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 こんばんは。


 先日、スアレスさんがメジャーのロックアウトの関係で残留の可能性があるかという記事を書きましたが、その直後にロックアウト寸前にパドレスさんと契約することになりました。
 スアレスさん流出ははっきり言って阪神にとっては非常に痛いというほかなく、来季の投手陣は大いに弱体化してしまったというべきかと思います。
 しかし、本来であれば去年いなくなっていたはずが、今年いっぱいいてくれただけでも感謝すべきところですし、スアレスさんの貢献度を考えれば望み通りメジャーで活躍してくれるのがよいこととも思います。
 そのため、阪神としては痛手であるものの,スアレスさんのファンとしては受け入れた上で応援したいと思います。

 そんな阪神としては、来季の投手陣の補強が念頭に置かれているわけですが、今日ウィルカーソンさんと契約したという記事を見ました。
 早速ウィルカーソンさんについて調べてみると、まず冷凍食品会社勤務から、1シーズンに4回もの独立リーグトレードを乗り越えてメジャーをつかんだ苦労人であるという経歴が出てきました。
 今季は3Aで23試合投げ、うち19試合が先発だったということで、8勝5敗、防御率3.86とまずまずの成績を残しました。
 投手としての特徴としては、152キロの直球にカーブ、スライダー、チェンジアップを駆使する、奪三振とコントロールにまとまりがあるタイプのようです。

 正直言って、映像を見た限り、速球が飛び抜けて速いわけでもなく、変化球の中でもこれがキレるというものもなかったように思います。
 また、制球力もまずまずではあるものの、素晴らしいというほどでもないように思われ、大体のものが60〜70点くらいにまとまった投手という印象です。
 私の素人的目線はこれまでも誤りがあるので、今回の見解も誤っている可能性は十分にあるのですが、私が映像をいくつか見た限り、よくまとまっているとは思うものの、これがすごいというものはあまり感じないという印象でした。
 それゆえに、今後日本野球にどのように適応させていくのか、これが最も大きな課題のように思えます。

 他にも、カイル・ケラーさんをリストアップしていて、獲得間近という情報があります。
 こちらの投手は、速球が157キロで、常時150キロ超え、それにカーブとチェンジアップを駆使するタイプのようです。
 主に中継ぎで活躍してきた方であり、ストレートとカーブのいずれでも三振が取れるタイプのようです。
 一方、制球については、メジャーの試合では安定しないものの、マイナーの試合では悪くはなく、この点はやや不安要素があるというべきでしょうか。
 カイルさんは中継ぎタイプですから、おそらくスアレスさんの後釜と目される存在かと思われます。

 このように、阪神は、先発にウィルカーソンさん、抑えにカイルさんを当てはめる計画のようです。
 個人的には、特にカイルさんの出来が大変気になるところです。今季の阪神は中継ぎが非常に弱かったですから、さらにスアレスさんで空いた穴を埋められるかどうかが来季も優勝争いをする上で大きな問題になると思っていますので、カイルさんにかかっているところが非常に大きいと思います。
 そうなると、外国人選手が日本野球にどれだけ適応できるかは未知数ですから、抑え候補をいくつか考えておくべきでしょう。
 ただ、中継ぎ投手の不足に頭を悩ませているところで、そもそも抑え候補などどうしたらよいものかという問題もあり、解決には時間がかかりそうです。
 まずは、来季中継ぎ投手として誰が考えられるのかをもう一度きちんと見直してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:41

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