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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,大気汚染問題が続く北京市において,首都機能移転を決定したというものがあったので取り上げてみました。

 今回の首都機能移転を決定した背景は,出稼ぎ労働者らの流入で過密化が進んだことが一つあるそうです。
 そして,その結果として,地下鉄もパンク状態,道路渋滞等が発生し,排気ガスによって大気汚染が発生しております。
 このような重度の大気汚染の緩和のため,昨年既に400者近くの製造業の企業を市外に移転させましたが,2020年までの中心部の人口を15%減らす目標を打ち出したそうです。

 その目標をかなえるべく,首都機能移転に伴う副都心構想が出てきたということです。
 副都心移転先といわれる通州は,緑豊かで手つかずの自然がたくさんあるそうですし,首都経済圏構想の大きな要になる天津市に隣接していることも大きな要因だったそうです。

 これを見ていて,まず大気汚染の抜本的な対策ではなく,首都機能移転というある意味場当たり的な対策だったというのは残念だということを思いました。
 ただ,これは抜本的な対策をとることが非常に難しい問題であり,このようなやり方で少しでも分散させるという方法をとることがやむを得なかったからというようにもとれるので,政府の苦渋さも見て取れるように思います。

 とはいえ,緑豊かな通州が数年先には大気汚染まみれになってしまうことは強く危惧されるところです。
 もしもそうなれば,また同じことを繰り返すばかりで,最終的には国中にきれいな場所がなくなってしまうという顛末を迎えるように思えてなりません。
 ここは,一度新しい場所に副都心を移す以上,0からの街作りを構想し,その上で汚染については拡大しないように厳格なルール作りが必要ということではないかと思います。
 そして,それができれば,大気汚染対策も徐々に拡大できるのではというように期待するところもあります。
 ですから,通州における厳格なルール作りが期待されるところですが,その点について言及した記事は今のところ見受けられません。
 私としては,むしろそれが関心事であり,政府としては対策をよく検討されるべきでしょう。

 しかし,首都機能移転は日本でも同じように問題のある点でしょう。
 中国ほど大気汚染はひどくないものの,東京の電車の混み具合や道路渋滞は目を覆うばかりのもので,それも東京に一極集中していることが原因の一つであろうと思います。
 かといって,これを移転させようというのは現実的になかなか難しい問題もあるのでしょう。
 日本は人口が減少していく傾向にあるため,この問題も少し先の未来では今ほどではないのかもしれません。
 ですが,中国の記事を見ていて,日本も他人の話とばかりは思えないものだと思いました。


 阪神の抑え候補ですが,先日はクレトさんについて挙がっていましたが,昨日からマテオさんが急浮上してきました。
 マテオさんを見てみると,長身で速球は155キロ超,変化球をいくつか使いこなすという,短いイニング限定でいえばなかなか打ちづらそうな投手に見えます。
 一方,クレトさんと同じく,制球難はあるようで,メジャーの実績はあるものの,その点がやや不安が残るというところでしょうか。

 私が見た限り,クレトさんとマテオさんは同系統の投手で,両投手とも速球に自信があり,変化球も多少使えるものの,制球があまりよくないという感じです。
 クレトさんは26歳と若く,一方マテオさんは31歳ではあるものの実績があるというところでしょうか。
 クレトさんの方が速球の速度が出ているようですが,球の速さのほかにキレもないといけないというところでマテオさんの映像を見る限りキレがあるように見えました。

 こうしてみてみると,育成という観点から見ればクレトさんの方がよいように思えますが,即戦力ならば経験のあるマテオさんの方がよいとも思えます。
 どちらがよいかというのは正直わかりかねますが,いずれにせよ日本球界でいえば長身の速球派投手が出てくるとある程度までは抑えられるというように思われ,どちらも制球で崩れなければ抑えとしては悪くないという印象です。
 呉さんとマートンさんの件で浮いたお金でいっそのこと両者ともというようにも思いましたが,外国人枠の関係上誰かにはつらい思いをしてもらわねばならないでしょうし,そのあたりは球団としても難しい選択でしょうか。

 いずれにせよ,こうして抑え候補の名前がそれなりに挙がってきて,かつそれらの投手がいずれもなかなか夢を抱かせるような感じであるならば,個人的にはやはり来季が楽しみになってくるものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:13

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