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 こんばんは。


 昨年NPB審判員が公式球をインターネットオークションサイトに出品したという問題がありましたが、今日の記事を見ていたら審判員が無断で公式球を持ち帰る事例が多数判明したというものがあったので、取り上げてみました。

 プロ野球12球団とNPBの理事会・実行委員会が本日開かれ、そこで審判員の未使用公式球の無断持ち帰りについて説明がありました。
 この審判員は不起訴となったものの、昨年をもって契約が終了されたということでした。
 また、NPBの審判員全員にヒアリングした結果、未使用公式球の無断持ち帰り事例が多数判明したということでした。
 これらの事例では換金したものはなかったということですが、事務局長は悪しき慣行ということで今後は禁止するとしたということでした。

 個人的な感想としては、未使用公式球の無断持ち帰りが相当数行われていたというのは驚きました。
 使用されて廃棄される予定のものであればともかく、未使用のものとなれば単純に損害を与えるものであり、おそらくわからないからいいというくらいの認識で昔から行われていたのでしょう。

 世の中には誰も問題にしない程度のグレー案件がたくさんあると思いますが、こういったグレー案件はひとたび問題が起きるとクロと認定されて取り締まり対象になるということが多く見受けられるように思います。
 今回の件については私たち業界人以外にとってはごく当たり前のことだと思いますが、おそらく業界内では当然のように行われていたのだろうと思われ、業界人にとっては締め付けが強くなって生きづらいと思うようになるのではないかと思われます。
 とはいえ、ネットで換金するというような大胆不敵な行為に出る者が生じた以上は当面にらみが利かされるのは仕方ないでしょう。

 ただ、気になる点としては、ネットオークションで売却した者は契約終了という罰を受け、換金しなかった者はこれまで通り仕事を続けるというのは公平なのかということです。
 それらの間の違いは換金したか、ネットで目立ったかというものでしょう。
 もしかしたら換金した人もほかにいたかもしれませんが、その人が換金したかどうかを追いかけることが事実上困難であるため、隠し通せてしまったかもしれません。
 つまり、最終的な違いは換金の裏が取れたかそうでないかということなのだろうと思うのですが、それで処分が違うというのは本当に公平なのかと疑問に思います。
 とはいえ、持ち去り事案を起こした審判員すべてと契約終了してしまったら人の手配ができなくなるかもしれず、その辺りのバランスをとったのかもしれません。


 今日の阪神と侍ジャパンの対戦でしたが、結果は阪神の大敗でした。

 ただ、大敗というほど投手陣が悪かったとは思っていません。
 内訳を見てみれば、大半が大谷さんだったということで、大谷さんの活躍を除けばそこまで点差は大きくなかったように思います。
 才木さんの投球はそこまで悪くはないどころかなかなかよかったですし、次に投げた西さんは今季期待できそうだと思いました。
 富田さんも大物打者に対して見ていて気持ちのいい投球だったと思いますので、大敗という結果の割には投手陣に対しては高評価という感じです。

 打者については、近本さんと板山さんがよかったと思います。
 大山さんと佐藤さんがよくなかったですが、打線は水物ですからそのうちよくなってくることでしょう。

 ただ、案の定というべきか、守備については残念な面が多く、特にセカンドを期待されていた渡邊さんについては少し厳しい印象を持ちました。
 阪神は今の守備では観客を呼んでいいレベルではないと思うので、もう少しどうにかしてもらえないものかと思いました。

 大谷さんについては、片膝ついてあの飛球というのは規格外だと思います。
 これまでいい打者だとは思っていましたが、私の認識は完全に能力を過小評価していたといわざるを得ず、これがメジャーでホームラン争いをしてきた打者なのだと理解させられました。
 また、あの大谷さんと対戦できるメジャーの打者の質を思うと、日本とメジャーの差を強く感じました。

 明日の試合も楽しみにしています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:15

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