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 こんばんは。

 今日はテレビゲームの話題をしたいと思います。

 私は,今は全くやっていませんが,かつてはずいぶんテレビゲームが好きでした。
 ファミコンとスーパーファミコンに夢中になった世代で,その当時に話題になったゲームは大半をこなした記憶です。
 古くは,スーパーマリオ,ドラクエなどの王道ものから,たけしの挑戦状,コンボイの謎などの不合理極まりないゲーム,魔界村やスーパーマリオブラザーズ2などの超高難易度ゲームまで色々なものをやりました。
 ジャンルも,アクション,シューティング,格闘,RPG,シミュレーションなど幅広くやったもので,当時結構やりこんでいたぷよぷよは先日友達とやった時にも体に染みついていて割とできたものでした。

 そんな私には色々と思い出のゲームがあり,その中には以前ここでも取り上げたロマンシングサガもあります。
 あれはずいぶん不合理なシステムでしたが,それでもはまってしまう魅力があり,当時時間も有り余っていた関係上隠し要素も含めてずいぶんやったという自負があります。
 こうしてみると,ゲームに必要なのは,操作が簡単などのシステムや画像の合理性よりも,何だか酷いシステムなのにはまってしまうという勢いなのかも知れないと思ったりします。
 当時出ていたスクウェアのゲームは,王道のファイナルファンタジーシリーズの他,名作クロノトリガー,聖剣伝説,フロントミッション,ルドラの秘宝,バハムートラグーンなどその後語られるものが数多くあります。
 そんなスクウェアのゲームの中で,私の記憶に強く残っているのが,表題のライブアライブなのです。

 このゲームは,7人の漫画家が結集してそれぞれのシナリオのキャラクターを製作し,別々の短編シナリオをこなしていくという構成です。
 その7つのシナリオをクリアすると続くシナリオが登場し,さらに最終編を迎えるということになるのですが,途中まで王道ものを走っていったところでどんどん路線が変わっていき,ラスボスがこんな形で出てくるのかというどんでん返しが魅力的なのです。
 正直いって,各シナリオは短編で,満足感が大きいとは言い難く,また細部も荒さが目立つと思います。
 また,キャラの強さにも相当程度の差があり,よほど慣れないと使いづらいキャラというのも中にいたりするなど,ゲームバランスもよくないところがあると思います。
 色々と直してもらいたい箇所は多くあることは否めないのですが,それでもそれを魅力的と語るべきなのはやはりシナリオとやり込み要素ゆえでしょう。
 ゲームとしての完成度が高いとはいいがたいですが,荒削りながら心に残せるという意欲作であるという評価です。

 このゲームは,集めるのが難しい作家さん達がいないことにはリメイクや続編も難しいと思いますし,その辺りはほとんど期待できないだろうと思っています。
 ただ,今日見ていた記事の中に,それがWiiUのバーチャルコンソールで配信決定というものがあったので,久々に見たライブアライブというタイトルに思うところが出てきて,ついついここに書いてしまったわけです。

 昨日はFF7のリメイクの話が上がっていました。
 個人的には,FFシリーズで最も人気があるといわれている7をリメイクで出してしまうことは最後の切り札であると思っているため,これを出してしまえばそれこそスクウェアは後がないのではと思うと,その前にライブアライブのリメイクだろうと思ってしまいます。
 ですが,商業的にはFF7の方が正解なのだろうし,ライブアライブはメジャー作品とは言い難くリメイクに費用をかけづらいという事情もあったのだろうかと思うと,この選択はある意味やむを得ないのだろうと思います。
 ですが,私は新たなライブアライブを見せてもらいたいと強く思っています。

 おそらく実家の押し入れの中にライブアライブが埋まっているでしょうし,そもそもWiiUを持っていないため,こんなに情熱的に語っているにもかかわらずバーチャルコンソールは私には何らの縁もありません。
 ただ,この意欲作を色々な人に知ってもらいたいと思いますので,こういう形でライブアライブが出てくることは素直に嬉しいです。
 こんな話をしていると,久しぶりにあの音楽が聴きたくなってくるものです。あの音楽も含めてこの作品はやはり名作なのだろうと改めて思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:31
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