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2019.08.01 Thursday
 こんばんは。


 今日は、阪神藤浪さんが久々に登板をしました。
 結果は4回3分の1で4安打1失点でした。
 4安打1失点と聞くと出来がいいように思えますが、5回持たずに降板したこと、それまでに102球も投げたこと、8四死球も与えてしまったことを考えると、出来は良くなかったということだと思います。

 藤浪さんの2軍戦登板は、基本的に2軍打者に対してはできが良い投球が多かったものの、制球難で不安を残す試合も見受けられました。
 藤浪さんの問題は、突然制球が崩れて、そこから立ち直れないことでしたが、それが1軍登板で出てこないかどうかが非常に不安でした。

 そして、今日の試合ですが、問題の藤浪さんの制球は、四死球数と球数から分かる通り良くなかったというほかありません。
 ですが、藤浪さんが四死球から崩れなかったことは、私としては非常に心強く思いました。
 初回は3四球で満塁にしてしまいましたが、空振り三振を取ることができました。
 また、木下さんに対して2打席連続で死球を出してしまい、これがきっかけで乱闘になる可能性もありますし、藤浪さんの精神に来る展開だったとも思いますが、それでも最終的に4安打1失点にまとめられたことは成長だったというべきだと思います。

 藤浪さんは、色々とあがいてフォームを変えようとしたり試行錯誤していましたが、結局短期間で劇的に制球を良くする方法などないということなのでしょう。
 私としては、制球に問題があったとしても、最終的にまとめてくれるならばそれでいいと思っていたので、結局四死球でピンチを作り出したときに乗り越えられるだけの精神力と、そういったピンチになったときに立ち戻れる場所となれる技術力があるかが最も問題だと思っていました。
 相手の打者が藤浪さんを怖がっているという雰囲気も感じましたし、それが功を奏した面も否めないものの、私としてはこの点において藤浪さんに成長が見られたのではないかと考えております。

 死球を当ててしまった選手に対しては本当に申し訳なく思うものの、それでも自分を見失わずに自分の投球をすることが安定した投球をするために大事なことだと思いますし、今日はその片鱗を見せてくれたのではないかと考えています。
 もちろん今日の試合だけで克服できたとか言うつもりはありませんが、それでも一つ一つ積み重ねていくことで、困ったときに自分が立ち戻れる場所が確固たるものとなっていってくれると思いますから、今日の試合はまずは第一歩だと思います。

 できれば、次は5回は投げきってほしいとは思いますが、今は球数や投球回数よりも、ピンチをなんとか抑え込むという結果を積み重ねることが大事だと思いますから、次回も期待したいと思います。


 そして、今日の試合ですが、中継ぎ陣がよく仕事をしてくれまして、最終的に北條さんとマルテさん、梅野さんが点をとってくれて勝ちました。
 このところの阪神は、序盤から中盤までにほどほどに点を取るものの、追加点が取れずに終盤に逆転される展開が多かったですから、今日のように終盤で点をとって勝つ展開は非常に嬉しいですし、悪かった流れをそろそろ断ち切れるのではと期待したいところです。

 順位的にはいまいちな阪神ですが、前カード今カードと立て続けに勝ち越しまして、1敗ずつしているとはいえ徐々に借金を返しつつあります。
 ただ、3位広島さんは強いときの波が来始めて追いつくことは大変ですし、横浜さんは今日は負けたものの勢いのあるチームですから、どこかで3タテを実現して一気に借金返済をしたいところです。
 明日からは乗っている広島さん相手ということで、早速3タテ実現はかなり厳しいところですが、ひとまず勝ち越しはしてもらいたいです。
 先発高橋さんの150キロのストレートが外角低めに決まったら大半の選手が手出しできませんから、先週に続いてそんな投球を見せてもらいたいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:07
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