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 こんばんは。

 先日私は,鳥谷さんは自らスタメンを奪取しなければスタメン復帰はない方がよいと述べていました。
 しかし,昨日鳥谷さんがスタメンに戻って,好調3安打と,私のいったことを早くも裏切るすばらしい活躍をしてくれました。
 ただ,昨日は,能見さんが初回に4失点して負けてしまいました。
 確かにエラーで調子を崩されたのかもしれませんが,それでも能見さんによく見られた一発を食らいすぎだと思いますし,元エースとしては残念であるというほかありませんでした。

 そんな風に鳥谷さんの復帰を勝利で飾れず,やはりスタメンよりは代打の切り札の方がよかったのかと思っていたところで今日の試合を迎えました。

 今日も鳥谷さんはスタメンで登場しましたが,結果として鳥谷さんをスタメンで起用してよかったと思います。
 それは,3番打者として求められる出塁という結果をそれなりに出したこと,好守備を見せたことからです。
 初回は鳥谷さんらしく四球を選択しましたが,そのおかげで次の打者である福留さんのホームランで一気に2点をとることができました。
 鳥谷さんに求められるのは,このように堅実な出塁,そして堅実な守備だと思います。
 このところスタメン落ちしてある程度休養をとることができたと思いますが,それが今のところはプラスの方向に働いていると思います。

 今日は先発が青柳さんでしたが,残念ながら先発としての責任を果たすまで投げることはできませんでした。
 ただ,私は,青柳さんはルーキーですし,変則投手ということでまだまだ伸び代のある選手を実験的に経験を積ませる上でこういう登板は必要だと思っていますし,青柳さんを起用すること自体には間違ったことはないと思っています。

 そして,代わった島本さんはすばらしい投球を見せてくれました。コントロールがすばらしかったと思います。
 その後,今日は大量の投手をつぎ込み続けました。
 その中でも,サターホワイトさんが失点してしまう場面がありましたが,個人的にはアンラッキーなものだったと思うので,今日の登板だけでサターホワイトさんにマイナス評価を付けるつもりはありません。

 最終的に今日は逆転勝利できましたが,その直接的要因は絶体絶命から粘り強く頑張った打者にあったと思うものの,中継ぎ投手にもその要因は大きくあると思います。
 というのは,一昔前の阪神を思い出すと,中継ぎが崩壊しており,早い段階から高橋さんと安藤さんをつぎ込み,後は投げさせる人がいないという状況でした。
 今日のように,先発投手が,期待された回よりも前に降板するとなれば,そのリスクは非常に大きかったと思いますが,最終的にはマテオさんと藤川さんを温存して終盤に回せましたし,安藤さんも温存できました。
 明日の試合では,中継ぎ投手を濫用しづらいという問題は生じてしまいましたが,それでも島本さん意外は回跨ぎをしませんでしたし,安藤さんも温存できましたから,それほど使い方に神経を尖らせる必要はないかもしれません。
 そう思うと,今日の勝利の要因としては,最近の中継ぎ投手陣の安定を挙げることは当然できると思います。

 打つ方では,色々な選手が活躍してくれましたが,特に狩野さんの働きが大きかったと思います。
 9回,抑えの山崎さんが出てきたところで,得点圏に走者をためて狩野さんが出てきましたが,この場面でもしも打てなければ流れ的にこの試合は終わっていたと思います。
 ですが,狩野さんは,自ら2点ビハインドを同点に並ばせる流れを作り出しました。
 これまで,何度も得点圏に走者を進めながら流れを作れずに残塁して負ける様を何度も目にしましたが,流れを作って同点に追いつけた狩野さんの活躍は本当にありがたいという一言しかありません。
 しかも,延長したところでは,押し出し四球の逆転からだめ押しのタイムリーヒットと,こういう働きができる選手は阪神に貴重であると思います。

 また,江越さんは,4月以来のホームランを打ちました。
 江越さんは長距離打者として期待しておりますが,最近なかなかバットに球が当たらないことが多いので,下で調整が必要と思っていましたが,何かをつかめたのであればこれからも活躍してもらいたいものです。
 そして,そんな江越さんを途中で起用して見事に当てた首脳陣は賞賛でしょう。

 この3連戦,2戦目は負けはしたものの,最後まで楽しませてくれました。
 3戦目は9回に同点,延長で逆転と,まさに強いチームの勝ち方を見せてくれました。
 6月頃の阪神は,弱いだけでなく暗かったですし,淡泊な野球をしていて,見ていておもしろみがなかったと思いました。
 ですが,このところ,阪神はチーム自体が打って変わったというべきでしょうか,とてもおもしろい野球を見せてくれています。
 この要因は,選手が変わった,チームの雰囲気が明るくなったということもありますが,投手起用を含めて首脳陣の采配が当たるようになったといえると思います。
 今日も,青柳さんからスイッチした島本さんが活躍し,途中出場の江越さんがホームランを打ち,狩野さんがうまく打って勝てました。
 また,中継ぎ投手も,切り札的選手を終盤まで温存でき,他の中継ぎ投手陣もよく活躍してくれています。
 フィールドでプレーするのは選手ですし,選手の出来が悪ければ勝てないのは当然ですが,首脳陣の采配の重要性を改めて気づきました。

 明日以降もまた楽しい野球を見せてもらいたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:16
 こんばんは。

 先日私は,鳥谷さんは自らスタメンを奪取しなければスタメン復帰はない方がよいと述べていました。
 しかし,昨日鳥谷さんがスタメンに戻って,好調3安打と,私のいったことを早くも裏切るすばらしい活躍をしてくれました。
 ただ,昨日は,能見さんが初回に4失点して負けてしまいました。
 確かにエラーで調子を崩されたのかもしれませんが,それでも能見さんによく見られた一発を食らいすぎだと思いますし,元エースとしては残念であるというほかありませんでした。

 そんな風に鳥谷さんの復帰を勝利で飾れず,やはりスタメンよりは代打の切り札の方がよかったのかと思っていたところで今日の試合を迎えました。

 今日も鳥谷さんはスタメンで登場しましたが,結果として鳥谷さんをスタメンで起用してよかったと思います。
 それは,3番打者として求められる出塁という結果をそれなりに出したこと,好守備を見せたことからです。
 初回は鳥谷さんらしく四球を選択しましたが,そのおかげで次の打者である福留さんのホームランで一気に2点をとることができました。
 鳥谷さんに求められるのは,このように堅実な出塁,そして堅実な守備だと思います。
 このところスタメン落ちしてある程度休養をとることができたと思いますが,それが今のところはプラスの方向に働いていると思います。

 今日は先発が青柳さんでしたが,残念ながら先発としての責任を果たすまで投げることはできませんでした。
 ただ,私は,青柳さんはルーキーですし,変則投手ということでまだまだ伸び代のある選手を実験的に経験を積ませる上でこういう登板は必要だと思っていますし,青柳さんを起用すること自体には間違ったことはないと思っています。

 そして,代わった島本さんはすばらしい投球を見せてくれました。コントロールがすばらしかったと思います。
 その後,今日は大量の投手をつぎ込み続けました。
 その中でも,サターホワイトさんが失点してしまう場面がありましたが,個人的にはアンラッキーなものだったと思うので,今日の登板だけでサターホワイトさんにマイナス評価を付けるつもりはありません。

 最終的に今日は逆転勝利できましたが,その直接的要因は絶体絶命から粘り強く頑張った打者にあったと思うものの,中継ぎ投手にもその要因は大きくあると思います。
 というのは,一昔前の阪神を思い出すと,中継ぎが崩壊しており,早い段階から高橋さんと安藤さんをつぎ込み,後は投げさせる人がいないという状況でした。
 今日のように,先発投手が,期待された回よりも前に降板するとなれば,そのリスクは非常に大きかったと思いますが,最終的にはマテオさんと藤川さんを温存して終盤に回せましたし,安藤さんも温存できました。
 明日の試合では,中継ぎ投手を濫用しづらいという問題は生じてしまいましたが,それでも島本さん意外は回跨ぎをしませんでしたし,安藤さんも温存できましたから,それほど使い方に神経を尖らせる必要はないかもしれません。
 そう思うと,今日の勝利の要因としては,最近の中継ぎ投手陣の安定を挙げることは当然できると思います。

 打つ方では,色々な選手が活躍してくれましたが,特に狩野さんの働きが大きかったと思います。
 9回,抑えの山崎さんが出てきたところで,得点圏に走者をためて狩野さんが出てきましたが,この場面でもしも打てなければ流れ的にこの試合は終わっていたと思います。
 ですが,狩野さんは,自ら2点ビハインドを同点に並ばせる流れを作り出しました。
 これまで,何度も得点圏に走者を進めながら流れを作れずに残塁して負ける様を何度も目にしましたが,流れを作って同点に追いつけた狩野さんの活躍は本当にありがたいという一言しかありません。
 しかも,延長したところでは,押し出し四球の逆転からだめ押しのタイムリーヒットと,こういう働きができる選手は阪神に貴重であると思います。

 また,江越さんは,4月以来のホームランを打ちました。
 江越さんは長距離打者として期待しておりますが,最近なかなかバットに球が当たらないことが多いので,下で調整が必要と思っていましたが,何かをつかめたのであればこれからも活躍してもらいたいものです。
 そして,そんな江越さんを途中で起用して見事に当てた首脳陣は賞賛でしょう。

 この3連戦,2戦目は負けはしたものの,最後まで楽しませてくれました。
 3戦目は9回に同点,延長で逆転と,まさに強いチームの勝ち方を見せてくれました。
 6月頃の阪神は,弱いだけでなく暗かったですし,淡泊な野球をしていて,見ていておもしろみがなかったと思いました。
 ですが,このところ,阪神はチーム自体が打って変わったというべきでしょうか,とてもおもしろい野球を見せてくれています。
 この要因は,選手が変わった,チームの雰囲気が明るくなったということもありますが,投手起用を含めて首脳陣の采配が当たるようになったといえると思います。
 今日も,青柳さんからスイッチした島本さんが活躍し,途中出場の江越さんがホームランを打ち,狩野さんがうまく打って勝てました。
 また,中継ぎ投手も,切り札的選手を終盤まで温存でき,他の中継ぎ投手陣もよく活躍してくれています。
 フィールドでプレーするのは選手ですし,選手の出来が悪ければ勝てないのは当然ですが,首脳陣の采配の重要性を改めて気づきました。

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