こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、改正道路交通法によって、自転車について来年4月1日から青切符取り締まりを施行することとなったというものがあったので、取り上げてみました。
改正道路交通法では、16歳以上を対象に、自転車のスマホ運転、赤信号無視、逆走、歩道走行、一時停止違反等について罰金の対象にすることにしたということでした。
来年4月1日から施行する方針ということです。
私としては、例えばスマホ運転、赤信号無視についてはある程度の罰を科すことはありうると思うのですが、歩道走行や逆送についてはこの規制を設けても現実的ではないと思いました。
確かに、近年自転車事故での法律問題は増えているようで、私もそういった事件に携わったことはあり、規制の必要性は感じています。
しかし、かねてから道交法でいわれていた自転車の歩道走行、逆送等については、実際規制が現実的なのかは甚だ疑問です。
例えば、歩道走行ですが、これを禁止すると車道を自転車が走ることになりますが、車を運転する側からすると邪魔で、かつ危険な存在であると思います。実際の道路でそのようなことをされてしまえば誰もが迷惑を被るでしょうに、それを強行しようというのは、実際の道路事情を理解しているのだろうかと思います。
また、逆送についても、場所によってはかなり無理のある場所が多くあると思います。
これらのような現実的ではない規制を、赤信号無視のような重大な問題と同列に並べて一律に罰金の多少としようという流れは、誰がなぜこんなことを考えたのだろうかと思うばかりです。
自転車の飲酒運転は既に厳罰化していますが、こちらについて取り締まりが多くなされたという話はあまり耳にしません。
そのため、個人的には、おそらくこういった件について、取り締まり開始当初はある程度見せしめ的な取り締まりを行うにしても、そのうち有名無実化するような方向に流れるのではないかと思っています。
現実的ではない規制を設けることで有名無実化する傾向は、例えば自動車の制限速度のようなものだと思っていますが、そういうルールを作ることにどこまで意味があるのか、私としては疑問を感じています。
私としては、守られないルールができることは、法を軽視されるきっかけにもなりかねない罪深いことと思うので、例えば制限速度の問題もそうですが、現実に守れるようなルールをきちんと整備してほしいと思います。
そういった意味では、今回の規制のうち一部はパフォーマンスの域を出ないような将来になるように思われ、個人的にはこれを推進する流れには疑問を感じています。
今日の阪神ですが、森下さんのホームランで逆転勝利しました。
森下さんは、開幕カード以来ホームランを打てていませんでしたが、この場面で打てるとは、やはりチャンスに強い方だと改めて思いました。
私としては、森下さんの役目は打つべき時に打ってくれることと思っているので、平常時に打てなくても何ら気にすることではないと思っており、むしろ今日はようやくお目覚めかと大変満足しました。
森下さんのホームランの立役者は、その前にチャンスを作った近本さんでしょう。
この7回は2アウトまでポンポンととられてしまっていましたから、この回もこのまま終わってしまうのではと懸念していたものの、そこで終わらないのが近本さんです。
近本さんは阪神のチャンスメイクのために、いなくてはならない存在だと思わされました。
もちろん、今日の勝利は、5回2失点で踏ん張ってくれた富田さんの活躍を抜きに語れません。
ピンチを招いたりしたものの、最終的には2失点で切り抜けられましたし、こういった経験を積んでいけばより成長できるように思いました。
これだけ頑張っていただけに勝利を付けてあげたかったものの、これは次回に持ち越しということで、次も頑張ってもらいたいものです。
今日の抑えは桐敷さんが登場しましたが、桐敷さんも2アウト1塁3塁のピンチを招いてしまい、なかなか苦戦しました。
昨日の岩崎さんがやや不安定だったことから、桐敷さんを試したのでしょうが、まだ何ともいえません。
できればあと数試合試してみてから判断するのがよいのかも知れません。
阪神はこのカードを3タテしまして、4連勝で貯金を4としました。
これを好調と言うべきなのかもしれませんが、今季はホームで勝てていないので、勝てるときに勝っておかないとと思うと、手放しで喜びづらい面もあります。
今後はまずホームでもう少し勝てるように頑張ってもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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