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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,心停止後82分を経過した段階で心臓が動き始めただけでなく,約1週間後には意識も取り戻したというものがあったので取り上げてみました。

 61歳の男性は心筋梗塞で心停止してしまいました。
 その後,病院に緊急搬送されたところ,心停止から82分後に再度心臓が動き始めました。
 さらに,低体温療法を行ったところ,約1週間後には意識を取り戻し始め,今では会話や車の運転にも支障はない状況にまで回復したということです。
 心停止した場合,通常体温では60分を超えると救命はほぼ不可能といわれているそうですが,今回の件は少なくとも後遺障害がなく回復したケースでは国内最長時間経過での蘇生ということです。

 このニュースは非常に驚くべきことだと思います。
 私は医学の素人ではありますが,過去に担当した医療過誤事件において上記のような心停止から60分を超えた場合の救命が困難であるという話を聞いたことがあり,その点をこのような技術で多少は変えられるのかと思いました。

 ここで実施された脳低温療法というのは,脳が障害を受けた際,脳の障害がそれ以上進行しないように人為的に低体温症を引き起こすものということです。
 色々と調べると,これはシューマッハさんにも実施された施術ということで,それなりに広く使われている技術と思います。
 ただ,シューマッハさんは未だ完全回復という話を聞いておらず,この技術は万能というわけではないということなのでしょう。
 ですが,それでも緊急事態に取り得る選択肢があるというのはそれでもすごいことだと思いますし,このような技術発展は歓迎すべきことだと思います。

 ただ,いずれにしても,このような突発的な事態からの回復には早期の対応というのがもっとも大事なことだとこの件からも再認識させられます。
 助かった方には申し訳ないと思うのですが,稀な救命のケースとして今後の医学の発展のためにご協力をいただければなと思いました。


 今日の阪神は,最後の最後まで危ない展開ではあったものの,伊藤隼太さんを初めとする打撃陣のとった点を守りきり勝つことができました。
 今日の勝利は,特に2ヶ月半勝ち星のなかった能見さんにとっては嬉しいものだったと思います。
 能見さんは投打に活躍してくれておりましたし,今日勝たせてあげなければむしろ気の毒というほかないものだったと思います。

 一方,中継ぎ投手陣は思わしくない状態で,今日は安藤さんが捕まってしまいました。
 読売を0.5差まで追い詰めてこれからという時にこのような中継ぎ投手陣の不安はムードに水を差してしまうように思います。
 今年の阪神は,例年と違い打線がよく機能するのですが,それと反比例するように停滞する投手陣の出来は何とも表現のしづらいものだと思います。
 中継ぎ投手陣の希望といえば,これから上がってくる予定の松田さんでしょうが,まだ2年目の投手を救世主のように扱って戦力計算をするのはチームとしてよくないと思うので,もう少し中継ぎ陣には踏ん張ってもらえないかと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:20

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