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 こんばんは。

 阪神は,2位奪取を狙うべく,広島さんとの直接対決がなされたのですが,今日の試合はサヨナラ負けで2位が遠のきました。
 試合分析は色々と書いていきたいと思うのですが,まず一言言わせて頂くと,9月の阪神は非常に勝負弱いということです。
 前回も,勝負の読売3連戦で3連敗と非常に情けない結果を出しており,今回も勝負の3連戦の初戦でこの成績ですから,ほかのカードでそれなりに成績を出せても勝負弱いという気持ちを拭えません。

 岩田さんが非常に頑張ったところで呉さんがサヨナラ2ランを打たれるという展開に,岩田さんを気の毒と思うとともに,やはり呉さんは抑えとしてやや危ないのではという気持ちも新たにしました。
 しかし,今の投手陣を見た時,私は呉さん以外に抑えをできる投手がないと思うので,結論としてこのような失敗をしたとしても明日以降も呉さんしかいないのだろうとは思います。
 また,呉さんの状況を考えた時,抑え投手だけに失敗した時の記憶が鮮明には残りますが,セーブ数を見れば成功の方が多く,相当助けられてもいるので,今日の投球を見て呉さんをノーというわけにはいかないと思います。
 ただ,呉さんの投球を見ると,インコース高めのストレートを叩かれたということで,ブランコさんにとっては絶好球だったと思われ,その点は残念であったとも思います。
 今シーズンの呉さんはストレート主体の投球をしており,それ自体は悪くはないものの,やはりプロ野球で常に戦い続けるにはこれだけでは足りないのだろうと思います。
 今シーズンはひとまずこのまま何とか突っ走ってもらって,シーズンオフに決め球を習得してもらいたいと思います。

 ただ,これまでよく貢献してくれて今回は失敗してしまった呉さんよりもよろしくないと思うのは,打線です。
 今日は11安打で1得点ですから,打つべき時に打てなかった結果がこうなってしまったのだろうと思います。
 結果論ではありますが,もう少し点差があれば呉さんも気持ちを落ち着かせて投げられたかも知れませんし,その点では打線のふがいなさがこの結果を導いてしまったようにも思います。

 そうなると,今日の試合の結果は,岩田さんの頑張りを打線が見殺しにしてしまったという評価が正しいのだろうと思います。
 私は,もはやクライマックスシリーズは3位で進出でよいと思っています。
 しかし,このように情けない打線のまま10月に突入してしまうと,例年のようにまた第1ステージ敗退という結果を繰り返すだけになるのだろうと思います。
 そんなことにならないためには,明日からきちんと調整をして,せめて負けるにしてもいい勝負ができたといえるような試合をしてもらいたいと思います。
 今シーズンもあと少しですし,今一度の奮起を期待します。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:15
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