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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,北九州市で,侵入した家にリサイクル業者を呼んで家財道具を売り払うという極めて衝撃的な事件があったので取り上げてみました。

 逮捕されたのは19歳の少年ということですが,警察の発表によれば,9月21日から28日まで,留守宅に侵入し,現金2万円のほか家財道具系13マン6200円相当を盗んだということでした。
 この家の住人は当時入院中で留守だったそうで,その隙に少年は無施錠の窓から侵入したそうです。
 しかも,近くのリサイクル業者を呼んで,家財道具の引き取りをさせたということでした。
 被害者の娘が28日に家を訪ねた際に犯行に気づいて警察に通報したということで,少年が再び11月2日にこの家に忍び込もうとした時に逮捕されたということでした。

 私は仕事上,国選弁護事件などで空き巣を担当したことは何度もあり,そのようなケースはよく目にするのですが,このように空き巣に入った家にリサイクル業者を呼び寄せて家財道具を売り払ったというケースは初めて聞きました。
 確かに,空き巣犯にしてみれば,家にあまりお金がなく,かつ家人が家に帰ってこないということであれば,このような方法はお金を手にする一つの方法として挙げられるとは思います。
 しかし,このような方法をとることは,犯人である自分を他人に見せることになるわけで,大変リスクの高い方法であるように思います。
 しかも,それだけのリスクを冒しながら,犯行を犯した家に再びやってきたのですから,おそらく今回の方法は計算に基づくものというよりも大変短絡的な発想で及んだものであるように思います。

 このようなことがあると,リサイクル業者の引き取りに関してより規制が高まるように思います。
 今回の犯行は,リサイクル業者が,依頼した者の身元をしっかり確認していれば起きなかったと思いますが,とはいえどこまで厳格な身元確認を要求すべきかはなかなか難しい問題であるように思います。
 もちろん,リサイクル業者は,犯罪被害品の転売先として上がりやすい業種ですし,その点通常の身元確認よりも厳格になされるべきとは思います。
 とはいえ,これを厳格にしすぎれば商売が成り立ちづらいというところもあり,結局どの点でバランスをとるかということは問題であると思います。
 そこに,このような事件が起こって,新たなルールが設定されたりするということになると,日本中の業者が迷惑することになるでしょう。
 そういう意味では,今回の犯行は,リサイクル業者を利用した犯行という特殊性ゆえに,思わぬところに迷惑が波及してしまうのではないだろうかと思ってしまいます。

 本件は少年事件ですから,今後少年法の手続に従って進められることでしょう。
 このような犯行を二度と犯さぬように,きちんと更生してもらいたいと思います。


 阪神は,スタンリッジさんに加えてボイヤーさんとも来季の契約をしない方針ということです。
 抑え候補に外国人を想定しているということですから,ボイヤーさんは外国人枠からはみ出てしまうことが濃厚なわけで,ある意味やむを得ないとは思います。
 しかし,ボイヤーさんは,空振りをとれる変化球を身につければ化ける可能性があっただけに,残念です。
 あの指をべろべろなめる姿を阪神のユニフォームで見られなくなるのは大変残念ですが,今後に期待したいと思います。

 あと,先日もいいましたが,スタンリッジさんの件,阪神は態度を改めてもらいたいと強く願います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:42

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