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2019.09.30 Monday
 こんばんは。


 CS進出に首の皮一枚で今季最終戦に臨んだ阪神でしたが,結果中日さんに勝利し,晴れてCS進出を決めました。

 今日の試合ですが,個人的には中日さんのアシストなくしてありえないものと思いますし,大きな借りを作ってしまったと率直に思っています。
 その最たるところは,先発大野さんが3回3分の1で降板したところでしょう。
 大野さんは,3回3分の1まで無失点であれば最優秀防御率のタイトルを取れましたが,もしも1点でも取られてしまうとその段階でアウトという極めて危ない状況でもありました。
 そして,大野さん降板まで阪神はパーフェクトに抑えられていたわけですが,その段階で降板したというのは,大野さんのタイトルを意識していたというほか,阪神へのアシストという要素もあったと思います。
 なにせ,大野さんは,今日の試合で最優秀防御率のほか二桁勝利もかかっていたのですが,3回で降板したために二桁勝利を逃すこととなったわけで,これが果たして本人とチームのためだったのか,それとも阪神への忖度があったのかと思うわけです。
 阪神も,大野さん降板までパーフェクトに抑えられていたわけですが,それは阪神の実力である可能性も当然否定できないものの,これも忖度によってそのようにしたという可能性もあります。つまり,阪神としては,今日の勝利の代償として,大野さんの最優秀防御率のタイトルをアシストしたというわけで,両方ともに得のある結果を忖度したのではないかというように見えてしまいました。

 今日は,鳥谷さんのショート守備,高橋さんの投球などのセレモニー的要素もあり,最終的に勝利してCS進出も決めるなど,正直言って当初期待していたガチンコ勝負というよりはお祭り的要素の詰まった試合だったのではないかと思いました。
 プロ野球は興行ですから,ファンを楽しませることも一つの目的ですし,こうした忖度によるお祭り的要素の詰まったファン感謝デーのような試合を私は否定するつもりはありません。
 ただ,こうしてみると,残り試合数の多いチームというのは本当に有利だとしみじみ思います。
 今回は,広島さんよりも中日さんや阪神のほうが残り試合数が多かったため,こうした忖度試合が実現されたように思えるのですが,広島さんにしてみれば本当に歯噛みするくらい悔しい試合だったのではないかと思います。
 昔はこの時期消化試合ばかりだったことを思うと,こうした忖度試合でも盛り上がりができることはいいことなのではないかとは思うものの,それでもこれが誰もが求めていたものだったのかというのはやや思うところがあります。

 ですが,阪神がここまで来られたのは,昨日までの怒涛の5連勝と広島さんが肝心な試合での勝負弱さを見せてしまったことがすべてのように思います。
 特に,9月中旬段階では,阪神は明らかに終わったチームという扱いだったわけですが,そこからここまで来たというのは,阪神が勝ちすぎただけでなく,広島さんが肝心なところで負けすぎたこともあったわけで,それらの集大成が今日の忖度試合だったと思うと,私としてはこういうこともやむなしなのかなと思います。
 そもそもの問題として,阪神も広島さんも中日さんも,勝てる試合をみすみす落としたことが多すぎて,それが今日の結果につながったと思えば,本当にもう少し全チームのいずれもきちんとした試合運びをしていればなと思うことは多々あります。

 いずれにせよ,阪神はCSに進出することになったわけですが,敢えて言いたいのは阪神は決して強くないということです。
 ただ,今は8月下旬に比べて投打が噛み合って調子がいい状態ですから,こういうときの阪神は地力の強弱に関わらず割と勝てることも多いと思います。
 特に,次に対戦するのは阪神の実質ホームたる横浜スタジアムですから,今のチーム状態などを考慮すると阪神は実力以上の試合運びをできると期待しています。
 それでもドームで読売に勝てるのかは何とも言えませんが,広島さんや中日さんのおかげでここまで来たならばもう行けるところまで突っ走ってもらいたいと思います。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | -  | - | 22:54
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,交通機動隊の敷地に侵入したという少年2人を逮捕したというものがあったので,取り上げてみました。

 少年らは,午前4時40分ころ,交通機動隊の敷地内に,バイク2台で侵入し,奇声を上げながら駐車場付近を暴走したということでした。
 巡回中の警察官が門扉を閉めたところ,少年らはバイクを乗り捨てて植え込みを抜けて逃走したということでした。
 その後,少年らは防犯カメラの映像などから特定されて建造物侵入の疑いで逮捕されたということでした。
 少年らは,からかうためにやったと容疑を認めているということです。

 この手の度胸試し系統の事件はしばしば耳にしますが,警察関係の部署に対してやるパターンはあまり聞いたことがありません。
 バイクでやってきたら門を閉められたら逃げられないということは想像できそうなものですが,もしかしたら午前4時40分という時間を考えて,この時間ならばバイクで逃げられると思ったのかもしれません。
 ただ,近年防犯カメラはどこにでもありますから,仮に逃げ切れたとしても,バイクのナンバーから結局検挙につながったのだろうと思います。
 また,バイクを捨てて逃げたとしても,遺留品たるバイクから犯人の情報を辿ることはそこまで難しくなさそうですし,そういった意味でも極めて稚拙な犯行だと思います。
 それは,動機面から見てもそのように言って差し支えないでしょう。

 問題は,この少年らは,この度胸試しをした後どうなるのかをあまり考えていなかったことでしょうか。
 なんとなく度胸試しを警察にできたからすごい,英雄であるという程度の考えで敢行したのだろうと思うのですが,実際それで得られるものと失われるものについておそらく思いもよらなかったのでしょう。
 それは,将来の自分への不利益という遠い先のことではなく,これをやれば今日明日にでも警察が自分のところにやってきて検挙されるかもしれないという短期的な視点も持ち合わせていなかったのではないかと思います。
 こうなると,やはり教育というのは大事なのだと改めて思わされますし,そう思えば今回の少年審判等において相当程度の教育が図られる環境が整えられなければならないのだろうなとも思います。
 今後の報道では明らかにならないのでしょうが,この少年らについては深夜徘徊に至る事情や交友関係なども洗われて,それらを整理するところから始めなければならないのだろうと思いました。


 CS進出が絶望的だと思っていた阪神ですが,まさかここまでくるとは思いませんでした。
 先日広島さんが敗戦してから阪神のCS進出条件は3連勝でしたが,今日までで2連勝しており,明日勝利すればCS進出できることになります。

 私は,この3連勝の条件が出た段階で,初戦の横浜さんは実質ホームの横浜スタジアムなので行けるかもしれないと思っていました。
 しかし,2戦目は,メッセンジャーさんの引退試合ですから,勝敗よりはセレモニー的要素が強いものであって,ここでの敗戦は覚悟していました。
 ところが,今日も勝ちまして,これでCS進出まで王手となりました。
 しかも,今日までで5連勝ですから,これまで弱かった阪神が突然ここに来てスパートを掛けたという印象です。

 正直言って,もっと前からこうしてほしかったと思いますし,勝てる試合を落としてきたことも数しれずと思い返すと,もっと首脳陣も選手も奮起してほしかったと悔やまれるばかりです。
 ですが,ここに来て,7月8月期に噛み合いの悪かった投打が噛み合い始め,例年弱いはずの9月でここまでやれているのであれば,阪神のチームとしての調子はこの時期に来てようやく上がってきていると思いますし,この調子を維持できればCSでもかなりいい試合ができそうですから,ここまで来たら勝ってほしいと思っています。

 中日さんは,今日の敗戦で5位が決まりましたが,それでも明日先発の大野さんは二桁勝利や最優秀防御率がかかっているため,おそらくタイトルを意識した試合運びをしてくるでしょうから,今季最終戦にも関わらず両チームともに本気の試合となるでしょう。
 対する阪神先発青柳さんは,このところ勝ち星に恵まれていませんが,中日さんとは相性のいい投手ですから,明日も好投が期待できるでしょう。
 また,阪神にしてみれば,明日の勝利は何よりも大きな意義がありますから,なりふり構わず,調子の善し悪しで選手交代を迅速に行うでしょうし,先発要員でもためらわずに中継ぎに投入する覚悟でしょう。
 そういった意味では,決して手を抜くことが想定されない中日さんと,なりふり構わない本気の阪神という,明日の試合は非常に面白い展開が予想されます。
 しかも,舞台は,阪神本拠地の聖地甲子園ですから,盛り上がることは間違いありません。
 そのため,個人的には,明日の試合は非常に楽しみであり,できればこれぞ野球という試合を見せてもらいたいものです。

 ちなみに,もしも阪神がCSに進出した場合,横浜さんとは阪神の実質ホームたる横浜スタジアムでやることになるため,ほとんどアウェー感はありません。
 むしろ,東京ドームは鬼門であり,読売に勝つことは非常に不安です。
 ただ,野球を10月も楽しめるというのは贅沢だと思いますし,楽しみにしたいと思います。


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2019.09.24 Tuesday
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 今季のプロ野球では,読売の阿部さんなどの大物の引退の話が出ております。
 阿部さんなど,打席に立つと,どのスタメン選手が出てくるよりもヒットを打たれそうな雰囲気があり,現に今季も代打阿部さんのヒットを何度か目にする機会があり苦い思いを味わわされたわけですが,まだまだやれる彼が引退というのは非常にもったいないと思います。
 ただ,引退を自分自身で選択できる選手はごく稀であり,まだまだやれると評されながら自身で終わりを選択できる贅沢をすることができる数少ない一人であると考えると,私としては見送ってあげたい気持ちも大いにあります。

 そんな球界を去る選手の中で,私としてはやはり阪神横田さんについて非常に思うところがあります。

 横田さんは,体格が素晴らしく,この素材であれば糸井さんのような選手になるであろうといわれ,私も大型野手が入ってきたと大変期待していました。
 ただ,横田さんは,スペックは高いものの,あまり器用ではなく,要領もよろしくないため,きっかけを掴めば開花すると思いつつもなかなか花開きませんでした。

 そんな横田さんの芽が出たのが2016年のシーズンで,キャンプから結果を残してきた横田さんが開幕スタメンに選ばれました。
 私としては,きっかけがあって一度活躍の仕方を体感すれば,その後は自転車の漕ぎ方を覚えたら忘れないように活躍し続けてくれると思っていました。
 しかし,シーズン開幕当初は活躍したものの,その後はあまり活躍できず,プレーも当てて走るというようなこじんまりしたようなものになってしまい,最終的に2軍落ちしてしまいました。
 私にとっては,スケールの大きいプレーを期待していただけに,そのようなこじまりしたプレーは彼には合わないと思っていましたし,手本が身近に来て習えばまた変われるだろうとも思っていました。

 その後,阪神に糸井さんがやってきて,まさに生きる手本がやってきた以上は横田さんもこれで開花するかと思っていたところで,件の脳腫瘍に罹患してしまいました。
 これは,まさに開花のきっかけを間近にしたところでの極めて残酷な展開であり。私としてはまずは野球人としての再起よりは生きてくれることを第一にしてほしいと願ったものでした。
 特に,個人的な話ですが,私は高校時代に友人を脳腫瘍で失っており,これが生命に関わるものとおもっていたので,よりその思いは強かったと思います。

 そして,脳腫瘍が寛解してリハビリを開始しましたが,記事によれば球がよく見えない状態になってしまったということで,引退を決意したということでした。
 脳腫瘍という病名を考えれば,生きているだけでも感謝すべきものであり,さらに野球人としてグラウンドに戻ってきてくれることまでは多く願いすぎたのかもしれませんが,それでも私にとっては非常に残念でなりません。
 彼はまさに阪神を背負って立てるだけのスペックを持ち合わせていたと思っていましたし,そのきっかけとなりうる糸井さんの入団があったにもかかわらず病気の前ではどうしようもなかったというのは何とも悲しすぎると思います。
 私の中では,せめてこういう選手がいたということを深く覚えておきたいと思います。

 球団としては,今後引退セレモニーを検討しているだけでなく,セカンドキャリアもサポートする考えということです。
 それ自体はありがたいのですが,なにせ横田さんはあまり器用な選手ではなかったですし,これまで野球ばかりやってきた方でしょうから,どのようなキャリアが適しているのか,これから悩むことでしょう。
 ですが,これまで病気を含めていろいろなものと戦ってきた横田さんならば,きっと次のキャリアでもやってくれることを期待したいと思います。


 今日の阪神ですが,シーズン最後の読売戦を5対0で快勝しました。
 今日の勝利は,序盤から中押し,ダメ押しと理想的な点のとり方をし,かつ先発投手からガルシアさん,岩崎さん,ジョンソンさん,藤川さんがねじ伏せるという理想的な投手リレーをできました。
 読売側は優勝を決めてしまいましたから,今は調整というところでしょうから,そんな読売には勝てなければならないとは思うものの,それでもホーム甲子園で理想的な試合展開をできたことはとても良かったと思っています。

 このところの阪神は異様に勝ちが多いですが,CS進出をかけて対峙している広島さんとの関係で言えば非常に進出は困難だとは思います。
 阪神のCS進出条件は,広島さんの残り1試合で引き分けないし敗戦,阪神の残り3試合全勝ですから,さすがにその条件すべてを満たすことは極めて難しいと思います。
 このところの阪神は投打が噛み合って強いとは思いますが,こうなる前になぜこういう試合ができなかったのかと敢えて言いたいと思います。
 勝負どころで落とした試合が多すぎて,そういうツケがこういうギリギリの展開に来たかと思うと,結局阪神は勝負弱かったなというように振り返らざるを得ません。
 一応阪神には全勝を期待したいですが,CS進出は極めて困難という前提を忘れないようにしようと改めて思います。


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 今日のニュースを見ていたら、Wi-Fiを求めて住居侵入した男が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 男の供述によれば、男は公衆無線LANを使える場所を探していたところ、被害者宅で無線LANが使えることがわかり、2階の窓が開いていたために侵入したということです。
 男は、「いかんとわかっていて入った」と容疑を認めているということで、被害者宅の住人が発見して110番通報して逮捕されたということでした。

 この事件の不思議なところは、男の供述内容が極めて不合理なことでしょうか。
 一般的に、インターネットに繋がりにくい状況は苛立ちなどを募らせることは経験上私も理解できるところではありますが、それでも他人の家に侵入してまで使おうと思ったことはありません。
 男は、もともと公衆無線LANを使用したいと考えていたようですが、最近ではコンビニやファーストフードショップで使えるところも色々とあるわけですから、敢えて他人の家に侵入して使う必要はないわけです。
 近隣の状況はわかりませんが、それでも被害者宅には2階の窓から侵入したということですから、わざわざそこまでして侵入して無線LANを使用したいと思うのであれば、おとなしく公衆無線LANを探すほうがよほど生産的だろうとも思います。

 また、男が日頃どのようなインターネット環境で生活していたのかも不明です。
 男がインターネットを利用したいのであれば、日頃利用している方法を取ればいいだけの話であり、なぜこの日だけ殊更他人の家に侵入したいと思うような状況にあったのかも極めて不可解です。

 そう考えると、私の穿った見方ではありますが、本当は無線LANを利用したいという意図ではなく、窃盗目的など別の目的での侵入なのではないかというように思えてなりません。
 そう思う確固たる根拠はないものの、そう考えないと不可解な点が多すぎて私には消化できません。

 そして、もしも真意が窃盗目的など別のものであれば、この言い訳は厳しすぎると思われ、もう少し練って話をしてもいいように思いますし、警察に対しても真摯な態度で対応しているとも思い難いです。

 なかなか続報の出にくい性質の事件だとは思いますが、続報が出たら見てみたいものです。


 今日の阪神ですが、先制した後で逆転を許したものの、再逆転して、逃げ切って勝利を掴みました。

 5回まで好投していた青柳さんが6回に追い込まれて逆転されたときには、ヤクルトさんの強力打線と悪い流れが合わさって大量失点かと覚悟したものでしたが、なんとか2失点で免れてくれました。

 そして、7回には高山さんの同点タイムリー、それに続いて大山さんのタイムリーで逆転してくれました。
 大山さんは、4番としては色々と思うところがあることは否定しないものの、それでも得点圏打率の高さは素晴らしいものがあり、来季以降は阪神の中軸打者としてクリンナップに座ってくれることを大いに期待したいものです。

 その後はドリスさん、藤川さんとつないでくれましたが、藤川さんの抑えとしての仕事ぶりは本当に安心して見られます。

 そして、今日の試合では、近本さんが3安打を放ち、あの長嶋さんに並ぶセ・リーグ新人記録を打ち立ててくれました。
 シーズン開始前はここまでの打者になるとは思っていませんでしたし、まして去年のドラフトのときには外れ1位だったためにそういうくらいの期待と思っていましたが、今となっては私の見る目の無さを反省するばかりです。
 まだ残り試合もありますから、怪我などがなければおそらく近本さんはセ・リーグ新人記録を打ち立ててくれると思いますし、そうなれば新人王獲得にも大きく前進するのではないかと思います。
 成績を見ると、1年目の高山さんと似ているため、高山さんのように2年目以降に苦しむこともあるかもしれませんが、高山さんも今季はいい活躍をしてくれていますし、2人揃って阪神の外野を固めてくれる存在になってくれると大変ありがたいと思っています。
 できれば、あと1枠は江越さんが出てきてくれるとすごく戦力が向上するとは思いますが、江越さんについてはとにかくバットにボールを当てられるようになってからでしょうか。

 また、本日はメッセンジャーさんの引退会見がありました。
 メッセンジャーさんはつらそうでしたが、おそらく本人が現役続行を望めばあと1年くらいは現役のままいられたところを敢えて引退したわけですから、その勇気をたたえたいと思います。
 阪神側はスタッフとして長くいてもらうことを考えているような記事を見まして、ぜひともこれだけの能力のある人材を活用してもらいたいと心から思います。
 メッセンジャーさんの引退試合は29日ということで、鳥谷さんの退団セレモニーは30日ということですから、このところはシーズン終盤ながら阪神ファンとしては見過ごせない時期ということになるでしょう。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:59
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 今日の記事を見ていたら、アメリカで遺伝子操作をした蚊を放流した実験結果に関するものがあったので、取り上げてみました。

 この実験は、蚊を遺伝子操作して個体数を減らすということを目的としたものということで、数年前から行っていたということです。
 実験は、オスの個体に致死的な遺伝子を組み込み、交配時にメスの体内に侵入して子孫を宿すことをできなくするというもので、約45万匹ずつを週に1度野生に放って、これを27ヶ月間続けたということでした。
 最初の数カ月は予測通り蚊が減少したということですが、18ヶ月後には元通りに戻ったということでした。
 そればかりか、遺伝子操作したオスと野生のメスとのハイブリッド種が誕生し、蚊の殺虫耐性が強まった可能性もあるということです。
 今の所、ハイブリッド種に人への直接的な危険性はないということですが、長いスパンで見たときに今後どのようになるのかは予測がつかないということです。

 記事を見ていて、興味深い実験であるとは思ったものの、やはり自然に対して人間のできることなど限られるものだと思いました。
 人間が、自身の解明した範囲で遺伝子操作などの手を尽くしても、自然の力はそのような程度では影響を受けないばかりか、しっぺ返しすらしてくるということかもしれず、やはり人間が自然を御することなど当面できないのだろうと思います。
 特に、この件は事態を悪化させる可能性すらあり、それがもしもこの実験していた地域の外にも拡散されるとすれば、もはや収集もつかない事態になるやもしれません。

 そもそもの問題として、仮にこの実験がうまくいった場合、蚊が減少することになりますが、そうすると生態系の中で蚊がいなくなればどのような影響が生じるのでしょうか。
 蚊自体は私にとってもあまりよろしくない生物ではありますが、何かの生物にとっては利益のあるものだと思いますし、そのあたりもよく分析された上でこの実験はなされていたのでしょうか。
 記事によれば、一時的には蚊の個体数が減少したようですが、その減少した時期にはどのような問題があったのかもあわせて検証してもらいたいものです。

 個人的には科学技術の発展と進歩に対して非常に興味関心があるため、ある程度実験がなされることについては基本的に賛成なのですが、やはりその前提として実験着手前にその影響などを検証してから行ってもらいたいものです。
 実験室の中でやることと自然界の中で行うことではランクが違うと思いますし、結果を見ているとこの実験への着手が時期尚早だったのではないかと思いました。


 昨日阪神のメッセンジャーさん引退の件を取り上げましたが、こうなると来季は誰が開幕投手を務めるのかというのが気になるところです。
 実力的に順当に行けば西さんだろうと思うのですが、生え抜きの選手が掴み取ってくれるくらいしてくれたらロマンがあるとは思っています。
 ここで藤浪さんが出てくると嬉しいのですが、今の状況を見るにオフでよほど安定感を身に着けてこないとそもそも開幕ローテーション入りも危ういですから、残念ながら難しいでしょうか。
 強いて言えば高橋さんかもしれませんが、やはり西さんが最有力になるのでしょうか。

 藤浪さんですが、先日の二軍戦では6回8安打3失点6奪三振と、まずまずの成績でした。
 正直言って二軍戦であればもっとやれるだろうというようには思うのですが、死球が1回出た後も大きく崩れなかったことは良かったかもしれません。
 ただ、この試合では、相手チームである中日さんも警戒して、左打者だらけの打線を敷いてきましたから、それで死球が1回しか出なかったと言っても、やはりまだ安心はできません。
 個人的には、藤浪さんにとって重要なのは、死球を出さないかどうかよりも、死球を出したとしても気にしない精神力だと思っているので、制球力も磨かれるに越したことはないものの、もっと大事なことがあるのではという気もしています。
 こういう話をしてからかれこれ数年経っていますし、なかなか改善は難しいところですが、藤浪さんが復活すればメッセンジャーさんの穴は埋まりますから、やはり強く期待しています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20
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 少し前のニュースではありますが、今日はメッセンジャーさん引退について述べてみたいと思います。

 メッセンジャーさんといえば、来日した当時、正直言って阪神がよくとってくる外国人投手の一人であるという程度の認識でした。
 それゆえに、飛び抜けて悪いということもないものの、そこまでいいと絶賛する要素もないというそんな印象で、来日1年目に観戦に行った際に偶然登板していたのですが、それほど何か感じる投手ではなかったと思っていました。

 しかし、よくこの1年目の成績で見限らなかったかというところから、どんどん素晴らしい投手である頭角を現すようになり、気づいたら阪神投手陣の柱になっていました。
 その偉業は、8年連続規定投球回到達、5年連続投球回180異常、総投球数3000以上、奪三振160以上、開幕投手5年連続計6度、3年連続リーグ最多完封、外国人投手奪三振数1位などなどの数多くの数字に表れています。
 特に、無尽蔵とも思えるスタミナと速球のキレが売りで、130級を超える球数を投げたにもかかわらず9回でもこの球速が出るのかというのは何度も驚かされた記憶があります。
 また、徐々に直球が衰えるようになってからは制球力と変化球を磨くようになっていきました。

 去年まで第一線で活躍していた選手だっただけに、今季突如崩れて輝きがなくなったさまを見て、一体どうなったのかとあまりにも理解できませんでした。
 しかし、色々と情報を集める中で、これまでの無理がたたった結果である可能性が高いという情報があり、変に納得してしまいました。
 メッセンジャーさんといえば、まずは球数、そしてあれだけ投げているのに中5日というのを思い出しますが、だからこそ身体に無理がたたったのだとすればある意味当たり前というべきなのかもしれません。
 ただ、だとしてもこんなに突然来るのではなく、緩やかに衰えていってほしかったとも思いました。
 そして、今年から日本人扱いできる選手になり、これだけ貢献してきた選手であれば、あと1年は様子を見てから契約について考えるというようになるのだろうと思っていたのでした。

 それでも、メッセンジャーさんの決断が引退なのであれば、私がどうこう言うのもおかしい話なのかもしれません。
 惜しむべきは、あと2勝で通算100勝がかかっていたものですから、せめてそれだけ実現させてあげたかったというところでしょうが、こればかりは仕方ありません。
 この人にはお世話になった記憶しかなく、阪神歴代の優良助っ人外国人の中でも間違いなく上位に挙げられるべき存在だと思います。
 できれば、これだけの人材であればいい指導者になれると思いますので、阪神に残ってコーチをしてもらいたいと思いますが、本人の意向はどうなのでしょうか。
 いずれにせよお疲れさまでした。


 さて、今日の試合ですが、阪神が読売に2対1で勝利しました。
 勝利打点は押出四球というしょっぱい展開ではありますが、それでも勝利は勝利ですし、特に途中で出てきていい球を投げて踏ん張ってくれた島本さんには感謝しかありません。
 また、藤川さんの抑えの働きが有能で、この調子であれば250セーブを来季には達成してくれるのではと思わせるものでした。

 ただ、ガルシアさんは、よく頑張って投げたものの、6四球は不安定だと思いますし、外国人枠も考えれば今季限りの契約になってしまうのではないかと思ってしまいました。
 おそらく今日の登板が契約続行の最終テスト的な位置づけだったと思うのですが、この投球では厳しいと思いました。

 阪神はとにかく勝つしかない状態ではありますが、昨日敗戦したことを考えるとなかなか勝てていません。
 この7戦で3勝4敗ということで、CS進出を狙うにしても勝ちきれない勝負弱さを感じますし、むしろ来季にどうつなげるか、近本さんの記録はどこまで伸びるか、そういったところに注目すべき残り試合かというようにも考えています。
 最後まで楽しませてもらいたいものです。


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 今日のニュースを見ていたら、メキシコで、生徒らに段ボール箱をかぶせて試験を受けさせた教師に関するものがあったので、取り上げてみました。

 教師が生徒たちに段ボール箱をかぶせたのは、カンニング防止の為ということです。
 箱の前面に穴が空いており、試験中は箱をかぶった状態で問題を解くのだそうです。
 これを知った親が、子供に対する侮辱などと考えて激怒し、教育当局が生徒の権利を守られるように保護せよ、その教師を解雇せよと強く要求したということでした。
 しかし、学校側は、試験前に生徒らが同意したものであり、生徒一人ひとりの権利を尊重すると述べたということでした。

 この前提として、まずこの学校においてカンニングがどれだけ発生していたのかという点について気になります。
 今回の件はさすがに異様であり、ここまでの行動に出る以上はそれ相応の背景がないとなかなか飲み込みづらいものです。
 ここまで出るまでに、カンニングがどれだけ露見したのか、これまでカンニング対策をどれだけ講じてきたのか、そういったことについてもう少し情報がほしいと思います。

 次に、このような行いについては、生徒の人格権を侵害したというべきかどうか、確たることをここでは言えませんが、そのおそれはあると思われます。
 これが未成年者たる生徒たちの同意があったからといって許されるかといえば、未成年者にその決定権があると考えるかは難しいかもしれません。
 メキシコの法律の考え方はわかりませんが、日本では生徒たちの同意で人権侵害の可能性のある行為を認めて良いと考えるかどうかは難しいと思います。

 第3に、この箱は学校側が用意したのでしょうか。
 生徒数はわかりませんが、相当数の段ボール箱が必要であり、準備だけでも一苦労のように思います。
 学校としては、これを生徒に準備してほしいと考えるかもしれませんが、生徒が準備するとなると段ボール箱内にカンニングの準備をしてくる可能性もありますから、カンニング対策としての段ボール箱ならばやはり学校側が準備したのでしょう。
 だとすると、この準備に多少の時間がかかったと思いますし、この計画がどのくらい前から話に出ていたのかということは気になるところです。

 これを人権侵害と評価するかは別として、写真を見ると非常にシュールで異様だと思いました。
 もし自分が親ならば、この光景を見るだけでも怒りそうな気がして、人権とかそういった理屈に辿り着かずとも感覚だけで許容し難い気持ちになるのだろうなと思いました。


 阪神は、広島さんとの直接対決を、1勝2敗と負け越しで終わりました。
 これで3位広島さんと3.5ゲーム差になり、事実上今季は終了したと思います。

 試合内容についてはあまりいうつもりもないですが、いつもどおりなかなか打てないですし、矢野監督もなりふり構わないような采配をしても功を奏しないという感じでした。
 点差を考えると惜しい試合とも思えますが、こういった負け試合は多かったですし、やはり地力がなかったのだと思っていますから、残念ではありますがこんなものだと思っています。
 ただ、CSのかかった試合で、代打鳥谷さんを起用し、併殺に終わった采配は納得できません。
 残念ながら、結果を求めるならば、今の鳥谷さんよりも起用すべき選手は多くいると思いますし、これについては矢野監督の考えに全く賛同できません。

 ソラーテさんですが、出場拒否して解雇の可能性というニュースを見ました。
 途中入団、途中解雇というのは、阪神外国人列伝の中にグリーンウェルさんと並んで加えて良い逸材だったと思います。
 というか、一報によっては、来日前に奥様を亡くしてうつ病になっていたという話もあるようで、そういった情報をきちんと精査せずに契約してきた海外用スカウトについては解雇すべきだと思います。
 助っ人については、投手は素晴らしい人材が多いものの、野手についてはハズレが多すぎて、もはや責任をとってもらって解雇するしかないでしょう。

 また、藤浪さんですが、2軍の試合で5回9安打4失点3四死球という散々な成績でした。
 特に、死球をきっかけに4失点ということで、これを見ている限り技術の問題というよりも精神的な問題だと感じざるを得ません。
 これは、周囲がこのことを大きく言い過ぎて本人が意識しすぎているのかもしれませんが、いずれにせよこの症状の影響は大きいと思います。
 今季のオフでどれだけ修正できるのかはわかりませんが、もしも修正できないとすれば阪神という球団が悪いのかもしれませんし、トレードで他球団に行くことも考えるべきかもしれません。
 これだけの素材を育てられずに他球団に渡すのは許容しがたい気持ちではありますが、球界の宝をこのまま殺してしまうことだけは避けないといけないと思っています。


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 今日は、京急での悲惨な事故がありました。
 詳細な報道等はまだ出ていませんが、トラック運転手が道を間違えて細い通りに入り、そこから踏切に立ち入ってしまったことが一因のように出ており、これが本当だとすると大型車を運転するときの大変さというものを改めて感じます。
 こういう事故について、電車利用者の側から考えても回避のしようがないと思われ、結局ブレーキシステム等の向上に期待するしかないのかもしれませんが、当面は注意深く運転してもらうしかないということでしょうか。


 今日のニュースを見ていたら、お台場の水質問題対策に関するものがあったので、取り上げてみました。

 お台場の水質問題の原因として2箇所の下水の放流口が挙げられておりますが、東京都の打ち出した方針としては、この放流口にネットを張ってゴミの流出を防ぐということです。
 また、下水道施設や海面の清掃も強化するということです。

 この記事を見ていて、おそらく誰もが思うことだと思うのですが、放流口にネットを張った場合、下水が詰まるのではないかということです。
 下水のシステムに関する説明は省くとしても、一定量の汚水等が生じた際にはこの放流口が使われるようで、その使われる理由としては当然ここから放流しないと汚水を処理できないからでしょう。
 この汚水の放流口にネットを張ると、単純に汚水が流れづらくなるわけで、そうなると本来流すべき汚水はどこに滞留するのかという問題が別途生じると思います。
 どこかに汚水が逆流するようなことがあれば、そこのシステムが破綻する可能性もありますし、そういった計算がきちんとできた上でネットを張ろうという方向性なのでしょうか。

 また、ネットを張ったとしても、すぐにネットに大量のゴミが付着すると思われ、定期的にネットを交換しないと、ネットの目が詰まって汚水が全く放流できなくなるでしょう。
 さらに、ネットが張られることで、下水配管の汚れ方もより悪化すると思われ、配管についてもこれまで以上の頻度で扇情を行わねばならないと思われます。
 こうしたコスト等について見積もりが立った上でこの方針が打ち出されたということなのでしょうか。

 オリンピック開始前からこの東京湾の水質については問題視されていましたが、結局オリンピック招致を成功した後もほとんど手を付けずに、開催まで1年を切ったところで慌て始めたというように思われます。
 オリンピック招致のためにスタジアムは多額の費用と手間をかけて改築しておりますが、そんなレガシイを作るよりは、旧スタジアムをリフォームして再利用した上で、都民のための下水処理施設を強化した方が後々の世代に感謝されるべきレガシイになったように思えてなりません。
 今回の対策の方針を見る限り、なんとなく実効性に欠けるように思われ、もはや東京湾で実施するのではなく東京近辺の水質の良い海で実施する方がみんなのためになるように思われます。
 ここで実施しようと考えた人たちは、現場の状況も、その後の水質対策についても無頓着で、みな無責任なのではとしみじみ思います。


 今日の阪神ですが、さすがに3回に6点もとってリードできたため、勝利しました。
 昨日は4点差のリードをひっくり返されて負けましたから、どれだけ点差があればいいのかと不安に思っていましたが、今日は中押し点等もしっかり取れましたし、まあまあの試合運びだったというべきでしょう。
 阪神は木浪さんのエラー、横浜さんは申告敬遠からの押し出しやセンターのタイムリーエラーなどミスが目立つお粗末な展開も散見されましたが、それでも阪神にとってはCS進出の望みをつなぐためには勝つことが何よりも重要であるため、今日の結果はひとまず嬉しいというよりは安堵というべきでしょう。

 また、近本さんが、137安打目を放って、球団新人最多安打記録を更新してくれました。
 まだ9月も前半ですから、これから記録をもっと伸ばしてくれると思いますが、本当に近本さんはよくやってくれていると思いますし、逆に近本さんがいなければ今の阪神はどれだけどうしようもない状態になっていたのかと不安に思います。
 近本さんは有望視はしていたものの、正直言って昨オフの段階ではルーキーをスタメンに入れる勘定はしづらく、近本さんを想定せずに戦力を考えていましたから、ある意味これだけの活躍というのは想定外の喜びというべきだと思います。
 それだけに、想定通りの阪神だったら、もはや2年連続最下位も受け入れるしかない状況だったと思われ、本気でこのオフは野手の大改革を断行してもらいたいと心から思っています。

 明日から広島さんとの対決ですが、明日からの3位攻防戦がほとんど阪神のCS進出を決める大一番にある可能性が高いと思っています。
 阪神の一番手の投手は高橋さんですが、高橋さんのストレートがアウトローに決まれば並の打者は打てないでしょうし、とにかく期待しています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:02
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、アルバイト先で、勤務初日に現金を盗んで逃走することを30間繰り返した男に関するものがあったので、取り上げてみました。

 男は、2017年8月から2018年10月までの間に、名前や住所を偽った履歴書を提出して、採用されたコンビニで、勤務初日に店舗のレジや金庫から現金を抜き取ってそのまま逃げることを繰り返したということでした。
 それは16都府県に及び、既に常習累犯窃盗罪で公判をしているところ、総数30件、総額約1000万円が確認されたということでした。
 男は、逃走後、公共交通機関で移動し、ホテルを転々としていたということでした。

 勤務初日に窃盗をやって逃走という話は今まで何度か耳にしたことがありますが、これだけの件数というのは聞いたことがありません。
 おそらく、30件というのも裏取りができた件数だと思いますし、実際はもっと多かったのでしょうから、おそらくライフワークのように虚偽の履歴書を作成しては盗む生活を繰り返していたのでしょう。

 しかし、これだけの件数の事件が発生したのは、結局のところ捜査機関が本格的に動くのが遅かったからだと思います。
 その理由はいくつかあるとは思いますが、もしかしたら虚偽の履歴書について、それを真実のものという前提で捜査を進めるなどしていたからかもしれません。
 これだけ複数件の事件が同一の顔写真の男の犯行であって、かついずれもコンビニを狙った犯行となれば、捜査機関においては名前等の情報が嘘であることなどは既に把握していたと思いますし、各コンビニにこの情報が周知されていたり、本人確認を厳格に行うように連絡が行っていたりするのではないかと思います。
 ですが、これだけの件数の犯行が繰り返されたということになると、それらの対応がどこまでなされていたのかわかりません。

 また、上記のように、コンビニ側でのアルバイトの本人確認が甘かったという側面もあったと思います。
 偽造免許証が使用された事案では致し方ないかもしれませんが、もしも本件が本人確認が甘かったのであれば、そういった体制の甘さにつけこまれたのかもしれません。
 そのほか、警察への届け出もスムーズに行われたのか、すなわち男が逃走した後、直ちに被害に気づいて届け出が行われたのかも問題かもしれません。
 これらのことは記事からはわからないので、一概にここが原因かはわかりませんが、もしも原因の一端があれば採用にあたっての本人確認の徹底は一層周知されるべきでしょう。

 これだけの件数の犯行を行い、犯行現場もまちまちで、被害額も極めて多額に及びますから、示談の見込みもないでしょう。
 そうなると、男は、相当長期の実刑を受ける可能性がありますが、それも当然のことだと思います。
 ただ、男にしてみれば、いつか自分が検挙されるとわかってこういう生活をしていたのだと思いますし、どういう心境で犯行を繰り返していたのか、その日を暮らすことを目標にやっていたのか、その点は思うところがあります。
 こればかりは続報が出ないとわかりませんが、生き方そのものについて考え直さないとまた繰り返してしまうのではないかと不安を感じます。


 今日の阪神ですが、序盤はいい感じの点差で勝っていましたから、このまま勝てると思っていたのですが、1点差まで追いつかれ、ジョンソンさんがホームランを打たれて同点に追いつかれ、最後は能見さんがサヨナラホームランを打たれてしまいました。
 負けた原因としては、今日はこれだけの点差があっただけに、投手陣の踏ん張りが足りなかったこと、特に秋山さん、ジョンソンさん、能見さんのいずれもホームランを打たれており、一発を食らい過ぎたことをあげることになるでしょう。
 また、再三チャンスがありながら、決めきれなかった打線の決定力のなさも、僅差での勝負において分かれ目だったように思います。

 実質ホームたる横浜スタジアムでの逆転負けは痛すぎますし、特にCS進出がかかったゲーム差の中での今日の敗戦は極めて厳しいものと言わざるを得ません。
 明日の試合もありますが、最低でも明日勝たねば今季のCS進出は事実上終了だと思っています。
 ただ、今日の試合を見ていて、阪神の土壇場での勝負弱さがにじみ出ていたように思われ、こういう野球をしているからCS進出も思うようにならないのだろうなと思います。
 前も言いましたが、今季の阪神はCS進出に値するチームではないと思うので、一応望みがあるうちはやれることはやってほしいと思うものの、CS進出を問わずオフでの大粛清は断行してほしいと思っています。

 明日の青柳さんはなんとか勝ってほしいところです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:42
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 今日のニュースを見ていたら、全国で唯一残る屋上遊園地が閉園したというものがあったので、取り上げてみました。

 閉園したのは、川越市の丸広百貨店屋上のわんぱくランドで、1968年に開園してから全国で唯一残る大型の屋上遊園地だということでした。
 最終日は1日で、この日は約9000人が来場して別れを惜しんだということでした。
 百貨店は、閉園の理由について、建物の耐震化工事に伴うスペースの確保のためと説明しているということです。

 子供の頃、近所にこういったものがあったのを思い出しましたが、小学校中学年くらいからはあまり行かなくなった記憶です。
 閉園理由は耐震化工事に伴うスペースの確保のためということですが、もしもそれなりに需要が大きければ閉園にはならなかったのでしょうし、結局の所私のように昔はお世話になったものの、その後行かなくなった人が多かったからこのように至ったのだと思います。
 それだけに、寂しさを感じることはあるのですが、それを感じるというのは運営側にとっては「だったらもっと前からもっと来てくれればよかったのに」という感想を抱かせて失礼な思いをさせないないと思いますし、敢えて私はそのようなことをいうことはしないことにします。

 昔はこういった身近な施設における遊園地にも需要があったのだろうと思うのですが、今や娯楽の多様化によって、その需要が減少していることも事実なのでしょう。
 時代が変わることで求められるものも変化しますから、維持費もそれなりにかかるであろうこういった遊園地を所持し続けること自体が時代に合わなくなっているのはやむを得ないのかもしれません。
 この手の遊園地にある遊具がこれからどこに行くのかはわかりませんが、以前静岡県三島市の公園に行ったときにこの手の遊具がたくさん並んでいる光景を見たことがあり、そういったところに運ばれて第二の人生を送ることになるのでしょうか。
 この手のニュースを見て懐かしむ人が多いならば、第二の人生もある程度は楽しまれる存在になれるのかもしれません。


 今日の阪神戦は、雷で中止になりました。
 今週の試合が阪神の今季の命運の大半を決めると思っていただけに残念ではありますが、天気ばかりは仕方ありません。

 復活を期すメッセンジャーさんですが、2軍戦に登板したものの、残念ながら6回5失点と仕事ができませんでした。
 今季のメッセンジャーさんは、昨季までと違って極めてよろしくない状態が続いていますが、さすがに年齢が38歳ということもあって、年齢並みに衰えてきてしまったのでしょうか。
 これまで毎年200イニング近く投げていただけに、身体にかかる負担が大きすぎて、それが蓄積した成果なのかもしれません。
 メッセンジャーさんのこれまでの貢献度合いを考えれば、今季で契約終了ということはないでしょうから、来年も復活を期すことになるのでしょうが、今日の投球を見る限りでは中継ぎ転向という案も難しそうで、根本的に立ち直ってもらう必要があると思いました。

 マルテさんの残留にフロントが既に動いているという情報を見ましたが、今季の出来と打線の状況を考えれば当然のことだと思います。
 一方、ナバーロさんとソラーテさんについては、これからの活躍次第というようで、それも致し方無いとは思いますが、特にソラーテさんについては球団がもっとしっかりチームの需要を調査してから獲得すべきであり、いきあたりばったりでやや納得できないところがあります。
 ドリスさんとガルシアさんも残留見込みということですが、ガルシアさんについては今オフでよほどきちんと調整をしてくれないと、次の契約はなかなか厳しいと思います。
 ジョンソンさんについても残留交渉を行う予定ということですが、あれだけの成果を上げるとなるとなかなか大変だろうと思われ、金銭面の条件の上積みでいいのか、それともメジャーで投げたいという希望があるのか、それによって残留見込みが変わってくると思いました。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:57
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 今日のニュースを見ていたら、ロシアで、男が電車の窓を斧で破壊したというものがあったので、取り上げてみました。

 電車内に設置されていた動画があったので、その動画を元に記事が作られていたようですが、男は停車した路面電車に乗ろうとして車外のドア開閉ボタンを押しました。
 しかし、何が原因かはわかりませんが、ドアがうまく開かず、そのまま電車が出発してしまいました。
 そうしたところ、男は、手に持っていた斧で、電車の窓を破壊しました。
 その後、電車は急停車して、ドアが開きましたが、男は電車に乗らずに去っていきました。

 この記事を見ていて、まず目につくところは、男が斧を持っていた点です。
 ロシアでもあまり普通の人は斧を所持していないでしょうし、なぜ男が斧を持っていたのか気になります。
 斧など、個人的にはRPGゲームくらいでしか見たことがほとんどないものですから、それを日常生活で、公共交通機関に乗る人が所持しているという状況はよく理解できません。

 次に、何が原因でドアが開かなかったのかはわかりませんが、こうしたトラブルはどのくらいの頻度で生じるものなのか、それとも男の押し方が悪かっただけなのか、その点も気になります。
 男がカッとなって斧を振り下ろしたことについては擁護の余地はほとんどないのですが、それでもドアが開かなかったのが機械の側の問題で、にもかかわらず誰も気にかけずに出発したら、それは酷いことなのではないかというようにも思います。
 それだけに、結局ドアが開かなかった理由は知りたいところです。

 第3に、男が斧で電車を破壊した後、電車のドアが開いたことが問題だと思います。
 普通に考えれば、男は手に斧という凶器を所持して、理由なく電車を破壊するという蛮行に出たのですから、場合によっては通り魔のように誰彼構わず襲う可能性すらあると思います。
 そういった被害の拡大を防ぐため、男が電車外にいるならば、ドアは開かないようにして、乗客の安全を守るべきなのではないかと思います。
 しかし、この動画を見ていると、あたかも、男が電車のドアが開かないことに不服があるようだから、乗務員の方で開けてあげたようにすら見受けられ、安全性については非常に問題だと感じました。
 どういった意図で電車のドアを開けたのか、私としてはその点は明らかになってもらいたいと思います。

 いずれにせよ、一般的に起こりうるような類の事件でないだけでなく、異常なことがいくつも重なっているように思われます。
 ですが、こういった程度のことに危険性を感じるかどうかも文化の違いなのかもしれないとも思いますし、世の中は広いのかもしれないと思ったりもしました。


 今日の阪神関連の記事を見ていたら、防御率は12球団1位にも関わらず、守備力の指標UZRと得点は12球団中最下位ということでした。
 また、先発投手の勝ち星を見ていても、先発の柱はことごとく勝敗において負け越しており、唯一勝ち越している秋山さんでも4勝3敗という状況です。
 これを見ていてよく分かる通り、今の阪神は、投手は1流ですが、野手はどうしようもない状態だということだと思います。
 これでも3位争いが一応できているのは、明らかに阪神投手陣、特にリリーフ陣の力によるところが大きいということになると思います。

 阪神野手陣については、決定機に決められない打力はもちろんのことですが、やはり守備のミスが酷すぎるというほかなく、特に守備についてはおよそプロとは考えられないような酷いプレーを目にすることもしばしばあります。
 梅野さんは12球団でも上位に入る優秀な捕手ですが、他の選手を見ていると頑張っていないとは言いませんがやはり物足りない選手が多すぎると言わざるを得ません。
 もしも今季なまじCSに進出できてしまえば、阪神野手の大改革に着手してくれないような気がして、そういった意味では阪神のCS進出は見てみたいものの、大きな血の入れ替えをしてくれないと来季もまた昨季今季と同様に酷い野手のプレーを見せられてしまうのではないかと不安にも思っています。
 これだけ投手陣に迷惑をかけている野手陣は、もっと恥じてほしいと思いますし、そうでないならばプロとしては危ういとすら思います。
 フロントの考え方も甘いですから、大改革を期待することは難しいかもしれませんが、それでも今の野手陣は貧弱すぎると思ってやみません。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:10
2019.09.01 Sunday
 こんばんは。


 先日、鳥谷さんが阪神から引退を打診されたという第一報が出てから、昨日一昨日と関連情報がたくさん出てきまして、結果としてどのような形になるかは別としても今季いっぱいで鳥谷さんが退団することが決定的になったということでした。

 記事によれば、球団側から引退を打診され、鳥谷さんは他球団に行くと即答したということでした。
 既にロッカールームの整理をして荷造りを開始したということでした。

 私は、鳥谷さんが入団する以前の6大学時代から見てきまして、当時の岡田監督が早稲田つながりでとんでもない選手を引っ張ってきたという印象でした。
 入団当初は、ショートのレギュラー藤本さんがいるにもかかわらず、鳥谷さんがショートで起用されたものの、エラーを連発し、さんざん非難を浴びていたと思います。
 ですが、本人の才能はもとより、努力によって守備力を磨き、阪神の不動のショートになってくれました。
 打力はもちろんのこと、守備力で阪神に貢献してくれたことは非常に大きかったと思いますし、特に金本さんのレフト守備の守備力が極めて低下した際には鳥谷さんの守備負担が考えられないくらい重くなるくらい頑張っていたことはよく記憶しております。
 しかし、そんな鳥谷さんも衰えには勝てず、このところ打撃も守備も活躍がなかなか見られなくなりました。
 特に、今季は、代打での起用が中心でしたが、再三チャンスで代打起用されながら現在までで打点0ということで、活躍場面が限られていたところでした。
 7,8月の打率はいずれも4割を超えていましたから、能力自体は否定されるものではないものの、残念ながら圧倒的にチャンスで弱かったという印象です。

 鳥谷さんの年俸は4億円で、今季が複数年契約の最終年ですから、上記の成績も相まって球団がこのような決断をしたことは致し方無いと思います。
 いろいろな意見を見ていると、なぜCS進出を争っている今の時期に、こういった士気を落とすニュースを出すのかとフロントを叩く意見も見受けられますが、引退試合等から逆算すれば今の時期くらいからいうのも仕方ないのかもしれないと思っています。
 個人的には、選手兼コーチなどの打診もありうるかと考えましたが、それと引退打診は結局同義であることを考えると、選手兼コーチというのはただの耳触りの良い言葉を使うに過ぎず、あまり球団のやったことと大差はないようにも思います。

 鳥谷さんの貢献度を考えれば、もっと本人が納得できるような形で世の中にこの一報が出てほしかったというのは間違いないと思います。
 ですが、この数年の鳥谷さんのパフォーマンスは年俸に見合わなかったと思いますし、キャンプ時には鳥谷さんの希望であるショート再挑戦も叶えたわけですから、球団としては貢献に報いるだけのことをしたようにも思われます。
 そういった意味では、阪神球団の対応は、正解だとは言えないものの、不適当というには憚られるようにも思います。

 鳥谷さんが退団をするのは大変残念ですが、獲得球団がいれば現役続行をするのは当然だと思いますし、できればもう一度活躍する姿が見たいというのも本音です。
 入団以前より鳥谷さんを見てきた者としては、鳥谷さんがもう一度活躍する姿を見たくないわけはないですから、私としては見られるものならばぜひ見たいと思っています。
 今のところ、何球団かは獲得しない方針を示していますが、ありうるのはオリックスさんかロッテさんでしょうか。
 チャンス以外では打力はまだいけると思いますが、問題は代打はチャンスで出されるだけに果たして活躍できるのかという点でしょうか。
 また、守備力については、残念ながらあまり期待できないと思われ、DH起用がありうるならばそうなるように思われます。

 鳥谷さんの勇姿をもう一度見なければと思いますので、おそらく今季はまたどこかで観戦に行くと思うのですが、それとCS進出争いがどう絡むのか、そればかりはなんとも言えません。


 そんな今日の阪神ですが、ここにきて読売に連勝しました。

 岩貞さんが6回3安打無失点で5ヶ月ぶりとなる2勝目を挙げてくれました。
 その後は、岩崎さんがややピンチを招いたものの、ジョンソンさんが火消しをしてくれまして、続いて藤川さんが抑えて終わりにできました。
 岩貞さんがここにきてこの投球を見せてくれたことは大変喜ばしく思いますが、こうしてみると阪神投手陣は全般的に盤石だと改めて思います。
 最近ジョンソンさんが今季いっぱいでメジャー流出などという記事を見かけたことがありますが、なんとか残ってもらわないと来季の運用に非常に困ります。

 打つ方は、マルテさんのショートゴロで先制したものの、こういった1点だけリードして逆転される展開はよく見ていたものですから、正直言って4回のこの得点だけではいつもの負けパターンかと不安に思っていました。
 その後、5回に近本さんがタイムリースリーベースを打って中押しを入れてくれまして、点差はいつもの負けパターンと同じくらいではあるものの、中盤に点を入れられるというのは違う展開だと思いまして、今日はいけるかもしれないと思ってみていました。
 そして、盤石の投手リレーで逃げ切れたという展開でしたから、阪神にしてみればいつもの負けパターンからいかに抜け出せるかが勝つためのポイントのように思いました。

 今日も3位の広島さんが負けてくれたおかげで、阪神とのゲーム差が2まで近づきました。
 ただ、例年の阪神の9月の勝負弱さを考えると、この2ゲーム差を追いつくのは至難だと思いますし、私は全く楽観視していません。
 ですが、現実的ではない数字になってきまして、地力のない阪神といっても流れ次第でCSもなくはないようには思えました。
 阪神としては、いかに上位球団を叩けるかが問題ですが、次のカードは阪神にとって実質ホームたる横浜スタジアムでの横浜戦ですから、ここでいかに勝ち星を拾うかが問題です。
 そして、次のカードはCS進出の直接的ライバルたる広島さんとの対決ですから、この2カードの勝敗で阪神のCS進出の可能性がかなり決まってくると思います。
 その意味では、読売に連勝した阪神のいい流れをどこまでもっていけるのか、楽しみにしています。


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