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 こんばんは。


 今日,河井さんが法務大臣を辞任しましたが,その原因の一つは奥様が選挙活動において,公職選挙法の基準を超えた額をウグイス嬢に支払っていたからということです。
 この件について,今日のニュースを見ていたら,ウグイス嬢の費用の相場に関するものがあったので,取り上げてみました。

 記事によると,ウグイス嬢を依頼するに当たって,公職選挙法の定める1万5000円では安すぎて受けてもらえず,今回河井さんの奥様が支払ったという3万円は普通の価格であり,東京だと4万円から5万円くらいだということです。
 この代金は,ウグイス嬢を派遣する代理業者に支払うということで,ウグイス嬢本人の取り分は7割から8割ということです。
 また,選挙区や候補者が多い都市部では上手なウグイス嬢は取り合いで値が上がるということでした。

 まず,法律で規定がある以上,理由があったとしてもそれを超える費用を支払うことを前提に考えるのは違法であって許されないということは大前提だと思います。
 ですから,公職選挙法規定の金額が現実に合わないものだったとしても,そのようなまさにその額が安すぎるとして困った張本人である国会議員たちが改正すべきであって,改正されずに法律が残っている以上は従わないわけにはいきません。
 むしろ,このような法律と相場が乖離している状態は最近生じたものではないのでしょうから,にもかかわらず改正を放置しておいた議員たちが違反を常態化させているとすれば,あらゆる意味で怠慢だというべきだと思います。

 ただ,記事の内容が正しければ,今回この違反をしたのは河井さんの奥様だけなのだろうかということは普通に疑問に思います。
 そもそも相場が現実と乖離しているのであれば,それで困っているのは河井さんだけとは思えません。
 また,選挙区や候補者が多い場合は上手なウグイス嬢は取り合いということですから,取り合っている候補者たちは高額な報酬を支払っている可能性があると思われ,そうすると複数の人たちが高額報酬を支払っているのではないかと思えるのです。

 個人的には,法律違反,特に国民主権に関わる公職選挙法の違反を擁護するつもりはないものの,罰を受けるのであれば平等になされるべきと思いますので,この報酬問題について多くの議員について明らかにされるべきだろうと思っています。
 最近いろいろな事件で,人によって取り扱いが不平等なのではないかといわれるものが散見され,中には私もそのように感じるものもありますが,こういうことは法や執行機関に対する不信を招くことになると思います。
 日本は法治国家であるのですから,法はどのような立場の人にも公平に適用されてもらいたいと強く思うばかりです。


 今日ゴールデングラブ賞が発表されましたが,阪神からは西さんと梅野さんが選ばれました。

 まず,西さんですが,あのフィールディングを見れば選出は納得できます。
 現在,フィールディングが上手い選手といえば,他に読売の菅野さんが思い当たりますが,今季の菅野さんはあまり活躍していなかったため,トータルで西さんが選ばれたことは頷けるところです。
 西さんは,ピッチングはもちろんのこと,フィールディング,バッティングもよく,まさに野球を目指す人達にはお手本になるような選手だと思います。
 このような選手がFAで阪神に来てくれたことは本当にありがたいと心から思う場面はたくさんありましたが,それだけにこういった形で評価されることは嬉しい限りです。

 次に,梅野さんですが,正直言ってセ・リーグの中では選ばれて当然だと思っています。
 今季の梅野さんは,打撃は当初はよかったものの,終わってみればもう少し頑張ってほしかったというくらいでした。
 ですが,捕手としての能力は大変高く,特にドリスさんのあの球を逸らさずによく止めてくれたと思う場面が極めて多く,そういった意味ではまさに捕手としての能力はトップクラスだと思います。
 梅野さんを入団以来見てきた私としては,その捕手としての能力をたゆまぬ努力で身につけてきたことをよく知っているだけに,今季の活躍ぶりを振り返ると感慨深く思う次第です。
 他球団の捕手でもいい選手はいますが,それでも私はセ・リーグ1の捕手は梅野さんだと敢えて言いたいと思っています。

 そして,他のポジションでは選出されませんでしたが,残念ながら当然だと思っています。
 特に,内野手の方々は,なぜ選出されなかったのかということをよくよく振り返って猛省してもらいたいと思います。

 ちなみに,ショートは京田さんが選ばれると思っていたのですが,坂本さんが選ばれました。
 もちろん坂本さんもいい働きをしましたので,選ばれるべき選手ではあるのですが,守備という面を強調すれば京田さんが選ばれるべきではというようにも思っています。
 ただ,首位のチームのショートであることや,ゴールデングラブ賞には直接関係ないものの打撃成績での印象などを総合的に考えたのであれば,坂本さんでもありうるのかなと思ったりもしました。


 別の記事を見ていたところ,阪神が,牧田さんの獲得を企図しているという記事を見ました。
 西武さんとの一騎打ちの様相のようですが,原則は古巣に帰るのだろうと思われ,そこまで望みは高くないのかもしれません。
 ですが,阪神はこれまで,メジャー帰りの選手について,城島さん,西岡さん,福留さんといった選手を獲得してきた実績もあるので,もしかしたらありうることなのではというようにも期待はしています。
 阪神の投手陣は基本的に揃ってはいますが,それでも先発投手はやや手薄なので,牧田さんが来てくれると大変ありがたいとは思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
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