事実だと思います。
 今回の件は犯罪まで及んだという意味では特殊なケースですが,課金額自体はそこまで特殊ではないように思います。
 ですから,課金制度自体は否定しないものの,課金額上限制度などを考えてもいいのではないかと思うところです。


 阪神福留さんが両膝の精密検査をすることになり,最悪手術もあり得るという記事を見かけました。
 昨日も和田監督の采配について取り上げましたが,このような状態の福留さんをよく外野のスタメンで起用したなと改めてその采配について疑問を感じます。

 しかし,このような怪我の状況を見ると城島さんを思い出します。
 城島さんは,阪神入団1年目はそれなりに仕事をしてくれただけに,むしろ城島さんより状況は悪いというほかありません。

 今後福留さんがどうなるのかは分かりませんが,来季は復活してくれないと年俸に見合わない活躍ということで阪神ファンが大いに失望することは避けられないように思います。
 その活躍の前提として,ひとまず両膝の状態がそこまで悪くないことを願うばかりです。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:18
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