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 こんばんは。

 先日より世界中で問題になっているエボラ出血熱ですが,今日のニュースを見ていたら,その感染源が特定されたかというものがあったので取り上げてみました。

 感染源として挙がっているのは,昨年12月6日に死亡した2歳の男児です。
 男児は,体調を崩し,その数日後に亡くなったということですが,その母と姉,祖母も相次いで亡くなったということでした。
 しかも,亡くなった際には,いずれも発熱や嘔吐,下痢といった症状があったそうです。
 亡くなった当時は病名も分からず,エボラの検査も受けなかったということでした。
 また,男児が住んでいたところは,感染が広がっているシエラレオネ,リベリアの国境にも近いということです。ですから,葬式に参加した人や地元の医療関係者に感染し,そこから拡大していったのではないかと見られているということです。

 感染源が見つかったとしても直ちにこの拡大が止まるということではないでしょうが,少なくともその感染源に近づかないようにすればさらに拡大するということはなくなるのではないかと思います。
 ネット上では,自然宿主としてコウモリが有力視されているというものがありますが,今回もそれが原因なのか真偽はよく分かりません。
 しかし,もしも上記の男児が亡くなる前にコウモリに触れそうであるということであれば,それと同種,同じ群れのコウモリだけでなく,その生存地域に近づかないようにすることが肝要であろうと思います。

 昔見たゴルゴ13では,ゴルゴがエボラに感染してしまった際には感染源は猿だったと思いますが,今回の大元も猿である可能性もなくはないようです。
 また,現地では猿の燻製を食する習慣があるということで,これが原因なのではともいわれているそうです。
 ただ,ネット情報で恐縮ですが,猿から人への感染例はあるものの,猿は人と同じく終末宿主であるとされているそうなので,その可能性がどこまで高いのかは私には分かりません。

 いずれにせよ,ここまで世界規模の問題になっているということになると,まず現地では危ないところには近づかないということが非常に重要だと思います。
 エボラは飛沫感染であるというようによく聞きますが,最近は空気感染の可能性も疑われているそうで,国の対策としては水際規制が極めて重要であると思います。
 欧米諸国にも徐々に入国したと疑われる例が出始めているようで,日本ももしや時間の問題なのではと心配しております。特に,空気感染があるのであれば,同じ飛行機にエボラに問題がある人が搭乗していればそれで感染してしまうことも危惧されるものであり,どのように注意をすればと懸念する無期も大いにあろうかと思います。
 遠い国の問題とは考えずに,日本に上陸したという情報を聞きつけることがあればとにかく危なそうなところには行かないということが大事なのだろうと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:17
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