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 こんばんは。

 先日山手線に新型車両が導入されたものの,すぐにトラブルが立て続けに発生して運転を取り止めるという騒動がありました。
 本日,このトラブルの原因の一つについて明らかにされました。

 明らかにされた原因は,新車両の発走行に鉄道ファンが詰めかけて,実車での走行し賢二を大きく超える重さがかかり,ブレーキを制御するシステムに不具合が生じたと言うことでした。
 山手線の乗車率はラッシュ時は180%を超えるそうですが,JR東日本は実車試験を座席に余裕のある程度の40%迄しか行わず,コンピュータによるシミュレーションを過信したことが原因であったとのことでした。
 実車試験では,計36トンの水タンクを載せて乗車率40%を想定したということですが,初走行時には1600人が乗り,乗車率は92%になってしまったそうです。

 今回のトラブルで,新車両の営業運転は当面見合わせとなったということで,再開時期は明言されなかったそうです。

 この記事の見出しを見た時は,新車両を見たくてたくさんの人が詰めかけたために故障してしまったのかと思いましたが,実際には違うようです。
 乗車率92%でブレーキに異常が出てしまうのでは,朝のラッシュ時には到底耐えられないように思われ,これが初走行の段階で見つかってよかったととるべきでしょう。
 もしも朝のラッシュ時にブレーキが故障したとなれば,人身に大きな損害が発生する大事故になっていたと思いますし,改めてこの件の大きさを感じます。

 こうしてみると,実際のシミュレーションの重要さがよく分かるもので,これを怠ってコンピュータ上の架空の実験で済ませたことはやはり問題だったのでしょう。
 もちろんあらゆる事態をシミュレーションせよというのは難しいとしても,日常的にあらゆる事態くらいは導入前に実験して頂くべきだったと思いますし,これによって新車両の評判に泥を塗ってしまうこととなってしまったと思います。

 とりあえず,今回の件を契機に,安全な車両を作ってもらいたいものです。


 阪神の大和さんと西岡さんが減俸での契約となってしまいました。
 特に,西岡さんの場合,40%ダウンということで,非常に厳しいものを感じます。

 とはいえ,今年の阪神の成績を考えれば,上げられるべき方は少ないと思われ,特に踏ん張った先発投手陣に比べて打線の奮起は足りなかったと言わざるを得ないと思います。

 西岡さんは,シーズン当初からほとんど活躍の機会なく,シーズン終盤に代打で出てくることが多かったですが,そうなると期待された活躍には及ばなかったというほかありません。
 今年のキャンプでは,上本さんと正二塁手を争っていたにもかかわらず,ここまでになってしまうとは今年の初めには思ってもいませんでした。

 ただ,西岡さんの基本スペックの高さは,これまでの実績からも明らかですし,怪我さえなければ活躍をしてくれるとは思っています。

 不安があるとすると,肘の状態でしょうか。
 肘が問題だとすれば,距離のある送球は難しいでしょうし,一塁に比較的近いポジション,すなわち二塁でないと守備力を期待することが難しいのではと心配します。
 一部では,外野転向などという話もありましたが,肘を怪我した経験があるにもかかわらずそれを実行するのは到底難しいのではないかと思っています。
 そうなると,守備位置が減ってしまいますから,その分出場機会も減少することが懸念されますが,そのためにも肘の状態を回復させることが西岡さんには何より必要でしょう。

 大和さんですが,彼の守備に文句を付ける余地は全くないので,あとは打撃をどうにかできるかでしょう。
 金本監督が,バットを振らせる意識を付けたいと述べていましたが,それで大和さんが変わることが出来れば,彼が不動のセンターないしセカンドに就任することでしょう。
 とにかく大和さんの課題は分かりきっていることなので,来季は何とか修正できるよう強く期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:53
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