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 こんばんは。


 今朝起きたら、阪神の藤浪さんがこのオフにポスティングでメジャーに挑戦かという記事を見まして、今日はこの件を取り上げたいと思います。

 この記事、非常に驚きましたが、一方でさもありなんとも思いました。
 というのも、この数年の藤浪さんの問題は、技術的なものか精神的なものか、それとも阪神という球団が藤浪さんに合わなかったからかと思っていたので、環境を変えるのが藤浪さんにとってよいことになるとも思ったからです。

 藤浪さんについては、その能力についてはいうまでもなく非常に素晴らしく、この素材をどこかで生かさないともったいないと思ってから早数年が過ぎました。
 好調と言われていた入団から3年間も、結局藤浪さんの調子がよい試合は相手打者はどうしようもないという展開だったものの、一方で負ける試合は藤浪さんの調子が崩れて制球難にはまってしまい、そこから抜けられずに自滅するというパターンでした。
 それが4年目以降顕著に出てしまい、不安定な状態が続いて今に至ります。
 今季は比較的制球がよい試合が多かったものの、一度制球難にはまってしまった試合があったように思います。
 この制球難について、陥ったときにどう脱するかが問題だと思いますが、その方法がなかなか見当たらず、年間通して藤浪さんを見ることがなかなかできずにいました。

 そんなところで出てきたメジャー挑戦の話題ですが、個人的には非常に賛成したいと思っています。
 というのも、藤浪さんもこの数年苦しんできて、その苦しんだ理由が技術でも精神でもないならばチームという可能性もあるところ、同じリーグで順位を争う他球団であればショックも大きいからです。
 また、藤浪さんの年齢的な問題を考えても、日本で完全に復活してからと待っていたら、メジャーに挑戦できるだけの時期が過ぎてしまうかもしれず、今の速球等の状態を見ればメジャーで通用する可能性があると思ったからです。

 阪神にとっては、藤浪さんの復活が最大の補強とこの数年言い続けていて、それが実現する前にチームを去ることになれば戦力ダウンというほかないと思います。
 ただ、現時点で藤浪さんの通年での活躍を確定的な計画に組み込んでいないと思われ、そうであれば藤浪さんの夢や進路を優先することは十分にありだと思いました。

 私が監督であれば、藤浪さんを2軍で寝かしておくにはもったいないとはいえ、先発で登板してもらったにもかかわらず不調に至った場合には直ちに降板というわけにしづらいですから、中継ぎ起用になると思います。
 それは藤浪さんの才能を十分に生かせているか疑問ですし、ならば藤浪さんがより活躍でき、かつ阪神と対立しない場所にいくというのは基本的に当事者に利益のある話だと思うわけです。

 気になる点としては、メジャー側の藤浪さんに対する評価でしょうか。
 今季の登板を見ても、速球はかなりの速度が出ていますし、変化球もキレていましたから、素材としては大いに評価してもらえるのではないかと思います。
 問題は不安定さ、特に不調に陥ったときになかなか試合中に抜け出せないという点であり、それが環境や指導者が変わることで改善されるかどうかだと思います。
 この点について見込みが立てられるかと、藤浪さん獲得に要する予算のバランス、球団の所属選手の期待度といった要素が獲得希望球団が出てくるかどうかの問題かと思います。
 こういう話題が出てくるというのは、獲得希望球団があり得るからなのかもしれませんが、その辺りの情報はまだ見当たらず、それらを踏まえた上で本格的にこの話題が動くことになるのでしょうか。

 私は球界の宝である藤浪さんをより生かせる環境に行ってもらうことを基本的によいことだと思っているので、今後の続報を待ちたいと思います。


 今日の阪神ですが、ヤクルトさんに対して連勝しました。

 中野さんの2試合連続先頭打者ホームランがあり、一度追いつかれたものの原口さんのタイムリーが決勝点となりました。
 また、抑えの岩崎さんが非常によい活躍をしてくれまして、そこもしびれました。

 正直言って、ヤクルトさんがフル戦力だったらどうかということは思いますし、優勝が決まった後だったからこそ今日の勝利があったのだろうというようにも思っています。ですが、この場面できちんと勝ちを取れたことは個人的には非常に嬉しいと思いますし、CS進出に大きく近づけたのではないかと思います。
 阪神のCS進出は、特に広島さんの勝敗によって大きく左右されるため、まだこれで盤石というわけにはいかないものの、今日の勝利は広島さんに対して非常に大きなプレッシャーをかけられましたし、極めて大きな価値のある勝利だったと思いました。

 率直にいえば、横浜スタジアムで横浜さんと対戦したとしても、今季の相性の悪さを考えればなかなか勝つことは難しいと思います。
 それでも、まだ野球を楽しめるというのはやはり贅沢だと思いますし、楽しみではあります。

 いよいよ残り1試合となりましたが、最後まで楽しませてもらえるのはとてもありがたい話だと思うので、次の試合を待ちたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:49

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