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 阪神は、優勝を目指すため、首位ヤクルトさんを1ゲーム差で追いかけているきわどい展開なのですが、残念ながら広島さんに3連敗してしまいました。
 ヤクルトさんは、このところ勝ち続けていたところで、珍しく敗戦が続いたわけですから、ここで勝つなり引き分けるなりしてゲーム差を少しでも縮めたいところでした。
 しかし、昨日はどうしようもない敗戦、今日はきわどいところで競り負けるという展開での敗戦を喫しました。

 今日の岩崎さんなど頑張っていることはよくわかっているものの、ここぞというところで踏ん張れずに息切れをしてしまっているのは、何とも阪神らしいというべきなのでしょう。
 また、今日は、ここで点を入れられたらという場面を何度か迎えており、最終回も2アウト1塁2塁までこぎ着けられたにもかかわらず、結局点を入れることができませんでした。
 そういう頑張っているのにあと一歩足りずに報われない結果というのは、何とも阪神らしい気がして、昔から見ている私としては妙に納得してしまうわけです。

 振り返ると、阪神は9月に失速して終わってしまうシーズンが多かったところ、今季はオリンピックでの休みがあったとはいえ9月は比較的よく頑張っていたと思います。
 ただ、そのオリンピックの休み期間分をスライドさせると、例年見られた9月の失速が今来たというようにも思われ、そう考えれば例年の阪神かというようにも思ったりしました。

 とはいえ、今季は大変久しぶりにリーグ優勝がかかっているところですし、抑えにスアレスさんがいるなど戦力の充実ぶりを考えれば今季を逃したらいつ優勝できるのかと思うくらいの年です。
 それだけに、ここで踏ん張らずにいつ踏ん張るのかと思ってこのところ見ているわけですが、にもかかわらずこういうところで勝てないんだよなとしみじみ思ったりもするわけです。

 ヤクルトさんとはまだ1ゲーム差ですし、残り試合も20ありますから、まだ十分にひっくり返せるチャンスはあるのですが、それにしても今のこの状態は何とも悔しいものです。
 選手たちはもっと悔しい思いをしていることは理解するものの、できればもう少し意地を見せてほしいと心から願うばかりです。

 また、結局9月中に1本もヒットが出なかった佐藤さんについてですが、2軍で復活したわけでもないのに無理に1軍で起用したツケがそのまま出ているように見えます。
 佐藤さんの将来を考えれば、ここで期待をかけて1軍で起用し続けるよりは、少し楽な環境で自由にやらせて、自信を付けさせてから終盤に1軍合流という流れがよいかと思います。
 チームが停滞気味だから起爆剤として佐藤さんを起用しようとしているのかもしれませんが、今の状態を考えればすべて悪い方向に行っているように見えるので、もう少しルーキーに配慮があってもいいように思いました。

 明日は甲子園で中日さんとの対戦です。
 先発は伊藤さんということで、いい投球を見せてくれるのではと期待していますが、打線ももう少し意地を見せてもらいたいです。
 加えて、首脳陣の中継ぎ投手の起用についても、もう少しうまくやってほしいと期待したいと思います。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:28
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 今日の記事を見ていたら、ジャンプSQで連載中のワールドトリガーの10月に販売される分が休載されるというものがあったので、取り上げてみました。

 休載の理由を見てみるに、作者の葦原先生の首の調子がよくないからということのようです。
 葦原先生は、かつて頸椎症性神経根症を患っていたということで、2年程度の長期休載に至ったこともあり、今回もその関係のもののようにも思われます。

 率直に言って、このニュースは大変残念でした。
 数ある漫画作品の中で、私がかなり重要度高く注目している作品でして、毎月非常に楽しみにしていました。
 新しい回が出るたび、ネットでネタバレを見ないように気をつけることが習慣化されているくらい楽しみにしておりまして、キャラ1人1人に無駄な動きをさせない、いずれも個性的に活動させようとしているよく練られた構成などはまさに特筆すべき作品であると思っております。
 感想サイトなどでよく再読性がある作品であると述べておりますが、まさに読むたびにこのキャラの動きは実はこの意図があったのかと気づかされる、再読に非常に価値がある作品であると思っています。一度読んだ際には目立つキャラの動きに目がよく向くのですが、何度も読むうちに地味に登場するキャラがきちんと意図を持って動いていたり、敵を狙う順番にきちんと意味があることに気づいたり、非常に戦略性が高いことに気づかされるという、何度読んでも楽しめる作品となっています。
 この作品の魅力を語ろうとすればもっと長くなってしまうため、ひとまずここまでとしようと思いますが、とかく可能であれば10巻の大規模進行が終わるまでは多くの人に読んでもらいたい作品であると思います。

 かつて週刊少年ジャンプで連載されていたものの、葦原先生が途中で上記のとおり首を患ってしまい、長期間休載していました。
 その後復活してから月刊誌のジャンプSQに移籍したのですが、月刊誌が体調に合うものだったのか、休載はほどほどにあったもののそれなりに掲載されて今に至っています。
 長期休載前はここで休載なのかと思ったものの、再開後にその質が衰えていないことが明らかになって、再開に大変感謝したものです。
 その再開があればこそあの二宮隊の一戦があったわけですから、再開を心から歓迎せざるを得ません。

 そのような葦原先生の体調と、にもかかわらず時々休載しながら連載を継続してくれていることに感謝しておりますので、今回の休載は大変残念であるものの、続けていただけるのであれば私は問題なく待てると思っています。
 今のシリーズは長く続きそうなので、ここで休載は痛いと思ってはおりますが、それでも無理せずに長く続けてもらうことが何よりも大事であることはいうまでもないですから、心からお大事になさっていただきたいと思うばかりです。
 そして、再来月は楽しみにしております。


 阪神ですが、2位に陥落してしまったものの、好調のヤクルトさんにぴったりとくっついていて、楽しませてくれるものだと思っています。
 先日の読売とのカードも、振り返ればよいように終わりにできましたし、今季の阪神は例年とは違う、9月で失速しない粘れる球団になってくれたものだとうれしく思います。
 このところのヤクルトさんの戦績がよすぎてどうしてくれようかと思うところもあるものの、調子には山と谷がありますから、今の好調を耐えて何とか食らいついていければ、残り試合数を考えれば十分に逆転できるものだと思っています。

 今日の記事において、岩田さんが来季の戦力構想から外れているというものがありました。
 岩田さんといえば、1型糖尿病を患っているにもかかわらず長年活躍してくれた阪神の功労者の一人であると思っています。
 このところ活躍の機会はなかったものの、往年阪神を支えてくれた左腕の活躍は強く記憶に残っています。
 他球団で現役続行か、引退かという選択肢があるということですが、もしも岩田さんが鳥谷さんらのように他球団で現役を続行するとしても個人的には応援したいと思っています。
 今季の2軍での中継ぎ登板ではほどほどに活躍できていたこともありましたから、貴重な左腕でもありますし、もしかしたら他球団で来季活躍できることもあるかもしれず、そうなればまた活躍はみてみたいとも思っています。
 もしも引退を選択する場合ですが、今季は優勝戦線にいるため引退試合がやりづらくもあり、その点が非常に気の毒かもしれません。可能であれば、功労者だけにきちんとしてあげてほしいのですが、どうでしょうか。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27
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 コロナ感染症について、7月下旬に私のところにもワクチンクーポンがやってきまして、先日2回目の接種を終えたため、その体験記的なものを書いてみました。

 まず、接種会場は、東京の大規模接種会場でした。
 地元での接種の方が楽だと思って予約を取ろうとしたものの、ネット予約は毎度開始されてからまさに瞬殺といった感じでなくなってしまい、埒が明かないと思って、大規模接種会場の申し込みに切り替えました。
 大規模接種会場の申し込みについても、一度目のチャレンジではつながる前に予約がいっぱいになったということで受けられませんでしたが、2回目のチャレンジで予約画面につながり、そこで予約を入れることができました。
 ただ、この際も、サイトへの接続がかなり立て込んでいたのか、随分不安定だったので、ほとんど選択肢などなく、連打して予約を確定させ、予約日に別の予定が入っていたらそちらを動かすということとなってしまいました。
 ちなみに、大規模接種会場での接種なので、打った種類はモデルナとなります。

 そして、1回目の接種に至りましたが、大規模接種会場は極めてスピーディで、会場に入ってから接種されて会場を出るまで30分かかりませんでした。
 私が接種を受けるまでに何度も経験があってその積み重ねがあったことからこれだけシステマティックになったのだろうと思うのですが、あれだけの人数をこのくらいの速度でさばけるというのは会場運営側の尽力に感謝したいと思いますし、受ける側も非常に協力的であったということかと思います。

 1回目接種の後ですが、その日の夜には打った箇所の周辺に筋肉痛のような痛みが出まして、寝返りを打つ際に目を覚ますくらいの痛みは出てきました。腕を上げる際にも痛みであげづらくなったりもしました。
 ただ、発熱等はなかったため、翌日も問題なく仕事に行くことが出来ました。
 また、痛みも3日くらいしたら打ったことすら忘れてしまうくらいな感じになり、ほとんど症状は治まったという感じです。

 2回目接種については、8割以上が37.5度以上の発熱をするということでしたから、こちらについては戦々恐々しつつ、準備を整えることとしました。
 具体的には、仕事の予定は接種翌日もすべてキャンセルし、発熱対策にバファリンプレミアムを準備、ゼリー系の食物とポカリスエット、果物、ヨーグルト等の比較的摂取しやすい食べ物を買っておく等です。
 そして、接種に赴いたわけですが、接種当日は発熱もほとんどなく、接種数時間後から前と同じような腕の痛みのみがありました。
 しかし、翌朝には微熱が出始めており、昼には38度近くに達しました。
 その段階で虎の子のバファリンプレミアムを服用して安静にしたところ、3時頃には37度くらいに下がり、夕方に再度バファリンプレミアムを服用したらもう37度を超えることもありませんでした。
 よって、接種翌日に発熱はあったものの、解熱剤をほどほどに使って安静にしていて乗り切れたという感じでした。

 発熱の際には、これが噂の副反応かと思っていたのですが、事前に情報が随分出ていたことから十分な覚悟と準備ができていたため、ほとんど問題なく対応できました。
 5月くらいにこうした副反応が出た人たちの多くは戸惑ったりしたのだろうと思うのですが、そういった先人の知恵のおかげで私は比較的安心して対応できたという感じです。
 そういった人たちに感謝するととともに、私の体験記も後進の人たちの参考になればと思い書いてみた次第です。


 阪神については、先日遂にヤクルトさんに首位が奪われてしまったものの、まだ差は小さいため、ここから挽回すればよいと思っています。

 そうして迎えた今日の試合ですが、残念ながら引き分けで終わってしまいました。
 ただ、これまで阪神を幾度となく救ってくれていたスアレスさんが打たれたのであれば、敢えてスアレスさんを責めるつもりもありません。打たれたタイミングは悪かったと思うものの、それでもスアレスさんでもたまには打たれることもありますし、この流れの中で同点で収まったのであれば御の字というべきでしょう。

 ヤクルトさんが勝利したことから差が開いてしまいましたが、それでもまだまだ試合数もありますし、ここから可能な限り勝っていけばいいと思っています。
 明日は東京ドームで読売との対決ですが、先発は今季あまりよくない西さんです。そろそろ西さんにはこれぞエースというところを見せてもらいたいものです。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:43
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 今日の阪神ですが、敗戦同然の試合をマルテさんのホームランで同点にしました。

 正直言ってそれまでの拙攻、残塁ぶりを見ていて、今日は負けたと思っていました。
 しかし、ここでマルテさんが打つかというところでホームランが飛び出まして、その瞬間思わず声が出ました。
 こうしてみると、例年の阪神はホームランが少ないものの、点さえ入ればホームランでなくてもよいと思っていましたが、やはりホームランというのはどれだけ影響力が大きいのかとしみじみ思いました。
 また、それまでマルテさんはなかなか苦戦していたものの、ここでこういう一発を打ってくれるのであれば、それまでの不振ぶりを挽回できたと思います。

 そして、抑えで登場したスアレスさんの安定感は尋常ではないと改めて思いました。
 スアレスさんが素晴らしすぎて、来季も何とか残留してもらうために全力を尽くすべきだと思います。

 それまでの残塁を考えれば阪神の状態がよいとは言いがたいと思いますし、流れも終盤までヤクルトさんに来ていましたから、今日9回で同点に追いついて終われたことはほぼ勝ちも同然だといって差し支えないでしょう。
 読売は今日敗戦しましたが、読売の調子が非常によろしくないところで、阪神としてはヤクルトさんをいかに攻略するかが喫緊の課題というべきだと思います。
 そんな中で今日敗戦してゲーム差が縮まってしまったら、阪神がまた首位から陥落する危険が大いにあったことから、それだけに同点で締められたことは順位や各チームの調子の面からいっても大変大きなものだったと思いました。
 ゲーム差が肉薄しているだけに、後日振り返って今日の同点が利いてくる場面が十分にあると思える、今日の同点はそんな意味のあるものになるのではと思えてなりません。

 ヤクルトさんとの直接対決は明日以降も続きますから、明日こそ勝ってくれるよう願ってやみません。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:39
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 今日のニュースを見ていたら、インドで、24年前に放棄された病院のエレベーターから白骨化した遺体が発見されたというものがあったので、取り上げてみました。

 その病院のエレベーターは、1997年に故障してから24年間開かれなかったそうで、今年病院の建物とエレベーターシャフトの修理が決まって確認したところで遺体が発見されたということでした。
 現在DNA鑑定による身元確認が行われているということで、警察は24年前の行方不明者に関するデータを調べているということです。
 その記事の中には、昨年、スペインでもミイラ化した女性が見つかったという件も載っておりました。その件では、女性は住宅の浴室に少なくとも15年間放置されていたということでした。

 この手の放置系の事件は、子供の頃によく聞いた学校の怪談であった話そのものだと思います。
 その時のものは大概トイレの鍵が開かないというパターンがほとんどだったと思いますが、今思えばトイレの鍵が開かなくても上から出ることもできるでしょうし、そこまで深刻な事態にはならなさそうに思いました。

 それに比べて、この事件ですが、亡くなった方は閉じ込められた時から最期の時までどのような思いをされていたのかと考えると想像を絶するものがあったのだろうと思います。
 初めは誰かが救助に来ることを期待していたかもしれませんが、それも時間の経過とともに期待が難しいと考えて絶望していく様は、非常に恐ろしいものであったと思われ、肉体的な苦痛とともに極めて精神的にも苛烈な状態だったのではないかと思います。

 記事には細かい話が載っていなかったため、この病院がなぜ放棄されていたのか、放棄されたにしてもエレベーターに閉じ込められたということについて異常だと察知することはあり得なかったのか、そういった点が非常に気になるところです。
 こればかりは日頃エレベーターを利用する人は人ごとではないと思いますし、エレベーターに限らずアクシデントによって閉じ込められてしまう時にどのように振る舞うべきかということは考えるべきということになろうかと思います。
 対策としては、携帯電話を可能な限り携帯するといったことなのかもしれませんが、それも可能な限りということに止まりますし、すべての事態を回避する対策はないのだろうと思いました。


 今日の阪神ですが、先発のガンケルさんが誤算で負けてしまいました。
 まさかガンケルさんが6回8安打5失点となってしまうとは思ってもおらず、さすがに先発投手が試合を壊してしまうとなかなか勝つことは難しいといわざるを得ません。
 特に、先制点をとってからいいムードで来たその裏にホームランで失点をしてしまい、完全に流れを途絶えさせてしまいました。ああいう流れを手放すプレーは非常に残念だったと思いました。

 打つ方では、近本さんが孤軍奮闘というべき猛打賞で頑張ってくれていましたが、今永さんにしてやられてしまい、結局8回6安打11三振という散々な出来でした。
 ある程度点を取られてしまって気持ちが切れてしまったのかもしれませんが、それにしても粘りが足りなかったなと思わざるを得ませんでした。

 このところいい調子で勝ってきており、2位以降にもう少し差を広げておきたいと思っていただけに、今日の敗戦は残念ではあります。
 ですが、このところよく勝っていたので、今日負けたことだけを取り上げて不満だけを言うのはよくないとも思いました。
 今日は読売が勝ったため、ゲーム差が縮まってしまいましたが、ここは切り替えてまた勝ちを重ねていってもらいたいと思います。

 藤浪さんが2軍落ちしたということですが、個人的には藤浪さんの問題の制球は2軍に落としたからといって改善するようなものではないと思いますし、1軍で調子に合わせて起用すればよいだけだと思っています。
 先日の登板では、初めの1イニングは悪くなかったものの、次のイニングでよくなくなってしまいましたが、よくないと思った段階ですぐにスイッチさせる起用を心がければよいだけですから、私は首脳陣の起用方法がよくなかっただけではと考えます。
 おそらくまた近々1軍に上がってくるにしても、あまり状態が変わることもないのでしょうから、だったら行ったり来たりさせることにあまり意味があるとは思えません。

 佐藤さんも2軍落ちしてしましたが、私としては一回2軍でのびのびとやらせてあげて、また調子が徐々に戻ってきたら1軍で起用すればよいと思います。
 ですから、長い目で見守ればよいと思っているので、今は特に心配も感じていません。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:47
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 今日のニュースを見ていたら、札幌市がワクチン接種関連の予算を67億円超過したというものがあったので、取り上げてみました。

 札幌市は、ワクチン接種のために約106億円の予算を計上していました。
 しかし、実際には約67億円多い約173億円の契約をしていました。
 この予算は、主に集団接種会場運営のための会場費や人件費に使われていました。
 札幌市は、予算の執行上場を財務会計システムで管理するところ、今回の件は複数の職員が業者と結んだ契約をこのシステムに入力することを怠っていたということでした。
 このため、契約した金額の総額を誰も把握できないまま、新たな契約を重ね、支出が膨らんでいったということでした。
 札幌市保健福祉局の局長の話によれば、予算の範囲で収まっているだろうというぼんやりした、ある意味思い込みでやっていた部分があったと説明しているということです。
 業者には未払いはないということで、市は今後の契約については必要な金額を精査して市議会に補正予算を提出するということです。

 このニュースを見ていて、多少予算オーバーすることはあり得るかもしれないとしても67億円超過するとさすがに擁護のしようがないと思いました。
 複数人いた職員が誰も会計システムに入力していなかったというのは、部署単位で故意的にそのようにしていたようにすら見受けられるもので、ぼんやりとした思い込みでやったというだけでは説明が付かないことではないかと思います。
 もちろん激務であったのでしょうから後回しにしたことはあったかもしれませんが、次々と高額な契約をしていっていたわけですから、自身が入力せずに次の契約締結業務に取りかかる際に不安を感じたりしなかったのかと疑問に思えてなりません。

 また、システムに入力せずに内部決裁をとることができるのかも甚だ疑問であり、上司は何を見て決裁をしていたのかという点も問題に思います。
 契約件数が大変多いのでしょうし、スピードも求められる業務でしょうから、すべての数字を詳細に精査して決裁をするということは現実的ではないとしても、それを全く怠って決裁をしていたというのも考えがたいと思います。
 特に、今回は67億円という極めて多額な予算オーバーですから、ここまでに至るまでにどこかで気づくものではないのかと疑問に思えます。
 私がこれまで見てきた役所の多くは、条例や予算について厳格に考えている方ばかりで、まして67億円も超過するなどということは信じられないという印象すら持ちます。

 一方で、これだけ予算オーバーをしていたというのは、もともとの予算額が足りていたのかというのは疑問に思うところです。
 聞いたところでは、札幌のワクチン接種の状況は遅れているということですから、これだけ予算オーバーしていて遅れているとすれば、元々の予算ではどうなっていたのだろうかとすら思うことはあります。
 ですが、条例に基づいて役所が執行する以上、予算が足りないとすれば議会において議論した上で決議に従って執行されるべきであって、不足していたから執行段階で勝手にオーバーしてよいという理屈は全く立ちません。

 ここまでの予算オーバーともなると、責任がどうなるのか、超過分をどのように埋め合わせるのか、そういった点が今後非常に大きく問題になることでしょう。
 直ちにできることは、会計システムへの確実な入力として基本的な業務の徹底でしょうが、それで取り返せる程度の予算オーバーではないですから、果たして今後札幌市内ではどのような方向に進んでいくのか、続報を注視したいと思います。


 今日の阪神ですが、ビハインドからロハスさんと大山さんの一発で勝つことができました。

 先発伊藤さんですが、5回3失点ということで、期待したレベルまでは活躍できなかったというようには思いました。
 ですが、それでも我慢の投球でよくまとめてくれたと思います。

 続く小川さんが1回を無失点に抑えて勝利投手となりましたが、小川さんはこのところの登板では連続無失点が続いており、非常に頼りになります。
 今日の投球を見ていると、勝ちパターンで投げても十分活躍できるように思われ、昨日の中継ぎ陣の炎上ぶりを思えば貴重な戦力であるというべきかと思います。

 抑えのスアレスさんについては、もはや語るまでもない絶大な安定感があり、何とか来季もいてもらえないものかと登板するたびに思わされます。
 チェンジアップからの157キロストレートは対応することは難しいでしょう。

 打つ方は、まず同点ツーランを放った代打ロハスさんがいい働きをしました。
 後半の活躍ぶりを見ると、前半は本当にただの遅れの調整不足だったのだと思わされます。
 この働きぶりであれば、明日は是非ともスタメン起用をしてもらいたいと思います。

 そして、6番に据えられた大山さんのホームランは見事でした。
 今日のホームランを見ていて、大山さんが打つと勝てるのではと思わされますし、打順を下げたことで徐々に調子が戻りつつあるのではとも期待しています。
 まだ4番に戻すのは早いように思いますが、この調子で積み重ねて行ってくれればそう遠い日でもないだろうと思います。

 今日は読売が負けまして、ゲーム差は2.5に広がりました。
 最近は読売の調子が悪く、ここが突き放すチャンスですから、差を広げられるときに目一杯広げておくべきでしょう。
 明日は、遂に高橋さんが登板しますから、勝つものと思って見ることにします。


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2021.09.07 Tuesday
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 今朝のニュースを見ていたら、ルパン三世の次元の声優が変わるというものを見たので、取り上げてみました。

 次元の声優は小林清志さんが50年努めてきましたが、10月から始まる新シリーズから次元の声優が別の方に変更されるということです。
 小林さんは現在88歳で、90歳までつとめたかったそうですが、年齢を考慮して交代することとしたということでした。
 変更後は大塚明夫さんが担当されるということです。

 私自身、子供の頃からルパン三世を見て育ちまして、小学校が終わって家に帰ればルパンの再放送をやっていたものでした。
 それだけに、ルパンはあって当然という存在であり、声優についてもこの声がこのキャラというのが完全に定着してしまっている状態です。
 そのため、これまで登場人物について声優が変更されることがあった際に、毎度ある程度の違和感を感じ、そして新たな声優を受け入れて楽しむということを繰り返してきました。
 しかし、そんな中でも次元だけは昔から変わってこなかったため、次元はこういうものという固定観念が完全に自分の中でできていました。
 それだけに、今回の件は一つの時代が終わったようで、大変悲しく思います。

 個人的には次元はルパンの登場人物の中でかなり好きなもので、かつて期間限定で上映されていた次元大介の墓標という映画については、小林さんの舞台挨拶まで見に行ったこともありました。
 あの舞台挨拶は結構前だったと思いますが、その際にお姿を見たときも結構なお年であるようにお見受けしました。
 あの日、生で「そろそろずらかるとするか」というセリフを語ってくれたことは非常によく覚えています。
 その後も新シリーズで登場してくれていましたし、10月から始まる新シリーズも当然担当してくれると勝手に思っていました。
 それだけに今回の発表は大変驚きました。

 ただ、88歳という年齢を考えれば、ここでルパン卒業と言われたとしても仕方ないと思いますし、むしろここまでよくやってくれたというべきでしょう。
 そして、新たに担当する大塚さんですが、個人的にはFate Zeroのイスカンダルが最も印象に残るキャラであり、イスカンダルと次元を同じ方が担当するというのはある意味とても胸に来るものがあります。
 両方とも素晴らしいキャラですから、変更後もすんなり受け入れられるのではと思っています。

 気になる点としては、大塚明夫さん自身が61歳と比較的高齢なことでしょうか。
 ルパンシリーズを長くやるのであれば、もう少し若い方にご担当いただいた方がよかったのかもしれないとも思います。
 ですが、小林さんという大物から新たな方に引き継ぐに当たって、後継者選択は非常に難渋することでしょうから、そこに大塚明夫さんを据えたことはある意味ファンを納得させるために合理的な選択であるとも思われ、実力的にも私は納得できるところです。

 とにかく、大塚明夫さんの次元について、とても楽しみにしています。


 今日の阪神ですが、見るも無惨な惨敗であり、語る気もしません。
 青柳さんが打たれたとか、貧打だったとか、色々と問題はあるものの、とにかく見所も収穫もなく、今季で最も悪い試合だったと断言してよいと思います。
 青柳さんについては、2試合連続で試合を壊してしまい、いくら守備に足を引っ張られたとしても今後これでは計算できません。
 また、今日見ている限り、糸井さんは守備につかせられないと思いました。糸井さんのところに飛ぶと、ランナーは先の塁を狙う姿勢が見えますし、代打起用はいいとしてもスタメンは難しいと思いました。
 もうこれ以上今日の試合は思い出したくないので、明日の伊藤さんの好投に期待することにしてもう寝ようと思います。


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 首位を陥落した阪神は、読売との直接対決を迎えることとなり、ここでの勝敗差が今後の動向に大きく影響を及ぼすものとして注視していました。
 そうしたところ、結果から見れば2勝1分とこれ以上ないくらいの出来で切り抜けられたと思っています。

 1戦目は比較的余裕を持って見ていられましたが、昨日の2戦目は負けを覚悟していたところから大山さんの逆転サヨナラホームランで勝利しました。
 こんなことがあるのかと思っていたところで今日の3戦目を迎えました。

 今日の試合は、安定感のあるはずの秋山さんが序盤に3点を取られるという最悪の展開から始まりました。
 矢野監督は、秋山さんを早々に見切り、2回の段階で代打を出しましたが、代打で出た小野寺さんは初球に手を出してあっさりアウトになってしまい、結果的にこの代打策は失敗だったように思います。

 継いだ藤浪さんは、速球の速度こそ160キロを連発するものの、制球がよろしくなく、四球を連続して出すなど苦しんでいたと思います。
 それでも何とか切り抜けていたところで、岡本さんとの2回目の対戦ではホームランを打たれてしまいました。
 初めの対戦では、右打者である岡本さんの腰が引けていたこと(おそらく藤浪さんの制球を憂慮してのことと思いますので、これをよいことと解釈することはよろしくないことでしょう。)もあってうまく対処できました。
 しかし、2回目の対戦では、2球続けてうまくいっていたカットボールを3球続けて投げたところで一発を食らってしまったわけで、正直言ってそこは工夫できなかったのかと大変残念に思いました。

 この段階で6点差ですから、今日はもう負けを覚悟して試合を見ていたわけですが、まさかここから打者一巡の猛攻、そして糸井さんの一打で同点までいくとは思いませんでした。

 最終回は、2アウト満塁まで行き着いたものの、近本さんが決められずに終わってしまいました。
 その前の1アウト1塁3塁で迎えた梅野さんの打席で犠牲フライが打てていればと思いましたし、この段階で流れが切れてしまったと思っていたので、その後のこの展開はある意味やむなしかとも思いました。

 ですが、実質負けた試合を同点で終わりにできたことは大変大きな収穫であり、個人的には今日の試合は満足しています。

 首位から転落したときの阪神のチーム状態はピリッとせず、特に打線と中継ぎ投手陣がよろしくなかったと思います。
 読売も打線がよろしくなかったのですが、阪神はそれよりもよくないのではないかと思っていたので、この直接対決は1勝1敗1分くらいの五分で切り抜けられれば御の字ではと思っていました。
 しかし、結果を見ればそれよりも素晴らしく、阪神は私の想像を超える活躍をしてくれたと感激しています。
 ゲーム差はまだ肉薄していますし、それだけに今日勝てていればとは思うものの、それでもこれだけの対戦成績であるならばそれ以上を求めるのは贅沢だというものです。

 例年阪神は読売に対してよろしくない対戦成績で終わっており、仮にCSで戦うとした場合になかなか不利ではないかと思っていたものの、今季の阪神であればそれなりにいい勝負ができるのではないかと強く期待しています。

 不安な点としては、やはり途中で交代させられた佐藤さんでしょうか。
 不振ぶりが深刻であり、個人的には2軍で使い続けて活路を見いだすようにさせた方がよいと思うのですが、現在のところこれまでと同様の起用方法で復活を期待しており、その方法論が正しいのか不安を感じています。
 ここで潰れていい選手でないことは明白ですから、何とか手を打ってもらいたいものですが、首脳陣としてはここで一つ考えを変えられないものでしょうか。
 他にも課題は色々とあるものの、特に佐藤さんについてはもう少し考えてもらいたいと思うところです。

 次の対戦カードは、優勝戦線に十分絡める位置にいるヤクルトさんであり、ここもなんとしても最低勝ち越しをしなければなりません。
 阪神にとっては油断のできない試合が続きますが、読売に2勝1分とよい流れで来ているため、この流れを継いでヤクルトさんに対してもいい試合を期待しています。


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2021.09.01 Wednesday
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 先日首位から転落した阪神ですが、その後初めての試合を迎えた昨日はどうしようもなく負けてしまいました。
 昨日は悪い流れを断つためにも意地でも勝つべきであったにもかかわらず、不調の及川さんを起用して失点してしまったわけですから、首脳陣は何を考えているのかと大変残念に思ったものです。

 そして、そんな流れを継いでの今日の試合だったのですが、今日はようやく連敗をストップさせられました。

 今日の勝利の立役者は、先発伊藤さんの出来でしょう。
 伊藤さんは7回4安打1失点自責点0という好投ぶりで、本当に安定した投球を見せてくれました。
 今日の伊藤さんの投球は、要所要所でいいところに球がいって、これならばと安心してみていられました。
 自責点ではないとはいえ、先制点をとられてしまったため、流れが悪くなるかと不安に思ったものの、それも杞憂であったというべき素晴らしい投球でした。
 こういう悪い流れを断ち切る投球を見せてくれたことは、今のチーム状態を考えたときに、まさに阪神を救ってくれる素晴らしい活躍であったと思いました。

 打つ方では、マルテさんが相変わらずよく活躍してくれただけでなく、これまで不振であった大山さんと糸原さんが打ってくれました。
 マルテさんの活躍ぶりを見ていると、率直になぜこの選手を首位転落前に起用しなかったのかと疑問しか感じません。もっと早期に起用していれば事態は悪くなっていなかったであろうにと敢えて言わせてもらいたいところですが、そこは今後活躍してもらうこととしたいと思います。
 大山さんについては、今日は2度チャンスを潰してしまっていたため、やはり活躍は難しいかと思っていたところで、バットを折りながらよく打ってくれたと思います。大山さん自身もつらい思いをしていたところで意地を見せてくれたと思っており、これを契機にこれから復活していってもらいたいものです。
 ただ、今日の大山さんを見ていても、やはりまだ4番は早いというのが率直な印象でした。当面プレッシャーの少ない打順で復調するまでプレーしてもらうのがよいのではと思っています。

 一方、サンズさんはあまりよろしくないように思われ、今読売を追い上げるこの状況においてはサンズさんとロハスさんを交代すべきというように思いました。
 また、佐藤さんについては、代打で登場させたものの、フル出場をさせながら復調させるべき選手であると思います。とはいえ、1軍で起用するには厳しい状態ですから、一度2軍でフル出場させながら状態を見直させるのがよいように思いました。今のような中途半端な起用方法では、今の不調が長引いてしまうのではと大変不安に思っています。

 色々と思いましたが、いいたいこととしては単純に勝つとうれしいということです。
 内容のある試合は見ていて面白いものの、やはり色々と理屈を付けても勝てるのが最もよいと改めて思わされます。
 読売を追い上げる必要があるため、短期的視点で勝ちを拾っていってもらいたいところですが、明日は藤浪さんが登板するそうです。
 藤浪さんには課題があったはずですが、それに関する対策をどのように考えた上で先発起用をしようとしているのか、私としては率直に不安を感じます。
 矢野監督は、明日の藤浪さんについて、思い切ってコントロールよりはどんどん向かっていく投球をしてくれたと述べていますが、まさかそれが一端崩れてしまったときの対策ではないだろうなと思ってしまいました。
 メンタル面的な対策よりは、実際に問題が生じたときの具体的な方法論をもっと詰めておいてほしいのですが、その辺りは前回登板からどの程度考えているのでしょうか。
 今は確実に勝ち星を重ねてもらいたいところですから、いつか藤浪さんは試してもらいたいと思うものの、時期が違うのではと思わずにはいられません。
 それでも、明日は勝つことを切望しています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:46
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