こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,アメリカで,学校での銃乱射事件に備えて,教員にバットを支給するというものがあったので,取り上げてみました。
先日アメリカのペンシルベニア州では学校で銃乱射事件があり,多大な被害が発生しました。
それを受けて,ペンシルベニア州エリー市郊外の教育行政区当局は,管内の全教師500人へのミニチュアのバットを配給するなどの安全対策をまとめました。
このバットは,銃撃犯に立ち向かう道具のようで,普段は教室内の施錠された場所に保管され,学校封鎖など不測の事態が発生した際のみに使用できるようにするということです。
バットの長さは約41センチで,バットの支給にかかる経費は約19万2600円ということです。
この安全対策はネット上では嘲笑されているということで,ミニチュアバットで銃弾を犯人に打ち返すのかなどと揶揄されているそうです。
このような事態を受け,教育行政区当局の責任者は,バット武装について,教師が戦わなければならない事態を象徴させた対策と主張し,主要な抑止力とは受け止めていないと指摘したそうです。
地元の教師組合の責任もバット武装案を支持し,事件が起きて手にするものが何もない時の道具であるとして,応戦する気構えを示すものだと述べているということです。
この記事を見て,多くの人が,それは無理だろうと思ったことでしょう。
戦前の日本の空を飛ぶB29に対して竹槍で対抗するという話を今の人達は現実的ではないと考えるでしょうが,おそらくそれに近いとらえ方をされるものでしょう。
このバットの写真を見ると,日本の野球場で応援の際に叩くバット型グッズと似たような形で,これだけ尺が短いと手に持つにしても相当厳しいと思います。
相手がナイフだったとしても,せめてこのバットではなく刺す又くらいの長さのもので威嚇したいところですが,まして銃に対してこのバットではおそらく犯人に対する威嚇にもなりはしないと思われます。
このバットの支給は,このバットで銃撃犯に戦えということなのでしょうが,それはある意味特攻隊の指令と同じくらい酷いものなのではと思ってしまいます。
そんな意味があるかどうかというもののために予算を使ったというのも思うところはあるでしょうが,いろいろな対策を考えつつもこれに行き着いた過程というのもどういうものだったのだろうかというようにも思えます。
個人的には,銃撃犯に対して戦いを挑んだところで勝ち目は薄いと思われ,そうであれば逃走方法や防御方法を備えた方がよほど現実的なように思えます。
例えば,ある程度の銃撃に耐えられるある程度の大きさの盾のようなものを支給するのであれば,生徒達を含めて逃げる際に有用なように思われ,銃撃犯にも銃が意味のないものだと思わせることもできるかもしれません。
このバットは,数ある対策のうちの一つのなのだろうとは思いますが,ほかの対策はどの程度効果的なものがあるのでしょうか。そういったものとの総合判断でこの対策が問題かどうかということも変わってくるように思いました。
銃社会の是非についてはいろいろと議論があるところなので,ここでは触れませんが,これまで数多くの銃撃事件を思えばしかるべき対策は必要であろうとは思います。
連敗中の阪神でしたが,今日は先発岩貞さんで勝利を収めました。
このところ,先発投手であった藤浪さん,秋山さんがいい活躍をしてくれたのに打線が機能せずに負けが込んでいましたが,今日は岩貞さんが6回1失点の活躍をしてくれたのとあわせて打線が多いに点をとってくれました。
正直言って,流れで点をとったという部分については次の試合にとっておいてくれと思いましたが,それでも特にロサリオさんはタイムリーヒットで打点を上げられたことで次に繋げられるならば非常にいいことだと思いました。
このところ悪かった藤浪さんがいい投球をしてくれたことと,不安定だった岩貞さんがきちんとまとめてこれたことを考えると,これで先発2枚が埋まるかと思いたいところですが,あと数試合様子を見る必要があるでしょう。
ですが,課題だった先発ローテーション枠が,メッセンジャーさん,秋山さん,小野さんの次に藤浪さん,岩貞さんがきて,あとは高橋さんも続ければ一応は埋まるように思います。
この件が割と懸念事項だっただけに,今日の岩貞さんの投球は結構重要だと思って見ていましたし,非常にうれしかったです。
石崎さんが最終回に失点しましたが,疲労を考えれば今日石崎さんを起用する方が問題でしょうし,石崎さんが気の毒だと思ってみていました。
首脳陣の継投については以前からいろいろと問題があると思っていますが,シーズン通して活躍させるのであればあまり無理はさせないようにしてもらいたいと強く思います。
打線の方は,ロサリオさんが外の変化球を我慢しすぎて甘い球を見逃していたように思われ,まだ先は長そうだと思いました。
各チームとの対戦が一巡したらまた変わってくるのかもしれませんが,今のところはどうもかみ合っていないという感じがします。
徹底して外のスライダーで攻められていて,本人もそれをわかっているからこそ強く意識してしまうのでしょうが,ここを乗り切れたらキット活躍できると思いますので,我慢して見守りたいと思います。
現状ロサリオさんは,期待通りの活躍とは言えないものの,最低限打ててはいると思うので,あと1月は様子を見てみないと評価できないと思います。
それよりも,最近の問題はセンターをどうするかのように思えてきました。
高山さんの打席を見ていると,ある程度上向いてきたように思えるものの,明らかに打ち頃でないボールを振ってゴロにしてしまったり,あまりよろしくないように思えます。
打撃を買われた選手だけに,守備のことも考えると他の選手との併用も検討すべきかとも思いますが,かといって俊介さんも打撃はよくないですし,非常に悩ましいところです。
本当ならば,江越さんがここに入ると守備も強化されて安定するのですが,あとは打率をいかに上げられるかという問題が大きくあります。
最近不振だった鳥谷さんが,今日は猛打賞でしたが,やはり鳥谷さんが機能すると阪神打線は非常に活気づく気がします。
調子のよい糸原さん,糸井さん,福留さんをいかに生かす打線にするのかが問題ですが,そこに鳥谷さんも計算できるならば,かなり打線が安定するのではとも思っています。
ただ,上本さんもいいので,その辺りをどうするかは多いに悩ましいところです。
今日で勝率は5分になり,首位とは2ゲーム差の位置となりました。
ゲーム差を意識する試合数でもないのですが,数日でここまで乱高下があったり,連敗があったりすると,もう少し上のポジションを取っててもらいたいとやはり欲が出てくるものです。
次の対戦カードの中日さんには是非とも勝ち越してもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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