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 こんばんは。

 マイナンバー制度が始まりましたが,今日のニュースを見ていたらそれにまつわる話題があったので,取り上げてみました。

 記事によれば,富士通さんやHPさん,エプソンダイレクトさんは,マイナンバー情報が入っているパソコンについては修理対応不可という見解を明らかにしたということでした。
 マイナンバーの悪用によって甚大な被害が発生することが懸念され,そのためマイナンバーの悪用に対しては個人情報保護法よりも重い罰則が定められておりますので,ある意味各社のこのような対応は頷けるものではあります。
 しかし,こうなると迂闊にマイナンバー情報をパソコン内に入れてしまうと,それを完全消去することは理屈上極めて困難ですから,事実上パソコンのメーカー修理はできなくなるということとなるでしょう。
 ですから,マイナンバーを取り扱う商売をしている場合などは,マイナンバーを使っても良いパソコンとそうでないパソコンを峻別しなければならないでしょう。
 まして社内ネットワークなどでマイナンバーのやりとりをする場合,すべてのパソコンがメーカー修理の対象から外れてしまうこととなるかもしれません。

 私の仕事上でもマイナンバーの取り扱いに関するものが多少出てきており,そのうち関係するだろう程度に思っていたものが割と現実的に身近な問題になっております。
 マイナンバーを要求される状況がある場合,以前は苦労なくできた手続等が今は若干面倒が生じるなどしており,今のところマイナンバー制度開始によって不利益しか発生していないというのは正直な感想です。
 このような目に見える小さな不利益の数々よりも大きな価値があると考えられたからこそマイナンバー制度が導入されたのでしょうから,このような段階でこの制度を批判したりするのは早計もいいところなのだろうとは思います。
 ですが,マイナンバー制度が,かつての住基ネット制度と同様に,ほとんど意味なく終わっていってしまったらという懸念もあります。
 また,マイナンバー制度の弊害についてまだ具体的には聞こえてきておらず,これが出始めた頃に,そのメリットとデメリットのどちらが大きいのかを比較すべき本当の時期が訪れるのだろうと思っています。
 ですから,今はこの面倒な制度について,まだ面倒だが仕方がないとおつきあいして様子を見たいと思います。


 今日の阪神は,序盤のうちに結構点を入れられて楽な展開だったはずが,一転して危ない試合で終わりました。

 打つ方ですが,北條さんがチャンスから点をとってくれて,大変うれしかったです。
 最近チャンスはできるものの,なかなか点を取れない打線だったものですから,1番打者に座ってこのような活躍をしてくれた様は,まさに私が求めていた流れを作れる選手の像といえると思います。
 おかげで,大和さんも続いて点をとってくれまして,相手が作ってくれた連続四球というチャンスを生かしてくれました。

 原口さんは,ホームランを打ちまして,本当に今阪神の中心選手だと思います。
 正直言って,腰に爆弾を抱えた状態で,打撃も5番に置いて頼るなどよろしくはないと思っていますが,それでも彼の活躍を抜きにして阪神の打線を騙ることは難しいくらいだと思います。
 出てきたての頃は一時的に打率が高い状態かと思っていましたが,今も高打率をキープしており,これは本物なのではないかと信じてみたかったりしています。

 いい当たりが出ていながらヒットがなかなかでなかったヘイグさんも,今日は複数安打ということで,これから徐々に上がってきてくれるのではないかと思います。

 投げる方では,先発能見さんは6回1失点と好投でした。
 能見さんとヤクルトさんの相性はあまりよくなかったはずなので,今日はある程度点をとられることを覚悟していたのですが,今日は非常に良かったと思います。
 後で述べるように,継投が大いに問題なのですが,そもそもこのように好調な能見さんをなぜ6回で下げたのか,私は理解に苦しみます。
 確かに,これまでの能見さんは,どこかの回で突如崩れて一発を浴びるという展開はそれなりにあったとは思いますが,それでも今日の能見さんの出来を見ていれば,せめて7回までは投げさせても良かっただろうと思っています。

 能見さんから後を継いだのは安藤さんでしたが,なぜか1イニング投げずに高橋さんにスイッチしました。
 これは投手と打者の左右の関係なのだと思いますが,今阪神で一番好調な投手は安藤さんなはずなのに,なぜここで安藤さんに1イニング投げさせなかったのか,無意味に投手の駒を浪費したのか,ここも理解できません。
 次にスイッチした高橋さんはよい投手ですが,怪我の過去もあることを考えれば休ませる試合は休ませてもいいだろうし,その後の展開によっては必要な状況も出てくるでしょうから,何も問題なかったこの回に高橋さんを投入する合理的な理由が見あたりません。

 8回は藤川さんが投げました。
 満塁のピンチを招きつつも,1失点のみ,しかもエラー出塁のため自責点はありませんでした。
 さすが長い抑えの経験があるだけに,ピンチになっても粘り強い投球でランナーをほとんど帰さずに切り抜けられました。
 これについてはさすが藤川さんというほかなく,特に絶体絶命のシーンでのストレートの球のキレは絶妙だったと思いますし,これがあるならば中継ぎ投手としてやっていくことはできるだろう,なぜ当初は先発起用したのかと思うほどでした。
 球種の内訳を見てみると,ほとんどがストレート,ほかはフォークボールで,球種は読みやすいと思います。
 また,全力で放ったと思われる140キロ後半のストレートの大半はボール球であり,前回もそうでしたが140キロ後半のストレートはあまりストライクゾーンに入らないと割り切られれば今日のように四球でランナーをためてしまう傾向にあることは否めないと思います。
 それらが分かっていつつも三振をとれたことについては純粋に賞賛をするしかなく,これがキレのあるストレートというやつであり,ストレートと分かっていてもバットに当てられないのだろうと思うのです。
 ただし,上記のようにストライクゾーンにストレートを入れづらい状況が続けば,長く活躍することは難しいと思われ,その点は何らかの対策が不可欠でしょう。

 抑えのマテオさんですが,残念ながら今日の出来も良くなかったです。
 バレンティンさんの打球がライトスタンドに入らなかったから良かったものの,正直逆転負けを覚悟しました。
 ランナーをためた段階でかなり危ういと思ったところ,マテオさんを交代させるべき要員としては最近点をとられてしまっている榎田さんなどしかおりませんでした。
 ここでもし高橋さんがブルペンにいたらと思ったりしたものですが,そうすると能見さんを早期に降板させたこと,安藤さんを1イニング投げさせなかったことなどが色々と尾を引いていると思ってしまいます。

 そういう意味では,今日は結論としては勝てたものの,運で勝てたというようにも考えられ,私はあまり今日の勝利を納得していません。
 特に,納得していないのは,何度も言うように,首脳陣の投手起用です。
 今年の阪神の投手起用は非常に悪く,今日なども試合を落としかねなかったと思うと,本当に猛省してもらうしかないと思います。
 矢野さんと香田さんが問題なのかわかりませんが,もしも現在のスタッフできちんとした起用ができないのであれば人を加えるなどして早急に手を打つべきですし,そうしないとシーズン中盤を迎えるに当たって取り返しが付かなくなってしまうと思います。

 また,マテオさんについては,一度2軍で調整させた方がよいと思います。
 彼のシーズン当初の出来と比べると明らかに今は悪いです。
 ある書き込みに,今のマテオさんの状態は,悪い時の藤浪さんと一緒だというものがありましたが,まさしく私も同じことを思います。
 マテオさんをこのままの状態にしておいて良いことはないですし,マテオさん不在の間は別の抑え候補を立てて騙し騙し乗り切って復帰を待つというのが今はよいのではないかと思います。

 今日のような安心して見ていられない試合を明日もやられてしまうのは困ります。
 明日以降はきちんとした投手起用をお願いしたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:46
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