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 こんばんは。

 東日本大震災から未だ引き続いている福島第一原発の問題ですが,東京電力は福島第一原発から汚染水が排水路を通じて外洋に流出したと発表しました。
 そして,東電は,このことについて,県漁業協同組合連合会の傘下組合長会議に出席して経緯を説明しました。
 各組合長は,昨年4月に外洋流出を把握しながら公表しなかったことを問題視しているそうです。
 その際,東電福島復興本社の副代表は,漁業者に説明してこなかったことについて責任があると述べたものの,隠すつもりはなかったと情報隠しの見方を否定しました。

 東電は福島第一原発の地下水を浄化して海に流す汚染水対策を計画しており,これについて各漁協で計画の意見集約を進め,年度内に結論を出す見通しでした。
 出席者は東電との信頼が崩れた,信用できないということを述べていたそうです。

 私は,東日本大震災以降東電のことを信用しておらず,今回の外洋流出の一報を聞いた時もやはりと思った程度でした。
 また,今回の説明について,隠すつもりはなかったということですが,では一体なぜ公表が遅れたのか,納得のいく説明ができるのかと思います。
 加えて,説明をしているのが副代表というのも,なぜこういう重要な説明の場に最高責任者が来ないのか,責任者というのは責任をとる立場だからではないのかと,その一点だけでもいろいろと思うところがあります。

 県漁連出席者は,東電に対する信頼や信用という言葉を口にしておられますが,そもそも東電に対してそのようなものがないというのは大半の人が考えていることでしょう。
 ただ,それでも漁業関係者は,実際に漁業を行う必要はありますし,風評被害の件もありますから,結局ある程度は東電のいうことを前提に動く必要があり,その点は非常に辛い決断なのだと思います。

 私は,以前から,東電には原発事故に対する対応力が大いに欠けていると思っています。
 もちろん,東電が原発対策をまったくしていないとはいいませんし,ある程度は行っているのでしょうが,それでも聞こえてくる話はどうも同じような失敗を繰り返しているように思います。
 また,今回の説明遅れの件についても,結局謝って終わりというようになってしまうと思います。
 国は今原発の再稼働に動いているところで,その是非はいろいろと議論がありますが,今回のように福島第一原発の処理に問題が生じると国の考えた方針に水を差すことになってしまうのではないかと思います。
 そういうところを見るにつけ,国が直接対応をしないまでも,これまでの経緯に鑑みて,厳重な監督下に置くべきだと改めて思いました。


 阪神和田監督は,セカンドを争う西岡さんに対して,サードへのコンバートを告げたという記事を見ました。
 個人的には,セカンドに競争があった方がいいとは思うものの,和田監督の決断は正しいのではと思っています。

 ただ,問題は,西岡さんの肘の状態が果たしてサードの守備に耐えられるものなのかという点です。
 西岡さんの守備といえば,日本シリーズの際,サードの守備についた時のファーストへの送球が非常に問題があったことを思い出します。
 あの送球を一目見れば,右腕の状態が思わしくないことは明らかであり,その後右肘がよくないと聞いた時はやはりと思ったものです。

 阪神としては,チーム事情として,上本さんと西岡さんを同時に使いたいというのは私も同意見であり,強く支持したいと思います。
 ただ,西岡さんの肘が日本シリーズ時点からどれだけよくなっているのか,それが非常に心配です。
 肘があまりよくないならば,ファーストにより近いセカンドの方がよいということになるでしょうが,それでは上本さんと両立することはできませんし,非常に悩ましいところです。

 また,西岡さんの気持ちも問題であろうと思います。
 プロですから,監督の指示には従うべきですが,一方プロである以上プライドもあるでしょうし,そこが複雑であることは否めないと思います。

 和田監督が判断したのだから,ある程度西岡さんがサードでやれるという公算があるのだとは思いますが,その辺りはまた見守りたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:12
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