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 こんばんは。

 今日が当事務所の今年最後の営業日であり,最後の最後まで色々と仕事が入ってきておりましたが,何とかそれらも無事終了しました。
 今年も色々とあり,中には思うようにいかないこともありましたが,それも人生ということなのでしょう。

 さて,今日のニュースを見ていたら,豚の生レバー刺が原因でE型肝炎の患者が倍増したというものを見たので取り上げてみました。

 E型肝炎患者の数は,それまで年間40人から70人程度だったところが,平成24年は121人,去年は126人,今年は12月10日までで131人と3年連続で100人を超えたということでした。
 そして,今年の患者のうち少なくとも10人が豚が原因と判明しているということでした。
 牛の生レバー刺については平成24年に禁止されましたが,その後牛の代わりに豚の生レバー刺を提供する飲食店が増えたので,それが原因ではないかといわれているそうです。

 こうなると,おそらく豚の生レバー刺も規制の方向になるでしょう。
 もちろん生肉を食べるということ自体が危険であるというのはいうまでもないですし,まして豚肉となれば非常に危険なのは間違いありません。
 それだけでなく,牛の生レバー刺の時に良くいわれていたのが衛生面の問題です。
 その衛生面の問題について,牛の件であれだけ騒ぎになっていたのですから,豚についても特に気をつけなければならないところ,もしかしたらその点がおろそかになっていたのかも知れません。

 生レバー刺が好きな人にとっては非常に残念な傾向であろうとは思うのですが,E型肝炎の患者が増え続ける以上は規制はやむを得ないでしょう。
 何でも規制はどうかという声もあるかもしれないと思いますが,それでも国としては病気の蔓延について自己責任とばかりいうわけにもいかないでしょうし,仕方のない傾向だと思いました。


 阪神の緊急編成会議がクリスマスに行われたそうで,そこでは出欠覚悟でレギュラー級のセンターを獲得することが話し合われたそうです。
 また,鳥谷さん流出の折には,西岡さんについて,ショートでの起用も検討するという案も浮上したということでした。

 阪神の編成を考える上では,鳥谷さんが抜ける場合のショートの埋め合わせ方というのが起点になります。
 その鳥谷さんについては,どうやら来年1月中旬くらいまで去就が決まらないということで,結局そこまではチームの最終的な編成を決めることはできないでしょう。
 ですが,その時期まで待っていたら,鳥谷さん流出時にチーム編成が遅れてしまうため,先手を打つべく鳥谷さん流出の場合はどうするかというのが今回の問題です。

 ショートの埋め合わせについては,大和さんが筆頭候補に挙がりましたが,そうすると今年大和さんが勤めたセンターをどうするのかというのが問題となります。
 そのセンターを獲得するというのは,上記の出欠覚悟というトレードの話です。

 また,大和さんをショートに持ってこないとした時に誰をショートに持ってくるのかというところで西岡さんを当てはめるというのが急浮上した案ということです。

 西岡さんがはまれば阪神は出血する必要もなく万事解決なのですが,そもそも私がこれまで聞いていたところでは,西岡さんは肘と肩に問題を抱えているそうで,だからこそショートが難しかったというのが前提ではなかったかというように思います。
 西岡さんショート案というのは,西岡さんのこれらの不安が払拭されているのが前提ですが,思い出すのは日本シリーズでのサードからのボテボテ送球です。
 その後手術をしたそうですが,あの送球のままではサードとしてもショートとしても不安があるとしかいいようがありません。
 西岡さんは二遊間の守備にこだわりがあるようですが,肘と肩の状態によってはそもそもセカンド以外に考えられないものの,セカンドは上本さんがおり,そこも非常に大きな問題となります。
 ですから,西岡さんをショートとして起用できるかどうかは彼の体調次第なので,私には何とも分かりませんが,これまで大和さんにショートのコンバートを迫っていた背景を考えると現実的な案ととるべきなのか些か不安があります。

 では,大和さんをセンターからショートに移すとしたとき,阪神にセンターを勤められる人がいるのかということですが,候補は俊介さん,伊藤隼太さん,柴田さんなどでしょうか。
 しかし,それぞれ一長一短があり,特に打撃面では伊藤隼太さんを起用して欲しいものの,守備の要であるセンターにおいては不安が残りますから,決め手に欠くということになるでしょう。
 守備の安定感という意味ではいずれの方も決定打を欠き,そうなれば他球団から連れてくるかという発想になるのでしょう。

 ただ,私としては,来年を捨て石にしてでも,阪神の若手をセンターないしショートで起用するという方向をとってもらえないだろうかと思っています。

 例えば,ショートの成長株には北條さんがいますが,守備にはやや不安は残るものの,選球眼がよく,二軍で52四球を記録しております。
 また,打つ方でも1発を打てる潜在力も持っていると思われます。

 外野の方では,今年のドラフト2位の横田さんは強肩を持っているという専らの評判で,これに守備力が付いたらおそらく相当強力なセンターが誕生すると思います。
 また,評判を聞く限り,身体能力が非常に高く,足が速かったり,打撃のセンスも高いということですから,非常に成長が楽しみでもあります。

 思えば,鳥谷さんも,デビュー当初はかなり守備でやらかした記憶です。
 しかし,それでも岡田監督が辛抱強く起用してここまでの選手になったのですから,そろそろそういう選手を育てようと考えてもよいのではと思います。
 阪神は最近何かというと外から獲ってくるという傾向が強いと思いますが,その点育てるのがうまい広島さんを非常に羨ましく感じる時があります。
 育成の年においてはある程度の成績は仕方がないとは思いますが,逆に梅野さんしかりそういう人たちを育てる方向に進めれば阪神はもっと強くなっていくと思います。
 そして,育成環境を作るには他に強力な選手がいることが不可欠ですが,幸いにして阪神には頼れる外国人選手が集っていますから,それらの選手を頼りつつ一つか二つのポジションは育成枠として考えてもいいと思いますし,その方がロマンがあると思います。
 また,チームの中で選手が這い上がってこれる環境のある場合,頑張れば自分も地位を作れるという気持ちになれると思いますし,士気も上がるのではと思います。

 最終的には鳥谷さんの去就が全てですから,現時点では何とも言い難いのですが,選手の底上げが最大の補強であるという方針で進んでもらえたらというように思います。
 いずれにせよ,今後の阪神についても注目したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:25
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