こんばんは。
今朝,ワールドカップの日本ベルギー戦が催されましたが,結果は日本の惜敗でした。
私は今朝報道で結果を知ったのですが,知れば知るほど本当に惜しい戦いだったと思います。
一時はベルギーを圧倒していたにもかかわらず,最後はアディッショナルタイムの速攻でねじ伏せられたという感じで,戦い方によっては十分勝利を収められたようにも見えました。
もちろん,勝負にたらればをいっても仕方ないので,この結果が現状で最良と受け入れるべきなのでしょうが,ベルギーが途中で選手交代して身長の高い2人が前線に出てきて試合の流れが大きく変わったことを考えると,戦術的にベルギーが上回っていたのかもしれないとも思え,身体能力で下回るならば戦術では上回ってほしかったと思うところでした。
とはいえ,私は,日本は得点能力不足であると考えていたことから,勝つとすれば守りきってPK勝負,負けるとすれば守備崩壊だと思っていたため,これだけ点をとって負けるとは思っていませんでした。
これは,私の浅はかな予想を大きく上回る成果であり,日本代表に対して申し訳なかったと謝るとともに,その能力の著しい向上と期待を超えた活躍に対しては非常に誇らしく思います。
また,今回の活躍を見ている限り,やりようによっては世界の強豪国と渡り合えることを示してくれたと思っておりますし,4年後はよりよい成果を上げることも十分に期待できるように思います。
長谷部さんは代表引退を表明しており,本田さんもほのめかしていますが,今のメンバーの中でも4年後への期待を出来る選手は十分にいると思います。
その筆頭として,今大会で大活躍をした柴崎さん,昌子さんは,おそらく今後ビッククラブから声がかかるレベルだと思います。
また,酒井宏樹さんと原口さんも次回大会までに十分な成長の見込める選手だと思います。
そのほか,新世代が出てきてくれれば,今大会で引退する選手の穴を埋める面も相俟って,様々な年齢層の選手が入り交じって,次こそは悲願を叶えてくれるのではと期待しています。
しかし,昨日はあれだけ日本戦に向けて盛り上げていたにもかかわらず,敗戦した途端,今日のマスコミの関心は主に桂歌丸さんの件にシフトしていました。
このような傾向を見ていると,マスコミがいかに「日本代表,感動をありがとう」といっても,言葉が軽いという印象を拭えません。
マスコミも商売でやっている以上は取り上げるべきニュースもある程度は選択されるべきと思いますが,先々月はあれだけ日大のことを毎日やっていたのに,昨日まで盛り上げ続けたサッカーをこの程度の扱いというのは,もはや現金だというほかありません。
今日のニュースを見ていたら,沖縄での保育し実技試験が中止になったというものがあったので,取り上げてみました。
中止の理由は台風7号であり,これ自体は仕方のないことだったと思います。
しかし,自然災害で中止になったとしても,再試験などの救済措置はないそうです。
また,試験は筆記と実技の一括申し込みで受験料1万2700円がかかるそうですが,こちらも返金できないということでした。
以前は年1回の試験で,台風などで中止になると再試験をしていたということですが,16年度から保育し不足の対策として試験が年2回になったということでした。
年2回になってから台風による中止は初めてのことということですが,日程が密に組まれているため,再試験は難しいということです。
試験を運営する全国保育士養成協議会によれば,再試験の予定はないことから,兼愛で開く12月の後期試験を受けるしか方法がないと説明しているそうです。
しかし,後期の試験を受ける場合には,原則として再度受験料を納める必要があるということです。
ただし,協議会によれば,年2回になってから台風による中止は初めてということもあって,手数料など今回どうするかは検討中ということdす。
なお,協議会によれば,他府県での受験についてはできないと回答したということでした。
このニュースを見ていて,協議会側の都合としては,沖縄の中ではスケジュール調整等の見込みが立たないために再試験は困難だということなのだろうと思いますし,受験料についても中止にしたとはいえ相応のコスト支出はあったのだから返金すれば費用面で運営に支障を来すという事情もあろうかと想像します。
一方,受験生にしてみれば,中止になれば当然代替期日は確保されると考えるべきところ,その措置をとらずに半年待てというのは,保育し不足に対応しようという制度趣旨を蔑ろにするのではないか,試験を実施できないならば少なくとも受験料を返還すべきではないかと考えることでしょう。
この問題の根源にあるのは,アクシデントが生じた時の対処方法を検討していなかったことにあると思います。
年1回の制度の時には代替試験日を準備していたということですが,2回になった途端にそれを検討すらしていなかったからこのような状態になったのでしょう。
仮に,協議会がいうように,再試験はできない,もしかしたら受験料も返せないというのであれば,受験者を募る段階で受験者側にその旨の説明をすべきだろうと思いますが,それはなされたのでしょうか。
そのような予めの説明も行わずに,再試験もしない,受験料も返金しないというのであれば,協議会側の準備不足が根源にある以上,受験生から納得を得ることは難しいように思えます。
また,ある程度時期を空けても再試験の都合が本当に付けようがないのか,他府県で受験することがなぜ出来ないのか,その辺りの合理的な理由が記事からはいまいちよくわかりません。
日程が密に組まれているというのは,施設側なのか,試験官の人間側なのかが問題ですが,もしも施設側であれば別施設を手配すればいいし,人間側であれば他府県で手の空いた人を都合付けることは出来ないのかとも思えます。
年2回の制度に変えたという以上は,人材不足に困っているからなのでしょうが,再試験を中止という言葉だけ聞いてしまうと本当に人材不足に真剣に取り組む姿勢があるのかわからず,もう少し情報がほしいところです。
今のところ,この問題を論じるには正確な情報が不足しているところですが,保育士不足に真剣に対応しようというのであれば,再試験実施は前向きに検討すべきであり,もしもそれが出来ないならば今後試験時期を台風の来ない時期にしないと沖縄だけ不公平だと思いました。
今日の阪神ですが,メッセンジャーさんが6回途中10失点と炎上してしまい,これが全てだったと思います。
打線は5得点と,貧打の阪神にしてはよく頑張ったと思いますが,さすがに10失点もあると追いつけなかったとしても仕方ないでしょう。
これまでメッセンジャーさんに何度も助けられてきましたから,この件だけで責めるつもりはありませんが,残念だとは思いました。
糸井さんは,結局右足腓骨骨折となりましたが,これが報復死球のために生じた結果だということをヤクルトさんは重く受け止めてもらいたいと思います。
確かに,それまでの阪神投手の死球は許容されるものではないものの,昨日も述べたように過失と故意とでは悪質性が違うと思います。
糸井さんの症状を見る限り,今季中に復帰できるかどうか微妙なところだろうと思うのですが,故意の傷害でこのような事態を招いたということを考えると,個人的な感情として,今のところ今季のヤクルトさんを応援することは出来ません。
選手生命の危機にもなりかねませんし,今回のことが広く世間に伝えられて,報復死球などという文化がなくなるように願ってやみません。
また思いついたら書きます。ではでは。
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