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 こんばんは。

 私は昨日はるばる所沢まで阪神西武戦を見に行きましたが,結果は皆様ご存じの通り大惨敗でした。
 その要因は中村さんのホームラン2発なのですが,この2発とも見ていて投手のコントロールが非常に甘くなったところを狙い撃たれたように思いました。
 打球自体は,2本ともフライのようにポーンと打ち上がった感じなのですが,その飛距離がスタンドに届いたというような具合でのものでした。
 結局あれだけのホームランを打たれてしまうともう試合になりません。
 上本さんがホームランを打つなど打線はそこそこ頑張ったのかも知れませんが,残念ながら私から見ていて若干意気消沈していたように思われました。

 それを象徴するのが,石崎さんが失点した時,誰もマウンドに声をかけに来ないという光景を見た時でしょうか。
 横山さんがピンチの際には,内野手,特に鳥谷さんが積極的にマウンドに行っていたような印象でしたが,石崎さんが登板する頃にはそれなりのリードをされていて,さらに失点をした時には誰もマウンドに行ってませんでしたから,もはやそういう気遣いもできないくらい,もしくはもう結果が変わらないのだから何点とられても一緒なのだと思ったのかも知れません。

 展開が展開だけにそういうことも仕方ないのですが,それでもわざわざ所沢まで見に行った私としては残念でした。
 昨日は,野球観戦後に予定が入っていたのですが,阪神戦を観戦していて初めて試合途中で帰りました。
 本当はそんなことをしてはいけないのだと自分の中では思っていたのですが,昨日の選手達の様子を見ているともはやそこから何かやれるという様子も見受けられなかったため,別件の予定を優先させてしまったのです。
 そして,その後に確認した結果は,8回表で中座した時から何も変わっていませんでした。
 私が乗った電車も人がいっぱい乗っていて,残念なことに乗っていた人はみんなそういうところを察していたのかも知れません。

 そして,今日の試合ですが,今日は4点リードして中盤を迎えたという,絶対に勝たねばならない試合でした。
 それが最終的には中村さんのホームランでしたが,また逆転されて終わってしまいました。

 今日の敗因は能見さんから続く投手陣の出来の悪さでしょう。
 今日のような勝つべき試合を落としてしまった影響は存外引きずるような気がしてしまいます。

 こうしてみてみると,阪神は,打線の調子がやや戻ってきたかと思っていたところで,これまで割と頑張っていた投手陣が仕事をしてくれなくなってきたという,何とも投打のかみあわない状況にあると思います。
 今日も打線にミスがなければもう少し点がとれたのではとは思いますが,それでも一般的に見れば4得点もあれば打線は仕事をしたというべきでしょうし,やはり投手陣に問題があったと思います。
 昨日の横山さんは,球速も出ておらず,コントロールも悪いという状態で,あれでは甘い球が来れば中村さんほどの打者であればホームランにされてしまうでしょう。
 今日の能見さんは,7回から突如崩れてしまいましたが,和田監督が早めに交代させたところで出てくる投手も打たれてしまったでしょうし,監督の責任というよりももはや能見さんを含めて投手陣全体の出来が悪かったというべきなのかなと思いました。
 こういうかみあわない投打が前提にあって,なかなか借金が消えないというのが今年の阪神を象徴するものなのかも知れません。

 また,中村さんを見ていて,つくづく一発の重さを感じます。
 過剰に一発を狙いすぎることがよいこととは思いませんが,それでも一発のある打者が西武さんに比べて少ない阪神打線は,やはり軽いというイメージです。
 特に,マートンさんには未だ一発が出ておらず,その辺りに強い脅威を感じるのはゴメスさんと福留さんだけというのは,やはり相手にとっては多少打たれても何とかなるというように思われてしまうのだろうかと思いました。
 かといって,ホームラン打者をどこから持ってくるのかといえばどうしようもないですし,今シーズンは現有戦力でやりくりするしかないだろうと思いました。

 今日の負けは印象が非常に悪いですが,その流れを引きずらずに次は勝ってもらいたいと思います。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:06
 こんばんは。

 先日葛西臨海水族館のマグロやカツオが大量死した問題が大変話題に上がっていましたが,今月22日に投入したマグロと同じサバ科のスマ29匹のうち12匹が死んでいたというニュースがあったので取り上げてみました。

 スマは投入翌日から減り始めたそうで,大部分が背骨などを骨折しており,水槽への衝突が原因と見られているそうです。
 環境の変化で一定数が死ぬことは想定されているものの,1週間で4割が死んだのは多すぎるということで,水族館側は研究機関に詳細な検査を依頼する予定ということです。
 6月中にクロマグロを追加して大量死前の状態に戻す予定だったそうですが,水族館側は減り続ければ予定の変更も検討するとのことです。

 先日のマグロやカツオの大量死のニュースが出た時は,その原因は何なのかが大変な物議を醸していましたが,その後にスマを改めて投入したというニュースは先日見たところでした。
 それを見た時,ある程度問題は解決されたのであろうと思っていましたが,このニュースを見る限り原因不明のままとりあえずスマを水槽に入れてみたというようにも見えます。
 その辺りの真偽はよく分からないのですが,それにしてもこのような大量が再度発生したところを見ると原因はほぼ解明されないままだったのだろうと思われます。

 原因が解明されていないのに再度同じことを繰り返したとなると,それはただ単に問題だというよりも,生命を軽視したというようにも見えなくはありません。
 水槽を空にしておくのは水族館側としてはあまり好ましい状態でないのは分かりますが,それでも大量死といういたたまれない状況を見るとその責任は重いのではと思ったりします。

 原因が何なのかは全く分かりませんが,どうも水槽への衝突が死の原因であれば,それを発生させないためにどうすればよいかという対策になるのでしょう。
 それは水槽が悪いのか,それとも何らかの見えないものが影響しているのか,私には分かりかねますが,世界中ではあまり類を見ない現象であるならば一度きちんと原因が分かるまでは魚を入れないようにしてもらいたいものだと思いました。
 そうでないと,とても子ども達に見せられるものではなくなってしまうと思いました。


 今日の阪神は,3点リードされた展開から見事に逆転勝利しました。
 途中まで楽天先発菊池さんを全く打てず,このままノーヒットノーランだったらどうしようかと思いましたが,その後打線が機能して同点に追いつきました。
 それからは何度か惜しい場面があったものの延長戦でもなかなか決着が付かなかったため,これは同点で終わりかとも思っていたのですが,最後は福留さんが見事にフルカウントから四球を選んで押し出しで終了しました。
 できれば打って終わった方が気持ちはよかったでしょうが,それでもあの場面で四球を選ぶことも大変な技術だと思います。
 なにせ,フルカウントの場面ではどうしても臭いところに来れば打ちたいと思うものですが,最終打席では一度もバットを振らずに終わりました。
 その決断はなかなか勇気の要るものだと思いますし,そういう判断のできる福留さんは打線になくてはならない選手になりました

 今日の試合は,負け試合を覚悟していたところで同点でも勝ち同然と思っていたものですから,勝ちまで行けたことは非常に大きいと思います。
 交流戦になってから,本当に阪神は粘り強くなったように思いますし,こういう勝ち方ができるようになれば上位も狙えるようになるのではと思います。
 もちろん,今年の楽天さんはあまり調子がよくないですから,そこをきちんと加味はすべきでしょうが,それでも負け試合をひっくり返して3連勝できたというのは阪神復活の気配を感じるところでもあります。
 私は土曜日の西武戦を観戦する予定ですが,できれば私の観戦までその好調を維持してくれると大変ありがたいと思います。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:57
 こんばんは。

 先日より,あのジャンプの名作デスノートが今度はドラマ化するということが話題に上がっていましたが,先日その配役が発表されただけでなく,キャラクター像もいろいろと変更したということでいろいろな議論が巻き起こっています。

 その議論は,Lが菓子を過剰に食べたりするなどの奇行を抑えて天才ぶりに焦点を当てるということも話題に上がっていますが,最も問題視されているのは主人公月が平凡な大学生であるという変更でしょう。
 この物語は,月とLの天才同士の知恵比べが一つの見所ですが,月はもともとは平凡な大学生で,それがノートを持つことで変貌していくというように変わるそうで,その辺りの経緯がやや変わってくるようです。

 実際見てみないとこれが面白いと評価してよいのかどうかは分かりませんが,個人的にはこの改編はあまり受け付けられません。
 そもそもこの物語の発端は,月が人間と同じ目線ではなく人間を俯瞰して見られる目線から人を裁こうと思ってこのノートを使っていくところだったと思います。
 ある書き込みにもありましたが,普通の人間がデスノートを手に取ると,原作の登場人物の一人である火口のように私利私欲に使おうと考える人が大半だと思いますが,その気持ちを自制できるだけの思考,能力の持ち主だからこそ月が主人公たり得たのだと思います。
 それは,例えばヒーローに憧れて,自分に酔って悪人を倒そうなどという俗物的視点はあまりあってはいけないのだろうと思います。
 そういう点を,平凡な大学生が持ち得るのでしょうか。私は,そこの大前提がおかしくなると,この物語はデスノートではなく別の話なのではないかと思ってしまうのです。

 もちろんデスノートを手にしてから,本来才能にあった方向性に進むことができたということはありうると思います。
 しかし,ある程度の頭の回転などは,突然生まれるものではなく,先天性か後天性かは別としてそれまでに培ってきたものの集大成でしょうし,それがノートを手にしただけで天才になっていくというのは違和感があります。
 むしろ,天才ではなく,凡人がどうにかこうにか天才を出し抜いて逃げ切る話であれば楽しいかも知れません。
 ただ,それならば,デスノートという舞台装置を使って別の話を別のタイトルで作った方が良さそうな気がします。

 まさに,今感じている違和感はこのことで,舞台装置が同じでも別の話になるならば,いっそ登場人物等もまったく変えてもらって別の話にしてほしいと思います。
 特に,この作品を熟読した人は多いと思いますし,読者に根強くキャラクターが根付いてしまっていますから,にもかかわらず性格等が異なるキャラクターを提示されてもすんなり受け入れることが難しいという人が多いと思います。
 これは役者さん達が悪いことは一切なく,単に脚本の方向性等の問題だと思います。

 面白くなることには期待しておりますが,私はテレビを見ないものなので,面白いという噂を聞いたら借りて見てみたいと思います。


 今日の阪神は,久しぶりに勝ちパターンをそのままいって勝つことができました。
 私はこのような勝ちパターンで勝つ試合を見たかったです。
 というのは,以前も述べたとおり,今の阪神は勝ち方を見失っているように思われ,一度原点に立ち返って,投手は点をなるべくとられない,打線は先制点,中押し点を確実にとって相手を追い詰めるということを確実にできるようにしてもらいたかったからです。

 その中で,岩田さんは非常によい仕事をしてくれました。
 このところやや安定感を欠いていたように思いますが,今日は岩田さんの良いところがよく出ていて,それが4年ぶりの完封勝利に繋がりました。

 また,打線もマートンさん猛打賞,ゴメスさんのホームランなど随所に働くべき人が仕事をしてくれました。
 特にマートンさんが徐々に調子を上げてきてくれているのは大変嬉しいことです。

 守備では,大和さんが助けてくれて,こういうところで守備の大切さを改めて感じさせてくれました。

 というように,今日の試合は私にとってはひさびさにすっきりしたものでした。
 明日の藤浪さんもこれに続いて良い試合を作ってもらいたいと思います。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(3)  | trackbacks(0) | 23:21
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で,裏口入学したと騙された学生が卒業直前に気付くというものが会ったので取り上げてみました。

 被害者の一人は,2011年に大学受験に失敗したのですが,そうしたところ父親の知人が大学にコネがあるという男を紹介してきました。
 その男は「15万元(約300万円)を支払えば必ず入学できる」といい,それを信じて15万元を支払いました。
 そうしたところ,男から入学通知書を受け取ることが出来ました。

 そして入学初日を迎えましたが,新入生の入学手続については,男が全て自分に任せるようにといわれたということでした。
 また,新入生を対象とした軍事訓練では,数人の若者とともに大学から遠く離れた場所に連れて行ってこれに参加させたということでした。
 この訓練には20数人が参加しており,その後大学に戻った学生らは学生指導員と名乗る男に対して学費1万5000元(約30万円),寮費3500元(約7万円)を渡したということでした。

 そして,他の学生と同じく授業に出て試験も受け,学内の宿舎で寝泊まりし,困ったことは裏口入学を手伝った男に相談していました。
 また,「なぜ学生証や図書館利用カードが発行されないのか」「何故授業出席の天湖に名前が呼ばれないのか」などと男に疑問をぶつけましたが,「裏口入学だから仕方ないと」と説明されていたそうでした。
 しかし,卒業間近の今年4月になり,その男が姿を消しました。
 そこで,不安になって全国大学生データを検索したところ,自分の名前がないことから,初めて自分が騙されたことに気付きました。,
 そして,父親に相談して警察に通報し,容疑者3人の身柄が拘束されたそうです。ただ,1人の男は行方知れずということです。
 これまでの調べて,詐欺被害にあった若者は少なくとも24人,被害総額は400万元(約8000万円)以上ということでした。

 この記事を見ていて非常に珍妙に思ったのは,4年間全く気付かなかったということでしょう。
 詐欺等の犯罪行為は,通常,行為を行えば行うほど自分のぼろが出てしまうため,犯罪の実行行為を行ってお金をせしめてしまえばそのままいなくなるものだと思います。
 そして,その段階でいなくなれば,早期に騙されたということに気付いて検挙も早まるのだろうと思います。
 その意味では,犯人達がいろいろと手を焼いていたのは,もしかしたら発覚を遅らせ,それに伴って検挙も遅らせるつもりだったのかも知れません。
 また,発覚が遅れればその分被害者を増やすことが出来,経済的利益の増額を図ろうとする意思があったとも思われます。
 しかし,いずれは発覚することは間違いないわけで,それなのに途中まで結構隠滅行為に頑張っていたというのは合理的ではない行動のように思いました。

 しかし,試験を普通に受けたりできていたのは,もしかしたら大学内に内通者がいたりしたのでしょうか。
 そうでなければ,もう少し早い段階で気付いても良さそうなものですし,結構根の深そうな事件かと思います。

 裏口入学ということ自体はあまり擁護できるものではないですが,今回問題なのは,入試に落ちてしまっただけならば1年後再度のチャンスがありますが,4年間学生の振りをしていた場合は再度の受験のチャンスを失ってしまったため無為の4年間をどう取り繕うのかということでしょうか。
 もちろん,大学生としての勉学に励んでいたのでしょうから,大学生としての実質は備えているのだろうとは思うのですが,それでも卒業資格は得られないでしょうし,それを得るためには再度4年間が必要でしょうから,そこまでもう一度やることができるのか,なかなか難しい問題なのではないでしょうか。
 かといって,大学側も入試で落ち,かつ裏口入学しようとした人を救済しようとは思わないでしょうし,やはり後ろ暗いところに手を染めると最後は守ってもらいづらくなるものだと思います。
 結局,どんなものでも裏技で手に入れようとすると痛い目をみるということなのでしょう。
 結局,裏口入学という後ろめたさがあったから,学生証をもらえずとも大学に確認することもできずに4年間が経過したわけですし,やはり基本的には正規ルートを通るようにすることを何事にも心がけるべきかと思いました。


 阪神は,昨日も勝てるはずの試合だったにもかかわらず,リードを守りきれずに敗戦しました。
 それなりに追いすがる努力はしていましたが,それでもあれだけ点をとられてしまえばどうしようもないでしょう。
 岩貞さん,桑原さん,榎田さんが一気に2軍行きになったそうですが,では代わりの人材がどれだけいるのか,非常に難しい問題です。
 また,敗戦したというだけでなく,上本さんへの頭部死球をきっかけに乱闘騒ぎにもなったりと,チームの雰囲気もよくないように思います。
 そんな状態で交流戦に突入しましたが,例年の阪神は交流戦ではあまり良い思い出がありません。
 ここで例年のように交流戦で不調が続けば,一気に取り返しが付かないくらいの最下位になってしまうことも十分あり得るのが今の阪神です。
 打線が多少復調傾向なのはよいことなのですが,これだけ投手陣が点をとられてしまえばそれも意味はなくなってしまいますし,何とも問うだのかみ合わせが悪い状態です。
 少しでもそういうところを改善できるような交流戦の戦い方ができればいいのですが,と心配しております。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:17
2015.05.23 Saturday
 こんばんは。

 今日の阪神横浜戦は非常に熱い展開を阪神がものにしました。

 昨日は,絶対に勝たねばならない序盤の5点リードを不意にしてしまうという最悪の試合でしたから,今日は気持ちの切り替えができているのか心配でしたが,結果的に能見さんのお陰で勝たせてもらいました。
 今日の能見さんは,首位横浜さん相手に9回2失点という好投でした。
 本来であれば,勝ちを付けて上げたかったところですが,そこは自ら9階に失点をしてしまったため,仕方ないでしょう。
 ただ,9回2失点なのですから,自分で勝ちを消してしまったとしても,それは打線の責任であろうと思います。
 最終的には,後で述べる福留さんのお陰で勝利しましたが,それは結局能見さんあってのものなので,今日は記録にこそ付かないものの能見さんが最も活躍した選手であると思います。

 打つ方ですが,上記のとおり能見さんに勝ちを付けられなかったという意味では物足りないものの,追いつかれても再度引き離すという粘り強さを発揮した点では非常によかったと思います。

 まずは,復調傾向にあるマートンさんです。
 マートンさんは,これまで非常に苦しんできていましたが,今日は調子のよい時によく見られた右打ちで先制点を稼ぎ出しました。
 また,ヒットも2本出ましたし,できればもう1本タイムリーが欲しいところではありましたが,それでも1試合2本ならば相当な上出来でしょう。
 マートンさんは,調子にムラの大きい選手なので,調子を落とすと態度まで悪くなってしまってどうしたらよいかわからなくなってしまうくらいですが,調子がよくなると本当に手が付けられなくなります。
 今日のバッティングを見る限り,そろそろエンジンが掛かり始めたと思います。
 序盤でまだ首位とのゲーム差が極端に離れているわけではありませんから,これから上げていってくれるとすごく助かります。

 次には,今日打線で最も活躍した福留さんでしょう。
 ヒット自体は1本なのですが,勝ち越し犠牲フライと決勝打になるヒットを打ってくれ,感無量です。
 以前から何度もいっていますが,打者で最も大事なものは打つべき時に打てるかどうかであり,大量点でリードしている時に何本も打つよりもどうしてもここで打てないと負けてしまうという場面で打てるかどうかが重要だと思います。
 その点,福留さんは,犠牲フライで最低限の仕事をし,延長戦で相手を絶望に落とす2点差にするタイムリーヒットを放ったわけですから,その仕事ぶりは本当に理想的な打者のそれであると思います。
 昨年の今頃,見抜く目のない私は,ずいぶん福留さんのことをスタメン落ちさせたらよいのにと散々言ってきましたが,本当にそれが完全に誤りであったと思うくらいの潜在力を発揮してくれています。
 今日のような活躍を続けることは難しいと思いますが,このような活躍を数多くこなせば5番打者として打線の核になる存在になると思います。

 これまで打線の核はマートンさんであると言ってきましたが,それは4番ゴメスさんにいかに勝負をさせる存在感のある5番たり得るかという問題が根底にありました。
 今はマートンさんが3番に座り,その分福留さんが5番に来ましたが,福留さんは今5番としてよい仕事をし始めましたので,これがそこそこ続けば相手はゴメスさんに勝負をしないといけなくなって,非常に理想的な形での勝負をすることができるようになります。
 そこに,マートンさんが復調してくれば,塁に誰かがいる状況で4番ゴメスさんと勝負するというシチュエーションを序盤に作りやすくなり,プレッシャーをかけやすくなるだろうと思います。
 当初想定していたメンツとは多少変わってきていますが,それでも勝負できる形が作れるのはいいことだと思いますし,むしろバリエーションが増えた方がチームとしての柔軟性も増すかも知れないと思いました。

 明日の試合が終了したら交流戦ですが,その前にいい形で終わりにできたらと思います。
 今日の勝ち方はチームの雰囲気をよくするものだと思うので,明日もこの調子で勝って欲しいです。

 なお,西岡さんの情報は気になります。
 痛めた部分は右肘ではあるものの,これまでと違う場所という話もあり,もしかしたら患部をかばって別の箇所を痛めたのかも知れません。
 西岡さんは,今シーズンの不調の阪神の中でも比較的調子のよい部類で活躍していただけに,この脱落は結構な痛手です。
 ただ,代わりに昇格した森越さんは守備に安定感がありますし,最近は打つ方も調子がいいので,期待はしています。
 また,その代わりとして挙がるのはおそらく北條さんでしょうが,彼も二軍の中では相当活躍している部類ですから,一軍でどれだけ通用するのか見てみたくもあります。
 ですから,西岡さんの早期回復はもちろん希望しますが,その間を色々な人がアピールする期間として,活躍を期待しています。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(1)  | trackbacks(0) | 19:05
 こんばんは。

 今日の阪神は,読売相手にギリギリのところで逆転勝利を収めることができました。

 ドラ1ルーキーの横山さんが相当な好投をしていただけに,点が入らない展開でかなりやきもきさせられましたが,8回裏に点が入って勝つとは,全く野球は分かりません。

 今日の勝利の立役者は横山さんであることに疑いはないでしょう。
 横山さんは,去年のドラフトで外れの外れで1位で入った方ですが,その投球を見る限りこれが本命ではないのかと思わされるくらいの投手でした。
 横山さんについて特筆すべきは150キロ超の速球でしょう。
 投球動作はゆっくり溜めるようなのにそこから速球を投げるという,普通よりも体感的に球を速く感じてしまう投手であると思います。
 それが左腕というわけで,この方が一皮むけたらおそらく手が付けられなくなるだろうと思わせる,そんな期待の人材でした。
 ただ,これまで一軍での投球は見たことがなかったため,果たして一軍でも通用するのか,それが心配でした。
 結果としては,7回1失点ということで,初物に弱い読売の特徴を考えても上出来という評価を付けざるを得ないでしょう。
 最終的には,1失点だったからこそ,2得点で勝てたわけですから,今日の勝利は横山さんにおんぶにだっこだったと思います。

 次に,鳥谷さんが勝ち越し打を打てたことは非常に大きいと思います。
 鳥谷さんは,これまで思うようにヒットが出ず,その悪い感じが守備にも影響を及ぼしたようにも思われ,本人は相当辛い思いをしていたのではないかと思います。
 それが,今日のタイムリーヒットで勝ち越し打を放つ,すなわち打つべき時に打てたということは,本人にとっては失いかけていた勝利の形を思い出したり自信を取り戻したりすることに相当程度寄与することだったのではないかと思います。
 もちろん,今日のタイムリーヒットは,満塁から新井良太さんの犠牲フライでの得点まで非常によい流れが来ていて,その流れの中で打たせてもらったということもあるのでしょう。
 ですが,これまではその一本がでなかったのですから,それが流れの中だったとはいえ,価値ある一打を打てたことには代わりありません。
 ここから調子を上げていってくれると大変ありがたいです。

 さらに,呉さんも粘り強く投げられたと思います。
 抑え投手が先頭打者の出塁を許すとこんなに苦しい展開になるということを今シーズン何度も身にしみて分かっているはずなのに,今日のやってしまったというのは非常に残念ではあります。
 しかし,呉さんの重いストレート,カットボールに加えて,今シーズンそれなりに大事な時に使われているフォークボールが非常に良いと思います。
 去年,呉さんはフォークボールかチェンジアップのような空振りのとれる決め球があれば随分変わるのにと何度も言いましたが,これがまさに実現しているようで,私は非常に嬉しいです。
 呉さんはもともと制球力のある投手であり,今日は私の見間違いでなければフォークボールでストライクをとっていたように思われ,フォークボールをそこまで制球できるならば,直球をきわどいコースに刺すコントロールはもともと持っていますから,かなり打ちづらい投手になるでしょう。
 藤川さんの阪神復活がささやかれているところですが,抑え投手の座が譲られることは現時点ではなさそうだと思える投球でした。

 一方,8回にこれだけ打てたから勝てたものの,3安打2得点での勝利というのはむしろ読売側の四死球に勝たせてもらったというニュアンスも強いと思います。
 もちろん四死球を勝ち取ったという考え方もありますが,逆に8回まで打てなさすぎたように思われ,打線の復活はまだ先なのかと心配します。
 打つべき時に打てれば,ヒット数が多くなくても勝てるのが野球なのですが,それでもヒット総数が少なすぎるのは単純に不安になります。
 打線の調子はいまいちなだけに,投手陣にかかる負担が重くなってしまいますが,打線の潜在力は去年のシーズンでよく分かっているので,何とか復活してもらいたいものです。

 ともあれ,読売相手に勝ち越しは非常に嬉しいです。
 今シーズンはカード勝ち越しがあまりなく,しかも初戦が8−0という惨敗でしたから,私も相当不安に思っていたのですが,このような結果に終わったことは上々の成果だと思います。
 もちろん,昨日今日を見ていても,打線がよくないですから,この2連勝は当たり前の結果というには相当な誇張といわざるを得ませんが,それでも今日のような勝ち方をできれば調子を上げていけるのではと思います。
 明日からは首位横浜さんですが,何とか勝ち越ししてもらいたいものです。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35
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 このところよくない試合を続けていた阪神でしたが,今日は藤浪さんが完封して勝利しました。

 今日の勝利はまさに藤浪さんのお陰です。
 昨日8点取られた読売打線を2安打に抑え込んだわけですから,その活躍ぶりはいうまでもなく素晴らしいの一言に尽きます。

 藤浪さんといえば,球威ある速球が武器ではありますが,難点は左打者への対応と制球力でした。
 今日もヒットこそほとんど打たれなかったものの,四球が多く,そのために何度もピンチを招きました。
 しかし,今日に限っていえば,その制球力の難点が荒れ球という方向で出てきてうまく抑え込めたのではないかと思います。

 この荒れ球という形でよい方向に出たのは,捕手の鶴岡さんのお陰だと思います。
 鶴岡さんは,テンポを重要視して荒れ球を利用して配球を組み立てていたと思われ,藤浪さんの特徴に合致したよいリードだったと思います。

 これまでの藤浪さんは,要所で制球が甘くなって打ち込まれてしまうという場面が多かったと思いますが,今日の勝利は藤浪さんの今後の活躍の仕方を暗示するようなものだったと思います。
 その相性の良さを利用するべく,当面藤浪さんが先発の時は鶴岡さんと組んで頂くのがよいだろうと思うのですが,この鶴岡さんのリードから他の捕手が学べる点は非常に多いのではないかと思います。
 そういうところからどんどん他の捕手がよいところを吸収していけば,制球難の投手のリードの仕方という類型への対応力もついてよい勝ち方ができるのではと思うのです。

 今日の藤浪さんの四球の量を見れば,必ずしも調子がいい方ではなかったわけで,その中でもプロ初完封ですから,こういう難所でやりくりできたという経験は必ず生きてくると思います。
 藤浪さんの潜在力を考えればもっと活躍しなければならない人だと思いますし,今日の勝ち方を見れば今後が非常に楽しみになります。

 打線ですが,ゴメスさんがタイムリーを打ってくれたことが決定打にはなったものの,その前に西岡さん,マートンさんが打って塁にいてくれたことが大きかったと思います。
 結局終わってみれば7安打1得点ですから,安打数だけ見ればもう少し点が入っていてもとは思いますが,それでも打線が繋がって点が入ったということは非常によいことだと思います。
 特に,これまで結果がなかなか出ずに精神的に追い詰められていたであろうマートンさんがそれなりに打ってくれていますし,何とか交流戦で調子を戻してもらえたらと思います。

 心配なのは鳥谷さんでしょうか。
 昨日は珍しくエラーしてしまいましたが,今日は打つ方で活躍を見せることができず,今の鳥谷さんは近年見たことがないくらい調子がよくないと思います。
 その原因は分かりませんが,それでも彼ほどの方であれば何とかその糸口を見つけてくれると思いたいですし,一番辛いのは本人でしょうから,とりあえず今は様子を見るしかないのでしょう。

 まだ借金がたくさんある状況が続きそうですが,明日以降も一つ一つの試合を大事にしていってもらいたいと思います。

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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で,道路の舗装が盗まれて転売されたというものがあったので取り上げてみました。

 これが明らかになったのは4月9日午前で,中国江蘇省の派出所に住人から連絡があって発覚したということでした。
 その連絡の内容は「道路を新しく建設し治すのか」というものだったそうです。
 電話を受けた警察はすぐにこの件について地元の農村村委員会に問い合わせたものの,そんな予定はないと回答されたそうでした。
 そこで,現地に確認に行ったところ,コンクリート舗装されていたはずの道路の下地がむき出しになっており,何者かによって掘られたような形跡があったということでした。
 道路の一部分は跡形もなく焼失していて,警察は監視カメラの映像を解析して犯人の行方を負うことにしました。
 そうしたところ,現場周辺で1台の怪しい車両が発見され,警察は車の持ち主の男に説明を求めました。
 そうしたところ,車両の持ち主の男は平然と「この道路は長らく誰も使っていないように思った。役に立っていないならば売りはらおうと思った。」と犯行を認めたということでした。
 その後の調べて分かったことは,4月4日に男が友人に声をかけ,7日午前に掘削機などを使って舗装材を盗んだということでした。
 僅か2日間で410メートルの路面を掘り,630トンもの舗装材を獲得した上で,近くの石材工場に転売し,約23万円を得るところだったということでした。
 しかし,これを受け取る前に逮捕されてしまったということでした。

 このニュースはなかなか豪快で,初めて見ました。
 記事によれば,中国ではこれまでマンホールの蓋や道路標識が盗まれることはあったものの,道路舗装を盗んだというものは初めてということでした。
 日本でも,マンホールの蓋などを中国人等が盗んで売却したというニュースは聞いたことがありますが,さすがに道路舗装を盗んだ話は聞きません。
 ただ,いろいろと調べてみると,私が知らないだけで,世界では道路の舗装を盗むことはそれなりに起こるようで,私の見識はまだまだ狭いのだなと思わされます。

 動機は道路を使う人がいないからということですが,道路舗装材を盗んだほぼ直後に人に気づかれており,実際は人目に付く道路で利用される余地はあったのだろうと思います。
 そう考えると,もともと動機に酌量の余地はないのですが,人が実際に使っていそうな道路である以上その弁解にも理由がないように思えます。

 この手の窃盗事件で最も問題なのは,盗品を買い取る者が存在することです。
 転売ルートがなければ自己使用目的の物品の窃盗以外はなかなか起こりえないと思うのですが,今回のケースでもコンクリート舗装材という珍しいものを買い取る石材工場があったからこそ犯行に及んだのかも知れないと思いました。
 そう考えると,窃盗事件を防ぐ一つの方法としてはやはり転売ルートをつぶしていくことが非常に大事だと改めて思わされました。


 今日の阪神は,全く良いところがなく敗戦しました。
 和田監督は,交流戦まで5勝1敗のペースで行くような話をしていたと思いましたが,早くも1敗しまして,その宣言は現実味を帯びなくなってしまいました。

 選手起用や打線を見る限り,和田監督もそれなりに努力をしようという形跡はよく見られるものの,それがなかなか功を奏しないのは,やはり働くべき選手が働かないからでしょう。
 今日に限っていえば岩田さんが誤算でしたが,打線は本当に仕事をしなくなってしまいました。
 これでは監督が何をしてもどうしようもないことでしょう。

 今日のような全く見所のないつまらない試合をされてしまうと,野球ファンは純粋に減ってしまうのではないかと思います。
 それは,敗戦した阪神ファンはもちろんのこと,圧勝しすぎた読売にとっても同じことが言えると思います。
 野球は,もっと予想が付きがたく,ハラハラするものだと思いたいのですが,今日は一方的な虐殺に近く,誰も楽しめない試合だったのではと思います。
 こんな試合を野球を始めて見た人が見たとすると,野球はこんな者かと思って離れていってしまうことでしょう。
 このような試合は,平日夜に仕事を切り上げてわざわざ球場まで赴いた観客に対して非常に失礼だと思います。
 阪神の選手は,その点をもっとよく自覚して野球をしてもらいたいと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | -  | - | 23:37
 こんばんは。

 阪神のかつての抑えのエースといえば藤川球児さんですが,メジャーに渡って3年目を迎える今シーズン,戦力外になってしまいました。

 藤川さんは,今後,他球団に獲得の意思を問うウェーバー公示にかけられ,名乗りを上げる球団がなければマイナーリーグでプレーするか自由契約となって移籍先を探すこととなります。

 藤川さんのかつての阪神での活躍といえば,JFKの一角を担う日本を代表する抑え投手でした。
 最大の武器はストレートで,全盛期のキレのある直球は直球が来ると分かっていても手が出せないというまさに魔球でした。
 その後,直球だけではなかなか抑えられなくなった後,フォークボールやカーブを織り交ぜるなどして三振を取っていきました。

 ただ,渡米する直前2012年頃には,全盛期の力までは見られず,抑えを失敗するシーンを何度も目撃することとなりました。
 藤川さんの持ち味である直球がなかなか通用しづらくなってきたことは事実で,これが見切られてしまうと元来コントロールが非常によいというタイプではないものですから,なかなか思うような活躍ができない時もありました。
 また,キレのよいストレートである代償に,その球は打たれるとホームランになってしまうこともままありました。
 そんな状態で,メジャーに行くことが決まった時には,本人の夢を叶えるためだけにそれを喜んであげるべきとも思ったものの,一方で果たして全盛期から過ぎてしまった藤川さんがメジャーで通用するのか心配でした。

 そして,藤川さんは,メジャーに行ってから故障に悩まされ,また思うような活躍ができませんでした。
 今シーズンは,最近ようやく怪我から復帰して中継ぎで登板したものの,2試合投げて防御率16.20とよいものではありませんでした。
 結果,戦力外となってしまいました。
 メジャー通算成績は,29試合で1勝1敗2セーブ,防御率は5.74でした。

 メジャーリーグのレベルの高さを考えても,他の日本人投手の中には相当程度通用している人たちもいますから,藤川さんのメジャーでの成績は成功したとはなかなかいいづらいと思います。
 もちろん,メジャーに挑戦してもいない私が成功失敗を論じること自体が的外れですし,渡米できるだけでも素晴らしいことだとは思うのですが,日本での活躍を思い起こせばその想像までには至らなかったというのが正直な感想です。

 本人も満足しているとは思えませんし,ウェーバー公示の結果メジャー契約できない場合はマイナーリーグから始めようというように考えるかも知れません。
 ただ,私としては,できれば日本に,これまで貢献してくれた阪神に帰ってきてもらいたいと思います。

 もちろん,今の状態の藤川さんが阪神にやってきて活躍できるかといえば難しいかもしれません。
 今の中継ぎ陣が不安な阪神とはいえ,藤川さんは故障明けですから,すぐに日本で通用するかといえば日本のプロ野球も甘いものではないでしょう。b
 ただ,であればこそ,元々名を上げるきっかけとなった阪神で再度復活を遂げてもらえないだろうかという思いも強くあります。

 私は,藤川さんを,阪神で先発投手をしていた頃から見ていました。
 その時は,球のキレはあるのに,140キロ程度しか球速が出ないがためになかなか思うような活躍ができない,ただ名前が球児といわゆるキラキラネームの類で面白いというように思っていました。

 それが,あれよあれよといううちに球速が飛躍的に増加し,ウィリアムスさん,久保田さんと並んで手が付けられない投手に成長していきました。
 JFKの中では,私はウィリアムスさんが特に脅威だと思っていました。
 左のサイドスローで,あの変化量のスライダーを見せられてしまうと,基本的にどうしようもないだろうと思います。
 それに球が速くて思い久保田さん,球が速くてキレる藤川さんが並び,その絶望感たるや言葉にすることは難しいものだったと思います。

 そんな全盛期の藤川さんをよく知っていて球場にもよく見に行っていただけに,今の姿は非常に寂しく感じます。
 年齢とともに衰えの出てくるのがスポーツというものではありますが,それでもかつての輝きから離れてしまった現状は寂しすぎますし,それを取り戻す責任は世話になった阪神にはあると思います。

 阪神は,かつてエースを2人おかないなど,いろいろとチーム方針に問題のある球団といわれていましたが,近年は久保田さんについては最大限意向を尊重してきたという温情のある一面も持っていると思います。
 かつての功労者である藤川さんに何とか救済の道を造ってあげてほしいと思います。
 その役割を日本の他球団に奪われてしまえば,それこそ阪神という看板に誰もが問題提起をすることになるでしょうし,私はその点を強く期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:28
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ガンジス川の水の汚染問題に関するものがあったので取り上げてみました。

 記事には,ガンジス川の汚染原因として,いろいろなものが載っていました。

 ガンジス川の川岸では,死者を火葬してその灰をそのまま川に流すという伝統があるそうです。
 ただ,子どもや妊婦,事故死,疫病死の場合は仮装されず,そのまま水葬されるそうです。
 また,大きな川ですから,溺死する人や聖なる川に身を投げて解脱を求める人などもいるそうです。

 ガンジス川には膨大な数の家庭や工場から下水やプラスチック,産業廃棄物などが排出され続けているということです。

 このようなことから,ガンジス川は,2007年には,世界で最も汚染された河川の一つになってしまったということでした。

 ただ,そんなガンジス川で身を清めたりするため,数千万人に及ぶ巡礼者が沐浴し,川の水を飲んでいるということです。
 そうすると病気になりそうなものですが,ガンジス川の水を飲んで病気になる人はあまりおらず,逆に病気がよくなる人もいるということでした。

 科学者がこの現象を解明するため,ガンジス川の水を採取して検査したところ,見た目にはかなり汚れているのに,水に含まれる微量元素の量と病原菌の数は人体に危害を与えるほどの数値ではなかったということでした。
 また,コレラ菌のサンプルを水中に入れたところ,コレラ菌は虫垂護摩もなく死滅したということでした。
 ただし,このような減菌作用の原因は解明されていないそうです。

 中学の頃からガンジス川は教科書で何度も目にしていましたが,母なる川という抽象的な表現では知っているものの,そこまで深く知っているわけではありません。
 ただ,写真等で見る限り,どうも水の色は透明とも言えませんし,人間だけでなくいろいろなものが川を出入りしていて,とても衛生的によいとは思えませんでした。
 そして,写真を見るだけでは,あの水を飲むというのはさすがにかなり難しかろうと思いました。
 私は,以前マニラのホテルの水を綺麗だから大丈夫だろうと迂闊にも飲んでしまって数日酷い目に遭ったことがありまして,おそらく私の胃腸はガンジスの水の色を見るだけで耐えられなさそうな気がします。

 ただ,それでも減菌効果があるという話はなかなか不思議なものを感じます。
 確かに,疫病死した人などが水葬された水からまた疫病等が広がることが懸念されると思いますし,そうであればもっと昔からインドでは大変な問題になっているだろうと思うのです。
 それが聖なる川のなせる業なのかは分かりませんが,それが解明されればまた医学に大きな進歩になるのかも知れません。
 一方,そういう神聖なものはあまり解明されず,神聖なままでいた方がいいのかもしれないと思ったりもします。

 とはいえ,ガンジス川で泳いだ日本人観光客の中には,急性腸炎を起こす人もいるとのことで,やはり日常的に衛生に気を配りすぎてあまり耐性がなさそうな日本人は避けるべきなのかと思いました。


 最近の阪神ですが,ヤクルトさんと戦っていた時は非常に快調に勝っていて,一時期3位まで上り詰めたものの,その後中日さんに2連敗しております。
 今の阪神を見ていると,やはり前の阪神の本調子とは遠いように思います。
 ヤクルトさんとの戦いに勝てたのは,もしかしたら阪神が調子を取り戻したというよりも,単に阪神よりもヤクルトさんの方が調子を大きく落としていたからなのかも知れないと思いました。

 中日さんとの第1戦目は最後の最後に追いついて逆転というなかなかよい勝利だったのですが,その後は弱いチームの負け方をしているように思われ,やはり阪神は調子を戻しているとは思えません。
 調子が普通ないしよいチームと当たった時には勝ちきれない弱さがあると思いますし,何とかならないものかと思います。

 マートンさんは,調子を戻しそうで戻さないということで,打線の核がこれではなかなか点も入らないでしょう。
 また,鳥谷さんも非常に深刻で,今思えばこのような状態でメジャーに行っていたら井川さんの再来といわれていたところだろうと思いました。
 ただ,鳥谷さんを外してしまうとフルイニング出場が切れてしまって,それと同時に気持ちも切れてしまうのでは,そしてチームの雰囲気も変わってしまうのではというように思うと,鳥谷さんをスタメン落ちさせるには非常に慎重な判断が必要になると思います。
 金本先生の時もそうですが,主力選手が出続けることは非常にチームにとって大事ではあるものの,それが偉大な記録等に差し掛かってきてしまうと今度は調子が悪くても外すに外せなくなって復調の機会を失ってしまうという悪しき面もあるのだろうと思いました。

 選手起用については,中谷さんが早々に2軍落ちしてしまったことには納得いきません。
 確かに目立つ活躍はしなかったですが,悪いというほどでもなく,若手有望株を育成するならば試合に出すことがまず大事なのではないでしょうか。
 特に,今はチーム全体の状態がよくないわけで,選手を入れ替えて試すこともできるわけです。
 にもかかわらず,新井良太さんをライトで起用し,打撃と守備が売りの中谷さんを代走で起用というのは,和田監督はこの選手を育てようと思っているとは到底思えません。
 こういうところで結果を出して1軍に定着できれば,2軍が盛り上がりますし,競争が起こってチームが活性化すると思うのですが,そういうところはどのように考えているのでしょうか。
 2軍落ちにするにしても,江越さんと同じように,せめてもう少し打席に立たせてからでないと,何のために1軍に帯同させたのか意味が分かりません。
 チームが低調な時こそ,そういう風に全体的にチームを盛り上げる方法を模索してもらったりするのが首脳陣の役目だと思いました。

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2015.05.13 Wednesday
 こんばんは。

 最近負けの立て込んでいる阪神ですが,今日はヤクルトさんと神宮で戦い,見事勝利を収めました。
 これで連敗は3でストップということで,まずはホッとしたというのが一番の感想でしょうか。
 阪神はとにかくどうやったら勝てるのか分からないというように思っていたものですから,まずはこういう結果が見たかったというところがあり,勝てて嬉しいよりもようやく勝てて安堵というのが正直な感想です。

 ただ,今日の試合は,決して褒められるものではありませんでした。

 良いところから挙げていくと,岩田さんは非常によい活躍をしてくれました。
 何度も述べているとおり,岩田さんは元来突如崩れるという投球をしていて,非常に素晴らしい投球をする一方で安定感を欠くというのが欠点だと思っていました。
 しかし,今日は7回3失点,見事先発投手としての役目を果たしてくれました。
 いいところばかりではなかったですが,それでも危ないところを粘り強い投球で乗り切ったところもあり,いつもよりは安定していると思いました。
 岩田さんが安定していると,まさにエースと呼ぶべき働きをしてくれるので,今後もこういう活躍をしてくれれば少なくとも大量点をとられて負けてしまうことはないだろうと思います。

 次に,今日は打線がよく機能してくれました。
 今日は代打も含めてまんべんなく皆が活躍するという珍しい日で,非常に久しぶりの二桁安打でした。
 いつも安打数が多いばかりではないですから,それがいいことなのかどうかは別として,もっともありがたいと思ったのは最近不調のクリンアップ,特にマートンさんにきちんとヒットが出たことでしょうか。
 やはり阪神打線の核はマートンさんですから,彼の出来がよければ勝つことが多く,そうでなければ負けやすいというその傾向を踏まえれば,マートンさんが打ってくれたことは非常に嬉しいことだと思います。
 また,最近あまり打てていなかった鳥谷さんも打ち,梅野さんと福留さんには一発もでて,打線に関しては今日は不満は多くはありませんでした。

 一方,問題点を挙げると,まずは復調の兆しあるマートンさんの精神状態でしょうか。
 以前から問題を指摘されていた捕手へのタックルですが,これをするかどうかは価値観の問題もあり,私は一概に否定はしません。
 ただ,その後相手ベンチに挑発とも見られる行為をしたことは頂けません。
 こういうことをしてしまうのは,もしかしたら精神的に不安定な面もあるからでしょうか。
 復調の兆しあるマートンさんだけに,そういうところから非難を受けてまた崩れていく様を見るのは忍びないですし,できればプレー以外のところで批判を受けるのは少なくいてほしいと思います。

 また,中継ぎ・抑え投手はよくなかったと思います。
 特に,久々の抑え登板になる呉さんは,一発を撃たれただけでなくピンチも作ってしまいましたし,出来はよくなかったと思います。

 呉さんは,今年は全体的によくないですが,今日も決して良いとは思えません。
 呉さんの打者ごとの投球を見ていると,かなりの球数を投げさせられているか初球を狙われるかしており,もしかしたら狙い撃たれているのではと思いました。
 もしも狙われるとすれば,やはり主体であるストレートが甘いコースに来た時なのだろうと思います。

 ただ,呉さんの今日の投球は,いつものストレート主体からやや変更し,特にフォークを使うようになりました。
 最後の三振を取った場面はフォークでしたし,これを使いこなせるようになるとかなりの活躍が期待できると思います。
 一方,今日見ている限り,そのフォークがど真ん中にいってしまっているところもあり,そこでは幸い痛打を浴びなかったものの,もしかしたらフォークがあまり制球できていないのかも知れません。
 呉さんはもともとストレートとカットボールの2球種にコントロールの良さで売ってきた投手であると思うので,その点もしもフォークの制球が甘いのであれば私はやや心配です。
 ただ,それを実戦の中で試していこうというのであれば,今日のように点差のある展開の中でならば致し方なしだろうかと思いました。

 話はやや脇にそれましたが,今日は中継ぎ以降の投手が思うような活躍をできず,結局あれだけ打線が打てたから勝てたということになりました。
 私は,以前,阪神が復活をするには普通に勝ち試合で勝てること,それを数試合経験して勝ち方を再確認することだろうと述べましたが,今日の勝ち方はかなり危うく,まだ普通に勝てたというには心許ないものがあると思います。
 ですから,もう少し安定感のある勝ちをとってもらって,それを少し続けられればと願っているところで,明日はそのようなゲームを期待しております。

 明日の先発は藤浪さんですが,このところ藤浪さんはよい投球ができておりません。
 その原因はいろいろと言われていますが,まずは皆が口を揃えて言う左打者の克服が必要だろうと思います。
 藤浪さんが上がってこないと,今年の阪神だけでなく向こう数年の阪神も勝ちのビジョンが浮かびづらくなってしまいますから,そろそろうまく勝てるようにお願いしたいと思います。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:03
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,救急車について一部有料化が検討されているというものを見たので取り上げてみました。

 これは,軽症にもかかわらず救急車を呼んだ人に対して費用を請求するという案です。
 その背景にあるのは,タクシー代わりに利用しようとする一部の利用者への警鐘という意味合いがあるそうです,
 消防庁によると,救急車による搬送車のうち半分近くは軽傷者が占めており,一刻を争う重傷者の搬送に支障が生じているということです。
 海外では救急車を有料としている国もそれなりにあるという事例も挙がっております。

 私は個人的には今の議論はあまり好ましいとは思いません。
 というのは,この議論の背景にあるのは一部の悪質な利用者への対策ですが,救急車が取り扱うのは生命ないし身体であり,それを超える価値のものはないと思われるからです。
 国民の生命,身体を守るのは国家の役割なので,それを限定してしまうことは重要な役割の一部を蔑ろにしてしまうのではと思います。

 また,私の見てきた事案の中には,夜中に急病で辛い目に遭っていても,夜中に救急車を呼ぶと近隣の迷惑になるとして,一晩中痛みに耐えて翌日自力で病院に行ったが大変な事態になってしまったという方もいました。
 確かに世の中には制度を悪用しようという者も存在することは事実ですが,それと同じように制度があっても他人の迷惑を気にして使うのを躊躇う人も存在しており,そのような人にとって有料化はアクセスがしづらくなるのではないかと懸念します。

 さらに,有料かどうかの基準が軽症か否かという点で振り分けるようですが,そうすると軽症か重症かの線引きはどうするのかと言うことも問題でしょう。
 例えば,傷病名だけで決めても,同じ傷病名でも重いものもあれば軽いものもあるでしょう。
 また,その判断を医師に委ねるとすれば,その基準は主観的になりがちで,医師との人間関係によって有料か否かが決まってしまうようにも思います。
 利用者側としても,自分の症状が重大だと思って救急車に連絡したらたまたま軽症だったという時に利用料を請求されるというのでは,やはり救急車の利用を躊躇ってしまうのではないでしょうか。

 そういうところを考えていくと,端的に重症か軽症かという基準で有料無料を線引きするというのは私はいかがかなと思います。
 ただ,悪質な利用者の対策は考えるべきことは私もその通りだと思います。

 悪質利用者の対策として,例えば悪質利用者の多くについて多数回救急車を呼ぶ傾向にあるのだとすれば,1年に一定回数以上救急車を呼んだ場合は有料にするというのはよいかも知れません。
 そういう悪質利用者の傾向を分析し,本来的な目的を超えた利用をさせない対策をとることで現在の弊害はそれなりに抑えられるような気がします。

 私は様々なものについていずれも性善説を採ることについては反対します。
 ですが,生命等の重大価値が関わるものについて安易に性悪説を前提として利用を妨げる方向に進めると,本当に守るべきものといざというときに守れなくなってしまうと思います。
 ですから,本来的な目的のための利用者を遠ざけるものではなく,悪質利用者を遠ざける対策からまずは講じていくべきと思いました。


 阪神は,メッセンジャーさんを二軍落ちとした代わりに上げたサンティアゴさんの活躍が期待されるところです。
 というか,このような未知の新戦力に期待を寄せざるを得ないというのは,正直言って暗黒時代を彷彿させるくらいの危機的状況であると言ってよいと思います。
 ですが,ほぼベストメンバーである中で誰もが真っ当な成績を残せていないのですから,もはやこれまで見たことのない選手が活躍することに期待をせざるを得ないという,大変悲しい現状があります。

 サンティアゴさんは,今年3月加入で,二軍で6試合,1勝2敗,防御率1.80と,右投げ,140キロの高速シンカーが武器という情報が一応あります。
 はっきり言ってあまり実績のない選手ですが,シンカーで140キロ出るのであれば直球はそれなりに球速がでそうな気もします。
 問題は制球力があるか,精神的なむらっ気があるかという点ですが,これらは見てみないと何とも言えません。
 成績を見る限り,二軍とはいえ防御率は悪くなさそうですが,6試合で2敗しているところを見ると勝負強さ,粘り強さについては少々不安が残るところです。
 ですが,今回1度きりの登板でメッセンジャーさんがまた上がってくるというように聞いているものの,そこはどの程度の力を見せてくれるのか,とりあえず楽しみにすることにします。

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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 00:02
 こんばんは。

 今シーズン,不振を極める阪神ですが,遂にフロントが和田監督の事情聴取を行うと決めたという記事を見ました。

 南社長によれば,まだ慌てる時期ではないが,一度和田監督とチーム状態について話をしたいということのようです。
 内容としては,選手だけでなく,首脳陣も勝つためにどのようなことを考えているのかを聞くということです。
 目的はチームの現状把握であり,監督の去就問題などではないそうです。

 この事情聴取ですが,正直言ってほとんど意味がないように思います。
 なぜならば,事情聴取を行ったところで状況が変わるわけでもないでしょうし,そこで首脳陣等の努力や思考を知ったとしてもそれ以上どうしようもないからです。

 むしろ,この意味としては,来るべき株主総会に備えて,フロントとして何をやったのかという批判を回避するためのものと思いました。
 ただ,事情聴取の形をとったところで,そこで一体何をしたのかというのは間違いなく出てくるであろう追及で,それを回避するための問答を準備しておかねばあまり意味のある機会ではなくなってしまうと思います。

 現状の阪神は,首脳陣が小手先でいじったくらいで状況が変わるとは思えません。
 なぜならば,今の阪神ナインはほぼベストメンバーなので,あとは多少の戦略変更程度しかいじりようが内容に見受けられるからです。
 特に,阪神は,現在怪我で欠いているのは今成さんくらいで,他球団がけが人を多く抱えて苦しんでいる状況から見れば非常に恵まれている部類とすら言えると思います。

 もちろん,今日二軍落ちしたメッセンジャーさんのように,主力となるべき人物に一度自分を見直す機会を与えることは重要だと思います。
 メッセンジャーさんは,不調の原因,治すべきところを知りたい,いい球を投げて打たれたり,悪い球を投げてアウトを取ったり,全てがうまくいっていないと述べているそうで,多分私が昨日述べたように「勝ち方」が分からなくなっているのではないかと思います。
 そんなストレスがよろしくない言動に繋がったりするのだろうと思いますし,大変苦しんでいるように見受けられます。

 同じような傾向はマートンさんにも見られ,とにかく阪神の主力メンバーは皆一様に何がよくて何が悪いのかをほとんど理解できない状況にあるのでしょう。

 そうであるならば,シーズン序盤で立て直しを図るべく,一度チームから外して見失ったものを取り戻す機会を与えることは首脳陣の役割であろうとは思います。
 ただ,それが正しい選択と言えるかは必ずしも分かりませんし,全部が全部不調のチームでみんな二軍に落としてはベストメンバーで挑むことも難しくなってしまいます。
 とりあえず,不規則な言動をしているメンバーを一度外すという考えは間違っていないとは思いますし,その分調子の上がっている二軍メンバーを採用するというのは間違っていないとは思うものの,それで勝てる試合ができるのかといえば何とも言えません。

 そうなると,おそらく首脳陣としても手の付け方が分からない状況で,事情聴取がなされても,フロントも首脳陣も顔を合わせて唸りあうくらいしかできないのではと思います。
 それでも儀式としては行うべきでしょうし,こうして監督が呼び出されるという事態を選手が見て何かが変わってくれるとありがたいのですが。

 ただ,こんなに一軍メンバーがふがいない状況なのですから,二軍メンバーが上がってきて活躍できれば,一気に救世主扱いを受けることとなるでしょう。
 特に,阪神は,他球団に比べてファンもひっくるめてその傾向が強く,また一軍メンバーが固定されている傾向にありますから,二軍メンバーにしてみれば千載一遇のチャンスとも言えると思います。
 そのチャンスを掴める選手が誰か出てきてくれると,私は阪神の順位が低くてもとても楽しめるので,是非ともお願いします。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24
 こんばんは。

 阪神は本拠地甲子園で広島さんを迎え撃ちましたが,結果は全く良いところなく3連敗で終わりました。
 しかも,負け方がいずれも非常に悪く,結果を見れば相当点差で敗戦しました。

 阪神側もそれなりに努力をしていたと思われ,メッセンジャーさんも5失点と仕事をしたとはいいがたいものですが,それでも髪も切って気合いを入れてきたということは分かっています。
 また,不振のマートンさんを遂に打線から外して新井良太さんを投入したものの,結局振るいませんでした。

 藤浪さんも能見さんもいい投手なのですが,実力以上に点をとられてしまったと思います。
 打つ方も頑張りは見えているとは思いつつも結果に結びつきませんでした。

 これまでの野球を見ている限り,今の順位である最下位にふさわしい野球をしていると思います。
 打てない守れないでは勝てるわけもないですし,今の阪神を見ていると90年代の暗黒時代の阪神を思い出します。
 あの時も打てない守れないということばかりで,いかに新庄さんや和田さん,亀山さんが頑張っても投手が大量失点をし,藪さんがどんなに頑張っても誰も打ってくれずに見殺しにされるという展開を何度見たことかと思うものです。

 ただ,90年代と決定的に違う点は,あの時は残念ながら優勝できるだけの人材がおらず,その人材を毎年やってくる助っ人に奇跡を委ねていたものですが,今は人材は揃っているという点です。
 人材だけでいえば,何せ去年はほぼ同じ面子で日本シリーズに進出しているのですから,その面子が弱いわけがないのです。

 そうすると,これだけ面子が揃っているのになぜこんなに勝てないのかということが問題です。
 高齢の選手が思うようなパフォーマンスができないということはありうるのだと思うのですが,今の問題は選手一人のことではなくチーム全体がよくないのですから,そういう次元の問題ではないのでしょう。
 いわゆる好不調や流れの問題なのかとも思いましたが,流れだけで野球は勝てるものなのかといえばそんな簡単な問題でもないと思います。
 むしろ,流れで勝つようになったとしても,また流れが去ってしまえば負けてしまうのではと思いますし,それも違う気がします。

 私はその原因は分からないのですが,もしかしたら今は勝ち方が分からなくなっているのかも知れません。
 負けが続いてしまうと,何が原因で不振なのかが分からなくなってきてしまうことがあると思いますし,そういうところは気持ちを強く持つとかそういう領域とはまた別の問題なのだと思います。
 先日の阪神の勝ち方は,ギリギリのところでサヨナラ勝ちをしたというものでしたが,そのような勝ち方はイレギュラーですし,展開としてはほぼ負けだったと思います。
 今の阪神に必要なのは,単純な結果というよりも,普通に投手が抑えて打線が点をとって勝つ,そんな普通の勝ち試合なのではないかと思います。
 それは,まさに広島さんが阪神相手に展開したようなものではないかと思います。
 私としては,大量得点をとって勝つ試合はあまり好ましいと思わないので,とりあえず数点差の普通の勝ち試合をいくつかできれば,勝ち方を思い出してくれるのではないかと思うのです。

 あくまで素人の意見なので,これが正しいのかは分かりません。
 ただ,私は,暗黒時代の阪神と同じような考え方で強くする方法,すなわち何人か実績のある選手を連れてきて活躍を期待する方法は,これだけ実績のある選手だらけの阪神にはあまり意味がないと思うのです。
 また,気持ちだけでいえば,雰囲気は沈んでいても気持ちを強く持とうという選手はいると思いますし,そういう問題でもないのかと思います。
 とりあえず,本当の実力をどうやって発揮するのか,もう一度見直してもらえないものだろうかと思います。

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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,コーヒーを1日に3〜4杯飲む人は,ほとんど飲まない人に比べて病気などで死亡する危険性が低くなるという研究結果が発表されたというものがあったので取り上げてみました。

 これは,国立がん研究センターや東京大学などのグループがまとめたものです。
 全国の40歳から69歳までの男女およそ9万人を対象に,コーヒーを飲む習慣についてアンケート調査を行い,その後19年間追跡して病気による死亡との関係を調べたとのことでした。
 その結果,コーヒーを1日に1〜2杯飲むと答えた人は,病気などで死亡する危険性が,ほとんど飲まないと答えた人に比べて0.85倍と低かったそうです。
 また,コーヒーを1日に3〜4杯飲むと答えた人は0.76倍とさらに低かったそうです。
 緑茶についても同様の調査が行われた結果は,毎日5杯以上飲む人では,1杯未満の人と比べて死亡の危険性が男性で13%,女性で17%低くなったそうです。
 グループによると,カフェインなどの成分が病気になる危険性と関係している可能性があるということですが,詳しい仕組みは不明ということでした。

 私も多少緑茶かコーヒーは飲みますが,3〜4杯も飲まないような気がして,その点この研究結果には当てはまらないのかと思いました。

 この結果が正しいのであれば,コーヒーや緑茶の成分に何らかの力があるのだろうと思うのですが,問題はその理由がよく分かっていないことでしょうか。
 もしかしたら,そういう飲料を頻繁に摂取することがストレスを軽減させ,それが病気になりにくくしているということもありうるように思いますし,この記事だけを見ていて,コーヒーや緑茶を積極的に摂取せねばとは思いませんでした。
 むしろ,以前見ていた記事では,コーヒーの悪性を述べたものも会ったように思いますし,何が体によくて何が悪いのかは結局のところ科学的に証明されるまでは私は信じられないなと思いました。
 結局,この記事の締めも,適度な摂取は健康に繋がる習慣であるというものでしたし,個人的にはコーヒーとか緑茶とかそういうものではなく,健康に悪そうでないいろいろなものを適度に摂取することがよいということなのだろうと思います。

 今後も研究結果については興味を持ってみたいと思いますが,統計的な結果のみで根拠がぼやっとしている限りは,いろいろなものを適度に摂取していこうと心がけるようにしようと思いました。


 今年の阪神は,今のところ打てない,守れないと散々な状況ですが,今日中谷さんが1軍に合流し,彼が起爆剤になってくれるのではと期待しております。
 中谷さんは打撃が持ち味の外野手ですが,今年はウエスタンリーグで首位打者と絶好調です。
 体格に恵まれ,身体能力は高いといわれていたものの,これまで二軍で暮らすことがほとんどでした。
 しかし,今年はウエスタンリーグ首位打者ということで,彼に変化があったのでしょうか,私はずっと期待していました。

 未知の戦力に過剰な期待を寄せるというのは,正直言って今の停滞しているチーム状況を象徴しているといわれても仕方がないと思います。
 ですが,決め手を欠く阪神の外野手争いの中で,もしもそれなりに打つことができればいきなり一歩リードということにもなってしまうでしょうし,やはりこの停滞ムードを打開してくれるのではと期待を寄せざるを得ないのです。

 また,今回の中谷さん昇格のニュースは,阪神の二軍を活性化させるきっかけになってくれるような気がします。
 というのは,一軍が固定されたチームでは,二軍でどんなに頑張っても自分はそれまでとなってしまえば,気持ちも萎んでしまいますが,二軍での頑張りが評価されて一軍に上がれるのであれば二軍が活性化すると思われるからです。
 一軍が萎んでいるところを,二軍から活性化させることができれば,ひいては阪神を甦らせるきっかけにもなるのではと期待しております。

 とりあえず,中谷さんには諸々期待しているので,とりあえず一軍で何とか結果を出してもらいたいと願うばかりです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で赤ちゃん工場が摘発されて犯罪組織のメンバー100人が逮捕されたというものを見たので取り上げてみました。

 これは中国の山東省の施設で摘発されたそうで,37人の赤ちゃんが保護されたということでした。
 その場所は犬を繁殖させるような場所だったということで,施設内には妊娠した女性が詰め込まれていたということでした。
 女性らは集団で連れてこられ,食事と寝る場所を与えられ,その場で出産していたということでした。
 そして,子供を産むと,男の子で90万円から160万円程度,女の子の場合は一人っ子政策の影響からそれよりも低い額が支払われていたということでした。
 赤ちゃんは,生まれるとすぐに母親から引き離され,売られていたということでした。
 中国では,赤ちゃんを3人以上取引した場合は死刑判決が下されるとのことです。

 非常の闇の深いニュースだと思いますが,以前この手のものをアフリカの方では見たことがあります。
 赤ちゃんの売買の目的は様々であると聞いたことがありますが,労働力のためだけでなく,中には臓器売買のためというおぞましいものもあるということでした。

 このような人身売買がなされているというのは,当然需要がどこかにあるから成立することなのでしょう。
 法律では大変な厳罰のようですが,それでもこれだけの人間が大がかりな犯罪に手を染めようというのは,ばれなければ大きな利益があるからということなのでしょう。
 実体はどのようなものなのかは私には分かりませんが,いずれにせよ国としては厳重に対処して頂きたいものだと思います。


 今日の阪神は,ほぼ負け試合を新井良太さんのお陰で拾うことができました。
 展開的には,投手陣は最低限の仕事というべきところまでは粘っていたものの,打線がなかなか中日先発がルベスさんの前に機能せず,これは負け試合なのかなと思っていました。
 そんな試合の後半には点をとることが多い阪神ですが,新井良太さんのホームランはそんな毎度毎度の負け試合の終盤に点が入るいつものあれかと思っていたところでした。
 しかし,9回2アウトから,ランナーが出塁,そこから四球などが続き,最終的に新井良太さんが仕事をしてくれました。

 新井良太さんは,今シーズンは代打として使われてきていましたが,残念ながらあまり結果を出せておりませんでした。
 特に,新井兄さんがチームを離れて,サードのポジションを狙える位置に近づいたところで,西岡さんが入ってしまって,なかなか出場機会に恵まれないという不遇の日々であったと思います。
 また,代打成績も2割を切るなど,なかなか厳しいものが会ったと思います。
 ですが,今日はホームランにサヨナラヒットと,彼の活躍なしでは語ることができない試合でした。
 おそらく今後も西岡さんがサードを占めるでしょうから,なかなか出場機会に恵まれないのだろうとは思うのですが,それでも巡ってきた場面できちんと仕事をしてくれるように準備を進めてもらいたいと思います。

 また,今日は新井良太さんと同じく,代打運用の多い関本さんが四球を選んだことで同点になり,最終的な勝ちにつなげることができました。
 関本さんは,打率は1割を切っていて,去年は代打の神様と呼ばれていたものの,今年は非常に苦しい思いをされております。
 そんな彼としては,バットを振ってヒットを出したい,そうすれば彼の地位も変わるであろうと思うところでしょうが,最終的に四球を選びました。
 心理的には非常に難しい選択だったと思いますが,そこは彼の考えがバットを振りたい衝動を優先したのでしょう。
 そういう関本さんの力はまだまだ必要になると思うので,新井良太さんと同じく準備を進めてもらいたいと思います。

 ただ,今日の試合は,ほとんど負けたところで勝ちを拾えたというものだったことを忘れてはなりません。
 もちろん,野球は9回2アウトからという標語を地でいった阪神選手の気持ちは大したものだと思います。
 しかし,そんなところまで追い込まれる前に何とかうまくいかなかったのかと思うところはあります。
 今年の阪神は非常に勝負弱い印象で,こんな時はとにかく勝ちという結果がまず大事になってくるのだろうと思うのですが,それでももっとよい展開で試合を進められるように期待したいです。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:10
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,JR四国の高徳線讃井相生駅と阿波大宮駅の間のレール上に毛虫が大量発生したことで列車が運休になったというものが会ったので取り上げてみました。

 これは,3日午前8時半頃,列車の車輪が空転して立ち往生してしまったということでした。
 立ち往生した箇所は急勾配ではないものの,上り坂だったということでした。
 その原因は,大量発生した毛虫を車輪で踏みつぶし,そこで発生した毛虫の油状の体液が車輪に付着して車輪が空転してしまったということでした。
 そのため列車は讃岐相生駅に引き返し,乗客列車は後続列車に乗り換えたということでした。
 他の列車には影響がなかったということでした。
 JR四国に寄れば,毛虫による運休はこれまで聞いたことがないそうで,線路沿いの土地は管理hさが分からず,勝手に殺虫剤をまくことができないので苦慮しているということでした。

 私も聞いたことのないケースなのですが,可能性としてはあり得る事態なのだと思います。
 そうだとすると,予見された段階で対策をとるように考えるべきでしょうし,特に発生が予見されるポイントは限られるでしょうから土地所有者を確認しておくべきでしょう。
 この記事を見る限り,特にこれまで土地所有者の確認をしたという形跡は見られず,その点は問題であろうと思います。
 特に,この地方はあまり電車の本数が多そうではないでしょうし,代替交通手段もなさそうですから,そういうところで一本でも運休となれば影響は大きそうで,東京などよりもより注意すべきであろうと思います。

 ただ,こうしてみると,列車の運行を妨げる要因は色々あるのだと改めて思わされます。
 その要因の全てを予見することは難しいのだろうなと思うのですが,国鉄時代から運行していて妨げる要因はいろいろと蓄積されているのでしょうし,これまでもいろいろと注意して運行してきたことでしょう。
 そこに上積みするかたちで注意義務を課すことは気の毒であろうとは思いますが,それでも正常運行を維持するのがインフラ業としての使命ですから,頑張ってもらいたいものです。


 昨日今日と阪神は敗戦を喫してしまいました。

 昨日の敗戦は,能見さんの問題というよりも,上本さんを初めとした守備の問題で負けたと思います。
 上本さんもエラーというほどのものではないのですが,これが並以上の守備力を持つ選手であればここまでの失点はなかったであろうと思いますし,その点途中まで良い試合をしていたことを考えれば残念というほかありません。

 今日の試合は,メッセンジャーさんがぼろぼろに崩されて負けてしまい,ほぼ見るところのない試合だったと思います。
 メッセンジャーさんは,前回の登板で復調したと思っていたのですが,今日の試合を見る限りそれとはほど遠いのだなと思わざるを得ませんでした。

 これらの試合を見ていると,今年の阪神は優勝などほど遠い球団であると言うことがよく分かります。
 他球団は,不調なチームであっても攻撃力か守備力のいずれかがうまくいっていて,それらがかみ合わないという方が多いと思いますが,阪神はどちらもだめだということで,どうしようもありません。
 こうなると,今年は新陳代謝のための1年と考え,いろいろなことを実験していってもいいのではとすら,最近は半分諦めムードになってしまいます。
 まだ序盤なのにこんなことを言っていてはいけないのですが,それでもそんな風に思わせてしまうのは絶望的なまでに見るべき点の少ない試合が多いからです。
 私としては,せめて負けるにしても見ていておもしろい試合にしてもらいたいと願うばかりです。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:05
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,エボラ出血熱から回復して半年程度経った男性と性交渉をした女性がエボラ出血熱を発症したというものを見たので取り上げてみました。

 この男性はアフリカのリベリアの方で,去年9月にエボラ出血熱を発症したということでした。
 そして,この女性と性交渉をしたのが今年3月で,男性の体液を調べたところ,エボラウイルスの一部が検出されたということなので,これが原因で女性が感染したのではといわれています。
 
 これまでエボラウイルスは発症後およそ3ヶ月間は体液から検出されることが分かっていたということでした。
 しかし,今回はその倍である6ヶ月後に検出されたということで,これまで考えられていた以上に長期間ウイルスが感染力を維持している可能性があるということです。
 アメリカの疾病対策センターは,西アフリカでエボラ出血熱が落ち着いても,エボラ出血熱から回復した人との性交渉で感染するリスクがあることを認識する必要があると注意を呼びかけているということでした。

 これを見ていて,率直にエボラ出血熱の恐ろしさを再認識しました。
 発症してから命が救われたとしても,体内には半年経ってもウイルスの一部が残っているということで,いつになったらこれがなくなるのだろうかと非常に不安になります。

 このようなことが起こるのであれば,おそらくエボラ出血熱発症者に対する追跡調査は今後より拡大しなければならないでしょう。
 元感染者に対する再度の経過観察をする必要もあるでしょうし,その範囲は非常に大きくなるのではないかと思われます。

 また,それと同時に,エボラ出血熱発症者に対する偏見がより大きく拡大することも懸念されます。
 やはり体内に長く残るとなれば,基本的に近づきたがらないでしょうし,その点についてはどこまでが危険でどこから先がそうではないのかというきちんとした線引きを公表しなければならないでしょう。

 しかし,この記事を見ていて,「回復」とはどのような状態をもって定義したのだろうかと思いました。
 おそらく症状が表面上見えなくなったことなのかと思うのですが,こうなるとウイルスの一切がなくなるという真の意味での回復というのは相当先になるのだろうと思います。

 このような重大なニュースですが,最近はエボラ出血熱に関する報道をほぼ全く見なくなりました。
 日本にその疑いのある人が出てくると大騒ぎしていたのですが,やはり自国に関係しないとそこまでマスコミも関心がないのでしょう。
 もちろん,私自身も自分の身の危険に関する情報が第一なので,その点あまりマスコミを批判するのは話が違うと思います。
 ただ,少しくらいこのような情報に触れる機会がもう少しあってもよいのではと思いました。


 今日の阪神は,好投した藤浪さんを打線が見殺しにしてしまって敗戦を喫してしまいました。
 もちろん相手投手ポレダさんもよい働きをしていたのは間違いないのですが,それでも藤浪さんが頑張っていただけに応えてもらいたかったです。
 ただ,マートンさんが復調傾向にあり,打線は決して調子を落としているわけではないと思うので,明日は何とか高木さんを打ち崩してもらいたいと思います。
 また,明日は最近調子の上がっている能見さんの先発なので,巨人キラーと呼ばれたその力を発揮してもらいたいと思います。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:47
 こんばんは。

 今日から5月ですが,知らないうちに1年が3分の1終わったのだなと思いました。
 振り返ると,結構いろいろなことに頑張った密度の濃い4ヶ月だったのですが,一つ一つ何をやったのか思い出そうとしてもあまり思い出せません。
 おそらくこんな風に今年後3分の2も過ぎていくのかなと思ったりすると,やはり少々寂しくもあります。

 さて,今日取り上げる話は,漫画家岡田あーみん不朽の名作ルナティック雑技団が,全3巻で新装版で刊行されるというものです。

 皆さんは岡田あーみんという漫画家をご存じでしょうか。
 岡田あーみんは,りぼんという少女漫画で連載をしていた漫画家なのですが,少女漫画にもかかわらず,お世辞にも綺麗ではない絵柄でシャープでかつ破壊力のあるギャグマンガを描いていました。
 りぼんの他の漫画は,ちびまる子ちゃんを除いて大体がきれいめの少女漫画っぽい作品ばかりなのに,特に岡田あーみん先生の作品だけはトーンがあまり貼られていなくて,かつ筆で叩きつけられるように描かれている部分もあったり,汚い描写も多く,非常に異色だったと思います。

 連載していた漫画は,お父さんは心配性,こいつら100%伝説,ルナティック雑技団の3作ですが,いずれも濃すぎる登場人物達が,不条理きわまりないやりとりをして笑わせにかかるという点では共通点があります。
 私は,この中でも特にこいつら100%伝説が好きで,極丸と忍者の師匠のやりとりには何度も笑わせてもらいました。

 この作品が好きすぎて,コミックを買おうと思ったのですが,やはり少女漫画コーナーに置いてあって買いづらく,知り合いが周りに多くはない修学旅行先で何冊か買ったのは良い記憶です。
 そういう買いづらさを思い出すと,中身は少女漫画ではないのだから,いっそ置く場所を変えてくれればと当時は思ったものです。

 私の中で,他人に勧めたいギャグマンガはいくつかあるのですが,その中の筆頭候補がこれになります。
 これは,何度も言うとおり絵が非常にあくが強く,その点で抵抗感を感じる方が多いのではないかと思います。
 しかし,ギャグの質は,ルナティック雑技団が終わってからもう20年近く経とうとしていますが,これを超える存在はごく僅かであると言ってよいのではと思います。
 ギャグマンガは,ストーリー漫画と違い,常に人を笑わそうとしなければなりませんし,ネタを考えるにもストーリーもののような流れの中から作ることはできませんから,非常に難易度が高いと思います。
 そんなギャグマンガという難易度の高いジャンルの中で,これだけ高度なギャグを続けられたのは,私は岡田あーみん先生をおいてそう多くはないだろうと思っています。
 いくつかの長期連載ギャグマンガでは,もちろん面白い時はあるものの,それほどでもない時とのムラが大きかったりするのが通常だと思いますが,岡田あーみん先生の作品はそのムラが少ないことが挙げられると思います。
 野球にたとえると分かりづらいかも知れませんが,ギャグの一撃の威力が高いだけでなく,打率も高いことから,個人的には三冠王をとったバースのような存在だと思うのです。

 そんな岡田あーみん先生のルナティック雑技団が未収録策を含めて刊行されるのであれば,私としては買わざるを得ないのだろうと思います。
 もう一度,あの天湖森夜くんのお母さんの常軌を逸した行動や,黒川のマリンバイオ研究の講演会に行ったと見せかけて競馬に行っていたという見え透いた嘘を見直せるのかと思うと今から楽しみでなりません。
 最近,ギャグマンガで腹の底から笑った記憶がないので,今回は相当期待しています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:06
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