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 こんばんは。

 いつも野球といえば阪神のことばかり取り上げていますが,今日は横浜さんについて取り上げてみたいと思います。

 横浜さんは,昨日まで6連敗とチーム状態は最悪で,しかも点差をつけられての完敗ばかりが続いていました。
 毎日見に行くファンや,憔悴したような表情の中畑監督が大変気の毒でした。
 まるで,90年代の阪神を見ているようでしたが,暗黒時代の阪神も5月の頭くらいまではまだ戦えていたような気もして,それよりも今の方が辛いのかもと思ったりしていました。
 90年代の阪神の楽しみ方は,チームの勝利ではなく,よかったワンプレーを大きく評価したり,伸びそうな選手を見つけて夢を描いたりなどということが多かったように思いますが,おそらく今の横浜さんのファンなども同じような心境だったのかもしれません。

 しかも,チームの打線の柱であったブランコさんを失い,阪神から移籍した久保さんもイマイチ機能しないようにも見え,散々な状態でした。
 とはいえ,ブランコさんの代わりに上がってきた中村ノリさんが一人気を吐き,守備につく時も笑顔を見せたりと,ムードを変えられる力を持っているのではと期待しておりました。

 今日の広島さんの先発はマエケンさんということで,勝利はまたもや難しいのではと心配していましたが,ここでもし勝てないと次は読売3連戦ですからより大変なことになるのではと思っていたところでした。
 そんな私の心配をあざ笑うかのように,横浜さんはマエケンさんを打ち崩し,大勝しました。
 正直,勝つ時に接戦ではなく大勝というのは強さというよりも流れに乗ったのではという気もしなくもないのですが,今のこのチーム状態を考えれば勝ち方よりも勝ったという結果が重要だと思います。

 私は,阪神が優勝してもらいたいので,横浜さんがここから怒濤の巻き返しをされると困るのですが,それでも6球団しかないセリーグのチームが沈みすぎてしまうのは野球が寂しくなってしまうので,その意味ではヤクルトさんと横浜さんには頑張ってもらいたいと思います。
 と,余裕なことをいっているようですが,阪神はシーズン後半あらゆるチームに負け越す傾向がある以上,今のような余裕の発言を果たして4,5ヶ月後に言えるのかという問題はあります。

 ちなみに,我らが阪神ですが,今日は負けていたところから巻き返したということで,打力については本物だと思います。
 特に,一気に冷え込んでしまったマートンさんの穴を埋めるように活躍するゴメスさんは非常にいいと思います。

 とはいえ,勝利投手にはなったものの4失点もしてしまった岩田さんについては色々と考えなければならないでしょう。
 岩田さんはオープン戦の時から問題がありましたが,それはシーズンが始まってもあまり修正されていないように思え,さすがにこうなるとどうしたらよいのだろうと思ってしまいます。
 3回以降は1失点ということでなかなかの投球を見せてくれたと思うのですが,この投手はよい時と悪い時の落差が激しすぎて,使いづらいという印象なのです。
 抑えるところを見ると地力がある投手なのは間違いないと思うのですが,どうしたらもう少し悪い時も悪いなりにまとめられるようになるのだろうかとそこが気になります。
 このような不安定さでは今後もローテーションをまかせるには不安ということになってしまいますので,首脳陣としてはうまく生かせるように何とか対応してもらえないだろうかと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:43
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