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 こんばんは。


 明日からプロ野球のキャンプが始まりますが、そんなキャンプ前日の今日、阪神の矢野監督が今季限りで退任するというニュースが入ってきたので、取り上げてみました。

 矢野監督は、キャンプイン前日のミーティングで今季限りでの退任を話しました。
 矢野監督としては、昨季のシーズン終了後に決断したということでした。

 矢野監督は、金本前監督がセリーグ最下位に終わったシーズンを継ぐ形で監督に就任しましたが、それから最下位の球団をこの3年間Aクラスで居続けさせました。
 采配等について疑問に思うところは少なからずありましたが、それでも結果を見れば決して悪くはなかった監督という評価になるのではないかと思います。
 そんな矢野監督がなぜ辞めることにしたのか、それは未だわからず、監督の心労故にか、それとも昨季の後半大失速を受けてなのか、現時点では想像の域を出るものではありません。
 ただ、まだシーズンは始まっていないものの、これまでお疲れ様でしたとは思いますし、今季は悔いの残らないように頑張ってもらいたいとも思います。

 とはいえ、これから気持ちを上げていくべきキャンプ前日になぜこんなことをいったのか、その点についても疑問に思います。
 この点については、退任を決断したことよりも大いに疑問で、別にこの時期にいう必要が思いつきません。
 選手たちが、監督の最後のシーズンだから気合いが入るかもしれないという効果を考えることはできるかもしれないものの、それ以前に各選手ともに自分との戦いで、ポジションを勝ち取れるのか、もしくは守り切れるのかということに集中しているでしょうから、監督が最後とかは残念ながら二の次ではないかと思うのです。
 そうすると、やはりここでこの話をした意味というのは、現時点では私にはよくわからず、むしろよくない効果が生まれることを懸念してしまいます。

 また、この話を今したがために、おそらく今後は次期監督に関する話題が多く出ることになるでしょう。
 阪神の監督ともなれば注目度も大きく、和田さん、真弓さん、金本さんの再登板、今岡さんが出るか、それとも藤川さんや鳥谷さんが来るのか等など、既にいろいろなところで予想が出回っています。
 選手たちにしてみると、そういった話題に注目を割かれる方が練習に集中できるのかもしれませんが、それでもそういった話題に注目をさらわれるのはいい気持ちはしないように思います。
 また、阪神がシーズン中に低迷してしまえば、もはや試合の出来そっちのけで次期監督の話題で持ちきりになる可能性もありますし、そういう意味でも今この話が出ることはよくないことのように思えました。

 矢野監督が頭の中でこのように考えるのはいいとは思うものの、それを敢えてここでいう必要があったのか、個人的には大いに疑問です。
 とはいえ、選手時代からここまで貢献してくれた矢野監督の雄姿は今季で当面見納めということになるようですから、しっかり楽しませてもらいたいものです。


 明日から始まるキャンプに、先日コロナ陽性判定を受けていた阪神の西勇輝さんが間に合うという記事を見ました。
 また、マルテさんやロハスさんも明日からキャンプには入れるそうです。
 ロハスさんについては、昨季はシーズンはじめから合流できなかったですから、今季は調整を十分にしてもらって昨季のように不十分な状態での実戦投入ということがないようにしてもらいたいものです。
 また、西さんについては、昨季は思うような活躍ができておりませんでしたが、思い返せばキャンプ時から調子がよくなかったですし、今季はその点の反省を生かして十分に活躍できるような調整をしてもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:17
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