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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,勤務先からお金を盗んだ男が,犯行を隠すために強盗にあったと自作自演をしたというものがあったので取り上げてみました。

 男は現金12万円を盗んだ後,この発覚を避けるため,自ら手足を粘着テープで縛り被害者を装ったということでした。
 しかし,男が犯人像について,30歳から40歳の男と語っていたものの,防犯カメラに該当者が映っておらず,犯行が発覚しました。
 この店では4月もおよそ5万円が盗まれていたということで,この男はその犯行も仄めかしているということです。

 男は従業員にもかかわらず防犯カメラに想像が巡り当たらないというのは,何ともお粗末のように思います。
 それどころか,従業員なのに防犯カメラに思いが至らないというのは,従業員としてこれまできちんと仕事ができていたのかという疑問もあります。

 この男が手足を自ら縛ったということですが,結構がんばったように思ったものの,縛り方はばれないようなものだったのかというのもちょっと気にかかりました。
 なにせ自分で縛るとなれば,多少は縛りが甘くなるような気もして,もしも甘い縛りであれば防犯カメラがなくてもそこから発覚したように思ったからです。
 こういう大胆な犯行をするに当たっては,やはり自分で縛る練習はしたのでしょうか。おそらく警察もそのような視点から,男の自宅を家宅捜索するのでしょう。

 今回の自作自演によって,おそらく業務妨害でも立件されるように思われ,ばれないようにあがいたことによって結果的に自分を追い込んでしまったように思います。
 しかし,余罪があったようですし,この段階で捕まったからこそその次の犯罪を抑止できたように思え,それはそれでよかったのかもしれないと思いました。


 今日の阪神は,9回2アウトから安藤さんがホームランを打たれて終わってしまいました。
 野球は9回2アウトからという格言がありますが,それを地でいかれてしまうと何ともいえないモヤモヤ感が残ります。
 先日から阪神の中継ぎ陣に問題があるといってきましたが,今日も中継ぎ陣の崩壊で敗戦したと言ってもよく,例年の阪神らしくないと思います。
 これだけ中継ぎ陣が悪いとなると,阪神が勝つには先発完投しかないのかと思ってしまいますが,それを続ければシーズン途中でスタミナが切れてしまうでしょうし,そこに過剰に頼るわけにはいかないでしょう。

 交流戦当初は勝ち負け五分五分でいけていて,これはセリーグのペナントレースにもいい感じで進めていけているのではと思っていましたが,このところ負けが込んでいてしまっています。
 このままでは例年通り交流戦で大きく負け越す危険もあり,どこかでこの流れを変えねばなりません。
 そのためには中継ぎ陣の復活か,打撃陣がもっと打つことが必要でしょう。
 ただ,打撃は水物ですから,できれば中継ぎ陣を着実に整備して立て直してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:01
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,飲酒運転して交番に車で乗り付けた男が逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。

 29日午前1時頃,警察に「飲酒運転している車がいる」という匿名の通報があり,警察が車の持ち主の家を訪ねました。
 そうしたところ,家から酒を飲んでいる様子の男が出てきたのですが,警察は運転の事実を確認できなかったので事情聴取だけして交番に戻りました。
 そうしたところ,その1時間後,その男が突然交番に車で乗り付け「通報者を教えろ」等と詰め寄りました。
 警察が男の呼気を調べたところ,基準値の3倍のアルコールが検出されたので,酒気帯び運転の現行犯で逮捕したということでした。

 このニュースを見て,飲酒運転というものの危険性を改めて理解しました。
 というのは,警察に飲酒運転で行けばそのまま御用になるというのは子どもでも分かる理屈だと思うのですが,それが分からない程度の正常な判断力を失っていたのは酒のせいであると思われるからです。
 そうすると,正常な判断の下に車を運転することを期待するのも難しいでしょうし,やはり飲酒運転というのは危険なのでしょう。

 ある意味ドリフのコントのような事件ではあるのですが,とはいえ事故が起こらなかったことが不幸中の幸いでしょうか。
 端から見ている分にはコントだとは思いますが,かといって当の本人は正気に戻った時に恥ずかしい思いをしたのだと思いますし,やはり個人的にも酒はほどほどにしようと思いました。


 今日の阪神は,以前から懸念していた今シーズンの中継ぎ陣の出来が悪すぎて負けてしまいました。
 岩崎さんの状態を考えた時,5回で下ろした判断自体は間違っていないと思うのですが,残念ながら鶴さん以下中継ぎ投手陣はいずれも1軍で投げるべき実力を持ち合わせていなかったと思います。
 中には調子が悪かった,流れが悪い中で登板したことは不運だったという見方もあるかもしれませんが,ここまで失点してしまうともはや流れとか調子とかそういう問題を超えていると思います。
 かといって2軍からあげてこられる投手がいるのかという問題はあるのですが,今日登板した投手の大半は今後も今日と同様に登板させ続けるのはさすがに客が萎えてしまうのではと思います。
 もちろん,打つ方にも責任はあるのですが,あれだけ失点があると打つ方もやる気を失ってしまいますし,もっと締まった展開を期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:08
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,既に逮捕されている女が,自身の2歳の長男に紙おむつを店外に運ばせて万引きさせたというものがあったので取り上げてみました。

 この事件は,この女とその夫,少年2人で,紙おむつ11袋を盗んだというものです。
 11袋の紙おむつを万引きするために,最初に2歳の長男に紙おむつ2袋を店外に運ばせ,警備員に呼び止められなかったのを確認してから盗んだということでした。
 この件について,この女は,警備の様子を確かめるために長男におむつを運ばせたと供述しているそうです。
 店内の防犯カメラに長男と見られる幼児が紙おむつの袋をもって歩く姿の映像が記録されていたということです。

 率直に,ずいぶんな親だと思いますし,物心もつかないうちに犯罪に手を染めさせられた子どもは気の毒だと思います。
 2歳となれば,成長の早い子どもであればものを持って歩けるのではとは思いますが,それでも紙おむつの袋を2つ持つとなればなかなかの重労働でしょうし,よくできたなと思います。
 それを親のいうことを聞いてできたのでしょうから,子ども自体は賢いしできる子だとは思うのですが,いかんせん親の対応はどうしようもありません。

 親の方は他の共犯者とともに合計11袋の紙おむつの窃盗ということですが,子どもが盗んだ2袋の紙おむつについても親について窃盗罪が成立します。
 刑法上の理屈では間接正犯というもので,私は理屈では司法試験でも勉強はするものの,未だ実際にそのような事件を担当したことはないというケースです。
 ですから,子どもにやらせた場合,親が刑事責任を免れるということにはなりません。

 ちなみに,当然子どもには刑事責任は生じません。
 それは年齢面でもそうですし,そもそも万引きという行為を理解していないので故意がないということもできますから,窃盗罪は成立しません。

 このようなことをさせられて子どもは気の毒としかいいようがありませんが,願わくば今後はそのようなことをさせられることのない幸せな人生を歩んでもらいたいものです。


 今日の阪神は,ギリギリで勝てるかと思ったところで,抑えの呉さんの救援失敗で敗戦してしまいました。
 呉さん以外にも色々と敗戦の理由があるので,彼だけを責めるつもりはないのですが,彼について少しだけ言及したいと思います。

 以前から申し上げているように,呉さんはいい投手なのですが,三振をとれるいわゆる決め球に欠け,その分直球ないしカットボールを多投して見切られがちなところを抜群のコントロールでカバーして崩れてこなかったという投手だったと思います。
 しかし,それは逆に言えば,コントロールの調子が悪くなると,球数が増えて四球や暴投,失投によるヒットなどがありうるということです。
 そして,今日はそのコントロールミスが多発してこのような事態になってしまったものと思います。
 呉さんは力のある直球主体の投手ですが,やはり日本のプロ野球では直球やほぼ同速度のカットボールだけで勝負するには難しく,コントロールという武器のほか空振りのとれる球種が必要になってくると思います。
 それは,調子がよくてコントロールの乱れない普段ならばよいのですが,ひとたび調子が悪くなってコントロールミスが出るとこのようになってしまうと思います。
 そうすると,やはりフォークや落ちるスライダーなどの空振りのとれる球種がほしいと思いますが,一朝一夕で身につくものではないので,その辺りをどう工夫するかが課題ということと思います。

 ちなみに,今日もチャンスで回ってあまり活躍のできなかった福留さんですが,和田監督はやはり使い続けるのでしょうか。
 スタメン落ちさせる試合も最近はありますが,他の選手が活躍しないと見るやすぐに復活させていて,福留さんにはチャンスをあげるのに若手にはあげないのかなと思ってしまいます。
 和田監督がこういうところで見せる姿勢はチームに影響を与えることは必至ですし,その点よく考えてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:00
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,インドのムンバイの鉄道では年間3500人もの死者が出ているというものがあったので取り上げてみました。

 この鉄道では,2013年の死者は3506人ということで,1日平均10人程度が鉄道事故で亡くなっているということです。
 ムンバイの1日の鉄道利用者数は750万人ということですが,満員電車の中での心臓発作,走行中の車両からの転落,線路を渡ろうとして列車にはねられる等の事故が多発しているそうです。
 また,先日起きた脱線事故の際には,救急車が到着するまで1時間以上がかかり,鉄道警察は被害者を安全な場所へ保護しなかったそうです。
 記事は,鉄道は重要なインフラだが,混雑の解消にはほど遠いようだとしめられていました。

 私も過去にインドの列車で,屋根までぎっしり人が乗っている写真は見たことがあり,このような乗り方をしていて果たして安全なのだろうかとかねてから疑問を持っていました。
 しかし,この時期を見る限り,その疑問は,むしろよくない方向で的中していたとわかり,非常に大きな問題であると思います。
 1日10人程度亡くなっているというのは重大な事態であると思いますが,その亡くなり方も線路を渡ろうとしてはねられたり,転落したりと,バリエーションは多いものの危険な事故の典型例とも言えるものだと思います。
 そして,典型的な事故例ということであれば,安全策はとりえるはずなのにと思わずにはいられません。

 インドはこれからどんどん発展していく国であり,そういう国の経済を動かすにはインフラ整備は基本中の基本であると思いますが,このように危険なインフラということであればどこかで経済が伸び悩みしてしまうのではと思ってしまいます。
 これを是正しないと経済がうまく回っていかないように思うのですが,そうでないとすればそれは鉄道会社が大きな権力を持っているのか,ペナルティの程度が低いのでお金をかけて改善しようという気にならないのか等の理由なのでしょうか。
 日本の場合は鉄道会社の賠償責任の重さや社会的批判などのリスクがありますし,その点鉄道会社は慎重であるとは思うのですが,もしかしたらインドではこれらの責任などが大きくないのかもしれないのかなと思います。

 安全というのは最も基本的でかつ最重要課題であると思われ,これを蔑ろにすると少なくともここよりも安全な地域から来ようとする人は躊躇いを覚えることでしょう。
 これから発展していく国においては,その点は発展の障害になりかねず,何とか解消していってもらいたいと思います。
 特に,1日平均10人程度の死者ということであれば,それは急務であると思いますので,対応をお願いしたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:03
 こんばんは。

 今日は夕方にAKB握手会で傷害事件があったという報道がありました。

 私はAKBについてはよく顔を見る人以外はまったく分からず,今回被害に遭った2人はまったく分からないのですが,こういう事態になったこと自体は非常に残念であると思います。

 とりあえず命に別状はないようですが,もしも見た目に分かる箇所に傷を負っているとすれば,アイドル活動として支障があることはいうまでもなく,女性としての人生にも大きく影響があることでしょう。
 その意味では,その傷が命に関わるものではないとしても,詳細な報告がなされるまでは不安でしょうし,特にファンにおいては心配で仕方がないことでしょう。

 今回の一件での凶器はのこぎりといわれていますが,おそらく普通に使われるのこぎりであれば携帯していた段階で誰もが気づくものでしょうし,折りたたみ式のものであったりするのでしょう。
 しかし,携帯型のものであったとしても,折りたたみナイフよりは目立つものと思われ,それを防ぐことはできなかったものだろうかと思ってしまいます。
 私は握手会の状況はまったく分からないので,その警備が甘かったのかなどは分かりませんので,それらを安易に責めることはできませんが,このような事件が起きた以上は何か問題があった可能性が高いのでしょう。
 かといって,警備を強くすれば,その分現場での作業が繁雑になり,ただでさえ多くの来場者がやってくるところで捌ききれるかという問題も出てくるのでしょうし,そういうところのバランスなどが考慮されて,数年の握手会の歴史の下に今の状況になったのでしょう。
 しかし,生命・身体が脅かされたとなると,現場作業の繁雑さなどということは理由にならないでしょうし,今後同様のことを行うに当たっては相当警備が厳重になることでしょうし,握手の時間や交わせる会話も著しく制限されることでしょう。
 そうなると,犯人以外のファンにとってはいい迷惑というほかなく,その意味では犯人は非常に罪深いと言えます。

 本件があったとなれば,徹底した警備体制と警備計画の見直しがなされねば,おそらく握手会を再開することは難しいでしょう。
 特に,これだけ報道されているということになると,生半可な警備体制で臨むということになれば社会的批判も免れないでしょうし,運営側としては相当な見直しを強いられることはいうまでもないでしょう。

 そうなると,運営側の今後の経営状態には非常に問題が生じると思われます。
 すなわち,AKBのビジネスにおいて握手券はCDの売上に直結するだけに,営業利益の中でも大きなウエートを占めることになると思われます。
 しかし,それをできないとなると,CDの売上利益が大きく削られてしまうことになるでしょうから,別のCDの売り方を創出しなければ,これまでのようなビジネスを展開できなくなってしまうと思われます。
 握手会を拙速に再開しようとしても,それは上記の通りきちんとした警備体制の見直しがなされない限りは社会が許さないでしょうし,かといって再開が遅れると別のCD売上を増やす方法を創出しないと経営に問題が生じてこのビジネスの展開も困難になる可能性すらあると思います。
 そうなると,AKBやその関連団体も運営がうまくいかなくなったりする可能性があり,多くの人が困ることになるでしょう。

 となると,AKBの運営にとって今考えねばならないことは,今回の被害者の方々の安否はもちろんのこと,握手会の警備体制の徹底的な見直し,握手券以外の効果的なCDの売り方というところでしょうか。

 犯人の動機等は分かりませんが,逮捕容疑は殺人未遂ということのようです。
 殺人未遂と傷害の違いは殺意の有無ですが,この犯人が殺意はないと主張した場合は殺人未遂で起訴することはできるのだろうかと思っています。
 というのは,もしも本人の供述がないとなると,状況から立証しなければならないところ,今回はそれができるかどうかという点です。
 例えば,のこぎりの形状がナイフなどと比べて命を奪うような性質に向いているのか,傷の深さが深いのか浅いのかなどが殺意の問題に影響するように思います。
 これらの点は具体的には分からないので,今の段階で殺意が認められるのかは分かりませんが,もしも殺人未遂となれば裁判員裁判対象事件となり,この件はより世間的に話題になることでしょう。

 と,報道がでたばかりで詳細が分からないものですから,今回の書き込みは取り急ぎの雑感でしかありませんが,続報を見ていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:17
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ロシアで,体重120キロの女性職員がワニの上に倒れてワニが負傷したというものがあったので取り上げてみました。

 これはロシアのサーカス弾がバスで移動していた時,バスが急ターンをした際に経理担当の女性職員が体長2メートルのワニの上に倒れてしまったというものです。
 女性は軽症で済んだものの,シートベルトを着用していなかったがためにワニの上に倒れてしまったということで,厳しいおとがめを受けたということでした。
 ワニは,今回の事件で負傷してしまい,女性が倒れてきてから3時間にわたって嘔吐を続けており,団員達は命を危ぶんでいたそうです。
 しかし,その後にこのワニは回復したそうです。

 この記事を見て,本当におかしな話なのですが,ワニも人間や犬・猫と同じように生物としての構造を持っており,ダメージを受けると負傷するのだなと改めて思いました。
 そんなこと改めて思うまでもなく当然のことなのですが,あの丈夫な皮膚や鋭い牙を思い浮かべた時に,少々私の想像力が及ばなかったので,この記事を見てワニもある部分においては想像の及ぶ生き物なのだなと実感したという次第です。

 ただ,体の大きさに見合うだけの体の丈夫さは持ち合わせているのでしょうし,そんなワニが3時間にわたって嘔吐を繰り返したというのですから,もしかしたら内臓の方までダメージが加わっていたかもしれないなと思いました。
 それだけの衝撃を受けたのかといえば,120キロという重量を考えれば頷けます。
 他人のことをとやかく言うつもりはないのですが,私も体調管理には気をつけようと思いました。
 また,シートベルトは大事だなと,非常に月並みなことを思いました。


 今日の阪神は,能見さんの調子がいつもよりはよくないように見え,危ない展開であったとは思ったものの,何とか勝利を手にできました。
 能見さんは最近勝てていなかっただけに今日は勝ってほしいと思っていたところで,この調子の悪さはどうなるかと心配していましたが,あの調子でもきちんと三振をそれなりに奪い,1点差まで追い込まれつつもそれをキープして切り抜けられたのはさすがエースというべきでしょう。

 また,ギリギリまで危ない展開にはなったものの,それでも抑え込めた呉さんを賞賛したいと思います。
 呉さんはそれなりに打たれることも多いのですが,結局抑え投手というのは多少ヒットを打たれても点をとられなければよいというように思えば,決して悪くない投手であると思います。
 当初は,スタンリッジさんを放出してまで獲得する意義があるのかと思っていましたが,今の阪神投手陣を見ると,今のところ妥当な判断であったと思います。
 というのは,今年の阪神投手陣は非常に中継ぎの調子が悪く,勝利の方程式が見えていない状況ですから,確実に勝利というには調子のよい先発投手の完投というようにならざるを得ないものと思います。
 ですが,呉さんがそれなりに安定してくれていれば,呉さんの前の投手は何ともいいがたいものの,一人だけでも固定できていれば状況は大きく違うと思うからです。
 今でも先発のコマに困っている以上,スタンリッジさん放出が正しい選択というつもりはないのですが,それでも間違いとは言えないと思います。

 交流戦は,今のところパリーグ1位2位の球団に対して勝率5割ということで,例年交流戦で不調の阪神にとってはなかなかよいスタートを切れたと思います。
 普段当たらないだけにパリーグの下位球団だからといって油断はできませんが,それでもこのまま好調を維持してもらえればセリーグの順位にも大きく影響して来ると思うので,多い期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:09
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,宮崎市内の小中学校で,体育館に置かれているピアノのペダルだけがなくなっているのが見つかったという記事があったので取り上げてみました。

 今月に入り,宮崎市内の小学校3校,中学校2校の計5校で,体育館に置かれているグランドピアノのペダルが相次いでなくなっているということでした。
 このうち,ある中学校では,教頭が体育館の倉庫に行った際,ねじなどが外されて金属製の2本のペダルだけがなくなっていたということでした。
 学校によると,体育館の扉の鍵は,部活動などの後はかけられているということで,鍵などが壊された形跡はないということでした。
 学校によると,ペダルはすずと銅の合金製で,新品で購入すると2本で10万円程度するということです。
 警察は,何者かが売却目的で盗んだ疑いがあると見て調べているということです。

 そもそもこれが何者かによる犯行なのか偶然なのかが問題だと思いますが,ねじなどがわざわざ外されたというところを見ると,基本的には人の作為によってなされたとみるべきなのでしょう。

 人の作為とした場合,体育館の扉の破壊の形跡がないことから,内部者の犯行が疑われるのではと思ったものの,そもそも複数の学校で同様の被害が生じている以上,その線は難しくなったのかもしれないと思いました。
 確かに学校ごとに扉の仕組みは似たような感じなのかもしれませんが,それでも鍵は全ての扉で異なっているのでしょうし,内部者にしては同時期にこのような特殊犯罪を行うことは考えづらいと思いました。

 そうなると,これを外部の人が行ったのではとも思いますが,だとすればよく学校のピアノに着眼したなというようにも思いました。
 もしかしたら,ピアノの部品が高額であるという情報を仕入れた人が,どこにピアノがあるのかと考えた際に学校を想起したという顛末なのではと思いますが,その辺りは想像の域を出ません。
 ただ,仮にこれが窃盗犯罪であるとすれば,このように立て続けに珍しい犯行を犯して話題になれば警戒が強まってしまうわけで,犯罪に効率というのもおかしな話ですが非常に効率の悪いやり方であるように思いました。

 また,被害品を入手したとしても,1回10万円前後ということであれば,犯罪というリスクを冒してまで得る利益としてはそこまで効率のよいものとは思えません。
 さらに,財産犯の場合は必ず被害品を処分して換金するルートが必要になりますが,このように特殊な被害品の場合はそのルートが限定されるように思われ,その点でも難しい犯罪であるように思います。

 結局これが犯罪によるものなのか偶然なのかははっきりとは分かりませんが,学校の怪談になりそうな不思議な事件なので,真相解明に期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:09
 こんばんは。

 昨日から始まった交流戦ですが,初戦阪神はオリックスさんに惨敗してしまいました。
 昨日の件は,打つ方は平常運転という感じで,むしろ藤浪さんの出来が全てだったというほかないと思います。
 藤浪さんはコーチから最後通告を受けてしまったということで,次回登板の奮起に期待したいと思います。
 藤浪さんは将来の球界を背負って立つ存在ですから,ここでの経験を将来に生かして大投手になってもらいたいと思います。

 今日は,そんな苦い打ち負けた試合とは異なり,両チームの打ち合いとなりました。
 そして,最終的にはゴメスさんの特大ホームランで打ち勝てたという,非常にご飯のおいしい展開となりました。

 今日の勝利において色々と述べたいことはあるのですが,やはり直接的な勝因であったゴメスさんと新井兄さんの活躍に触れないわけにはいきません。
 特に,新井兄さんは,オープン戦にあれだけの活躍をしながら,シーズンが始まればゴメスさんにその座を奪われ,苦しい代打生活が続いておりました。
 ゴメスさんが落ちてきたら代わりに出場するという機会を狙っていたのでしょうが,嬉しい誤算ということでゴメスさんが想像以上の働きをしてくれており,その機会はなかなか訪れませんでした。
 また,1試合1度きりという代打の場面では,チャンスでゲッツーという場面もあり,相当苦しい思いをされていたのではないかと思います。
 そんな中で今日打った1発は,本人にとっても,ファンにとっても大変嬉しいものとなりました。
 新井兄さんがホームランを打った直後の貫禄漂うバット投げが非常に嬉しくて仕方なかったです。
 これが我々の待っていた新井兄さんの打撃であり,これをしてくれる人がチームにいるということは相手にとってどれだけの脅威だろうと思います。

 さらに,7回8回と苦しい守りの展開を乗り越えて,9回4番ゴメスさんからの特大ホームランが飛び出しました。
 阪神はこれまでこういう場面で1発は期待できず,基本的に打ち重ねて点を取りに行くというスタイルであったと思いますが,9回2アウトまで追い込まれて延長戦も覚悟せねばならない展開での1発というのはやはり非常に重いものだと思います。
 野球は原則としてヒットの積み重ねで成立するものであるということは今でも変わらないのですが,打線の厚みの問題として1発のある打者の魅力というのはどうしても否定できないものだと思いました。
 今日は,特に新井兄さんのホームランも見られましたし,その認識が普段よりも強いと思います。

 一方,課題としては鶴さんの投球でしょう。
 鶴さんは,初先発試合での失態を生で目撃してしまってから,大変申し訳ないことに私のイメージはよくないものですから,今回の失点もまたかというように思ってしまいました。
 実際はもっとできる方なのだとは思いますが,私の拙いイメージは今日の試合でより強固なものとなってしまい,やはり鶴さんからは安定感をあまり感じません。
 鶴さんにおいては,この私の拙いイメージを破る投球を見せてもらいたいと願うばかりです。

 次はソフトバンクさんとの試合ということで,こちらもなかなかの強豪です。
 ですが,交流戦で阪神が例年よりも活躍をして勝ち越せれば,一気にリーグ優勝へ近づけるものと思いますので,その活躍には非常に期待をしております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:11
 こんばんは。

 世間を騒がせていたパソコン遠隔操作事件ですが,昨日から片山さんが保釈後に報道機関等に対して出されたメールを自作自演したのではという話が出ておりましたが,今日本人が一連の事件は自分が真犯人であると認めました。

 このニュースを見て,私も同じ弁護士という立場から見て,おそらくこの弁護団はいたたまれない思いをしたのだろうなと思いました。
 私が仕事をしている中でも,いわゆる否認事件といわれるものを担当している最中で自白事件に変わることはありまして,そういうことは弁護士を経験していれば少なからずあることだと思います。
 それだけに,否認から自白に転じたことだけをとって特殊であるというつもりはありません。
 しかし,この事案は,IT関係に関する特殊な知識がないと対応できないものであり,おそらく担当の弁護士はみなこの事件を担当することになってから相当な勉強をしたのだろうと想像します。
 私も未知の分野について依頼を受けた後に徹底的に勉強をして臨むということはしばしばありますが,これはなかなか大変な作業であることはいうまでもなく,ましてこの弁護団は今回の自作自演メールがなければ無罪寸前まで追い込めていたのではとすら思えるので,その努力たるや同業者としても頭が下がる思いです。
 それだけに,結果としてこれまでやってきた活動が無意味になってしまう今回の一件はさぞや落胆したことだと思います。

 今度は心神耗弱,心神喪失を主張する方向で進めるように見受けられますが,これはこれで大変な作業であり,弁護団としては相当な切り替えが必要になるのだろうとお察しします。

 また,本件では無辜の市民が逮捕されるという騒動があり,この方々については人生を狂わされてしまった方もいることでしょう。
 中には大学の身分関係にまで問題が発生してしまった方もいるようで,今回の案件はもはやただ驚かせただけなどという被害では済まないことは明らかです。
 これらの方々の中には自白を強要された方もおり,捜査機関全般に対する社会の信頼を低下させることとなりました。
 この点については,潜在的にあった問題点が顕在化しただけという考え方もあるでしょうが,その顕在化する場面を無辜の市民に対しての行動であることを認めるわけにはいかず,やはりこの点も非常に大きな問題であったといわざるを得ません。

 そして,今回の一件の幕を引いたのは,結局本件の中心にあったIT問題ではなく,捜査機関が従来から得意とする人と足を使った捜査だったということも印象的であると思います。
 今回の件で誤認逮捕をしてしまった原因は捜査機関のIT関係への対応力の問題であったと思いますが,それは本件も無罪が十分争い得たということからみてやはり誤認逮捕後もIT関係の捜査能力は強化できないままかと思っていたところでした。
 そのような流れの中で,最後の決定打は今回の従来の捜査手法に基づく検挙ということですから,結局のところこの自作自演メールがなかったらどうなっていたのか,やはり日本の捜査機関はIT関係には弱いのかということを感じずにはいられませんでした。

 最後に,片山さん本人についてですが,この自作自演メールがなければ無罪になった可能性も十分あった事案なだけに愚かなことをしたという評価となるのでしょう。
 しかし,彼が真犯人であったとするならば,その責任は取って頂くべきで,結果が分かった今から見てみれば,この自作自演メールがなかったとしても何らかの形で責任を負ってもらわねばならなかった人であったとは思います。
 私の拙い考えでは,先の保釈があった際に社会に一時的に復帰したところで,これまで我慢強くやってきたところの堰が切れて解決を急いでしまったのかなというように思いますが,それは私の想像の域を出ませんし,真実は分かりません。
 ただ,今回の件では,真犯人として責任を取らねばならないという意味だけでなく,保釈保証金も没取という意味でも親に迷惑をかけることとなりました。
 しかも,保釈保証金の件については,かけなくてもいい迷惑だったというほかなく,彼の拙い計画によってどういう被害を及ぼしたのかということを今一度身柄拘束されたところで一人になった身でよく考えてもらいたいと思います。

 死にきれなかったという話がありますが,安易に死んでしまっては真相を知りたい被害者のためにも,残された家族のためにも,何より自分自身にとっても無責任だと思いますし,ここからきちんと責任に向き合ってもらいたいと思います。
 今後彼は刑事責任ばかりでなく,犯人に仕立て上げられた無辜の市民の方々などからの賠償責任などの民事上の責任にもさらされることになると思いますが,社会人としてきちんと償ってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:33
 こんばんは。

 以前から福島第一原発の処理に関して色々と問題が発生しておりますが,今日のニュースを見ていたら3号機の格納容器が破損していることが確認されたというものがありました。

 格納容器は核燃料が溶け落ちているといわれておりますが,その格納容器から汚染水が外側の部屋に漏れているのが確認されたということでした。
 東京電力は,汚染水の漏洩を防ぐ方法を検討しているということです。

 かねてから汚染水は外に流出しているという話は何となく聞いており,東電は否定していたもののまったく信じておりませんでしたが,それが確信に変わったという意味では重要なニュースだと思います。
 事故からかれこれ3年以上経っても一向に終息の見込みが見られないように思われ,その作業の大変さを考慮してもこういうものなのだろうかと思ってしまいます。

 それで,この件が発覚したとして,これからどうするのでしょうか。
 賠償金も満足に支払えない東電に,果たしてこれを終息させられる当事者能力はあるのでしょうか。
 東電は漏洩を防ぐ方法を検討しているということですが,果たしてその検討というのは具体的な見通しのあるものなのでしょうか。
 どうもこの手の記事を見ていても先の見通しの見えない不安しか思いつきません。

 先日美味しんぼ騒動があり,その内容の真偽は分からないのでここでその妥当性や騒動の行方について言及するつもりはないのですが,東電の処理状況がこのような体たらくでは騒動が起こること自体については仕方がないのだろうなと思います。
 また,かつての事故の処理も満足にできていない状況で再稼働の話をするのもどうなのだろうというようにも思ってしまいます。
 最終的に再稼働やむなしとなるにしても,事故が発生した時にどのように対応するのかをきちんと決めねばならないところ,そのモデルケースが福島第一原発なのだと思いますし,現状で再稼働といわれても反対が多くなるのは当然の流れだと思います。
 再稼働をしないと経済的に問題になるというのであれば,少なくとも問題処理のモデルケースである福島第一原発の処理をもっと積極的に進めるべきであり,そのためにはもはや東電任せにしていることがいいことなのかと思うところです。


 阪神は交流戦直前の横浜戦を勝ち越しました。
 今日の勝利は投手力の結果だと思いますが,岩崎さんばかりでなく中継ぎ陣もいい仕事をしたと思います。

 ただ,6回の中畑監督が抗議に出てきたクロスプレーは,私が見た限りアウトだと思うので,もし同点のあの場面で点が入ったならば展開が変わっていたのかもと思うと,横浜さんとの実力差で勝ったというのはやや躊躇いがあるように思います。
 あの場面は捕手梅野さんがブロックをしきれていないのではと思うのですが,そもそも梅野さんがブロックしてタッチに行く以前の問題としてゴロをキャッチしたセカンドの送球が高すぎたと思いました。
 ただ,セカンドは本来の守備位置ではない大和さんが守っており,大和さんを責めるのは酷だと思います。
 そうすると,本来のセカンドを守る選手を起用すべきであり,その点は和田監督の采配に問題があるのではと思ってしまうところです。

 次からは交流戦が開始しますが,例年セリーグは交流戦でパリーグに押しまくられてしまっております。
 ここで何とか挽回できれば,広島さんとの差を詰められると思いますし,何とか踏ん張ってもらいたいものです。
 私としては,打線は水物なだけに,注目点はむしろ投手陣,特に中継ぎ陣の出来かと思っています。
 期待してみていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:32
2014.05.17 Saturday
 こんばんは。

 今日のニュースといえばCHAGE and ASKAのASKAさんが覚醒剤取締法違反で逮捕されたというものだと思います。

 以前一度ASKAさんは覚醒剤の使用が疑われるという週刊誌の記事があり,これについてASKAさん側が否定するという騒動がありました。
 私としては,この当時,火のないところに煙は立たないと思ったものの,証拠があるわけではなく,真偽は不明という程度の認識でおりました。
 しかし,今回の逮捕劇を見ると,その記事の信憑性はあったのかなと何となく思ってしまいます。

 今回の逮捕は覚醒剤の所持ということですが,ASKAさんは否認しているそうです。
 この否認の内容は,おそらく所持していたものが覚醒剤であるという認識がなかったというものと思います。
 そうすると,今後は,覚醒剤をどのように入手したのかが大事になると思います。
 例えば,人からもらった,預かったというのであれば,その入手ルートについて合理的な説明ができないのであれば,その認識に関する供述の真偽に問題が生じるということです。

 この認識に大きく関わる問題として,覚醒剤の使用があったかどうかが非常に大きく問題になると思います。
 なぜならば,覚醒剤を使用した痕跡が体から出てくれば,その薬物が覚醒剤であるという認識がなかったという弁解が通りづらくなると思われるからです。
 そして,ASKAさんの尿検査の結果,陽性反応が出たということでした。
 そうすると,薬物をどのように体に摂取したのか,摂取した際にどのような感覚を覚えたのか等という点が非常に大きく問題になると思います。
 一部報道では,ASKAさんの家からは数種類の違法薬物とみられる薬物や薬物の使用器具が見つかったというものもありますので,この辺りとの整合性のある説明ができるかも問題だと思います。

 体内から覚醒剤の反応が出たからといって,必ず自己使用になるとは限りません。
 例えば,過去にあった例として,他人に覚醒剤を無理矢理打たれたなどという事例がありました。
 ですから,その辺りの経緯がどのように説明されるのかという点が非常に問題になってくるでしょう。

 覚醒剤取締法は,覚醒剤所持と覚醒剤使用が別の犯罪として規定されております。
 今は覚醒剤所持ということで逮捕され今後勾留という手続がなされると思いますが,今後は覚醒剤使用で再逮捕される可能性が高いのではと思います。
 逮捕後の勾留は原則10日,さらに延長が認められれば10日ですが,本件のような覚醒剤事犯では薬物の鑑定をするので,そこでかかる時間の都合上通常は延長がされることが多い印象です。
 また,今回の逮捕の際に共犯者も逮捕されているということですから,面会者を通じて口裏合わせをされないようにするため,おそらく接見禁止という弁護士以外会うことができない処分が付されることになると思われます。

 薬物事案の捜査の焦点としては,本件ではASKAさんが否認している点との兼ね合いから覚醒剤の入手,使用の状況であると思いますが,おそらく捜査機関として最大の懸案事項は入手ルートの解明だと思います。
 結局薬物事案は,末端の使用者の処罰はあくまで大前提であり,そこから如何に入手ルートを明らかにして同種事犯を根絶するかというのが課題ですから,今後の捜査はその点が問題になるでしょう。
 ASKAさんが所持していた覚醒剤について,これを覚醒剤と認識していたか,覚醒剤と認識した上で自ら体内に取り込んだのかは分かりません。
 しかし,所持していたのが紛れもない覚醒剤だとすれば,無罪であったとしてもその入手ルートの解明という課題自体は存在するわけであり,有罪無罪を問わず捜査機関においては捜査に尽力することが要求されると思います。
 いずれにせよ,今後の捜査の進展に注目したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:42
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で,大雨のどさくさに紛れて企業が廃水を流すという事例が多発しているという記事があったので取り上げてみました。

 記事によると,中国では,大雨の際に川の水量が増えたことを奇貨として,企業が発覚しづらいチャンスと考えて,汚染物質を含む廃水を流し込む事例が増えているそうです。
 この記事には,大雨の後撮影された写真が添付されていましたが,川が汚染物質を含んだ廃水が流れているため真っ赤に染まっておりました。

 この写真を見ると,まるで川が血の池のようなようにも見え,相当な量を流したことが分かります。
 何の物質が含まれているのかは分かりませんが,おそらく人体や環境には悪影響なのでしょうし,目先の利益にとらわれて大きなものを見失っていることでしょう。
 しかも,少量を流すならばともかく,これだけの量を流したとなればバレバレで,度合いすら考えていなかったのだと思います。

 大気汚染もそうですが,一人一人が努力したところでそこまで影響力はなく,その意味では影響力の乏しさを考えれば努力する必要はないと思うことはあり得るのでしょう。
 しかし,みんながそう考えれば悪化するしかないですし,その規模の大きくなるのは必然です。
 おそらく今回の件も自分さえよければ,ばれなければという思いで行われたと思いますが,それがもたらす結果は誰が考えても分かるのですから,政府としてはこういうところで厳重に対処して環境汚染を食い止めねばならないと思います。


 阪神は今日は昨日の悔しさを引きずらずに勝ちを得ました。
 今日の勝利に価値があるとすれば,それは岩田さんが計算できる東急をしたことでしょう。
 シーズン当初は今年も無理かと思いましたが,前回と今回の投球は文句ないもので,往年の実力を発揮されていると思います。
 また,打つべき人もそれなりに打ってくれていて,何人も主力を怪我で欠く割にはうまいことやっているというように思います。

 心配なのは,シーズン当初から中継ぎが安定しないことでしょうか。
 福原さんはいなくなり,安藤さんはイマイチ調子が上がらず,呉さんは昨日は最高の投球をしたものの今日は1失点,他の中継ぎも今のところ絶大な信頼を置ける人はなし,松田さんは怪我というなかなか苦しい展開です。
 阪神は例年夏に失速し,それまで安定感のある人たちも調子を落とすのですが,今の段階でこれでは果たして夏はどうなってしまうのか心配でなりません。
 できれば松田さんには夏くらいに戻ってきてもらって中継ぎの軸になってもらいたいですが,それまではみんなで何とか凌ぎきってもらいたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,イギリスで水道水の医薬品類を分析したところコカインの痕跡が検出されたというものがあったので取り上げてみました。

 この水道水の検査では,コカインの摂取後に体内で生成される代謝物が検出されたということです。
 専門家達によると,イギリスは西欧の中で最もコカインの使用率が高いそうで,かつ価格も下落しているということで蔓延しているようです。

 私は,このニュースを見てそもそも解せない話として,水道水からコカインの摂取後に体内で生成される代謝物が検出されたということです。
 どういうことかというと,水道水は一応浄化された上で上水道を通っていくと思っているのですが,体内生成物が水道水から検出されるということは体内から排出された物質が十分浄化されないまま上水道を流れていっているのではということです。
 これが誰かが水源にこの物質を入れたということであればまた説明もつくところですが,水源は生活の基本となる大事な箇所である以上それなりに管理されていると思われ,果たして水源に侵入して入れるメリットがあるのだろうかと思います。
 現在の水源の管理状況が分からない以上,この点はよく分からないのですが,もしも前者の浄化し切れていないということであれば,イギリスの上水道の衛生面は果たして大丈夫なのだろうかというように思ってしまいます。
 もちろん,体内に摂取しても問題ない程度まで浄化されていれば衛生上は十分なのでしょうが,こうなると何となく衛生面に対する嫌悪感がなくはありません。

 それで,コカインの蔓延という話ですが,私はこの記事だけでそれが事実かどうかなど分かりませんので,ここでは曖昧な前提でその点を言及することは控えたいと思います。
 ただ,水道水からコカインの痕跡が検出されたとなると,量はともかく少なくともコカインが使われたことは間違いがなく,イギリス警察は取り締まりを強化せねばならないと思います。
 これまでどのような取り組みをされたのかは分かりませんが,今回の件は遠い私のような人間が知るに至ったくらいですからそれなりに世界中に知れ渡っているでしょうし,世界の中のイギリスの地位を考えればきちんと対処しなければならないでしょう。


 阪神は延長12回であと3人アウトを取れば同点で終了という場面でサヨナラホームランを打たれて負けてしまいました。
 せっかく呉さんが最大のピンチを凌いでくれたというのにまさか最後の最後で二神さんが打たれて終わるとは思わず,大変残念です。
 シーズン前は二神さんに大きな期待をかけていただけに,シーズンが始まってからあまり活躍できていない現状には残念で仕方ありません。
 今日は序盤で阪神が点をとってからずっと苦しい戦いが続いて,そして最後は延長戦で負けてしまっただけに,精神的な打撃が大きいとは思います。
 ただ,阪神は,ゴールデンウィークに入ってからどうもうまく勝てていない試合が続いていて,あまり雰囲気がよくないのではと思いますので,どこかでムードを変えられるような野球を見せてもらいたいと思います。
 特に,開幕当初に見せたような猛打をもう一度再燃させてくれれば色々と変わってくると思うので,期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:25
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,政府税制調査会で配偶者控除の見直しについて議論したというものを見たので取り上げてみました。

 配偶者控除の見直しの議論は,女性の社会進出のためには103万円以下という金額制限が妨げになるという考えがあるためということです。
 つまり,妻が103万円を超える収入があった場合,配偶者控除が受けられないとして,労働時間を制限したりすることで女性の社会進出を妨げることになるのではということです。

 この議論においては,保育所整備や長時間労働対策などの議論も必要という意見で集約したということで,は宮舎控除を単独で見直すことに否定的な見解が示されたそうです。
 また,委員からは,消費増税の直後だけに,国民の負担増に繋がりかねない控除見直しは時期を慎重に選ぶべきという意見も出されたそうです。

 私は,配偶者控除の見直しの是非についてここで意見を言うつもりはないのですが,配偶者控除の見直しを考える上ではいくつかの要素を考慮しなければならないのだろうなと思いました。
 例えば,女性の社会進出という視点もそうですし,消費増税による負担増もそうです。
 その他,私としては,少子化という視点も大事なのではと思いました。

 現在少子化が進んでおりますが,国がこれに対する対策を考えた場合,配偶者控除は結婚を促す一つの事情にはなり得ると思われます。
 もちろん配偶者控除があるから結婚しようということには直ちに結びつかないと思いますが,それでもこれを見直すということは結婚の動機付けにマイナスになることは否定できないでしょう。

 政府としてはどのように税収を増やすのかというように常に悩んでいるのでしょうし,そのために色々な控除を削ったり,増税をしたり,あの手この手で考えているのだと思います。
 配偶者控除の見直しもその手法の一つですが,結局これを採用するかどうかというのは,税収や女性の社会進出,負担増や少子化対策などの価値を色々とあげた上で,どれを尊重しどれを切り捨てるかという政治判断なのだと思います。
 無目的に負担だけ増えるのは勘弁願いたいですが,どの価値を尊重するかという問題についてはどれが正しいということは一概にないのでしょう。
 ただ,切り捨てる価値についてもそれなりにケアをするということは必要になってくると思われ,もしも配偶者控除を見直すことを決めるのであればその分の少子化対策はとるべきで,それをどうするべきなのか,それにかかるコストは配偶者控除を見直すことに比べて得なのかなどを考えてもらいたいと思います。


 阪神のメッセンジャーさんは日本に馴染んできてくれているようで,国民食であるラーメンを好んでくれております。
 特にお気に入りはとんこつのようで,ゴメスさんが醤油ラーメンが好きだと聞いた時,メッセンジャーさんは「彼は本当の豚骨を知らないんだよ」と発言したという記事を見ました。
 また,メッセンジャーさんはゴメスさんを行きつけの店に連れて行こうと考えているようですが,行きつけの店について「あそこはプラスチックの箸なんだよ。彼はまだ食べづらいんじゃないかな。俺は食べられるけど。」と話したということです。

 箸を使えるまで日本に馴染んでくれたのはとても嬉しいことですが,本当の豚骨云々については思わず最近少々話題に上る美味しんぼの山岡さんを思い出しました。
 私も時々日常会話で,「1週間待ってください。本当の○○を見せてあげますよ。」と根拠なく使うことがありますが,もしもメッセンジャーさんがそれを意識して語っていたとしたらとんでもない日本通だと思います。多分違うとは思いますが。
 とかく,メッセンジャーさんにはより日本を好きになってほしいと思っていますし,それを人にどんどん広げてもらいたいと思っていますので,こういう輪は広げていってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,山形県で,カラスが電柱に巣を作ったことが原因で停電が起こったというものがあったので取り上げてみました。

 停電は最大150戸に及んだそうで,約1時間45分後に復旧したということでした。
 カラスが巣を作るに当たって,巣の材料のために集めた針金や木の枝が,電柱の電線部分に接触してショートしたことが原因ということです。
 東北電力の営業所の話によれば,春から初夏にかけてはカラスの巣作りが多くなるとして,見つけたら連絡がほしいということでした。

 私の生活を振り返った時に電気を使えないとなると相当困ることは容易に想像がつくので,おそらく今回停電に見舞われた方々は困られたことでしょう。
 救いだったのは,午前4時45分頃に発生したということで,午前6時半までには復旧したということですから,そこまで害が大きくなかったことでしょうか。
 これが夜に停電になったとすれば,そもそも真っ暗ですし,ご飯を作ったり食べたりすること一つとっても非常に不便だったことでしょう。
 それを考えると,害にあわれた方々においては,カラスはなんてことをしてくれたのかと思うことでしょう。

 一方,カラスにしてみれば,自分は普通の生活を営んでいただけでしょうし,電気などは人間の都合に過ぎないわけですから,今回の騒動で巣を撤去されてしまったとすればいい迷惑だったでしょう。
 私が以前聞いたところでは,カラスは自分の巣を撤去されてしまうと人間を襲うようになったりすると聞いたこともあり,電柱に巣があるからといって安易に撤去すると思わぬ被害も生じかねないように思います。

 こういった場合はどうするのか,おそらく専門家の知恵を借りて対処することになるのでしょうが,記事によれば今が巣作りの時期ということですし,おそらく記事にならないだけで大なり小なりこのような事件は日本中であるのかなと思います。
 こういう通報はそれなりになされるのでしょうが,私は普段電柱の上を見て生活しているわけではないので,おそらく私が発見して通報することになるとしても偶然見つけた場合ということなのでしょう。
 そう考えると,もう少しこの点について周知して目を増やした方がいいのではというようにも思うのですが。


 阪神は,今日は,昨日一昨日の屈辱を晴らす勝利を読売から勝ち取ることができました。
 メッセンジャーさんの完封は見事というしかなく,最近は多少安定感を欠いていたものの,やはり去年のあの実力は失われていないと思わずにはいられませんでした。

 ただ,メッセンジャーさんをもう少し楽にするべく,できればもう1点追加してもらえたらなと思いました。
 そうすると,やはり福留さんが引っかかるわけです。
 今日はチャンスで福留さんの前の打者今成さんが敬遠され福留さん勝負という大変福留さんにとって屈辱的な場面があったにもかかわらず三振で凡退してしまいました。
 福留さんの得点圏打率はどんどん降下していく一方で,今のままでは戦力になり得ない可能性が極めて高いと思います。
 和田監督は執拗に福留さんを使おうとしますが,これは一体どのような判断なのだろうかと疑問に思わずにはいられません。
 私はきちんと勝てる野球を見せてもらいたいと思いますし,それはチームもそうだと思います。
 そのためにはスタメンから外れた人も成績さえ残せば使ってもらえるという意欲を持ってもらえるようにすべきで,競争で勝ち残った人がスタメンを獲得すべきです。
 今のままでは,特に外野手の選手達が腐ってしまいかねず,和田監督においては勝つための適切な判断をしてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:58
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,開幕が迫るサッカーW杯ブラジル大会の競技場の工事現場で作業員が亡くなったという記事を見たので取り上げてみました。

 W杯の会場は12カ所が予定されているそうですが,未だ3カ所が完成していないそうで,突貫工事を行っておりました。
 そして,その工事の最中,作業中に感電死してしまったということでした。
 今回の事故で建設中の事故の死者は8名に上るということでした。
 今回の事故で工事はさらに遅れる見込みということです。

 なお,完成している競技場も,周辺の交通網や駐車場は不完全なところが多いそうです。
 特に,交通の整備遅れは深刻で,使用される13の空港のうち改修が終了したのは2カ所のみであり,当局は間に合わないと諦めている空港もあるそうです。

 W杯までに工事が間に合うかどうかは何とも分かりませんが,それでも死者が出るくらい安全等よりも効率を重視して進めているようで,果たして今後も同様の事故が起こらないと言えるのだろうかと心配です。
 また,この調子で完成したとしても,果たして崩壊しないのだろうかと完成品の安全性についても心配です。
 前々から開催日時等が決まっていたのに,なぜこうなってしまったのだろうかと思わずにはいられませんが,おおらかな国民性がこうしてしまったとなればもしかしたらそこまで危機感はないのかもしれません。

 また,オリンピックもそうですが,こういう時に作り上げた大型のハコモノは後日に利用されない可能性も多いと聞きます。
 そうすると,この時だけよければよいのだから,そこまでの耐久度もなくていいと思っているのかもしれませんし,この時がしのげれば別に交通網の発達もしなくてもよいという判断もあるのかもしれません。

 私ごときの想像も交えて他人を批判することはよくないことだと思うのですが,それでもこのような大会を機に発展を遂げて頂きたいとも思っていて,その点余分なことまで考えてしまいます。
 とりあえず,これ以上このような事故が起こらずに,無事開催までこぎ着けてもらいたいと思います。

 ちなみに,2022年W杯開催予定のカタールでは,その競技場建設のための労働者が既に185人も亡くなっているそうです。
 平和のためのスポーツの祭典という本来の趣旨を忘れないようにしてもらいたいと思います。


 そんな平和の象徴のスポーツである阪神読売戦についてですが,阪神にとってはいいところがありませんでした。
 とはいえ,私としては,今日は福留さんが出場しなかったからこそ延長戦までいけたのではと思っています。
 今日の4回の攻撃では,2アウト1塁2塁という展開で,7番打者鶴岡さんがタイムリーを打ったことを皮切りに2得点し,これがあったからこそ一時はリードしていたというように思います。
 福留さんが出場していた時はいつも7番で起用されていたので,彼が起用されていればこの場面で回ってきたと思います。
 しかし,福留さんは現在得点圏打率が1割を切っており,この機会に得点をできていたか危うく,もしかしたら延長になるまでもなく終了していたのかもしれません。
 ですから,少なくとも福留さんがきっちりと調整されるまではこの体制でいいのではと思います。

 なお,大和さんの2塁起用はやや不安があります。
 彼は決して悪い守備というつもりはないのですが,そこまで調整もしていないのに土壇場で起用されても,きわどい守備を要求されたところで難しいでしょう。
 確かに実績面では打撃について心許ないかもしれませんが,荒木さんか坂さんを起用した方が無難なのではというように思っています。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:03
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,3Dプリンタを使って殺傷能力のある拳銃を製造したとして,銃刀法違反で男が逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。

 この男は3Dプリンタで銃を作成したということで家宅捜索をされ,5丁の銃のようなものを押収されました。
 うち2丁は実弾を発射することが可能で殺傷能力があると判明したということでした。
 ただし,適合する弾丸は見つかっていないそうです。
 発覚の端緒は,男が動画サイトに自ら製造したとする銃と設計図の動画を投稿していたことということでした。

 銃のようなものというのは,銃というには形状が不完全だからでした。これはニュースに上がっていた写真を見たら,何とも不格好な銃だったので,そのように表現されたのでしょう。
 ただ,それがどのような不格好な形状だったとはいえ,実際に殺傷能力があるのであればやはり脅威というほかありません。

 3Dプリンタによる銃等の法禁物の製造の懸念についてはかねてから色々と言われておりましたが,やはり現実化してしまったというように思いました。
 3Dプリンタはまだ一般には普及しておりませんが,おそらくこれから技術が発展していって,より安価に,より精度が高いものが作れるようになるでしょう。
 そうなれば,ユーザー側は非常に便利な世の中になることは間違いないですが,製造しようと思った商品のデータをダウンロードすれば精度がそこまで高くない商品をわざわざ購入する必要はなくなり,おそらく物作り業界は非常に危機的な状況を迎えることでしょう。
 私が想像するには,少なくとも100円ショップで売っているもののうち単純な機能しか持ち合わせていない品物は3Dプリンタでほとんど事足りてしまうと思われ,別の独自性を考えねば生き残りは難しくなってしまうのではと思います。
 とはいえ,今の段階ではプリンタ自体がまだ高価でかつそこまで一般に認知されていないと思うので,かつてのパソコンのように一家に一台となるにはまだまだ先なのかもしれませんが。

 ただ,データをダウンロードして作れるようになれば,誰でも簡単に作れるようになってしまう以上,例えば海外のサイトで拳銃と弾丸のデータがアップロードされてしまえばそれを製造することはそこまで困難ではないようになると思います。
 そうすると,武器などの入手も容易に国境を越えてできてしまうように思え,現在のように国境の線に従ってそれぞれの法規制をしているという世の中はどこまで対応できるのだろうと不安になります。

 今回の事件は,たまたま犯人が自己顕示欲で自ら動画サイトに上げたことを端緒に発覚したものの,世の中ではそうでないものの方が多いと思いますから,実はそこら中にレプリカ拳銃を持った人たちがいるのではというようにも思えてしまいますし,早急な対応が必要だ思います。
 おそらくこのようなことは今後規制の対象になると思われますが,特にネット関連のような最新技術は非常に鈍足かつ実情に整合しない法規制がなされているように思え,今からそれを考えないといけないと思います。
 規制を強めすぎるとせっかくの技術発展が遅れてしまい,これから世界を席巻するであろう技術の発展を阻害して国際競争力を遅らせてしまうことになりますから,その点のバランスも重要でしょう。
 とりあえず,かねてから懸念があった事案だけに,これを機会に規制関係について積極的に取り組んでもらいたいと思いました。


 今日の阪神は,いいところまで追い詰めたのにサヨナラ負けという大変悔しい展開でした。
 敗因は新井良太さんと福留さんが9回表で満塁のランナーを帰せなかったことでしょう。
 福留さんはチャンスで回ってくることが多いのにこれだけ打てないというのは非常に困るので,和田監督においては決断をしてもらいたいと思います。
 とはいえ,今日に限っていえば,福留さんよりも新井良太さんの方が責任があるかもしれません。
 ワンアウトで塁にランナーが埋まっている状況で打者がしくじると,流れが止まってしまって次の打者も功を奏しないということは非常に多く,今日でいえば新井良太さんが打てなかった段階で流れが決まってしまったように思います。
 ですから,最近福留さんには色々と思うところがあるものの,今日に限っていえば最大の戦犯であるというつもりはありません。
 ただ,打てなかったことは事実なので,やはり和田監督は決断をすべきだと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:02
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,アメリカで,少年が旅客機の車輪格納庫に隠れて密航したというものがあったので取り上げてみました。

 このソマリア人の少年は,アフリカに住む母親に会うため,密航することを決意したそうです。
 そして,カリフォルニア州から約3800キロメートル離れたハワイまで旅客機の車輪の格納部分に隠れて密航しました。
 旅客機の高度は1万メートル以上あり,酸素が薄く,気温も氷点下であったということで,通常は耐えられるものではないということです。
 少年は5時間以上気を失っていたということでした。

 この少年の執念というのは大したものだとは思いますが,いくつかの問題があるように思います。

 まず,言うまでもなく交通方法として密航を選んだ点について問題でしょう。この点に関しては論じるまでもありません。

 この密航は問題ですが,少年の密航を許してしまうような警備体制については非常に問題かもしれません。
 少年がたまたま他害の意思がなかったからよかったものの,もしもテロリストなどであれば飛行機は大惨事に見舞われていた可能性もあります。
 この飛行機は旅客機ですから,その規模は大きいものだったと思われます。
 特に,今回のように密航というところまでいかなくても,例えば車輪格納庫にこっそり行って爆弾を取り付けるということは不可能ではないように思え,それを実現できそうだと思わせてしまったことはこの点の最大の失態なのではと思います。

 車輪格納庫に密航したということですが,率直にいって生きていることが奇跡なのではと思えます。
 もしかしたら空中にいる大部分において気を失っていたのが幸いだったのかもしれませんが,それにしても意識のないうちに体が本来あるべき昨日を失ってしまってもおかしくないような環境にあると思いますし,本当によく生存していたなと感心します。
 この手の話は漫画などで見る展開ではありますが,実物でやられると何とも思うところがあります。

 少年はアフリカに行こうとしていたということですが,それで死にそうな思いをしてまでハワイにやってきたというのは方向的にはあっているのかという疑問もあります。
 もしも間違えた飛行機に密航して死ぬような思いをしたのだとすれば,まったくこの少年は無駄な苦労をしてしまったというようにも思うのです。

 この少年は母に会いたいという気持ちで密航したということですが,結局それが実現できそうかどうかということはニュースからは分かりませんでした。
 これをみて可哀想にと思ってくれる人はどれだけいるのかは分かりませんが,その件の責任を取ったらまずはお金を融通することから初めてもらいたいと思います。

 と,色々と思うところがありますが,やはり一番引っかかるのは警備体制の点でしょうか。
 アメリカは近年テロ対策に余念がないようですが,隙を見つけようとすれば割とあると思われてしまうように思います。
 この事件を契機に,そういうところを少しでも減らしてもらえたらと思います。


 阪神は,今日は良いところなく負けてしまいました。
 もはや中日の初完封初勝利の浜田さんをたたえるしかない日です。
 岩崎さんは悪い投手ではないと思うのですが,最近いい日と悪い日が両極端なように思います。
 ルーキーとしては拾いものだとは思っているのですが,もう少し安定感があればなと思ってしまいます。
 それでも,これまで阪神はポッとでて活躍した素材について,上園さんしかり,秋山さんしかり,きちんと育て切れていないように思いますので,岩崎さんはこういうところで見限ったりせずにきちんと育てていってもらいたいと強く希望します。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:34
 こんばんは。

 先日札幌で,連続爆発事件の容疑者が逮捕されましたが,にもかかわらず今日カセットコンロ用ボンベが破裂した状態で見つかりました。
 そのカセットコンロ用ボンベ近くからは固形燃料と釘数百本が見つかったということでした。
 店のひさしにはボンベの一部が突き刺さった穴が開いていたということで,警察は器物損壊事件として捜査しているそうです。
 この件では,開店前だったことから,幸いけがをした人はいなかったそうです。

 容疑者の逮捕後の本件の発生は,2つの可能性を示唆しています。
 それは,先の逮捕劇が冤罪の可能性と,模倣犯の可能性です。
 以下,その2つに分けて考えてみたいと思います。

 まず,これが冤罪だとすれば,非常に問題であることはいうまでもありません。
 マスコミ報道では,逮捕された容疑者の実名と顔写真を発表し,かつ報道を見る限りでは自宅の地図であったり,近隣住民への聞き込み等も行っていたように思われ,もはやこの地区に住むことだけでなく,一人で生活していくことは当分極めて困難となることでしょう。
 また,苛烈な捜査が今でもなされていることと思われ,そのようなことを身柄拘束をした上で無実の人に行っているという事態は到底許されざることであると思います。
 その意味では,警察もある程度の確信があって現在の捜査を進めているのだとは思いますが,再検証する必要があると思われます。

 次に,模倣犯であるとすれば,マスコミは非常に罪深いと思います。
 マスコミ報道においては,この爆発事件を報じるに当たり,単に爆発の事実を報道するだけでなく,殺傷力を上げるためとして釘などの鉄片を入れて爆風に乗せるなどというまったく必要のない知識も提供しておりました。
 もしも模倣犯がマスコミ報道を見て学習してしまったのだとすれば,この犯行はある意味マスコミが作り上げた側面も否めないと思います。

 いずれのものなのかは私には分かりかねますが,いずれのものであったとしても警察やマスコミにおいては反省すべき点が見受けられるように思いまいた。


 今日の阪神は,劣勢を何度も巻き返して遂に延長戦で勝利しました。

 梅野さんは,これまで阪神ではあまり見られなかったような力強い打撃力を秘めているようで,年齢も相俟って非常にロマンを感じます。
 こういう若手が育っているというのはファンとしては本当に嬉しい話で,阪神が層が厚くなるのではと期待してしまうところです。

 また,それまでも関本さん,俊介さんと二人の諦めないプレーが延長戦まで追い詰めてくれました。

 俊介さんの気持ちの入った走塁は,延長戦を戦う選手に勇気をもらせたと思いますし,特にいつまで投げればいいのかという思いを持った投手にとっては勇気づけるものだったのではと想像します。

 また,関本さんは,代打でここまで活躍してくれるとは思わなかったので,今季はここまで代打で成功しているという現状は非常に喜ばしく思います。
 私は昔,3番関本,4番濱中,5番桜井というクリンナップを思い描いていましたが,うち2人はいなくなり,関本さんも打つ方でそこまで芳しい成績を上げてこなかったものですから,最近関本さんの存在感は特に薄くなっていたように思っていました。
 しかし,今シーズンは本当に代打でよく働いていて,こういう勝負強さは長年培ってきたベテランの経験のなせる業なのだと思っています。

 藤浪さんも,勝利投手にこそなりませんでしたが,150キロの変化球は脅威というほかなく,阪神のエースに止まらず日本のエースになってくれるものと思います。

 と,色々と絶賛しましたが,できればもう少し中継ぎ投手陣に安定感がほしいかもしれません。
 また,打撃陣が最近低迷気味なので,誰かが落ちても誰かが打てているという状況に何とかなってほしいと思っています。
 そして,福留さんについてはもういいのではと思っています。今日もチャンスで打てなかったですし,延長戦にしてしまった戦犯の一人ではと思っていますので,今日のように気持ちの入ったいいプレーを見せてくれる俊介さんを起用した方がよかったのではと考えてもらえないかと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:31
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で無断建設の橋が崩れて11人が死亡するというものがあったので取り上げてみました。

 これは中国南部の山間の村の出来事ということでした。
 用水路を跨いで建設された24メートルの石の橋が,突然崩れたということで,作業員達が石などの下敷きになり,これまで11人が死亡,2人が大けがということです。
 この橋は,村が従来の橋が狭くて危険だとして新たに建設を計画していたということですが,村を管轄する地方政府から建設のための正式手続を経ていないなどとして工事を中止する命令が何度も出されていたそうです。
 しかし,村はその後も手続をとらず,工事を請け負った業者は今月3日までの中国の連休の間であれば地方政府の目が届きにくいだろうと無断で工事を進めたということでした。
 この事故の背景には,地方ではインフラ整備が追いついていないという中国の事情があるようです。

 橋の建設は,どこに負荷がかかるのかなどを精査して行わねばならず,かつこれが長く使われるものであればどのような素材で作るべきかなど,非常に技術的な要素が多く必要になるものだと思っております。
 それを結局強行して建設してこのような事故が発生してしまったということで,その計画自体がきちんとしたものだったのかという懸念があります。
 このような事故が建設中に発生する様を見ると,仮に完成したとしても遅かれ早かれ崩壊は発生したのでしょうし,死人が出る重大事故ではあるものの,これ以上の被害が出なくてよかったというようにも解釈すべきなのでしょうか。

 村が正式手続を経ていないことが問題視されているようですが,地方政府において正式手続をとれない理由は何だったのでしょうか。
 その点については記事からは詳しくは分かりませんが,もしもその手続を取るに当たって非常に高いハードルが設定されていたという場合,今回のように工事を強行して既成事実を作ってしまえば後はどうしようもないというようにしたかったのかもしれません。
 しかし,目を盗んでの工程ということですから,やはり工事の内容自体に問題が生じたのかもしれませんし,その辺りは社会問題と工事自体の問題との兼ね合いが実は密接に関連していたのではというようにも思います。

 とかく,このような悲惨な事故がこれ以上起こらないでもらいたいものだと思いました。


 阪神の上本さんが怪我でいなくなってしまい,阪神の二塁手は西岡さんに続いて怪我で休むという非常事態となりましたが,その点を今日は大和さんが埋めてくれました。
 大和さんは,かつて内野手としてずっと出場していましたが,このところはブランクがあったのでやや心配でした。
 しかし,そこは割と上手く処理してくれたようで,一応は安堵しております。
 ただ,正規のポジションではないだけにその負担は大きく,困難な球を捌くことまでは要求できないでしょう。
 こうなると,坂さんか荒木さんを使うのがよいのかもしれませんが,荒木さんは育成という面が強いと思いますので,基本的には大和さんを無理させない限度で坂さんとの併用というのがよいのではというように思います。
 荒木さんのバッティングは二軍では非常によかったですから,ついでに荒木さんがここで成長してくれると大変面白いことになると思うので,怪我の功名ということで期待しております。

 しかし,俊介さんがセンター起用はいいものの,結局ライト起用された福留さんはチャンスで凡退してしましました。
 福留さんの実績は誰もが否定しませんし,先日の勝負を決めるホームランを見れば潜在力は未だあると誰もが認めることでしょう。
 ですが,スタメンは試合に勝つ可能性の高い選手を出すべきですから,求められるのは潜在力の他に安定感ではないでしょうか。
 その点,今の福留さんには安定感を大いに欠いているように思え,その潜在力を優先して他の選手の出場機会を奪うことは非常にチーム作りとして問題があると思います。
 ここでは何度もこの点について書きましたが,和田監督においては是非とも再考願います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:54
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,強盗に襲われた男性が後天性サヴァン症候群になったというものを見たので取り上げてみました。

 後天性サヴァン症候群とは,知的障害や発達障害などのある人のうち,ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する者の症状ということです。
 その原因は諸説あって定まっていないそうです。
 能力の例としては,ランダムな年月日の曜日を言えたり,航空写真を見ただけで細部にわたるまで書き起こせたり,円周率や周期律表などを暗唱できたり,並外れた暗算ができたりするそうです。

 強盗被害にあったのはアメリカの男性ですが,カラオケ店に向かう途中で襲われたということでした。
 その時頭を強打して意識を失い,その後病院に運ばれたものの夜のうちに帰宅したそうです。
 ところが,翌朝起きると,自分の視界が変わり,今まで気づくことのなかった細部まで見えるようになったということでした。例えば,バスルームに行き蛇口を捻ると,水の流れの中に垂直なラインが放出されるように見えたそうです。
 その後,この男性は仕事に行くのを止め,全ての時間を数学と物理の勉強に費やすようになったということでした。
 また,社交的であった性格も一転し,内向的な性格となり,ほとんど家で過ごし,窓をブランケットで覆い,人と会うことも避けるようになったということでした。
 また,極度の潔癖症になったということでした。
 医師によると,男性の脳は左側,特に頭頂葉がより活発化していたということでした。それは,脳への衝撃により神経伝達物質が脳の左部分にら医療に集まり,脳内構造を変えたと考えられるということでした。

 大変不思議なニュースですが,この男性はおそらくそれまで潜在的にあった才覚が覚醒したということなのでしょう。
 しかし,性格が内向的に変わってしまったということで,その代償は大きいようです。
 きっと,この事件を境にこの男性の人生は大きく変わってしまったことと思われ,それはとても大変なことだと思います。

 その才覚によってこれまでよりも違うことが出来,本人ができることの範囲がより広がることは一見幸せのように見えます。
 しかし,この件はプラス面とマイナス面が非常に大きく,これが本人の手によって選んだ結果であれば仕方ないことだと思いますが,そうでないものですから何となく気の毒に思えます。
 これで彼が幸せに思っているのであれば他人がとやかくいう筋の問題ではないのですが,もし私がそうなったらと思うと何ともやりきれない気がします。

 この件をもって,今後潜在的な才覚の覚醒を人為的に行う余地があるのではというようにも思えます。
 しかし,この手の事例は世界で40例ほどということですから,その可能性はあまり高くないように思います。
 また,脳の問題である以上,実験をするにしても非常に危険を伴いますし,そこまでして人為的に才能を覚醒させる必要があるのかというようにも思うのです。
 そう考えると,時々自分の能力がもっと高ければと思う時もありますが,そういうものは自助努力で何とかするべきと改めて思いました。


 私は昨日神宮球場まで見に行ったのですが,阪神は何とも言えない負け方で敗北してしまいました。
 敗因は,チャンスで回ってきた時に打てずじまいで流れを作れなかった福留さん,そしてその福留さんを使い続けた和田監督にあると思っていました。
 ただ,昨日に関していえば,福留さんは守備で一度救ってくれましたから,チャンスで凡退した件についてはあまり責めず,むしろ福留さんを漫然と打席に向かわせた和田監督に問題があろうと思いました。
 また,能見さんの替え時についても和田監督は誤ったと思いますし,8回が1失点で止まっていればまだ逆転の見込みもあったろうにと思うと悔しく思います。

 そんな流れで,今日は先発鶴さんということで,鶴さんの悪いところばかり今まで見てきた私は非常に不安でした。
 しかし,私の愚かな不安など払拭するピッチングを見せてくれて,私は申し訳なく思うとともに,その活躍ぶりに驚嘆しております。

 気になったのは,昨日好調だった今成さんを下げて新井良太さんを起用したことでしょうか。
 新井良太さんがいい打者であることはまったく否定せず,彼を起用したことに不満があるのではないのですが,昨日猛打賞の今成さんをあっさり下げてしまったことについて,今成さんに対する配慮はないものかと思ってしまいます。
 おそらく左投手に対して右打者という発想があったのだと思いますが,それにしてもせっかく数試合ぶりのスタメン起用に奮起した今成さんの気持ちが萎んでしまわないか心配です。
 この点についても和田監督の采配には不満があります。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,以前佐賀県で全ての新入生に導入されることとなった授業用のタブレットに関し,参考書などの電子教材のダウンロードにトラブルが起こっているというものがあったので取り上げてみました。

 トラブルは全36校のうち34校で発生しているそうで,その原因は電子教材の情報量が多いことによるということです。
 このため,端末を使った授業は当初予定よりも1ヶ月遅れ,早くても5月中旬頃になる見通しということです。
 問題の教材は計52種類,11の教科書会社が作成したもので,画像の多い美術,実験動画の含まれる理科などにおいて特にトラブルが見受けられるということです。
 授業時間内にダウンロードが終わらないどころか,生徒40人のダウンロードが完了するまでに8時間以上かかるケースもあったということでした。

 要は,容量の大きいデータを一度に大量の生徒がダウンロードをしようとしてしまったことが原因のように思われます。
 これを見て,そもそもタブレットにあらかじめダウンロードしておけばいいのにと思いました。
 容量の関係上,全てのデータをタブレット内に入れることが難しいのかもしれませんが,それでもこの学校であればこのデータという程度のものは入れておくべきと思います。

 あらかじめダウンロードしなかった理由がダウンロード作業自体が教育内容だったためかもしれませんが,だとすれば教える側はあまりにも無知だったというほかありません。
 普通に考えれば,多くの人数が一気に大容量のものをダウンロードするのは難しそうだと,理屈で分からなくても感覚で分かりそうなものですが,それに思い至らなかったということでしょう。
 そもそも,このダウンロード作業を生徒にさせる前に,教員や教育委員会側でダウンロードをするとどのくらい時間がかかるのか,スムーズに終わるのかという実験はしたのだろうかと疑問に思います。

 また,場合によっては,データはUSBメモリにデータを入れたものを経由しても十分タブレットで閲覧可能である可能性もあり,そのような可能性は検証したのだろうかと思います。

 と,もろもろ考えてみても,このようなことを実行したのが教える側ということですから,一般的な教科の教育自体はこれまで通りプロの教員により期待が満たされると思いますが,IT教育の方は相当怪しいなと思います。

 このタブレット導入については当初から色々と議論のあったところと記憶しておりますが,このような顛末を見ると,結局導入を考えた人たちはタブレットの性能やダウンロードなどの根本的なことを理解しないで導入したのではという疑義が生じます。
 そのために県からそれなりの補助支出がなされ,かつ生徒側も負担を強いられて強制的にタブレットを買わされたものの,買わせた側が無知であれば宝の持ち腐れになる可能性があると思います。
 私は何だかこのまま使いこなせずに終わってしまうのではないかというように重い,その意味では無意味にお金だけが支出され,タブレット業者関連が儲けて終いというように思えてならないのですが,こういうものを使いこなすにはそれ相応の準備が必要であるということを勉強する機会にはなったのだろうと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:51
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