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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、オリンピック関連の車両が当て逃げをした可能性があるというものがあったので、取り上げてみました。

 大会組織員会の発表では、大会関係者が、首都高で複数の車両に接触した事故を起こし、中には怪我を訴えている方もいるということでした。
 これらについてお詫びした上で、対応を保険会社に任せていること、警察が捜査中であることを説明しました。
 この件について、当て逃げなのかという質問に対して、逃げている状態ではなく、警察の捜査中なので詳細は話せないということでした。
 また、大会関係車両の事故については約50件程度あるということで、中にはパンクも含まれている、重大事案が起きているわけではないが、こすっていい、ぶつけていいというわけではないと説明しました。

 実際の大会組織委員会の発表を見ておらず、記事を見ていただけなので、具体的な説明内容は不明ですが、当て逃げの有無ということについて問題になっているとすれば不思議な気がします。
 道路交通法では、事故を起こした場合の救護義務と報告義務を定めておりますが、これらをしなかった場合に道路交通法違反となるわけで、それを問題にすべきではないかと思うわけです。
 当て逃げというものの定義が多義的だというような形で大会組織委員会の説明がなされているのだとすれば、それは記者の質問の仕方が悪かったように思われ、単純に救護義務と報告義務を果たしたのかと聞けばよかっただけのことと思います。
 これらについて果たしていなかったとすれば法律違反であり、大会組織委員会のいう安全運転の徹底という話とは別次元の問題だと思います。
 というのも、事故は過失犯ですが、救護義務と報告義務は故意犯であり、大会組織委員会が故意犯を惹起しないよう周知徹底するというのは意味のないことのように思われるからです。

 また、大会組織委員会の説明として、被害者の怪我の状態をもって軽傷と表現したことについては若干違和感があります。
 というのも、大会組織委員会は使用者責任を負う加害者側なわけですが、その加害者が被害者の怪我の程度について軽傷だと強調することは、どうにも反省しているのかと疑問に感じてしまうからです。
 怪我の程度が軽いことを報道機関に伝えたかったのでしょうが、それにしても加害者の口から被害者が軽傷を負ったと言われるのは何とも思うところがあります。

 あわせて、この件で非常に疑問を感じるのは、同乗者の存在です。
 どうやら運転手は同乗者を目的地に運ぶことを優先して救護義務と報告義務を怠ったように思われるのですが、運転手が救護義務と報告義務を履行しないことについて同乗者はどのように指示をしたのでしょうか。
 救護義務と報告義務の違反事案の大半は、事故を起こしてしまったことで気が動転してやってしまったというケースが多いように思いますが、同乗者がいればその人が諫めて冷静に対応するように話をすることはできたはずです。それなのに、もしも同乗者が救護義務の履行すら頭に思い浮かばなかったとすれば、道路交通法の知識以前に常識が欠けているように思われ、その点が大変疑問です。
 この件については、オリンピックという特殊事情に囚われずに、単なる刑事犯罪事件としてより詳細な情報が公表されることを望みます。


 昨日はオリンピックの野球が催され、日本とアメリカが対戦しましたが、最終的に日本がサヨナラ勝ちをしました。
 8回までの展開を見ている限り負けたと思いましたが、そこから見事に粘り勝ちをしてくれました。

 青柳さんが打ち込まれてしまったのが大変残念ですが、かみ合わせや調子が悪いのでしょう。
 青柳さん自身は非常に優秀な投手ではありますが、こういった短期決戦では調子のよい人を起用するのが鉄則ですから、残念ながら青柳さんには今大会ではあまり出番は来ないのではないかと思います。
 昨日の起用についても、その前の試合からあまり青柳さんがよくないことはわかっていたはずですから、青柳さんではなく大野さんを起用すべきだったと思うところですが、それだけに青柳さんが打たれたシーンを見たときは采配について疑問を感じざるを得ませんでした。
 大野さんは終盤に登場してきちんと仕事をしてくれたところを見るに、やはりコーチ陣がそれらの点を見抜けなかったのだろうと思いますし、今回勝ちを拾ったことを契機にもう一度きちんと見直して次はこのようなことがないようにしてもらいたいものです。

 打線についてはまあまあ調子は悪くない印象なので、あとは投手について調子のよい人材を選択して対応してもらいたいものです。
 明日の勝利については必須のものとして期待しています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:56

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