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 こんばんは。


 先日、初の現役ドラフトが実施されましたが、阪神は陽川さんを手放すこととなり、大竹さんを獲得するということになりました。
 個人的には、この現役ドラフトは阪神にとってよいものであったと思っています。

 まず、陽川さんを手放すこととなったことは率直に残念です。
 陽川さんは、今季打率2割9分4厘と素晴らしい成績を上げています。
 また、左打者にも強いとされており、陽川さん入団当時から見ていた私としては打者としていつか開花するだろうと思っていました。
 昨年の成績は打率1割7分4厘とあまり振るわなかったものの、今季の成績を見て開花するのではと期待していました。
 それだけに、今回手放すこととした判断について色々と意見が上がっているようです。

 ただ、来季の戦力構想は概ね出てきているところ、その中で陽川さんはサブとして位置づけられているように思います。
 年齢は31歳と、プロ野球選手としてはキャリアの中盤から後半にかかるところであり、そのような中で来季スタメンとしての構想に入っていないとなると、陽川さんとしては環境を変えた方がためになるということだったのかもしれません。
 特に、陽川さんは今季素晴らしい成績を上げていましたので、もしも今ドラフトに出すならば価値を高く見積もってくれるだろうという期待もあります。
 そういった意味では、阪神内での位置づけ、年齢、価値といった要素を色々と考えると、ドラフトに出して新天地での活躍を期待するといった考え方が総合的によいというような結論に至ったことはよく理解できます。

 一方で、獲得できた大竹さんですが、率直に悪くない投手だと思っています。
 大竹さんの印象としては、速球はあまり速くはないものの、制球力があり、多彩な変化球を駆使する左投手という感じです。
 阪神は、今季戦力外などで投手を多く放出しましたが、その分をどこかで手当てをしなければなりませんでしたし、そういう意味では大竹さんという実績のある投手を獲得できたことはよいことだったと思います。
 大竹さんは、制球が落ちてきた際には、速球では対応できずに1軍から下ろされてしまいましたが、2軍では相応に活躍していましたし、その制球力をどこまで発揮できるのかが問題なのでしょうか。
 阪神は投手の起用等には定評のある球団ですから、大竹さんがまだ27歳ということもあり、今後阪神で活躍することが大いに期待できるのではと思っています。
 また、大竹さんは、場合によっては先発の可能性もあるそうですから、そういう意味でも阪神にとってはいろいろな戦略を立てられる可能性が広がるのではと思っています。

 よって、来季の戦力構想や大竹さんの価値などを総合的に見れば、陽川さんを手放したことは残念であるものの、代わりに大竹さんを獲得できたということは阪神にとっては非常によいことだったと思っています。
 これで阪神の来季に臨む陣容はほぼ固まってきたと思いますので、首脳陣は一定の方向性を定めているのではと思います。
 それに向かって早い段階から調整を進めてもらいたいものですが、どのような方向性に進むにせよ阪神にとってもっとも重要なことは守備をプロの水準に上げることですから、そこをもっと注力してもらいたいと強く希望します。


 阪神からポスティングで移籍先を検討している藤浪さんですが、ダイヤモンドバックスが候補として挙がっているという記事を見ました。
 メジャー契約を用意しているということなので、その点はよいと思うのですが、ある記事では中継ぎが前提のようであり、これが事実であれば藤浪さんにとっては不本意かもしれません。
 それでも、藤浪さんとしてはメジャーで何らかの爪痕を残すことが第一でしょうから、私は藤浪さんには一度メジャーに渡って実力を見せてもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:49

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