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 こんばんは。


 阪神は、来季に向けて補強を検討しているところですが、FA市場には手を出さないので、今後は主に有原さんと外国人助っ人の獲得に注力するということになります。

 そんな外国人助っ人を模索しているところですが、今日の記事を見ていたら、岡田監督が、投手も野手も有力選手がいないとコメントしているというものがあったので、取り上げてみました。

 今のところ記事で出ているのは、ジョーンズさん、ディーンさん、ピーターソンさんなどの名前が出ています。
 このうち、特に有力とされているジョーンズさんはマイナーリーグで通算77発を撃った右で内野、外野を守る選手だということです。
 序盤は3Aでもあまり成績が振るわなかったものの、7月以降は成績が上がってきているということでした。
 一応外野はできるようですが、ファーストとサードが多いということです。

 私がみた情報の限度でいうのであれば、確かに岡田監督が言うとおり、あまり有望というようには思いませんでした。

 阪神に求められる外国人助っ人は、右の強打者、外野手、守備はほどほどのレベルといったところかと思いますが、ジョーンズさんはパワーこそ需要に叶うと思われるものの、3Aでもあまり打率は高くなく、果たして打撃がどの程度活躍できるのかはわかりません。
 また、守備は主に内野が多いようですが、そうなると大山さんと佐藤さんがそれぞれファーストとサードを守る以上はあわないように思います。守備力もいまいちよくわかりません。

 そもそも外国人助っ人が日本で活躍できるかどうか自体がギャンブル要素の高いものですから、今の調査段階でできることは守備力は実力通り発揮されるとしても、打撃は最低限のパワーがあれば後はどれだけ日本の野球に対応できそうかという要素を検討する以外にありません。
 そうであれば、第一にパワー、第二に求めるレベルの守備力を見て、第三に変化球への対応力といった要素を考えることになろうかと思います。
 その点で見るに、ジョーンズさんは、動画を見る限り、パワーは合格レベルとしても、守備力は不明であり、変化球への対応力はやや疑問という感じの印象を受けました。
 そのため、個人的にはジョーンズさんを是非とも獲得しなければならないという程度には思えず、岡田監督のコメントは理解できると思います。

 もしも外国人助っ人に頼らないとすると、外野手を自前で鍛えることになるのでしょうが、その点について岡田監督は高山さんに注視しているように思われます。
 確かに高山さんの素質を考えれば、覚醒してくれると穴は埋まるという印象ですが、チーム構成を考えるに当たっては不確実な要素を前提に考える際には保険を考えるべきでしょうし、やはり外国人助っ人は模索してほしいと思うところではあります。

 今日の記事を見ていると、サードに固定予定といっていた佐藤さんの守備について、岡田監督が色々と問題提起をしているように思われました。
 そうだとすると、佐藤さんを外野に配置する可能性はあるのでしょうか。
 私は守備位置をシーズン中にコロコロ移動させることは強く反対しますが、もし今の時期で守備位置を外野に固定するならば、サードで外国人助っ人を模索することもあり得るのでしょうか。
 ただ、こういう考え方をすると、守備位置を容易に動かす発想を持ちかねず、どうしてもという事態でなければやはり佐藤さんはサードで固定すべきかと思います。

 まだまだ外国人助っ人の模索は難航しそうですが、来季は確実に優勝を狙える戦力を整えるべく尽力してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:37
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