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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、インドで、ダムに落としたスマホを拾うためにダムの水を放水したというものがあったので、取り上げてみました。

 このダムがある土地の公務員の男は、スマホをダムに落としてしまいました。
 そこで、男は、スマホを拾うため、無許可でのダムの放水を始めました。
 この放水では200万リットルあまりが4日間かけて流出したということでした。
 男は、動画で声明を出し、スマホを回収するためにディーゼルポンプを借りて近くの運河に放水した、放水については事前に当局の許可を得ていたと説明しました。
 また、男は、放水した水はダムの溢れた部分であり、使用できる状態ではなかったとも弁解しました。
 しかし、実際には許可を得ておらず、男は猛暑が続く中で何百万リットルもの水を無駄にしたということで、職権濫用で停職処分になったということでした。

 この記事を見ていて、スマホを拾うために随分ダイナミックな行為に出たものだと思いました。
 スマホを回収しようという目的と、そのために行った行為の結果を考えると、どうにもバランスがとれていないように思えました。
 ダムに水を溜めていた目的、放水されたことで増水してしまった運河の近隣の状況の問題など想像するだけにかなり大きなことがたくさん思い浮かぶものですが、男にとってはそれらの問題よりも自身のスマホを回収する方が優先されると考えたのでしょう。
 その意味では優先順位に関する考え方についてどうかと思ったのですが、その地方における立場などを考慮した場合にそのような考え方に至ることはあり得るのでしょうか。

 記事を読んでいて気になったのは、結局スマホが見つかったかどうかは見受けられなかったので、結局目的が達成できたのかということです。
 仮に見つかったとしても水圧などで使い物になるのかは些か以上に疑問はありますが、結局これだけの大事を引き起こしておきながら目的を達成できていないとすれば、本当に何だかなというように思いました。


 プロ野球は今日から交流戦が始まりましたが、今日の阪神は西武さんと対戦しました。
 結果は3−1で勝利し、16年ぶりの9連勝となりました。

 今日の試合は、なんと言っても先発村上さんの安定感ある投球でしょう。
 村上さんは8回4安打1失点9奪三振ということで、3回に1失点したものの、それ以降は一度得点圏に走者を置いたことはあっても特に問題のない投球だったと思います。
 今日の登板で規定投球回に達し、防御率1.42でリーグトップに立ちました。
 何と言ってもキレのある投球と制球力がよく、この調子であれば大崩れしないのではと思うので、今後も相応に期待できるのではと思います。

 打つ方では、初回に近本さんと中野さんの2者連続スリーベースなどで流れを作り、ノイジーさんのタイムリーで中押しもできたという理想的な展開でした。
 こうして打つべき人が着実に打って流れができるというのは、好調なチームの証だろうと思っています。

 阪神は今日の勝利で5月は19勝4敗という恐ろしい戦績となりました。
 これは1960年代に記録した球団の月間最多勝に並んだということで、さすがに今の阪神は出来過ぎだろうと思っています。
 こうなると、どこかでつまずくのかと不安を感じる部分もありますが,勝てるときに勝っておくのが大事だと思うので、可能であればもう少し交流戦で白星を拾っておきたいものです。
 特に、今日のセリーグは阪神のほかは横浜さん以外は皆負けました。こういう展開できっちり勝っておくことは他球団と着実に差を付けるためには必要だと思うので、やはり交流戦で勝ち越すことがまずは第一の目標と考えるべきでしょう。

 明日以降も勝利を期待したいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
2023.05.28 Sunday
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 阪神は、この週末甲子園で読売との3連戦を迎えておりましたが、結果は3タテでした。

 今日の試合ですが、先発才木さんが冴えており、7回2/3で1失点、122球を投げて10奪三振ということで、最終的に勝ち投手となりました。
 7回にはホームランを打たれましたが、それでもこれだけの結果を挙げたのであれば素晴らしい投球だったというほかないと思います。
 トミージョン手術からよくここまできてくれたという投球だったと思いました。

 打つ方は、ミエセスさんがホームランで先制すると、同点に追いつかれた7回の裏に1アウト満塁からノイジーさんのタイムリーで勝ち越し、さらに大山さんのタイムリーツーベースで突き放しました。

 今日の試合も、同点に追いつかれた段階で読売に流れが逝くかもしれないと思っていたものの、その後チャンスをきちんとものにして3点をとれたというのは、今の阪神は強いというのもそうですが勝ち運を持っていると思いました。
 この3連戦を振り返ると、このままでは負けそうだというところから勝てたという展開があり、特に初戦でこの流れが固まったように思いました。
 もちろんチャンスをものにできるのは素晴らしいことであることはいうまでもないのですが、もともとここまでチャンスに強かったチームではないように思うので、まさにチーム全体に流れが来ていて、それをうまくものにしているという感じが強いです。

 一方、この3連戦を振り返ると、読売はいずれも7回に失点して負けております。
 ついこの前までは8回が弱点といわれていたと思いますが、今はさらに前倒しで7回になっており、どうも中継ぎ投手陣に大きな弱点を抱えているように思います。
 そうなると、読売攻略はいかに先発投手を早めに攻略できるかというのが大きいように思われますし、読売としてはこの点の対策を講じなければ今後勝ちきることが難しくなってきてしまうのではと思いました。
 正直言って、今日などは、阪神がチャンスをものにしたとはいえ、突出するものをそこまで感じずにプレーをしていたように思われ、むしろ読売の中継ぎ投手陣がよろしくなかったように思いました。
 読売の先発投手や打撃陣は決して弱いという印象はそこまでなく、むしろこの3連戦では阪神はそれなりに苦戦していたと思いますから、やはり読売の弱点を露呈したカードだったというべきだと思います。

 阪神としては今日で8連勝となりましたが、8連勝は2021年以来ということです。
 この調子で交流戦に突入することになるのですが、阪神としては交流戦でいかに取りこぼしなく他球団と差を付けられないかが問題だと思いますから、連勝を意識しすぎずにまずは目の前の一戦を勝つことを考えてもらいたいものです。


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 阪神はヤクルトさんとの3連戦を迎えておりましたが、何とカード勝ち越しどころか3タテにしました。

 今日の試合ですが、先発伊藤さんが試合を作ってくれていたものの、死球等で先制点をとられるなどなかなか厳しい展開が続いていました。
 その後打線が奮起して勝ち越しまで至ったものの、2番手の加治屋さんがまさかのボークで同点に追いつかれてしまいました。
 その後延長戦に入ったのですが、10回2アウトから近本さんがヒットに盗塁を決め、中野さんが敬遠された後、ノイジーさんのヒットで2アウト満塁となりました。
 そこで大山さんが押し出しの四球を選んだ後、最後は佐藤さんが走者一掃のタイムリーツーベースでダメ押しをして試合を決めました。

 昨日の試合もそうですが、今日の阪神も流れ的には負けていた試合だったと思います。
 しかし、誰かが昔いった野球は2アウトからという格言を地で行く粘り強いというしかない打撃が勝ちをもぎ取りました。
 阪神は今乗っているチームだと思うのですが、乗っているチームだとこいういった絶体絶命の展開でも勝利が舞い込んでくるのだろうというようにしみじみ思いました。

 佐藤さんは、シーズン序盤はなかなか苦戦していましたが、今の佐藤さんは打撃面守備面ともにかなりレベルが高く、こうなるとなかなか止まらなくなってきたという印象を持ちました。
 昨日今日と佐藤さんの貢献度の高さで勝利をもぎ取れたと思いますし、本当にプロ2年目の選手とは思えないくらいの中軸打者だと思います。
 打撃は水物ですから、どこかで調子が落ちてくることはあるのでしょうが、それでも昨日今日と勝利をもぎ取ったこの2勝はシーズン終盤で生きてくるのだろうと思います。

 今日の投手起用ですが、伊藤さんを引っ張ったことについては、中継ぎ投手陣の疲労を考慮したのだろうと思うので、私としてはある程度納得しています。
 伊藤さんの投球内容に問題点はあれども、きちんと試合を作ってくれたことには感謝ですし、青柳さんらの不調の中でのこの活躍を考えれば伊藤さんはエースといって差し支えないのではと思います。
 また、加治屋さんについては、ボークについては猛省してほしいとは思うものの、それでもこれまで加治屋さんが貢献してくれた度合いを考えるとプラマイゼロどころかプラスが上回るというように考えています。

 阪神は、ヤクルトさんを3タテしただけでなく、今日の勝利で今季2度目の5連勝となりました。
 その内容は、決して余裕の勝利というのではなく、強い相手チームに対して接戦の末、諦めずに土壇場から逆転しての勝利を重ねているということで、こういう選手たちが見たかったという野球をしてくれていると思います。
 今の順位に大きな意味はないとしても、最終盤を考えれば乗っているときに勝ち星を積み重ねられるだけ積み重ねるのがよいと思っています。
 この調子で駆け抜けて、交流戦でも可能な限り勝ち星を重ねてもらいたいものです。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
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 アスレチックスさんに所属する藤浪さんですが、今日はマリナーズさん相手に登板しました。

 7回から登板しましたが、この回は三振を2つ取るなどして無失点でした。
 しかし、回を跨いで8回に登板した際には、先頭打者は三振に取ったものの、次の打者に四球を出し、その次の中軸打者ロドリゲスさんに対して死球を出しました。
 この死球で球場は大ブーイングが発生しまして、その後満塁となり、最終的には3失点しました。

 今日の投球を見ていて、しみじみ藤浪さんは調子がその打席打席で大きく異なる安定感のない投手だと思いました。
 7回の登板内容であれば文句の付ける余地があまりなかったと思いますし、球もメジャーで通用するものだったと思いました。
 しかし、一旦きっかけがあって崩れると、それまでとは別人のように崩壊してしまうというように思いました。
 これは、本当に今まで阪神で見てきた藤浪さんそのものであり、かつて藤浪さんが先発で勝っていたときも、普通に投げていれば勝利するものの、負けるときは崩れて一人相撲という、まさに今と同じような状況だったと思います。
 あの当時と違うものといえば、安定した投球ができる時期が短くなったことのように思われます。

 藤浪さんの起用方法について回跨ぎが要因の一つではとこれまで思っていましたが、今日の投球を見ていると回跨ぎ等はあまり関係なく、崩れるときは突然崩れるように思いました。
 大きく取り上げられるのはロドリゲスさんに対する死球ですが、私としてはその前の打者に対する四球によって走者を背負ったことが要因ではというように思います。
 そして、一旦崩れ出すと自ら修正できたシーンは日本時代からなかなか見受けられず、藤浪さん交代の目安は走者を背負ったときというようにも思いました。
 先日は走者を背負った場面で登板したところでうまく抑え込めましたが、自身が背負った走者か否かで意識が違うのかもしれません。

 私としては、藤浪さんを起用するのであれば、もっとも気をつけるポイントは交代のタイミングだと思うので、可能であれば首脳陣にその点を留意してもらいたいとは思います。
 ですが、アスレチックスさんの投手陣は基本的にあまりよくないですから、藤浪さんの調子が落ちてきたとしても容易に交代させられないのかもしれません。

 私は次の登板も期待してはいますが、今季は今の12点台の防御率からあまり変わらないのではというように思いました。


 今日の阪神ですが、コンディションが悪い中で、先発村上さんとノイジーさんの活躍でヤクルトさんに勝利しました。

 村上さんについては、5回まで無失点だったものの、山田さんにホームランを打たれてしまいました。
 しかし、6回を投げて100球4安打1四球7奪三振での2失点なので、先発投手としては十分に上出来だったと思います。
 村上さんの台頭は本当に今季の阪神にとって嬉しい誤算だったと思います。

 打ってはノイジーさんが先制ホームランとスリーランで5得点を挙げました。
 ノイジーさんは、長距離砲ではないので派手な活躍をしているわけではなくあまり話題に取り上げられませんが、数字を見るに素晴らしい活躍をしており、優良助っ人外国人の部類に入る方だと思います。
 ノイジーさんは、これまでの守備でも送球面でいわゆる野球脳が優れているように思いますし、他の選手としては見習うべき点の多い選手だと思います。

 問題があったとすると、ケラーさんでしょうか。
 雨があったとはいえ、ああいう場面で制球が利かないとなると、どうも接戦で起用するには怖さを感じますので、湯浅さんが復活したら起用について考えられてしまうのだろうと思いました。
 最終的に岩崎さんが終わらせてくれましたが、むしろ岩崎さんを無駄に使わざるを得なくなったというのは、もしかしたら今後に影響を及ぼすことになるかもしれないと思いました。

 阪神はこれで3連勝し、首位をさらに盤石にしました。
 今日の勝利で既に5月勝ち越しを決めてしまうなど、今の阪神は投打がかみ合い絶好調だと思います。
 これは先発投手陣による部分が大きいと思うのですが、そうなるとやはり青柳さんの状態が気になります。
 青柳さんはチーム優勝に必要な方だと思いますので、次回登板までに修正ができているとよいのですが。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:25
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 阪神はこの週末は広島さんと甲子園で3連戦でしたが、結果としては2勝1敗で勝ち越しました。

 今日の勝利は才木さんの出来による部分が大きかったと思います。
 才木さんは、このところの登板であまりよくなかったのですが、6回2/3を5安打1失点ということで、極めて安定感の高い投球を見せてくれたと思います。
 今の先発投手陣は相応に盤石ですが、ここに才木さんも揃うとなると阪神はかなり強いのではないかと思います。

 その後は加治屋さん、岩貞さん、岩崎さんと繋いでいきましたが、特に岩崎さんの投球の安定感が目を引きました。
 岩崎さんは抑え投手向きではないとは思うものの、この安定感を見てしまうともっと頼りたくなってしまいます。
 この投手陣に今後湯浅さんが加わると考えると、中継ぎもかなり堅いという印象です。

 打つ方では中野さんが先制タイムリーで流れを作り、梅野さんが中押し、ダメ押しのタイムリーを打ってくれました。
 今季、梅野さんは打撃面で苦しんでいたように見えましたが、今日の打撃を見ている限りではトンネルを抜けられたかもしれないように思えました。
 まだ完全復帰というわけにはいかないかもしれませんが、正捕手をつとめる梅野さんの打撃が上向くことはチーム力の底上げにつながりますから、今後に期待したいところです。

 今日の甲子園は今季最多の4万2600人が詰めかけたということで、そんな中でこのようないわば強いチームの勝ち方が出来たというのは、プレーする側も観客も皆が満足できた試合だったのではないかと思います。
 こうなると、このカード初戦を落としたことが非常に痛かったと思います。
 あの試合も打線がかなり奮起したものの、序盤の大量失点があるとどうしても勝つのは難しくなってしまうと思います。
 チームメンバーは概ね調子が上がってきているように思えますが、青柳さんはいまいちな状態が続いています。
 青柳さんはオープン戦の時からあまりよくなかった印象ですが、それがここまで引きずっているとなると、一度きちんと対処を講じておいた方がよいかもしれないと思います。
 幸いにして、今は伊藤さん、大竹さん、村上さんといった優秀な投手陣がその穴を埋めてくれていますので、これらの投手の調子が落ちてくる前に青柳さんに時間をかけて対処しておくことが後半戦を見据えた際に重要だと思っています。

 広島さんは、サミットの影響で12試合の長期ロードを強いられることになりましたが、それを7勝5敗という勝ち越しで切り抜けられたことは地力のあるチームだと思いました。
 今の阪神は強いと思いますが、それでも調子や流れに救われている面もありますから、どこかで落ちてきたときに広島さんに食われかねないとも思います。
 今はできる限り勝ち星を稼いでおいてほしいところではあります。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | -  | - | 22:56
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 藤浪さんは、今日中継ぎとして登板しましたが、2/3回を投げて2失点で今季5敗目を喫しました。

 今日の登板は、8回2アウト2,3塁のピンチの場面で登板し、三振で切り抜けました。
 その後、回を跨いで9回を投げたものの、ツーベースヒットを打たれ、申告敬遠やフォアボールなどで1アウト満塁で降板しました。
 その後に投げた投手が犠牲フライやヒットを浴びて、最終的に自責点は2となり、防御率は12.62となりました。
 藤浪さんは、ある程度ゾーンに投げ込めているので、もう少し考えて改善できたらとコメントしたということでした。

 今日の藤浪さんの各打者に対する投球を見たところ、正直言ってかなりばらけていて、制球がまとまっているとは言いがたいものだったと思います。
 結局いつもの投球と同じだったと思いますので、今日の結果は想定内のものだったと思ってしまいます。

 収穫があるとすれば、8回2アウト2,3塁というピンチで登板したものの、三振で切り抜けた場面でしょうか。
 藤浪さんは、走者を背負うとあまりよい投球ができないことが多く、特に今日は同点でピンチの場面での登板ですから、これまでよりも状況は悪かったと思います。
 そのような悪条件の下で三振に切ってとれたというのは、もしかしたら何か改善されたのではと思いました。

 また、今日の登板を見ていて、やはり打ち込まれる際の共通要素は回跨ぎのように思いました。
 これまで中継ぎ登板した初回から打たれることもありましたが、それよりも回跨ぎの時にやられてしまうケースが多いように思われ、この点は起用に際して考えてもらえないものかと思いました。
 首脳陣にしてみると、もともと先発をやっていた投手ですから、延長戦も見込まれるような展開で投手を使いすぎないようにするために回跨ぎをしたいと考えることは理解できます。
 とはいえ、そうであれば、これまでに傾向に従えば、藤浪さんが2人ほど走者を出してしまった段階で交代させるべきではないかと思いました。
 この辺りはチーム事情もありますから、このような考えばかりがよいことではないのでしょうが、それでも藤浪さんを存分に活用するならばこの辺りは留意してもらえないかと思います。

 これまでの投球を見ていて、素材はやはりよいとは思うものの、残念ながら日本と同じ状況を繰り返しているように思われ、環境が悪いというよりはもっと根本的な問題が前提にあると思います。
 そこを改善しないことには今後も同じことを繰り返すように思いますが、これを一朝一夕でどうこうできるわけもないでしょうし、あとは見守るしかないかもしれません。


 今日の阪神ですが、中日さんに勝利し、何と7連勝しました。

 今日は、初回のミエセスさんのタイムリーが大きく流れを作ってくれたと思います。
 これまでの阪神は、チャンスで打てないことが多々あったものの,ミエセスさんはそういった阪神の鬱屈した流れと関係なく打ってくれるので、こういう助っ人外国人は大変ありがたいと心から思うばかりです。
 中盤以降の拙攻はいただけませんでしたが、それゆえに序盤にきちんと点を取ってくれたミエセスさんの仕事ぶりに助けられたと実感します。

 また、中野さんの締まった守備が流れを手放さなかったのではと思いました。
 今季の中野さんの守備は非常に素晴らしく、昨季とは別人ではないかと思うことすらあります。
 WBCに招集されたことが非常によい影響を与えているのかもしれませんが、今日は捕球よし送球よしということでこれぞプロの守備というものを見せてもらえました。

 一方、中日さんの走塁ですが、助けられたとはいえ、あれはプロとしてはいただけないものだと思いました。
 ああいう普通にプレーをすれば得点を入れられて流れを持ってこられるかもしれない場面で、緩慢な走塁をしたがために点も入れられないというのは、流れを手放すばかりか、頑張っている他の選手、ファンの士気にも影響すると思います。
 何となくこういう緩慢さが今の中日さんの状態を示しているように思われ、こういうところを引き締めることができたら改めて対戦相手として恐ろしいチームになるのではと思いました。

 阪神は、今日の勝利で貯金が10となりました。
 何度も今の時期の順位に意味はないといいたいですし、どこかで調子を落として連敗することもあろうかとも思っています。
 ですが、そうであれば稼げるときに勝ち星を稼いでほしいと思うので、明日以降も期待したいです。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
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 今日は、阪神ではない投手の話題を取り上げてみたいと思います。

 今季横浜さんに加入したバウアーさんですが、サイヤング賞受賞投手ということで、非常に期待されていました。
 私自身、往年のバウアーさんの投球を知っていたので、今季横浜さんにバウアーさんが来るということで、これはとんでもないことになるのではと警戒していました。

 そのバウアーさんが今日3度目の先発登板をしましたが、結果は2回8安打7失点と散々というべき出来だったと思います。
 前回が6回7失点ということで、前の登板よりも打ち込まれてしまったということになります。

 直球は150キロ後半をマークしていたものの、ここまで打ち込まれてしまったのは、基本的に球がほとんど高めだったからではないかと思いました。
 その高めの球というのは釣り球というよりは空振りをとる気で投げているように思われ、それが打者にとってはちょうどよい高さにきたところを打ち込まれたという印象でした。
 このような配球では、変化球の種類が多くあったとしても打ち込まれてしまうのではというように思いました。
 昔からよく言われるアウトローの球というのがあまり見受けられず、バウアーさんの考える配球は日本の打者とは相性に問題があるのかもしれないと思いました。
 また、以前からいわれていた走者を背負ったときの投球も課題だったと思いました。

 これまで見てきた限りでは、バウアーさんのスペック自体は高いことは間違いないと思いますが、各球団が分析を重ねた結果が出ているのが今の状況ではというように思いました。
 バウアーさんが見極められたというように考えるよりも、相手が対応してきているというのが大きいように思われ、今のままでは次の登板も同じことが起きかねないと思いました。
 バウアーさんは、今日の投球について非常に不運な部分があるとコメントしていましたが、今日のことを不運と解釈してしまうのであれば今後も同じことが起きてしまうと思いますから、きちんと分析して対応してもらいたいと思います。

 個人的にはサイヤング賞受賞投手の本気を日本で見られる機会は非常に貴重だと思っているので、次回登板ではその真価を見せてもらえるよう、期待したいところです。


 今日の阪神ですが、中日さんに9-4で勝利しました。

 今日は、村上さんが5回96球7安打1四球7奪三振4失点と、今季でもっともよくない投球だったものの、勝利を収めました。
 今日の村上さんについては、これまでの投球よりもよくない部分があったとしても、球審の不安定なジャッジで不運な結果になってしまったところもあったかと思います。
 これまでが出来過ぎだったようにも思うので、今日の件はあまり悪く考えることなく、勝利を収めたという結果を胸に、次回登板を頑張ってもらいたいところです。

 打線は全般的に好調で、このところの阪神打線は佐藤さんの調子が上がってきているところに引っ張られているようにも思えます。
 阪神打線は近本さんと中野さんが引っ張る形になっていましたが、そこに大山さんと佐藤さんという中軸が機能し始めるとやはり脅威であると思います。

 阪神は、今日の勝利で5連勝となり、首位を固めました。
 また、首位を争う横浜さんとヤクルトさんが敗戦した日に勝てたということがより大きいことと思います。
 何度もいいますが、今の順位にさほどの意味はないものの、それでも首位という形は気分のいいものです。
 打線の調子はいい状態ですから、この状態を明日も引き継いで楽しい野球を見せてもらいたいものです。


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 今日の阪神ですが、横浜さんに対して15−7という大量得点で勝利しました。

 今日の試合は、まさに打力の試合でした。
 最も注目すべきは佐藤さんでしょう。
 佐藤さんの先制スリーラン、そして満塁ホームランと2本で7得点という大活躍でした。
 佐藤さんは開幕から不調続きでしたが、このところ打撃好調で、そして今日の打撃を見ているところでようやく目覚めたかというように思いました。
 打撃のポイントを悩んでいるように思えましたが、このところの打撃は自分のものを思い出してきたようなもののように思われ、こうなるともう少し好調が続くのではと期待しています。
 佐藤さんは好不調の波が極端なタイプだと思うので、また不調の時期が来るのかもしれませんが、こういう好調の時期を見ている限りでは佐藤さんが打てなかったのは調子の問題だったということが確認でき、ある意味安堵もしています。
 大山さんの打撃もいいですし、佐藤さんと大山さんの2人の打撃が上がってくると阪神は大分強いのではないかと思います。

 先発西純さんは、正直言ってちょっと不安を感じています。
 いい投手であることは間違いないですし、今日の試合は大量得点の援護がありますから大味な展開になることも理解はするものの、それでも少し調整が必要なのではと思ってもいます。
 今の状況からいえば、西純さんと才木さんを入れ替えるというのがいいのかもしれません。

 また、浜地さんですが、制球が定まらないところを見るに、可能であれば一度二軍で調整させた方がよいのではないかと思いました。

 阪神は、このところ4連勝で、特に首位だった横浜さんを3タテし、単独首位に浮上しました。
 前もいったとおり、この時期の首位にあまり意味はないとは思いますが、それでも上位球団を直接対決で叩けたことは非常に大きな意味があるのではと思います。
 特に、なぜか横浜スタジアムでは勝てないという状況が続いていますから、その分甲子園で勝って帳尻を合わせないと優勝は望めないだけに、このカードの3連勝は意味のあるものであろうと思います。

 そして、何より日曜日に気持ちよく3タテをしてくれたということで、明日から気分よく仕事に臨めるというのがもっともありがたいことと思います。
 阪神は、今調子が上がってきていますから、次のカードも楽しみにしています。


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 藤浪さんですが、今日はヤンキースさん相手に2回1/3を投げて無失点だったということで、取り上げてみました。

 今日の藤浪さんは9点差でリードされた状態で3番手として5回2アウト1塁の場面から登板しました。
 その打席は空振り三振を取って切り抜けたところ、6回も回跨ぎで登板しました。
 先頭打者のラメーヒューさんに対して初球がすっぽ抜けて顔面付近に投げてしまってブーイングなどがあったものの、最終的にラメーヒューさんをレフトフライに仕留めました。
 その後は、支給もありましたが、安定した投球を見せ、最終的に無失点に抑えました。
 今日の登板で、防御率は12.52となりました。

 今日はこれまでと比べれば制球が安定していた日だったと思われますが、内容を見るに全体に球が散っており、35球中20球がストライクだったということで、見られれば四球がもっと増えていたようにも見えます。
 にもかかわらず、今日はこうして切り抜けられたのは、個人的には点差があったからではないかと思います。
 藤浪さん自身は9点ビハインドなので気楽なよい精神状態でマウンドに上がれたと述べていましたが、個人的にはそれよりも打者側に原因があったと思いました。
 今日の打撃側の状況を見るに、よく振ってくれているなという印象だったので、おそらく点差が付いていたことで相手打者が大振りになったことが影響しているのではないかと思いました。
 そのため、もしも僅差で登場した場合、相手打者がもっと球を見るようになると、果たしてどうなることかというようには思いました。

 とはいえ、今日の結果自体はよいものであろうとは思うので、このような結果を積み重ねていくことが信頼につながるのではとも思います。
 特に、藤浪さんはもともと先発投手ですから、回跨ぎができる中継ぎ投手ですので、制球さえ安定してくれればとは思うところです。
 次回の登板を期待したいと思います。


 今日の阪神ですが、好投した先発伊藤さんに勝ちを付けてあげられなかったものの、何とか勝てました。
 正直言ってこの打線の調子でよく勝てたなと思う部分がなくはないものの、それでも木浪さんがよく打ってくれて流れを作り、糸原さんが決めてくれたということで、感謝したいと思います。
 石井さんに勝利がつきましたが、去年の湯浅さんくらいよい投球をしてくれたように思うので、こういう投手が出てきてくれるのはとても嬉しい限りです。

 正直言って、今の打線の状況で3連敗を避けられたことがよかったというべきだろうと思います。
 しかも、今日は横浜さんが敗戦しましたし、そのような日に勝てたこともよかったと思います。
 ですが、これでチームが上向くのかといえばそういうことでもないと思うので、明日以降どのくらい上げてこられるか、個人的には期待と不安とがあるというところです。


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 今日のニュースを見ていたら、追突事故を起こした男が、被害者の嘆願書を偽造したというものがあったので、取り上げてみました。

 男は、車を運転中、信号待ちをしていた原付バイクに追突し、乗車していた男性に背骨を折る重傷を負わせました。
 この事故のため、男は、公安委員会から、行政処分に関する聴聞に呼ばれましたが、その際、被害者の名前を勝手に用いて、寛大な処分を希望する旨の嘆願書を偽造して提出したということでした。
 しかし、そこに記載された被害者の名前に誤字があり、審査官が確認して偽造が発覚したということでした。
 男は、有印私文書偽造、同行使の疑いで書類送検されたということでした。

 男が今回偽造した嘆願書を提出したのは公安委員会の聴聞会ですから、運転免許に関する処分について軽減を狙ったものと思います。
 すなわち、男は、これだけ重大な事故を起こしたにもかかわらず、運転免許に関する処分を偽造文書を使って軽くしようとしていたわけで、反省しているとは思えません。
 特に、この事故では、被害者は背骨を折る重傷ということですから、後遺障害が残ることが予想される重大な怪我を負っているのですが、にもかかわらず被害者が許したように装うというのは非常に悪質であると思いますし、このことのみをもって慰謝料請求が認められてもおかしくないのではないかと思うほどです。

 また、発覚の経緯が、嘆願書中の被害者の名前の誤字ということですが、こういった誤字を見ても被害者を冒涜しているように思えてなりません。
 被害者のことを軽視しているからこそ起こした犯罪だと思うのですが、そういう軽視がこういった名前間違えというところからも出ているように思われ、この点でも被害者はより傷つけられたのではないかと思います。

 男は有印私文書偽造、同行使という別の犯罪を犯し、自分の罪はより重くなる一方ではありますが、思いついた時はこれがいいことだと思ったのかもしれません。
 ですが、被害者に確認をされたらその時点で発覚してしまう極めてリスキーな手段だと少し考えればわかることと思うわけで、こういった発想ができた段階でもはや冷静な考えはできなかったのかもしれません。
 男にとってそこまでして免許は守るべき重要なものだったのかもしれないかもしれませんが、いずれにせよ今後はその罪を償うしかないだろうと思いました。


 今日の阪神ですが、率直にいってほとんど見所なく負けてしまったと思いました。
 今日のような試合を現地で観戦することになったらなかなかきついなと思えるような試合だったと思います。

 今日深刻だったのはまるで打てていない打線でしょう。
 これまで近本さんと中野さんが引っ張ってきた打線でしたが、この2人がうまく機能しないと勝てないのだろうかと思います。
 そのほか、大山さんと佐藤さんは頑張っているものの、今の調子ではやはり迫力不足は否めないでしょう。
 好調だったときは勝てたものの、その期間が短く、どうも安定感があまり内容に思いました。

 このような試合をしているとファンが離れていってしまうと思いますから、もう少し打てるところを見せてもらわないと困ります。
 選手は頑張っているのだろうとは思うものの、結果が出ていない以上は物足りないと思ってしまいますから、明日はきちんと打ってもらいたいと思います。

 ちなみに、今日22年連続勝利を挙げた石川さんについては、賞賛しかありません。
 石川さんがデビュー当時から見ていましたが、あの時から色々と怪我を負うなどして苦労を重ねてきていたものの、それでも今の年まで第一線で活動し続けているというのは素直に素晴らしいことです。
 阪神にとっては手強い投手ではあるのですが、こういう投手がまだまだ働いてくれることは個人的には非常に励みになるので、是非とも今後も頑張ってもらいたいものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、テレビ局の社員がパソコンなどの会社の備品を持ち出して売却していたというものがあったので、取り上げてみました。

 社内では、今年に入って、会社の備品のパソコンやタブレット、デジカメなどの電子機器が何者かに盗まれたことが問題になっていたそうです。
 そこで、不審に思った社員が調べたところ、ある社員が備品を転売して金に換えていたと浮上したということでした。
 この社員は、スマホのアプリゲームに課金しすぎて首が回らなくなったという話があるそうで、それで社内の備品を転売していたと思われるということでした。
 社員は被害全額を弁償したということですが、諭旨退職処分となったということでした。

 こういったことを繰り返していればそのうち発覚し、いろいろなものを失ってしまうことは容易に想像が付くこととは思うのですが、それ以上に課金にはまってしまったのでしょうか。
 私は仕事柄スマホゲームの課金で身持ちを崩す人たちを多く見てきましたが、それにしても生業についている人が犯罪に手を染めてでも課金を続けようと考えるというのは、もはや尋常な判断ができない状態になってしまっていたのでしょう。
 この人は全額弁償したということですが、弁償にかかったお金を失ったことはもちろんのこと、仕事も失うことになり、今後はあれだけはまった課金もできないようになってしまいました。おそらく今はこの愚かさをよく理解しているとは思うものの、当時はそういったことも頭が回らなかったと思われます。

 今回の件は窃盗に当たると思いますが、全額弁償されたとなると、会社側はこれ以上大事にしようとしないかもしれず、そうなると刑事処分自体下されない可能性は十分にあると思います。
 ただ、転売によって得た売却益に対しては場合によっては所得税が発生しますが、仮に去年も転売をしていたにもかかわらず確定申告をしていないのであれば脱税として問題になりかねません。
 どの程度転売益が出たのかはわかりませんが、この点においても負った代償は大きかったのではと思います。

 スマホゲームと適度に付き合う分には悪者にするつもりもないのですが、仕事柄こういった事例を目にするたび、何らかの規制が必要なのかもしれないとも思ったりします。


 今日の阪神ですが、7回1失点の好投をした村上さんを打線が見殺しにしたという、何ともしょっぱい試合でした。

 村上さんは、今季初失点しましたが、それでもその後は3人で切って取るなど非常によい投球を続けてくれましたし、流れを持ってこようと本当によく頑張ってくれていたと思います。
 にもかかわらず、阪神には何度か得点できるチャンスが来たものの、これをものにできませんでした。
 最終回など、1アウト3塁の場面で犠牲フライかスクイズを決められれば同点にできたのですが、3割打っており、かつ前の打席で外野まで飛ばしていた坂本さんの代打に渡邉さんを出してました。
 こういうところでアウトになると流れが切れて終わってしまうと思っていたら、渡邉さんが三振して、これで今日は終わりだと思いました。

 今日の試合を見ていて、岡田采配は代打と代走の使い方があまりうまくないように思いました。
 思い返せば、先日もなぜここでこの代走なのかと思って負けた試合もありました。
 采配は結局結果論ですから、セオリー通りにやればよいというものではないと思うのですが、それでもセオリーから外れた運用をして敗戦をした際には責められてしまうのも事実です。
 そして、今季の采配を見ていると、どうも積極起用が裏目に出るという展開がまま見受けられるように思います。
 結果が出なければ責められるのが監督のつらさではあろうかとは思いますが、それでももう少しうまくできないものかともどかしくも思いました。

 今日の敗戦ですが、頑張った村上さんを見殺しにしてしまったことと、横浜さんがよくない負け方をした試合で相次いで負けたことを考えると、よくないものだったと思います。
 よい負け方というのは何なのかというのは言いづらいとしても、こういう負け方はチームの流れや雰囲気に影響しそうな気がします。
 この結果を引きずらないよう、明日こそは気持ちよく勝ってもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35
 こんばんは。


 アスレチックスさんに所属する藤浪さんですが、今朝登板した結果は1回1/3を投げて3失点というものでした。

 7回から登板しまして、この回は1安打は許したものの、無失点で切り抜けました。
 しかし、回を跨いで投げた8回では、先頭打者から連打されてノーアウト1塁2塁からタイムリーを打たれ、その後アウトを取ったところで交代となりました。
 今日の登板では自責点が3であり、防御率は13.94となりました。

 今日の登板を見返すと、結局一旦崩れると立て直せないという状態は変わっていないと思いました。
 7回の登板を見る限り、直球はいいものを持っているとは思うのですが、いかんせん制球がなかなか安定せず、自滅してしまう傾向があると思います。
 直球がストライクゾーンに決まるうちはいいのですが、カウントが追い込まれたところで置きに行く球が出てきて、そこを痛打されるというパターンもよく見られまして、打者とすれば藤浪さんの球をよく見て制球が悪くなっているかを確認し、甘い球を狙えば攻略できるという考え方になるのではと思います。

 また、これまでの中継ぎとしての投球を見るに、回跨ぎをしたときに崩れるパターンが多いように思われます。
 もともと先発投手として期待されていたのですから、回跨ぎが苦手というのは首脳陣の期待を裏切るものといわざるを得ないと思いますが、それでもそういった傾向があることを前提として組み立てをしなければならないのではと思います。

 これまで見ている限りでは、もはやシーズン途中で制球難がよくなることを期待することは難しいと思いますので、崩れ始めたらなるべく早めに替える、回跨ぎはさせないということを徹底することがよいと思います。
 アスレチックスさんの投手陣を見ている限り、藤浪さんを回跨ぎさせざるを得ないような状況にあることも理解はするのですが、それでも藤浪さんを勝ちパターンで起用しようと考えるのであれば、特に回跨ぎについてはよくよく見直してもらえないかと思います。

 しかし、これまでの状態を見ていると、あまりにも日本と変わらないため、仮にこのままシーズンを突っ切ってしまうのであれば、来季の契約はなかなか難しいのではないかと思えます。
 だったら日本で通用するのかといえば、先発としては安定性を欠きますから、これまで阪神で取り扱われてきたような中継ぎ中心の起用方法になってしまうように思われます。
 もちろん能力を考えれば需要がなくはないでしょうが、それでも藤浪さんにとって不本意であろうことは言うまでもありません。
 そのようにならないようにするための正念場がまさにここから1月くらいの出来ではないかと思いますので、私としては不安とともに期待したいと思っています。


 阪神ですが、ローテーションを再編し、連続スライドで9日からのヤクルト戦に村上さんを先発させる方針という記事を見ました。
 再編のきっかけは広島さんとの対戦のうち2戦が雨天中止になったことでした。
 阪神のローテーションは、村上さん、西勇さん、伊藤さん、青柳さん、大竹さん、西純さんという構成で進めるようです。

 今季素晴らしい投球をしてきた村上さんを登板させる再編は私としても納得できるところですし、このローテーションはなかなか堅いメンバーだという印象です。
 このうち、調子の上がらない青柳さんと西純さん、日によっていまいち安定感を欠く西勇さんはやや不安を感じます。特に、今季の青柳さんについては、一度きちんと調整をさせてから投げさせないと、中盤以降でより傷口を広げてしまうのではと危惧もしています。
 ただ、そういった懸念はあるにしても、他球団と比較するに、かなり堅いメンバーが揃っているというべきだと思います。
 村上さんと大竹さんは、シーズン開始前は、期待はされていてもどこまで活躍できるのかと不安視されていた面もあったかと思いますが、阪神は不思議とよい投手がどんどん出てくるのだと改めて感心します。

 今後のカードでは、3位のヤクルト戦は重要であると思いますが、より重要なのはその次の横浜戦だと思います。
 横浜さんには、先日まんまとしてやられましたが、今度は甲子園で迎え撃てますから、前のような戦いにはならないと期待したいところです。
 バウアーさんが一試合は登板する予定ということなので、苦戦が予想されるとはいえ、なぜか横浜スタジアムではなかなか勝てない以上、ここできちんと勝っておきたいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:40
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