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 こんばんは。


 オリンピックは先日終わりました。
 いろいろなことがありましたが、最後を野球で締められたのは日本的にはよかったのかもしれません。
 今回は、スケボーやBMX、クライミングなどのいわゆるマイナースポーツを楽しめたのが何よりよかったという印象でした。
 コロナがなければもっと楽しめたのかもしれませんが、一方で人の移動が少なかったからこそお祭り騒ぎが少なかったということで見やすくなったこともあったようにも思うので、これはこれでよかったことと思います。

 オリンピックが終わり野球のシーズンが再び始まるわけですが、今日の記事を見ていたら、阪神は、藤浪さんのローテ復帰をさせない方針としたというものがあったので、取り上げてみました。

 随分前に見た記事では、後半戦の開幕は藤浪さん先発という話だったのですが、今日の記事を見ていたところではローテーションには二保さんが名を連ねることとなり、争っていた藤浪さんと及川さんは中継ぎとうことになるということでした。

 及川さんについては、今年はよく活躍してくれており、この調子であれば来季は先発として期待できると思っていたところでした。
 ただ、今季は中継ぎとして登板してきたため、オリンピック期間に先発に転向させることは不可能ではないとしても、なかなか大変そうに思いました。
 先発の及川さんは是非見てみたいとはいえ、無理をさせて怪我をされるよりは、中継ぎ起用で様子を見ながら来季こそ先発という方が及川さんのためになるのではないかと思います。
 また、今季の阪神は中継ぎが脆弱ですから、及川さんのような優秀な選手がてこ入れとして入ることは重要だと思うので、その意味でも及川さんの中継ぎは積極的に評価したいと思います。

 一方、藤浪さんですが、残念ながら制球難を克服できていないように思われるので、起用方法について極めて悩ましいところでした。
 素材としては一級品なことは異論はないと思いますが、日によって調子が不安定で、外角低めのカットボールの精度によって出来が大きく左右されるように思います。
 また、足の速い走者が出ると制球難がよく見られるように思われ、シュート回転するストレートもしばしば見られるように思いました。
 これまでの数年を振り返ると、先発として投げた試合では、調子のよい日は手が付けられなくなるも、途中の回で突然調子を崩して失点することも見られており、安定感が課題だったと思います。
 以前も述べましたが、そういう安定感が問題だというのであれば、中継ぎで起用し、安定感がないと判断された場合には直ちにスイッチするというのが現時点の起用方法として相当だと思われます。
 この逸材を使わないのはもったいないといわざるを得ませんが、不安定なときは二軍でも打ち込まれてしまう状態ですから、やはりよいときに活用し、不安定さが見られれば直ちに代えるというのが重要なのでしょう。
 だとするならば、現在の状態であれば、藤浪さんは中継ぎ起用が適していると思いますので、個人的にはこの起用方法は支持したいと思います。

 そんなところで、藤浪さんが先発起用された今日の楽天さんとの試合では、楽天さんは藤浪さんの抜け球を警戒して左打者をそろえてきて、かつ右打者に代打を出した後に特別ルールを使って再び守備に据えるということもしてきました。
 残念ながら、結局相手チームは藤浪さんをそのように評価しており、これが今のプロの世界での藤浪さんに対する見方なのでしょう。
 どこかで何かがかみ合えば藤浪さんは日本を背負って立つエースになると確信しているのですが、それがなかなかやってきません。
 藤浪さん自身ももがき苦しんでいるのだろうと思うのですが、これについて私もファンとして見守りたいと思います。

 一方で、藤浪さんが中継ぎに起用される場合、好調なときは手が付けられませんから、今の脆弱な中継ぎ陣にとっては重要な選手であることは間違いないでしょう。
 アルカンタラさんも中継ぎに回すようで、現状及川さん、藤浪さん、アルカンタラさんとある程度中継ぎ投手のメンツは揃ってきています。
 スアレスさんが後半戦の開幕に間に合わないことは、チームとしてもっときちんと管理してほしいと強く思うところではありますが、オリンピックから戻ってきた岩崎さんもいますし、思ったよりも中継ぎ投手は揃ってきているのではと期待したいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:52

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