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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,今話題の特定秘密保護法の国家安全保障特別委員会での民主党議員の質問の話題があったので取り上げてみました。

 ある民主党議員が,安倍総理に対して,「福島では色々な情報が隠蔽されてきて,特定秘密保護法でさらに秘密が拡大するとの懸念がある」と質問をしました。
 しかし,安倍首相からは,福島第一原発事故直後に緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム,通称SPEEDIの情報を公表しなかったことに関して「あの時は民主党政権だった。菅直人首相の時に出すべき情報を出さなかった。まさに政府が対応を誤った。」と反論されてしまいました。
 また,森少子化担当相も「福島県ではSPEEDIの情報が出なかったことが心に重くのしかかっている。あれは秘密でも何でもなかった。」と述べました。
 この民主党議員は,事故当時に環境副大臣でしたが,これらの反論を受けて「反省とお詫びを申し上げたい」と述べました。

 特定秘密保護法については賛否両論が多く,賛否についてここで触れるつもりはありません。
 与党が賛成の立場で,多くの野党は反対の立場をとっており,賛否を国会の場で戦わせるのであれば,最大野党である民主党が国民の意見を代弁しなければならない役割を負っていると思います。

 ところが,このような自説の墓穴を掘るような答弁をしていては,国民の意見を反映するという役割を全うできているとはいいがたいと思います。
 特に,特定秘密保護法の反対の声は非常に大きいものがあり,その使命は他の法律と比較しても大きいはずだと思いますが,にもかかわらずこれでは民主党にはやはり政権を取らせるのは荷が重いのではと国民に思わせてしまうようになるのではないかと懸念します。

 私は民主党の味方をするつもりはないのですが,ここまで賛否両論戦わせられている法案に関して,きちんとした国会論戦がなされずに終わってしまうのは何とも残念だなと思った次第です。
 特に,民主党は,今回の件以外にも,墓穴を掘る質問がいくつか見受けられているように思え,最大野党としての役割をもう少しがんばって演じてもらえないものかなと思いました。


 阪神のマートンさんが正式に残留することが決定しました。
 報道では年俸350万ドルの単年契約ということですが,複数年は難しかったのかなというように思いました。
 マートンさんと球団側のどちらが単年契約を望んだのかは分かりませんが,私は個人的には単年でよかったのかもと思いました。
 マートンさんは,基本的に真面目で能力も高いように思いますが,時々緩慢守備が見受けられます。
 そうすると,複数年契約にした場合,その弊害が出ることも懸念されるので,単年は悪くないのかもと思います。
 もちろん,マートンさんにはメジャー流出の懸念の情報がちらほらあったりするので,その点考えれば単年契約であればまた来年の今頃にやきもきすることになるのかもという懸念もあります。
 しかし,常にチーム内に競争意識をもたらすのは危機感だと思うので,私は悪くはなかったと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:39
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