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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、千葉県警において警察官の交通違反をもみ消した事件があったというものがあったので、取り上げてみました。

 問題の警察官は、昨年11月に速度違反が確認され、交通違反切符を交付されそうになったということでした。
 そうしたところ、この警察官は、旧知の間柄で交通機動隊員の上司である警部補に連絡したということでした。
 そして、適正な取り締まりが行われていない、隊員の経験が浅いのではないかと繰り返し主張して圧力をかけて、警告処理に変更させたということでした。
 千葉県警は、この行為が不適切として、この警察官、警部補、最終的に警告処理を行った交通機動隊員について犯人隠避教唆で書類送検し、違反した警察官については警告を取り消して違反切符を交付したということでした。
 また、この警察官は停職3ヶ月の懲戒処分を受けたということですが、依願退職の意向を示しているということです。

 このような件については、交通違反で取り締まりを受けた一般市民は漠然とそんなこともあるのではないかとなんとなく疑っているようなことかと思うのですが、それが現実化してしまったのがこの事件ということだと思います。
 一般人のうっすらとした疑いは、結局それを示す事実がないまま、単に漠然とした疑いのまま終わることが多く、その結果一般人は交通違反の取り締まりを受けることもやむなしと考えていた部分もあったかと思うのですが、そのような中で本件が発覚したとなれば交通違反の取り締まりについて従いたくないと考える一般人も多く出てきてしまうように思います。

 取り締まる側は免れられるとなれば、結局ルールは恣意的に運用されると思われてしまうわけですから、法や警察全般に対する信頼を揺るがしかねない事件だと思います。
 そのため、この事件は、扱い自体はそこまで大きくされないかもしれないものの、警察の信頼に関わる大事件ではないかと思いました。
 特に、この件は発覚して処分されることとなりましたが、果たしてこのような件はこれだけなのか、氷山の一角なのかという疑惑はあろうかと思いました。

 最終的に警察内での自浄作用によってこの件は発覚から処分まで行われたため、まだ警察の信頼はつなぎ止められる方向にあろうかと思います。
 ですが、もしもこの件がマスコミの報道から火が付いて、その後に処分されたとなれば、警察の隠蔽体質、後手後手の対応などと多くの非難が巻き起こったことは容易に想像されるところです。

 この件はあらゆる危機管理において共通する要素かと思います。
 すなわち、問題があった場合に、外部から察知される前に調査を進めて適正な処分を下すというのは社会的な信頼を維持する上で基本とすべき動きであろうと思います。
 その意味では、発生したこと自体は大変残念ではあるものの、千葉県警の対応はよかったと思いました。


 今日の阪神ですが、先発西さんは1失点投球でよくやってくれたものの、打線が西さんを見殺しにして敗戦しました。
 相手投手が森下さんとはいえ、さすがに西さんが気の毒だと思いますし、情けないという思いもあります。
 特に、糸原さんの守備やマルテさんのタイム、しょうもない走塁死があったこともありましたし、そういう意味でも大変情けなく思います。

 佐藤さんについては、本日3三振ということで、大学時代から多く見ていた三振がここで結構見られるようになってしまいました。
 もともとある程度覚悟していましたし、私はこれで佐藤さんへの評価が落ちることはないのですが、それでも優秀な左投手の速球はなかなか対応できないということなのでしょうか。
 もちろん、森下さんのような150キロの速球とフォークにカーブと対応が厳しい投手であることは間違いなく、森下さんを褒めるべきところかもしれません。
 私は、これまでの結果をもってしても佐藤さんを1軍で起用してほしいと思っていますが、本人が悩みすぎないように適度に休みをあげてほしいと思います。
 開幕前にあれだけ期待度を上げてしまっただけに、なかなか休ませづらいところもあろうかと思いますが、佐藤さんを育成するためにはある程度考えてもらいたいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:14
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