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 こんばんは。


 阪神は、先週金曜日より東京ドームで読売と対戦しましたが、結果は2勝1敗と勝ち越しました。

 今日の試合を振り返ると、まずは先発アルカンタラさんが6回7安打5失点で初勝利しました。
 球威と制球力については申し分ないと思いましたが、4連打から重盗も絡んで3失点ということで、この点については反省が必要でしょう。
 読売は初物投手には弱いというジンクスがあるので、アルカンタラさんほどの投手であればもっと優位に試合を勧められるかと思ったものの、その点については意外であったとは思いますが、それでもアルカンタラさんは一応計算ができる投手のようには思いました。

 投手は、その後岩貞さん、岩崎さんときてスアレスさんにつながれ、1点差を守り切りましたが、今日のスアレスさんは圧巻でした。
 最後の球は162キロがアウトローに突き刺さり、あれでは相当優秀な打者でもヒットを打つことは難しいのではないでしょうか。
 今日のスアレスさんはまさに守護神としてふさわしい活躍をしてくれたと思いますし、この出来では来季は流出してしまうのだろうなと不安にもなるものでした。これだけの投手であれば、ある程度予算を組んででも何とか残留をしてもらえるようにできないものだろうかと強く思うところです。

 打つ方は、6番に起用された陽川さんのツーランホームランが非常に大きかったと思います。
 それに近本さんと糸原さんのタイムリーが続いたわけで、あのホームランがチームに勢いを与えたと思います。
 読売の攻撃もそうでしたが、野球は流れが重要であり、こうした流れを作り出せるプレーが大変貴重なことはいうまでもありません。今日の陽川さんのホームランは、得点上でも意義が大きかっただけでなく、得点の流れを作り出した、今日の勝利に貢献する分岐点であったと思いました。
 特に、昨日まで6番にはロハスさんが入っていましたが、残念ながらロハスさんは来日してから全くヒットが打てておらず、打線のブレーキになっていたことは間違いありませんでした。そこに代わって入った陽川さんが活躍したというのもチームにとって大きな分岐点だったと思いますし、陽川さんは数少ないチャンスをものにできたという意味でも非常に重要な選手であったと思いました。
 おそらく今後の起用は、投手の左右によって陽川さんと糸井さんを交互に起用したりするのではないかと想像するのですが、それでも陽川さんも糸井さんもいい活躍をしてくれるというのは大変うれしいことです。

 個人的には、東京ドームでの読売3連戦は負け越しを覚悟しており、せめて1勝できればなどと思っていました。
 しかし、私の浅はかな考えなど超えて、阪神はギリギリの試合を勝ってくれました。
 昨日を振り返っても、負けはしたものの、最終回にいいところまで追い詰めていましたし、全般的にいい勝負ができていたのは非常にいいことだと思います。
 そして、今日のようなきわどい試合をとれたのは本当に強いチームだと思います。
 特に、阪神は大山さんやガンケルさんという投打の主軸を欠いた状態で今日の成績を上げられたのですから、戦力的にも雰囲気的にも充実しているのではないかと思います。

 今日の勝利によって、阪神と読売のゲーム差は4.5になりました。
 これでセーフティリードだとは思いませんが、それでも直接対決で3連敗しても逆転しない程度の差というのはやはり相応に大きいというべきではないかと思います。

 あと少しで交流戦を迎えますが、まずはそこを超えられるかが問題だと思います。
 例年セリーグはパリーグに弱いですが、ここで五分の戦いをできればおそらく阪神はセリーグを独走できるでしょう。
 問題は、順位を見る限り、今季のパリーグは戦力差が例年に比べて小さいということでしょうか。
 それは、突出して強いチームがいないということよりは、ソフトバンクさん以外もどこも相応に強いのだということと思います。
 阪神は今のところ投打がしっかりしていますが、特に打線については水物ですから、どこかで悪くなってくることがありうると思われ、そのときにどのように切り抜けるかが問題となるでしょう。それが交流戦のどこかで来るのではと思っているのですが、そうなったとしても何とか五分で切り抜けてくれればと願うばかりです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:57

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