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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら、アメリカで、ゲームが自分の性格に影響を与えたかどうかのアンケートを採ったというものがあったので、取り上げてみました。

 アンケートは2000人のアメリカ人を対象にしたものということで、自分の生い立ちとビデオゲームとの関係や、新型コロナウイルスでの自粛期間について実施されたものだったということです。
 回答者の10人中7人が成長期にビデオゲームをプレーしていたと回答し、そのうち64%が好きなゲームキャラが家族の一員のようだと回答したということでした。
 また、半数以上の人が、初めてゲームをプレーする際にイライラした経験があるものの、71%の人はゲームをクリアした際に人生の節目を迎えたような達成感を感じたと回答したということでした。

 このアンケート結果をもって、ある人はテレビゲームの悪影響について論じるのかもしれませんが、私としてはほとんど無意味な議論ではないかというように思いました。
 というのは、仮にテレビゲームが性格等に何らかの影響を与えたとしても、人間というのは先天性のものだけでなく後天的な要因によっても人格が形成されるのであり、その一つがたまたまゲームであったに過ぎないと思うからです。
 逆に、人はいろいろなものに触れることで大なり小なり人格に影響を受けると思われ、もしも影響を受けないとすれば本人にとって興味関心が薄いものではないだろうかと思わずにはいられません。
 テレビゲームが性格に影響を及ぼすとしても、そのような様々な提供を及ぼす要因の一つに過ぎず、性格に影響を及ぼせるくらい興味関心を強くもてるものに出会えたのであればむしろそれは大変幸せなことではないだろうかというように思う次第です。

 もしもこんなアンケートを基にテレビゲームの規制を考えようというのであれば、同様に小説やスポーツ等が性格に影響を与えたかも同時に確認すべきではないだろうかと思います。
 テレビゲームやインターネットが昨今で社会問題の根源のように言われる流れを見ていると、そういった人格形成の一要因に過ぎないという面を看過しているのではというようなきらいがあるように思われます。
 個人的には、結局バランス悪く、一つのものに偏りすぎてしまうことが問題と思われ、特にゲームやインターネットはその間口の広さから大きな偏りが生じやすいということが問題視されるのかもしれないとも思いました。
 しかし、一方で、制度を作る側から見れば、自分の経験に当てはめるとよくわからない異物のように見えてしまって、それを程度問題問わず規制の対象とすべきと考えている人もいるのかもしれないとも思いました。
 結局、この問題を考える上で重要な点はバランスだと思うので、この点が触れられない議論を見ると少し心配になります。


 阪神の藤浪さんがワインドアップ投法を解禁したという記事を見ました。
 個人的には、いろいろと試すこと自体は悪いことだとは思いませんが、制球難が復活してしまうのではと少し不安に感じています。
 また、ここで制球難が出てしまった場合、元の投法に戻した時点でバランスを崩してしまうのではという不安もあります。
 藤浪さんは、そういったことも理解した上でいろいろと試しているのでしょうから、外野がどうこういうのは誤りなのだろうとは思いますが、藤浪さんのでき次第で今季の先発投手陣の顔ぶれが大きく変わると思いますから、やはり注目してみていきたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:05
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