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2015.04.15 Wednesday
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,野球くじが誕生するかも知れないというものを見ました。

 超党派の国会議員の作るスポーツ議員連盟のプロジェクトチームの中で,野球くじに関して検討することが決まったということでした。
 その目的は,2020年の東京オリンピックに向けて,新国立競技場の改築費などに当てることだそうです。
 くじの方式は,八百長対策として,購入者の意思にかかわらずコンピュータが無作為に行った勝敗予想に委ねる非予想系くじとする方針だそうです。

 これを見た時,過去の野球界での八百長事件である黒い霧事件を思い出しましたが,その対策として非予想系くじとしたということなのでしょう。
 非予想系くじといえばTOTO BIGがそれに当てはまります。
 プロ野球の場合,サッカーよりもチームが少ないため,当たる確率が高いようにも見えますが,そこは確率を下げるため点差まで結果の中に入れたり,野球界ではあまりない引き分けも勝ち負けと同じ確率で導入したりするのかも知れません。

 私は,もしも導入されたとしても多分買わないだろうなと思います。
 最大の理由は,非予想系くじだからだと思います。
 非予想系くじの場合,結局自ら能動的に結果を選択するのではなく,購入したくじに結果が記載され,ただ答え合わせをするだけという,宝くじと同じものです。
 そこには,どのチームが調子が悪いとか,この投手が投げるならば活かも知れないとか,そういう楽しみの要素がなく,私自身は別のくじでいいんじゃないかと思ったりするのです。
 また,個人的には,10枚購入して,阪神が負けないし引き分けであるという結果を見ると非常に納得がいかない気もしますし(ただ,今シーズンに限っては,負けの結果の方が当たりやすいのではとは思っていますが。),試合前にそういう縁起の悪いものを手にすること自体が何となく嫌な気分です。

 そもそも野球くじというものについてですが,確かに人気スポーツをくじにする方が集客が望めるということは異論はないものの,これがプロ野球人気に還元されるのでしょうか。
 そうであるならば私もくじ導入についてある程度いいことなのかもしれないと思うのですが,ただ単に建設費用をまかなうためのものであるならば野球が体よく利用されただけという気がして支持しづらいなと思います。

 一方,これを機に,これまで野球に関心がなかった層を取り込むという可能性も否定できないと思います。
 とはいえ,野球に関心がないのに野球くじを買う人は,おそらく野球の試合を見ずに午後11時頃のスポーツニュースで結果を確認するだけでしょうから,あまり野球人気の増加に影響しない気もします。

 ちなみに,雨天中止の場合はどのように取り扱うのでしょうか。
 もしも雨天の場合,その部分を無条件で当たりと取り扱うならば,日本中で雨の場合ドームの試合のみがくじの結果に影響することとなり,当たる確率が非常に高まるのではないかという気がします。
 細かいところの詰めはうまくやるのでしょうから,別にここでそんな心配をする必要はないのだろうと思うのですが,何となく気になりました。

 とりあえず,どんな方向に進むのか,動向を気にしたいと思います。


 今日も阪神は負けました。
 昨日に引き続いてサヨナラ負けで,松田さんは2敗目となりました。

 最近の阪神を見ている限り,まず思うことは和田監督は悪くないということです。
 もちろん細かいところはいろいろと言いたいことはありますが,それでも選手起用等はよいと思いますし,特に今日の投手交代のタイミングや起用をした人は当たったと思います。
 松田さんは打たれましたが,最近呉さんはピンチを非常によく招くので,あそこで松田さんを使ったこと自体に何ら問題はないと思います。

 そうすると何が問題かといえば,単純に期待された選手が活躍しないことです。
 投打ともによくないですが,今日は投手は頑張り,野手は残念という感じでした。

 このような状況を見ていると,何とも90年代阪神暗黒時代を思い出します。
 あの頃は何をやってもうまくいかないような気がして,たまに勝つことや活躍するべき選手が活躍したことだけが喜びだったと思います。
 今は結構それに近い,大変懐かしい感覚をひしひしと感じておりますが,それを思い返すと最近は優勝争いを当然のようにしていて,そういう贅沢な環境の中でいろいろと忘れてしまったのだなと改めて思いました。

 ただ,暗黒時代と違う点は,今の阪神は優勝争いをしたメンバーが多く含まれており,潜在力はあるはずなのに勝てないことです。
 今の惨状からつい半年程度振り返ると,セリーグ代表として日本シリーズに出ていたチームだったわけで,それがたった半年でこれはどういうことなのかと思わずにはいられません。

 ですが,この結果を見ていると最近割り切ってきまして,今年はこのままとことん負けてもらってどん底を味わい,阪神を解体して一から始めるくらいの感じでやり直してもらった方がいいのではと思っています。
 ですから,今年一年はそんな風に受け止めていこうと,シーズン始まって僅か半月でそんな境地に達してしまいました。

 とりあえず楽しい野球をしてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:16
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