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 こんばんは。

 今年から中学で武道が必修化されますが,それに伴い愛知県では柔道学習での事故に備えて大外刈りを禁止し,投げ技を使った試合は行わないこととしたそうです。
 そして,投げ技を使わないため,試合は座った状態で行うのみとなってしまうようです。

 確かに,近年柔道での事故事例を色々と聞き及ぶこととなり,その中では裁判所において責任ありとされたものもありますから,その点について神経質になることは理解できます。
 しかし,上記のような座った状態のみという制約された状況下で柔道を行うことにどれだけの意味があるのだろうかと率直に疑問に思いました。
 日本の伝統武道であるとか,色々と理由はあるのでしょう。しかし,このために道着を買わせたりされてもとも思いますし,また教師の側も特別の対応をするためにコストがかかるのでしょうから,このような状態で柔道を行うことで誰かが得をする構造になっているのだろうかと思わず勘ぐってしまいます。
 私が個人的に思う柔道教育の意義とは,受け身の取り方の学習だと思います。受け身の取り方は,柔道以外にも自分の身の安全を守るために有用でしょうから,これを学ばせたいというのは分からなくもないです。しかし,投げ技禁止の下でどのようにして受け身を学ばせるのでしょうか。
 もし受け身の取り方を考えずに座ったまま寝技だけの稽古をしようというのであれば,その意義が失われる気がしますし,柔道ではない別のスポーツに見えてしまいます。

 安全性をないがしろにしてよいとは決して思いませんが,柔道教育の意義を失わしめる様な教育方法をとることには賛同しかねる気がしました。

 阪神は,初戦を勝利で飾ることができず,辛くも平野さんのおかげで同点で免れるという事態となりました。
 今日の試合は,私は負け試合に等しいと思っております。その理由としては,全般的な外野の守備,藤川投手の抑え失敗があげられると思います。
 先日,マリナーズ戦において,いくつか苦言を呈しましたが,実は個人的に一番気になっていたのは藤川投手が明らかに調子がよくないように見えたことでした。最初の打者にホームランを打たれ,その後は変化球を多用して押さえ込んだように見えましたが,あれでは藤川投手の魔球ストレートをうまく使えていないのではないかと心配に思っていました。そして,今日の試合では,その危惧が現実化してしまったのではないかと思います。
 今日は切り替えて,明日以降に仕切り直してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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