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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,昨年からずっと問題になっていたいわゆる黒子のバスケ事件の犯人が逮捕されたというものがありました。

 黒子のバスケは週刊少年ジャンプで連載中の漫画ですが,この漫画の作者や放送局,イベント会場等に脅迫文が届いたり,関連商品に毒を入れたなどの脅迫を受けて商品が撤去されたりと,ずっと問題になっていました。
 しかも,その話題が一度収束したかと思われたらまた脅迫文が届くということがこの1年以上にわたってずっとなされており,この漫画の関連イベントが中止になるなどの事態も生じておりました。
 報道によると,これまで送りつけられた脅迫文は250通にも及ぶそうです。

 その犯人については,以前から警察が捜査を継続していたのですが,なかなかそこまでたどり着くことができずにここまできていたのですが,ようやく逮捕までたどり着きました。
 今日の報道では,逮捕された36歳男性は「ごめんなさい。負けました。」と全面的に容疑を認めているということで,どうもこの人物の犯行の可能性が高いように思います。
 どのようなところがきっかけとなって犯人にたどり着いたのかは分かりませんが,250通もの脅迫文があったということになるとそこから足がついたのだろうかというような気もします。

 これまでの脅迫文が,この犯人からのもの以外に模倣犯のものがあったとすれば,今後も類似の事件が発生することも否定できないと思いますが,それでも一つのルートが消えたとなればそれなりに落ち着くような気もしなくはありません。
 模倣犯がいたとしても,警察がきちんと大元を捕まえたということが広まれば,その点警戒して模倣行為を躊躇うという効果もあるように思え,ある意味この逮捕の効果はそれなりに大きいように思います。

 この犯人の責任については,刑事上のものはもちろんのこと,これまで中止したイベントや回収された商品のことなどを考えると,おそらく相当な民事上の賠償責任を負うことになるのだろうと思われます。
 これからの人生をかけてその責任に向かっていくと考えると,彼のやったことはその動機に釣り合うのか,私にはよく分かりません。
 これだけの回数を重ねたとなると,それは強い感情があるのか,それともずっと捕まらなかったからもう一回もう一回とやっているうちにここまできてしまったのか,何らかの理由があるのでしょう。
 しかし,この件で黒子のバスケのファンから買った恨みは大きいように思いますし,彼が向き合わなければならない問題はその規模を超えているようにも思います。
 その辺りは,今後の情報に注目したいところです。


 オリックスさんにいる井川さんを,阪神がトレードで獲得しようと画策しているという記事を見ました。
 確かに,今の先発のコマ不足を考えると,井川さんが来てくれるのは嬉しくもあります。
 しかし,メジャーから帰ってくる時に古巣に迎える姿勢をとらなかったのに,今さらコマが不足するから戻っておいでというのは失礼なのではというように思います。
 井川さんのその辺りの気持ちがどうなのかは気になりますが,トレードということになると気持ちは横に置かれたまま進むのでしょうし,それを考えすぎるのは現場敵にはよくないのかも知れません。

 しかし,阪神が出せる交換要員はいるのだろうかと思ってしまいます。
 阪神が他球団に自慢できるのは中継ぎ投手陣ですが,そこを出してしまうのは今後のチーム作りに支障を来すように思えてなりません。
 一方,オリックスさんのニーズは打力の高い野手であるように思いますが,そんな人がいるならば阪神がほしいくらいだと思います。
 ですから,私はオリックスさんのサイドとして,阪神が出していいと思う中でほしい人材がいるのだろうかと思ってしまいます。
 そうすると,もっともあり得るのは金銭なのかというように思いますが,金銭だったらオリックスさんが出したいと思うのだろうかと疑問に思います。
 ですから,私は実現については半信半疑なのですが,それでももし井川さんが帰ってきたら歓迎したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:04
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