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2014.09.11 Thursday
 こんばんは。

 今日の話は,タイトルの通り,今日までで阪神が6連敗をした件です。

 正直言って,今回の6連敗は,そこまで不思議とは思いませんでした。
 その最たる理由は,例年の阪神の9月の失速です。
 ただ,今年の阪神は,8月末まで悪くない成績で越えてきており,死のロードもそれなりに勝てていたことから,今年こそ9月の失速は回避できるのではないかと期待しておりました。
 しかし,結果は毎年の通りでした。

 今回の連敗で特に痛かったのが,首位読売との直接対決で3タテを食らったということです。
 私は,今回の3連戦で勝ち越せれば優勝の見込みはあると常々申しておりましたが,この3連敗で阪神の優勝はほぼ消滅してしまいました。
 それどころか,今となっては横浜さんとの差も迫っており,おそらく3位を死守するのもやっとということだろうと思います。
 そして,このままクライマックスシリーズに進出すれば,これも例年通り第1ステージで敗退することでしょう。

 私は,今回の連敗に関し,和田監督の采配に問題があったとは思いません。
 特に,和田監督は,今回に限ってはその時々に最もいいとご本人がお考えになられる方を出し,それが結果として裏目に出ただけですから,結果責任という意味では責任はあると思うものの,采配に問題があったとまでは言えないと思います。
 昨日の投手起用など,一応中継ぎの方程式通りに出して失点を重ねたということで,持ち駒の中でやりくりしたものの一旦生じた流れをどうしようもなかったということなのだろうかと思います。
 ただ,流れを作り出されてしまった,流れが始まったところで切ることができなかったという意味では,監督采配に物足りなさを感じるところもありますが,それでもそこまでの高度な要請をして采配ミスというのは酷であろうと思います。

 そうなると,敗戦の原因は采配という戦術レベルでどうにかなるものではなく,9月に失速することを防げなかったチーム作り全般に対する問題というのが正しいのだろうと思います。
 この辺りはむしろフロントの問題であると思われ,特に中継ぎ陣に関しては抜本的な見直しの上で対応を図らねば来年も同じことになることでしょう。
 このオフは,特に中継ぎ陣については,かつて星野監督が来た時に行ったような大規模な血の入れ替えが必要になると思います。
 また,首脳陣の責任は過程の責任ではなく結果に対する責任であり,フロントを始め責任を取って頂くべきではないかと思います。
 和田監督についていえば,最近の采配は,シーズン当初に比べれば私も納得できるものが多い印象であり,傑出した人物が挙がるのであればともかくそうでなければ残留でもいいのかというようにも思っています。

 私は単純に野球が好きなので,おそらく今後もシーズン終了まで野球は見続けるでしょう。
 しかし,阪神の優勝やセリーグ制覇についてはもはやそこまで期待しておらず,とかくいい野球を見せてもらえたらと思うことにします。
 プロである以上,せめて残り一月についてきちんと楽しませてほしいです。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:29
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