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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,刑務所内のソフトボール大会で受刑者同士が喧嘩したというものがあったので,取り上げてみました。

 怪我をしたのは2人部屋で一緒に生活している2人の受刑者ということです。
 喧嘩の原因となったのは,刑務所内で開かれるソフトボール大会の打順の決め方の問題でした。
 この件を巡って2人で口論となり,喧嘩が始まってしまいました。
 一方の男は,相手に対して複数回頭突きをしたり,のどや鼻にかみつくなどして,全治約1ヶ月の重傷を負わせたということでした。
 他方の男は,相手の顔を殴り,後ろに抱えて投げたということでした。
 重傷を負わせた男の方は傷害罪,殴ったりした方の男は暴行罪で書類送検されたということでした。

 ソフトボール大会の打順の決め方を巡って口論になったということですが,最近甲子園が始まったことに影響されたのだろうかと思いきや,事件があったのは今年5月のことということで,どうやら甲子園とは関係がないようです。

 打順の決め方といっても,どのような問題点で口論になったのかはいまいち分かりかねますが,いずれにせよどうしようもない事件だということは間違いないと思います。
 受刑者のレクリエーション企画で喧嘩を勃発させて犯罪を犯したというのですから,もはや何ともいいようがないと思います。
 このような些細なことで犯行を犯したとなると,果たして刑務所で反省が促されてきたのか,いささか以上に疑問です。
 受刑中の犯行となれば,おそらく彼らの暴行罪と傷害罪には執行猶予が付かず,刑務所にいる期間がその分長くなるということですから,より長く反省してもらうしかないように思います。

 しかし,傷害の方の全治約1ヶ月というのはかなり重たい怪我だといえると思います。
 この手の事件ですが,おおよそ普通の怪我では診断書上で全治2週間程度というものが多いですから,約1ヶ月というのは相当重い部類と考えるべきだと思います。
 行為を見れば,複数回の頭突きのほか,鼻やのどにかみついたということですから,刑務所内で凶器がないという環境の中ではできうる限りの相当強い攻撃手段を用いたというべきでしょう。
 その意味でも,刑務所内で反省をきちんとしてきたというにはなかなか難しいと思われ,その分量刑は思いのではないかと想像されます。

 一方で,もう片方の男も,後ろに抱えて投げたということですが,ジャーマンスープレックスのような形でしょうか。
 これはこれでなかなか激しい攻撃方法だと思いますし,同情しづらいものを感じます。

 これを契機にソフトボール大会の開催自体を見直すということになれば,楽しみにしていた人達も気の毒ですし,その意味でも愚かな行為だと思いました。


 今日の阪神ですが,絶体絶命のところから見事勝ちを拾ったという劇的な展開で勝ちました。

 途中までノーヒットノーランの展開でしたから,今日は勝ち試合だろうと思っていたのですが,まさか7回で逆転されるとは思わず,この展開だと今日も負けてしまうのかと覚悟していました。
 しかし,調子を上げている伊藤隼太さんの代打出塁に始まり,福留さんのタイムリースリーベース,そしてロジャースさんの犠牲フライで,9回に2点とって,最後は逃げ切れました。

 伊藤隼太さんについては,先日から打撃がどんどん期待できるようになり,昨日もいい打撃を見られましたが,今日も最終回で起用されたところでここぞという展開でヒットを打てる勝負強さを見せてくれました。
 本来はスタメンで起用したいところですが,守備の問題があるため,そこに踏み切るには勇気が要るとは思います。
 ですが,これだけの活躍を見せられると,伊藤隼太さんの起用方法についてはこれまでと違うような考え方をする必要があるのではと思ってしまいます。

 福留さんも今日は打撃がよかったですが,最終回はあそこで長打を打てるのかと思うと,やはり経験豊富なベテランという味があるなというように思います。
 一時期は打撃が絶不調で,起用自体見直すべきという意見もありましたが,阪神打線は基本的に若い選手が多いため,実績ある福留さんが中核にいないと収まりが悪いという面からも復活が期待されていました。
 そして,こういう場面での活躍を見てしまうと,やはり福留さんは多少調子を落としていても中軸にいて脅威を与えるべき存在だと思いました。
 ただ,今日の最終打席は相当頑張って3塁まで走っていた様を見ると,明日は休養させた方がいいのかもしれないなどと思ったりもしました。

 そして,ロジャースさんは,初回の先制点に引き続いて最終回の犠牲フライと,本当に打つべき時に打てる決定力のある打者だと思います。
 これから各球団から対策を講じられて徐々に数字は下がってくるのだろうとは思うのですが,それでも失投を見逃さないタイプの打者だと思うので,今の調子を見ている限りではそこまで大きく崩れないとは思います。
 このような決定力のある打者は,ここ数年の阪神の悲願でしたから,仮にこれが一時期の問題だったとしても非常に喜ばしいことに違いはありません。

 他にも,中谷さんは4打数2安打1四球と打撃が好調ですし,守備もいいですから,今季もっとも伸びてきた若手だろうというように思っています。
 糸原さんもいい勝負だとは思うのですが,今は怪我で離脱してしまっているので,それを考えれば中谷さんがもっとも伸びた若手というべきでしょう。

 投げる方は,青柳さんは,途中までノーヒットノーランで,最後の方はピンチを招いたものの,全体的にはよかったと思います。
 中継ぎが打たれた点については,どちらかというと首脳陣の継投ミスという気がするので,今日は中継ぎ陣を責める気にはなりません。
 1点差で迎えた最終回のドリスさんですが,正直言ってこのところの調子を見ている限り不安を覚えていたのは事実です。
 今日はうまく抑えてくれましたが,首脳陣としてはいったんドリスさんを休養させるなど考えてもいいように思っています。

 このカードは何とか勝ち越しをして2位固めをしてもらいたいところですから,今日は終盤に逆転して勝ちを拾えたことは非常に大きな収穫だったと思っています。
 そして,明日はエースメッセンジャーさんですから,何としても勝たねばならないと思います。
 次のカードは横浜さんで,これも勝ち越しを狙う以上,明日勝って弾みを付けて次のカードに臨みたいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:49

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