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 こんばんは。


 昨日藤浪さんのメジャー挑戦かという話題を取り上げましたが、今日の記事を見ていたら、その藤浪さんに複数のMLB球団が興味を持っているというものを見たので取り上げてみました。

 記事によれば、既に複数のMLB球団が調査を進めているということで、あるメジャースカウトはリリーフで獲得したい、メジャー契約する力を持った投手と評価しているということです。

 藤浪さんの体格や速球の速度、変化球のキレをもってすれば、メジャー球団も興味を持つことは理解できます。
 これまで何人もの日本人投手がメジャーに挑戦してきましたが、その中でメジャーで通用した投手と藤浪さんを比較した場合、調子のよいときの藤浪さんはそれらの投手と見劣りするとは思わず、調子によってはメジャーで活躍することはできそうな気がします。
 特に、速球に速さがありますから、そこはメジャー球団としても目を引く部分ではないかと思います。

 一方で、一度不安定さが露見すれば、そこから立ち直ることがなかなか難しく、先発投手としては現状のままでは相応のリスクを覚悟しなければならないのではとも思います。
 先発投手をコロコロ変えるわけにもいきませんが、かといって先発起用して早い回で制球難が出てしまった場合には判断に困る場面が出てくるように思います。
 そういう意味では、私は藤浪さんの起用は中継ぎがよいと思っていたところ、あるメジャースカウトの興味の持ち方もそういった方向ではないかと思うわけです。

 とはいえ、藤浪さんはおそらく先発志望ということでしょうから、そのような興味の持たれ方は不本意かもしれず、仮に興味を持っている球団がいずれも中継ぎ起用前提であれば藤浪さんはどう判断するのだろうかとは思います。
 藤浪さんであれば、中継ぎ起用前提だったとしても動き出さないとチャンスもつかめませんし、日本にいても思うような活躍ができないならば環境を変えようと考えることも十分あると思いますから、そのような場合でも渡米を選択するとは思いますが、こればかりは様子をみないとわかりません。

 いずれにせよ、藤浪さんに興味を持つ球団が相応にいるのであれば、ポスティングをすれば移籍の可能性があることがよくわかりましたので、後は球団の判断次第と思います。
 球団にも戦力構想があるでしょうから、藤浪さんという逸材を放出する選択を簡単には選べないとは思いますが、そこはよく話し合ってもらうしかないことだと思いました。


 CS進出を目指す阪神ですが、今日は試合はありませんでした。
 ただ、順位に大きく影響する広島さんの試合がありましたが、結果は対決するヤクルトさんが勝利しました。

 これで、阪神がCS進出するための条件としては、阪神が最終戦に勝てば確実に進出、最終戦に負けた場合には読売ないし広島さんが残り試合を全勝した場合にのみ進出を逃すという展開になりました。
 よって、まだ阪神のCS進出は確実とはいえないものの、極めてその可能性が高くなる一戦だったと思います。

 これまで阪神のCS進出は他球団の勝敗によって左右されるという他力本願の状態でしたが、ようやく阪神が勝利することで進出ができるようになるという自力進出の見込みができて、大変わかりやすくなったと思いました。
 最終戦は絶対に勝たねばならないとまではいわないものの、こういうお膳立ての整った場面で勝ってくれればこそ真のエンターティナーだと思いますので、ここまで溜めてきたものを吐き出してほしいと阪神ファンとしては心から願うばかりです。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:17
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 今朝起きたら、阪神の藤浪さんがこのオフにポスティングでメジャーに挑戦かという記事を見まして、今日はこの件を取り上げたいと思います。

 この記事、非常に驚きましたが、一方でさもありなんとも思いました。
 というのも、この数年の藤浪さんの問題は、技術的なものか精神的なものか、それとも阪神という球団が藤浪さんに合わなかったからかと思っていたので、環境を変えるのが藤浪さんにとってよいことになるとも思ったからです。

 藤浪さんについては、その能力についてはいうまでもなく非常に素晴らしく、この素材をどこかで生かさないともったいないと思ってから早数年が過ぎました。
 好調と言われていた入団から3年間も、結局藤浪さんの調子がよい試合は相手打者はどうしようもないという展開だったものの、一方で負ける試合は藤浪さんの調子が崩れて制球難にはまってしまい、そこから抜けられずに自滅するというパターンでした。
 それが4年目以降顕著に出てしまい、不安定な状態が続いて今に至ります。
 今季は比較的制球がよい試合が多かったものの、一度制球難にはまってしまった試合があったように思います。
 この制球難について、陥ったときにどう脱するかが問題だと思いますが、その方法がなかなか見当たらず、年間通して藤浪さんを見ることがなかなかできずにいました。

 そんなところで出てきたメジャー挑戦の話題ですが、個人的には非常に賛成したいと思っています。
 というのも、藤浪さんもこの数年苦しんできて、その苦しんだ理由が技術でも精神でもないならばチームという可能性もあるところ、同じリーグで順位を争う他球団であればショックも大きいからです。
 また、藤浪さんの年齢的な問題を考えても、日本で完全に復活してからと待っていたら、メジャーに挑戦できるだけの時期が過ぎてしまうかもしれず、今の速球等の状態を見ればメジャーで通用する可能性があると思ったからです。

 阪神にとっては、藤浪さんの復活が最大の補強とこの数年言い続けていて、それが実現する前にチームを去ることになれば戦力ダウンというほかないと思います。
 ただ、現時点で藤浪さんの通年での活躍を確定的な計画に組み込んでいないと思われ、そうであれば藤浪さんの夢や進路を優先することは十分にありだと思いました。

 私が監督であれば、藤浪さんを2軍で寝かしておくにはもったいないとはいえ、先発で登板してもらったにもかかわらず不調に至った場合には直ちに降板というわけにしづらいですから、中継ぎ起用になると思います。
 それは藤浪さんの才能を十分に生かせているか疑問ですし、ならば藤浪さんがより活躍でき、かつ阪神と対立しない場所にいくというのは基本的に当事者に利益のある話だと思うわけです。

 気になる点としては、メジャー側の藤浪さんに対する評価でしょうか。
 今季の登板を見ても、速球はかなりの速度が出ていますし、変化球もキレていましたから、素材としては大いに評価してもらえるのではないかと思います。
 問題は不安定さ、特に不調に陥ったときになかなか試合中に抜け出せないという点であり、それが環境や指導者が変わることで改善されるかどうかだと思います。
 この点について見込みが立てられるかと、藤浪さん獲得に要する予算のバランス、球団の所属選手の期待度といった要素が獲得希望球団が出てくるかどうかの問題かと思います。
 こういう話題が出てくるというのは、獲得希望球団があり得るからなのかもしれませんが、その辺りの情報はまだ見当たらず、それらを踏まえた上で本格的にこの話題が動くことになるのでしょうか。

 私は球界の宝である藤浪さんをより生かせる環境に行ってもらうことを基本的によいことだと思っているので、今後の続報を待ちたいと思います。


 今日の阪神ですが、ヤクルトさんに対して連勝しました。

 中野さんの2試合連続先頭打者ホームランがあり、一度追いつかれたものの原口さんのタイムリーが決勝点となりました。
 また、抑えの岩崎さんが非常によい活躍をしてくれまして、そこもしびれました。

 正直言って、ヤクルトさんがフル戦力だったらどうかということは思いますし、優勝が決まった後だったからこそ今日の勝利があったのだろうというようにも思っています。ですが、この場面できちんと勝ちを取れたことは個人的には非常に嬉しいと思いますし、CS進出に大きく近づけたのではないかと思います。
 阪神のCS進出は、特に広島さんの勝敗によって大きく左右されるため、まだこれで盤石というわけにはいかないものの、今日の勝利は広島さんに対して非常に大きなプレッシャーをかけられましたし、極めて大きな価値のある勝利だったと思いました。

 率直にいえば、横浜スタジアムで横浜さんと対戦したとしても、今季の相性の悪さを考えればなかなか勝つことは難しいと思います。
 それでも、まだ野球を楽しめるというのはやはり贅沢だと思いますし、楽しみではあります。

 いよいよ残り1試合となりましたが、最後まで楽しませてもらえるのはとてもありがたい話だと思うので、次の試合を待ちたいと思います。


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2022.09.27 Tuesday
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 CS進出争いで崖っぷちの阪神ですが、今日はヤクルトさんと対戦しました。

 結果として、4−1で勝利し、阪神は3位に浮上することができました。

 今日は、中野さんの先頭打者ホームランで始まり、高寺さんの犠牲フライ、大山さん、原口さんの連続タイムリーと、先制、中押し、ダメ押しと良いリズムで点を取ることができました。

 先発の青柳さんは、6回6安打1失点と好投し、久方ぶりの勝利を挙げました。
 青柳さんについては、最近なかなか勝てずにもどかしい思いをしておりましたが、遂に勝利したことで最多勝はほぼ確実なだけでなく、防御率、最多勝率の3冠もいけるのではという勢いです。
 もしも最優秀防御率がとれたら、井川さん以来ということで、また懐かしい名前が出てきました。
 これだけの成績を上げているわけですが、開幕から随分出遅れたにもかかわらずこうなっていることを考えると素材として素晴らしいと思いますし、来季こそ開幕から仕事をしてくれていればどれだけの数次を残せるのかと期待したいと思います。

 また、岩崎さんは、球団新記録となる左で27セーブ目を挙げました。26セーブを挙げた山本さん以来ということです。
 個人的には抑え向きの選手ではないと思っているものの、それでもこうして活躍を続けてくれることはありがたいと思いますし、本当に良い投手だと思います。

 とかく、今日は良い試合をしてくれましたし、良い勝ち方ができたと思いました。
 ヤクルトさんは優勝が決まり、調整という面が多くあるとはいえ、それでもこういう勝ち方をできたのであれば次につながりそうです。
 3位に浮上したとしても、他球団の勝敗によって容易に揺らぐ順位であるだけに、喜ぶということもできません。
 ただ、阪神にしてみれば、今日の勝利でCS進出の可能性を維持できたわけで、そういう望みがあればこそまだ残り2試合を楽しんで見ることができるというものです。
 とはいえ、CS進出のためには、阪神としては残り2試合を勝つことが至上命題だと思いますから、明日も意地を見せてきっちりと勝ってほしいと心から期待したいと思います。

 しかし、今後の試合はヤクルトさんが阪神と広島さんとの試合を多く残していることから、ヤクルトさんが実質的にCS進出の鍵を握っていることになります。
 こういうのも皮肉な運命だとしみじみ思いました。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
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 今日ヤクルトさんがセリーグ優勝を決めました。

 まずはおめでとうございます。
 今日の勝利は丸山さんの素晴らしいタイムリーで決めまして、こういうところも持っている球団だなと思いました。
 山田さんは、重圧から放たれた表情を浮かべていましたし、大勢が決まっていた優勝だったとしても大変だったのだろうと思いました。
 
 ヤクルトさんの首位はシーズン中盤くらいで大方大勢は決まっていたものの、去年の阪神の歴史的大失速から優勝を逃した件もありましたから、もしかしたらというようにも思っていました。
 中盤戦は阪神がもしかしたらと思える場面もあったため、少しだけ期待しましたが、阪神はまさかの大連敗でその夢も絶たれ、今はAクラスすら厳しい状況です。

 ヤクルトさんといえば、強力な打線が持ち味でしたが、それを牽引した村上さんは立派です。
 最近は失速していますが、打線は水物ですから、そういう時期もあるでしょう。
 それでも村上さんの功績は変わりませんし、この点については賞賛以外にないと思います。

 また、青木さんや石川さんは、現役時代後半にさしかかっているかと思いますが、ここにきて連覇ということで両名も感無量でしょう。
 特に、石川さんは、大変な時期を過ごしたこともありましたし、怪我にも苦しみましたから、そういう苦労した方が優勝に貢献する姿というのは敵チームでもやはり嬉しいものです。
 あと、ここにきて調子を落としていますが、私はかなりヤクルトさんの勝利に大きく貢献した選手として塩見さんを挙げたいと思います。

 正直言って、今のヤクルトさんは、チームのもっとも調子がよい時期から比べるとあまりよいとは思えず、そのような状況でCSに臨むことはやや不安かもしれません。
 ですが、早々に優勝を決めたということで、ここからは調整に励めますから、またあの活気ある打線が見られることを期待することにします。


 阪神は、今日は試合がありませんでしたが、3位を争う読売が連敗して0.5差に迫り、広島さんとは同率です。
 ここにきてまさかの接戦となるとは思いませんでしたが、この中で阪神が不利なことに変わりはないでしょう。
 ただ、阪神に有利な点があるとすれば、阪神の残り3試合はすべて優勝の決まったヤクルトさんだということです。
 ヤクルトさんは、上記の通り、これからはCSに向けての調整が主になるでしょうから、もちろんファンに対する背信にならないような試合をするのでしょうけれども、フル戦力で勝ちを取りに来ようという試合はしないでしょう。例えば、総力戦で中継ぎ投手を使い潰しそうな勢いの采配は避けるように思います。
 ただ、優勝という重圧がなくなったところで、村上さんがホームランを本格的に狙い始めますから、そこは阪神にとって不利な点だと思います。
 広島さんもヤクルトさんとの試合を2つ控えていますが、もう1つは中日さんということで、阪神よりは全力での試合があり得なくはない状況ではあります。
 中日さんは、他球団の試合の勝敗によってはまだCS進出の可能性が0ではないため、広島さんに対して手を抜いた試合をすることもないでしょう。
 そう考えると、阪神も可能性は低いもののまだCS進出はなくはないという状況ではあります。
 過度に期待することはしませんが、望みがある方が楽しめると思いますので、私はまだまだ楽しんで見てみたいと思っています。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | -  | - | 22:55
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 今日の阪神は、甲子園での糸井さんの引退試合だったわけですが、酷い敗戦で終わりました。

 今日は味方打線が初回に2点取ってくれたので、これでいけるかと思ったのですが、まさかその次の回に伊藤さんがホームランを含む4失点をするとは思いませんでした。
 今日の伊藤さんの制球はかなり酷く、1回3分の1を3四球を含む64球ということで、この段階で今日の試合は厳しくなるのでは、2回表で試合時間がこんなになってしまうといつセレモニーになるのかと暗澹たる気持ちになりました。

 糸井さんの打席では、粘った末に見事なヒットを打ってくれまして、ここから次の回の梅野さんのホームランを含めて阪神が同点に追いつくなど、確実に流れを作ってくれたと思います。
 糸井さんの最終打席は、本当に感慨深かったですし、こういう場面できちんとヒットを打って締めてくれるのは頼りになる選手だと改めて思いました。
 引退することは本当に惜しいと思うものの、本人が決めたことであれば送り出さないわけにはいかないと複雑な思いもあります。

 その後、サヨナラの場面でも打線がうまく機能せずに延長戦に突入しましたが、延長10回もチャンスを生かせませんでした。
 そして、延長11回、まさか岩貞さんが犠牲バントの処理で悪送球をするとは思いませんでした。
 そして、そこからピンチが拡大し、一点取られてからは完全に流れができあがってしまい、一挙6失点してしまって試合が完全に決しました。

 今日の試合を振り返るに、伊藤さんと岩貞さんのことがすぐに想起されます。
 正直言って、糸井さんの引退試合であり、かつ相手の広島さんはAクラス残留を争うライバルということで、負けてはいけない試合でこういうプレーをしてしまうのかと大変残念に思いました。
 とはいえ、今季を振り返れば、両名に助けられた試合は多くあり、やらかした場面の重大さは問題とはいえ、この試合での失敗を責めすぎるのはどうかと思っています。

 むしろ、打線が、途中まで意地を見せたものの、終盤はチャンスで決定力を示せずに機能できなかったことの方が問題だったと思います。
 この点は広島さんがよくできたといえばそうかもしれないとはいえ、それでもこういう場面を今季何度も見せられましたし、結局シーズン通して阪神はこういうチームであり続けたかと思ったわけです。

 はっきり言って、残念ながら今日の敗戦で阪神のCS進出は事実上不可能になったと思っています。
 ですが、昨日もいったとおり、今の阪神はCS進出にふさわしいチームだとは到底思えないので、この思いを糧にシーズンオフは臥薪嘗胆の気持ちでチームを大幅再編してもらいたいと思います。
 特に、毎年この時期にいっていますが、守備力についてもっとプロレベルに達するまで取り組まないとならないと思いますし、そういう視点から血の入れ替えも新監督の下できちんと実施してもらいたいと強く希望します。

 残り試合もわずかですが、最後まで楽しませてくれることを願ってやみません。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | -  | - | 23:13
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 今日の阪神ですが、9回2アウトから打たれて大逆転負けを喫しました。

 試合展開の詳細については触れませんが、打撃陣は8回の攻撃で大分意地を見せてくれたと思っています。
 代打陽川さんの同点打は見事でしたし、原口さん、佐藤さんのタイムリーも見ていてとても気分のよいものでした。
 劣勢の展開からこうして意地でも点を取ってくれたのは、阪神に流れが来ていて勝てるのではと確信していました。
 ですが、抑えの岩崎さんが9回2アウトの場面で打たれて、勝利目前で逆転負けとなりました。

 岩崎さんについては、今季色々とお世話になってきたので、この場面の失敗だけで岩崎さんが悪い投手だとか言うつもりはありません。
 ですが、これで6敗目ということで、抑え投手としては負けすぎかというように思います。
 前もいいましたが、岩崎さんは良い投手だと思うものの、抑え投手ではないと思っているので、こういう結果を見ると、キャンプ時点でケラーさんを抑え投手として準備できなかった首脳陣に大きな問題があると思っています。

 また、今日の敗戦で4位に転落してしまいましたが、正直言って私はこれでよかったとすら思っています。
 というのは、前回のヤクルト戦を見て、Aクラスにふさわしい球団だとは思えなかったからです。
 前回のヤクルト戦ですが、貧打で点が入らずに投手を見殺しにしたのはいつものことではあるものの、決勝点がエラーということで、結局守備がプロレベルに至っていないというのは今季中に克服できなかったのだと改めて思いました。
 年間エラー数が80を超えるというのは異常だと思いますが、それをこれだけ何年も続けていることも異常だと思いますし、それをこういう勝負所で出してしまうのは頂点に立つにふさわしい球団であるとは思えません。

 そういう思いを持って、今日負けたらCS進出は厳しいだろうなと思ってみていたところ、打撃陣が想像以上に意地を見せてくれたから阪神は多少変われたのかと思ったものの、結局はこういう終わり方なのだなと思いました。
 今日の負けは采配ミスの負けだと思いますし、今季を振り返れば采配ミスで始まって連敗を繰り返し、終盤も采配ミスで締めるということになるのだなと思いました。
 矢野監督が采配を振るう試合は残り少なくなりましたが、これで終わってしまうには何とも情けない話だと思います。
 私は今の阪神はAクラスにふさわしいと思わないので、このままCSに進出できずにオフに守備力を向上できるように入れ替えも視野に入れたチーム作りに取り組むこととなったとしてもやむを得ないと思いますが、せめて糸井さんの引退試合は勝ってほしいと思うばかりです。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31
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 今朝起きたところで、能見さんが引退するという記事が目に入ってきました。

 能見さんは、阪神に長く在籍し、一時はエースとして活躍してくれた左腕です。
 能見さんといえば、ワインドアップから投げる投球フォームはとても格好良く、そこからキレのあるストレート、スライダー、フォークにどれだけ楽しませてもらえたのかと振り返ります。

 入団当初は思ったような活躍ができなかったものの、そこから中継ぎで実績を積み上げ、先発投手としてローテーションを任される投手になり、長くエースとして活躍してくれました。
 その後、中継ぎ投手に活躍の場を変えたものの、最終的に阪神を退団することとなり、オリックスさんが獲得することとなりました。

 オリックスさんに所属するようになってからは、選手兼コーチということでいろいろな場で実力を発揮することとなりました。
 球団が変わってしまったことは残念であったものの、それでも能見さんが活躍するところを見られることは非常にありがたく、応援は続けていました。
 そして、引退ということになります。

 能力人格ともに見本となる選手であり、能見さんのプレーが見られなくなることは大変残念であります。
 ただ、能見さんはきっとよい指導者になってくれるでしょうから、今後はこれまでの経験や能力を生かして野球界に貢献してもらいたいものです。
 オリックスさんは既にコーチとして入閣を要請しているということですから、阪神に戻ってくるにも当分時間がかかるのだろうと思うのですが、いつか阪神に来てくれることを願ってやみません。


 また、糸井さんも引退するということです。

 糸井さんは、日ハムさんからオリックスさんに行き、その後阪神に来てくれましたが、持ち味はその恵まれた身体能力を発揮したプレーでした。
 日ハムさんに入団した当初は投手だったものの、野手に転向してから首位打者や盗塁王を獲得するなど、身体能力とセンスは大変なものだったと思いますし、またその裏付けとなる努力も欠かさない方だったと思います。
 阪神に来てからは怪我との戦いが続いたものの、それでも勝負所でよく貢献をしてくれたと思います。

 糸井さんは、その身体能力の高さから、同じく身体能力に恵まれた選手の生きた手本として活躍してくれることを大いに期待していました。
 現に糸井さんを見て勉強になった若手も多くいたことと思いますが、怪我のために間近で糸井さんを見られる機会が少なかったのは残念だったかもしれません。


 今季は、先日の福留さんといい、能見さん、糸井さんと、一時期阪神を支えたベテラン選手が引退することとなりました。
 この3名が引退することはとても寂しいことと思いますし、いずれもデビュー当時から見てきた選手たちですから一時代が終わったような感覚を持ってしまいます。
 私が過ごした時代を振り返ると、そこで彼らが活躍したことも同時に振り返れるように思われ、その引退を思うと自分が年を取ったと思いますし、野球も確実に世代交代が起こっていると改めて感じます。
 阪神は一時期ベテランばかりそろえて平均年齢が高い球団でしたが、今は平均年齢がかなり低下しており、球団も随分変わったと思います。
 そうして次の世代に受け継がれていくものだと思いますが、それでも変わらず楽しませてくれているのですから、やはりありがたい存在だと改めて思います。
 ひとまずは、今回去って行く選手たちの引退試合があるならばそれを楽しみに待ちたいと思いますし、この機会にもう一度振り返ってみたいと思っているところです。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:29
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 阪神は、今日は広島さんとCS進出を巡ってAクラスを争う大一番の試合をしました。
 結果として、阪神が勝利し、ゲーム差を2に広げることができました。

 今日の試合、広島さんの先発は、阪神が非常に苦手にしている森下さんであり、ある程度点を取られてしまったら勝つことは難しいと思っていました。

 そんなところで、初回にいきなり2点取られてしまい、阪神打線が森下さんから3点以上取ることなどできるのだろうかという不安から始まりました。
 そんな状況にもかかわらず、大山さんと原口さんのおかげですぐに2点を取り返しました。この時点で、今日の阪神はいつもの貧打とは違うのではと思わせてくれていました。

 その後、5回に点を取られてしまいましたが、その裏に糸原さんの犠牲フライですぐに同点に追いつきまして、取られてもすぐに点を取り返し流れを渡さない素晴らしい攻撃だったと思います。

 次の6回表にまた失点してしまいましたが、その裏に梅野さんのタイムリーツーベース、代打マルテさんの犠牲フライで一挙3点取りました。

 7回は岩貞さんが失点して1点差となってしまい、8回は湯浅さんがピンチを招いたものの何とか無失点で切り抜け、最後は抑えに舞い戻った岩崎さんがきっちり仕事をしてくれました。

 先発伊藤さんは5回を7安打3失点と、決して悪いとまではいえないものの、もう少し頑張ってほしかったと思える仕事ぶりでした。
 ただ、5回3失点であれば標準的な投手として仕事をしたというべきであり、今日はとにかく諦めない打線がこれまで打線のふがいなさを補ってくれた投手陣にお返しをしたという印象でした。

 中継ぎ投手陣については、いずれも疲れが見えているように思われ、最終的に勝ち投手となったケラーさんも1失点してしまいましたから、正直言ってなかなか厳しいところではあるとは思います。
 ただ、そのような中で光ったのは梅野さんだったと思います。
 梅野さんは、あの球を止めるかというくらい球を後ろにそらさず、もしも捕手が梅野さんでなかったら今日は負けていたと思いました。
 梅野さんは長打も打ってくれましたし、今日の試合は梅野さんのおかげで勝たせてもらえたといって差し支えないと思います。

 今日は、梅野さん、岩崎さん、糸原さんといった、いずれも今季不調で苦しんでいた選手たちが要所で踏ん張ってくれて、粘り強く勝ちを手繰り寄せてくれたと思っています。
 今日負けてしまったらCS進出がなかなか厳しくなるという勝負所で、今季苦しんできた選手たちが意地を見せてくれたのは見ていて本当に勇気づけられました。

 このところ阪神が勝負所でふがいなく負ける試合を何度も見てきただけに、今日のような劣勢に何度も立たされても粘り強く食らいついて勝ちを拾ったという試合はどのくらいぶりに見られただろうとしみじみ思っています。
 非常に泥臭い戦いではありましたが、一方で接戦で何とか勝てたという勝ち方を見るに底力のあるチームの勝ち方ではないかと思う次第です。
 こういう勝ち方を見ると阪神ファンでよかったと思えますし、こういう試合を毎度見せられたら疲労もあり贅沢感もありますが、これができる阪神というチームは素晴らしいと改めて思います。
 阪神は試合消化が他球団よりも早いため、残り試合との関係で逆転されてCS進出を逃す可能性もありますが、それでもこうして何とか今のポジションを維持できているというのは見ていてとても楽しめています。

 現在の阪神の選手たちを見るに、特に中継ぎ投手陣は疲労がたまっているように思えるのですが、幸いにして明日明後日は試合がありません。
 残り試合は8ですから、休めるときには休んで、残り試合をすべて勝つというくらいの気概で準備を進めてもらいたいものです。


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 今日は、月曜にもかかわらず阪神の試合がありました。

 今日の中日さんとの試合は、先発最近さんが5回1失点という粘りの投球を見せ、6回に投げたケラーさんが勝利投手となりました。
 ケラーさんの勝利は来日初で、試合終了後大変嬉しそうにしていたのが印象的でした。
 ケラーさんについては、先日の抑え失敗があり、まだ完全に抑えとして信頼できるとまではいえないかもしれないものの、抑え候補として来季の活躍が大いに期待されるため、今回のような勝利が一つの弾みになってくれるととても嬉しいです。

 打つ方は、初回に大山さんのタイムリーヒットで同点にして中日さんの流れを断ちきり、その後マルテさんの2点タイムリーで勝ち越し、7回は佐藤さんのタイムリー、8回にはロハスさんの9号2ランと中押し、ダメ押しという理想的な点の取り方をしました。
 それもこれも初回できちんとタイムリーを打って流れを断ちきった大山さんの貢献が大きかったように思いました。こういうところで打てる大山さんはやはり阪神打線の中軸であり、もっと阪神は大山さんを大事にしてもらいたいと思います。

 今日のお立ち台はケラーさん、マルテさん、ロハスさんという外国人助っ人3人が選ばれ、ある意味大変珍しい光景だと思いました。
 マルテさんとロハスさんは打撃面で苦しんでいましたし、この2人が同時に活躍したと評価されたのを見てようやくかと思ったものです。
 この2人が来季契約するかどうかは今後の活躍ぶりによるのかもしれませんが、シーズン残り10試合ですから、もう大方の評価が決まってしまっているのでしょうか。
 いずれにせよ、今後の活躍に大いに期待したいと思います。


 そして、試合終了後、福留さんへの花束贈呈が行われました。
 改めて福留さんを甲子園で見てみると、8年も阪神にいてくれたのだとしみじみ思いました。ユニフォームが阪神のものではないことに違和感すら感じます。
 コロナゆえに声かけができない状況でしたが、もしもこれがなければ球場全体が福留コールで包まれていたことでしょう。

 こうして福留さんを甲子園で見てみると、何度福留さんに助けられたのかわからないくらい思い出がよみがえり、引退するということが信じられない気持ちになります。
 阪神打線が低迷しているときに奮起して決定力を示してくれたベテランの一打にどれだけ救われたことか、少し思い出そうとするだけでも10はすぐに思いつきます。
 また、きっちりと怠慢プレーをした若手を叱ってくれるチームの重しとしての存在感も発揮してくれて、よくチームを引き締めてくれていました。
 まだ若手だった藤浪さんを叱ってくれたことも思い出しますし、こういう存在はいなくなって重要性がよく理解できるものです。

 福留さんは中日さんに求められているでしょうから、中日さんで指導者になるのかもしれませんが、こうして甲子園の福留さんを見てみると何とか阪神のコーチとして戻ってきてくれまいかと思うばかりです。
 あれだけの大選手であれば指導できることも多いですし、特に阪神は一度打線が低迷すると歯止めが利かなくなりますから、どこのチームでもそういう場面で切り開ける決定力ある一打を指導できる方であろうと期待します。

 いずれにせよ、本当にお疲れ様でした。
 長い間楽しませてもらい、ありがとうございました。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:45
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 今日のニュースを見ていたら、北海道の町役場が、爆破予告メールを受けていたものの気づかなかったというものがあったので、取り上げてみました。

 爆破予告メールは今月7日午前、町への意見などを募るメールアドレスに届いたということでした。
 内容は、7日午後1時34分以降に役場や町内の公共施設を爆破するというものということでした。
 しかし、職員がそのメールに気づいたのは8日の午前中ということでした。
 その後、町役場は110番通報し、警察が役場庁舎や公共施設等を調べたものの、爆発物などは見つからなかったということでした。
 町によれば、メールは通常職員2名が1日数回程度確認することになっていたものの、その日は他の業務が忙しくてメールチェックをしなかったということでした。

 世の中には爆破予告メールは数あれど、実際に爆発物が仕掛けられた例はほとんどありません。
 ですが、その中のうちのわずかでもその危険があるならば対応せざるを得ませんし、今回の件は結果オーライとはいえ危なかったというようにも考えるべきでしょう。
 職員はチェックしなかったということですが、忙しかったことはあったかもしれないものの、もしかしたら普段からこのアドレス宛にメールなどあまり来なかったから確認を怠っていたのかもしれません。
 こういったものは原則的に確認する時間帯を決めるなどの対応が必要かもしれません。

 今回のメールですが、業務妨害罪は成立すると思います。
 本件は、メールに気づかず、記載された時間に特に対応をすることもありませんでした。しかし、業務妨害罪は、現実に業務妨害の結果が発生せずとも、結果発生の危険が起こりうる状況があればそれで成立するなので、今回の件でも業務妨害罪は成立するでしょう。
 そうなると、処罰を前提として、このメールを出した人間の捜査は現在も続いていると思われます。

 しかし、犯人は、ある意味自己顕示欲を発散するためにこの犯行を行ったと思いますが、メール記載時に何ら騒ぎにもならず、戸惑ったのではないかと思います。
 自己顕示欲の発散目的であれば、無視されてしまったと考えることが最も嫌なことではないかと思いますから、所定の時間内にリアクションがなかったのは犯人にとっては失望したことかと思いました。


 連敗中の阪神ですが、今日も西純矢さんが連敗を止めてくれました。
 西さんが良い投手であることは間違いないものの、勝ち運も持っていると思いますし、将来阪神の柱になってくれる投手になってくれると思いました。

 また、原口さんの活躍ぶりを見ていると、今の阪神に足りない決定力があると思われます。
 こうなるとスタメン起用をしてもらいたいと思うところですが、守備位置をどうするのかが大変問題になります。
 パリーグのようにDH制だったらもっと活躍の場がありそうですが、そんなことをいっても仕方ないので、今後どう起用するか首脳陣の采配が問題になると思います。

 ちなみに、昨日登板した森木さんについては、正直言ってもう少し体作りをしてからにしてほしいかと思います。
 素材がいいのは間違いないと思うのですが、こういうAクラス維持を競っている場面で起用するのはチームとしてどうかと思います。
 こういう選手を育成するのであれば、もっと大事に扱ってもらわないと、下手に登板させて自信を失わせることがないように気を配ってもらいたいものです。

 今日はなんとかAクラスを維持できましたが、正直言って最近の阪神は非常によくないように思われ、大変心配しています。
 また、仮に3位になった場合、CSは横浜スタジアムでとなります。今季は横浜スタジアムと非常に相性が悪いため、かなり厳しい戦いになるのだろうと想像します。
 とはいえ、もともとぶっちぎりの最下位で始まったシーズンですから、今こうして楽しめていること自体が贅沢だと思うことにして、目の前の試合を楽しみたいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:27
2022.09.08 Thursday
 こんばんは。


 今朝、阪神でも活躍した中日所属の福留さんが現役引退するという記事を見ました。

 福留さんといえば、中日さんに入団してから打撃で活躍して球界を代表する打者となりました。
 そして、WBCでも2回活躍し、メジャーにも渡りました。
 日本に帰国してからは阪神に所属し、打撃面はもちろんのこと精神的支柱としても貢献してくれました。
 昨年からは古巣中日さんに戻り、今季は開幕から活躍することが期待されていたものの、思うようにはいかず、現役引退となりました。

 福留さんといえばWBCでの活躍を挙げる人が多いと思いますが、私は阪神ファンゆえに阪神に来てからの福留さんのことをよく覚えています。
 球場で生でよくお見かけしまして、ベテランらしくチーム全体の打撃が湿りがちな時に良い仕事をしてくれたことが非常によく思い出されます。
 帰国した当初は思ったような活躍を見られず、日本野球に対応できるのかと思ったこともありましたが、それが全くの杞憂で、阪神打線の中軸や代打の切り札としてよく活躍をしてくれました。

 また、緩慢プレーをした若手を叱る姿も思い出されます。
 阪神の中で、若手に対してきちんと引き締めを図りつつ、それでも一体感を持ってプレーできるという非常に貴重な選手であったと思われ、福留さんがいなくなってから緩慢なプレーをする選手を見たときに誰が喝を入れてくれるのかと思ったこともありました。

 そういうプレー面でも精神面でも重要な選手であっただけに、可能であれば阪神で現役を終えてもらいたいと思っていましたが、福留さんは最終的に古巣に戻る選択をしました。
 個人的には残念に思ったものの、それでも古巣に貢献できることは福留さんにとっても幸福なことだと思いましたし、私としては最後を古巣で終える決断をしたことは尊重すべきことと思いました。

 福留さんは、現役時代から指導者に向いている方だと思っていましたが、このまま指導者になるのでしょうか。
 私としては、あれだけの選手であれば伝えられることは多いと思いますから、可能であればこのまま指導者の道に進んでもらいたいと思っています。
 できれば阪神に来てもらいたいものですが、古巣が手放してくれるかはわからず、こればかりは状況が許せばということになるのでしょう。

 これだけ楽しませていただいた福留さんに対しては感謝しかありませんし、今後はゆっくりと休んでもらいたいと思います。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、南アフリカで、スマホを没収された高校生が学校に放火したというものがあったので、取り上げてみました。

 この高校では携帯電話の持ち込みを禁止していたということでした。
 しかし、持ち物検査での発覚が難しく、かつ送迎などで親との連絡を取る必要もあるため、教師達は授業に支障の出ない限りは見て見ぬ振りをしていたということでした。
 ある日、校長は、生徒が違法薬物や武器などの違法なものを持っている疑いがあるという情報を入手し、警察に抜き打ち検査を依頼したということでした。
 その抜き打ち検査の結果、生徒のスマホ400台を没収したということでした。
 検査が終了して大量の没収品とともに警察が去った後、納得いかない生徒達が休み時間に教室の窓やドアを破壊し、さらに教室に放火したということでした。
 この暴挙に警察が駆けつけ、学校はしばらく閉鎖されることになったということでした。

 この件では、そもそもルールを破った上に暴れた生徒達について最も大きな問題があることはいうまでもありません。
 いくら納得いかないとしても、暴動を起こし、挙げ句放火までするのはもはや誰も擁護してくれるわけもありませんし、こういった行いが原因となって今後ルールの適用が厳格化されるのではないかと思います。
 そういう意味では、この件は暴れた生徒の意図と違う方向に物事が進む可能性のある愚行というほかなく、今回の件の処分でよく学んでもらうしかないだろうと思います。

 一方で、この件はルールというものの取り扱いが非常に問題だったと思います。
 結局、これまでルールの適用が甘かったところで、いきなり適用を厳格にしたことで、生徒達にとってはこれまでは問題ないはずだったのにという素朴な問題意識が納得できないという考えに至った理由でしょう。
 いってみれば、公道を制限速度より少し上回って走ることが常態化している中でいきなり制限速度を超えた段階で取り締まりを受けるような感覚ではないかと思います。ルールの範囲と言われればそうなのですが、それまではよかったはずなのになぜ突然こうなったのか、公平ではないのではないかという疑問が生まれるのも理解できます。
 ルールの適用は取り締まる主体によってある程度差が生まれることはありうることかと思いますが、一方でルールは公平に適用されればこそ納得と遵法精神が生まれると思われ、今回は適用レベルの差が問題の根底にあると思います。
 教師達は従前このルールをなあなあに扱ってきたのだろうと思いますが、そのように取り扱う理由もあったのだろうと思いました。今回の件でルールの存在意義とは何かということが突きつけられてしまったわけですから、今後はその扱いを変えないといけないだろうと思います。
 とはいえ、現実の必要性とルールの趣旨の折り合いを付ける必要があるのでしょうから、適用しても支障の出ないようなルールに変更する方が合理的だろうと思いました。


 今日の阪神は、先発伊藤さんの完投と今日は好調だった打線のおかげで連敗を止められました。

 伊藤さんについては、最近苦しんでいましたが、今季6度目の完投ということでようやく勝利を飾りました。
 今日は、ヤクルトさんの主軸村上さんに活躍させませんでしたから、やはりこれが大きな仕事だったように思います。
 伊藤さんが規定投球回に達するには残り試合数からみてギリギリという印象ですが、ここまで来たら何とか規定に到達させてあげたいです。
 もしも伊藤さんが規定に到達すると、阪神投手陣がランキングの上位に顔を見せる機会が増えますし、個人的にはどこかで中継ぎ起用してでも何とか規定に到達できるように工夫してもらいたいと思います。

 打つ方は、木浪さんが選んだ押し出し、梅野さんのタイムリーヒットから、近本さんが3点タイムリースリーベースを打ったところで試合の流れが完全に決まったと思います。
 このところ打線にストレスの溜まる試合が多かったですが、今日は打線が好調で、見ていて楽だったと思います。

 最近の阪神は負けるときは接戦、勝つときは大差という弱いチームの勝ち方をしていると思います。ですが、終盤に至った今となってはどんな形でも勝つことが重要だと思います。
 また、ここで負けてしまったら大型連敗に発展する可能性が十分にありましたから、今日どのような形でも勝つことが大事だったと思っていましたので、私は勝ちという結果に満足しています。

 最近の連敗のせいでAクラス維持がなかなか大変な状況になってきましたが、ここは何とか踏ん張って勝ってもらいたいものです。
 ここぞで連敗が出るのは阪神らしいといえばそうですが、意地を見せてもらいたいと強く希望します。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:45
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、Jリーグが声を出しての応援を許可する試合について、観客の収容率などの制限を見直すよう政府などに働きかけをしているというものを見たので、取り上げてみました。

 政府の基本的対処方針では、大声を伴うイベント開催では会場の収容率を50%とすることが求められているということです。
 Jリーグでは、これに基づいてスタジアム全体の観客の収容率を50%までとして、特別なエリアを設けて声出しの応援を許可しているということです。
 そして、Jリーグが今年6月から先月にかけて声出し応援が許可された12試合の状況を調べたところ、マスク着用率は約95%〜99%、二酸化炭素の濃度は最も高いところで777ppmで国の示す換気基準である1000ppmを下回っていたということでした。
 これらのデータを踏まえて、Jリーグは、声出し応援の認められた特別なエリアの収容率を50%としながら、それ以外のエリアは100%にできないか働きかけているということでした。

 個人的には、こういうデータを示した取り組みは非常に重要だと思います。
 コロナ感染のリスクについてはいろいろなデータはあるものの、どこまでが感染リスクが高まる境界線なのかわかりがたく、そうなれば接触自体を回避してリスクを減らそうという考えが多くあると思います。
 しかし、それではこうしたエンターテインメント関係の興行は困難であり、それをどう打開したらよいものかと考えた上でいろいろな観点からデータを取って考察したのだろうと思います。
 議論を進めるためには客観的なデータを示し合って境界線を見定めることが重要だと思いますから、こういう取り組みは興行の範囲を拡大するために非常に重要ではないかと思った次第です。

 今回の見解は、あくまでJリーグがデータを取って分析したものですが、その見解が必ずしも当を得たものかどうかは専門的な問題であるため、ここで判断することは難しいと思います。
 また、12試合分のデータということですが、それが判断するためのサンプルとして足りているのかもわかりません。
 また、スタジアムの環境や作りによっても状況が変わるかもしれませんし、マスク着用率などはスポーツの種類や土地柄によっても変動するのかもしれません。
 それゆえに、今回のデータ、これに基づく分析によって直ちに状況が動くのかといえば何ともいえません。
 ただ、データの集積の果てに結論があるのだとすれば、データ集積が始まらなければ議論自体が進まないと思いますし、スタートラインを作り出したという意味でも今回の件は大きな意義があると思いました。


 阪神の糸井さんですが、今日の記事で、進退について近日中に球団と話し合いをするというものがありました。

 糸井さんは、今季は開幕1軍スタメンを勝ち取っており、交流戦までは活躍してくれていました。
 ただ、その後コロナ陽性になったりして、現在は2軍調整中です。
 2軍では結構よくできているだけに、これで引退というのは納得しがたいです。
 とはいえ、今の外野のメンツと調子を見ていると、現時点ではスタメンで起用するかといえば難しいかもしれません。
 そうなると代打で活躍してくれれば1軍にいることもあるのでしょうが、なぜか代打ではあまり打ててないため、そういうわけにもいきません。
 そういう状況や糸井さんの年齢も考慮して、球団としては来季の契約をどうするかという点から判断をしたのかもしれません。

 個人的にはもっと活躍する糸井さんを見てみたいので、もしも阪神が糸井さんとの来季の契約を考えていないならば、他球団に移籍して活躍してくれまいかという気がします。
 ただ、他球団としても、年齢と代打での活躍の見込みがどれだけあるのかという点が判断の大きな要素になると思われ、そういう意味では見通しはわかりません。

 現時点ではまだ不確かな情報であるため、今後の情報に注目したいですが、いずれにせよ活躍する糸井さんを少しでも見られることを期待したいものです。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:28
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 今日のニュースを見ていたら、安倍元首相の国葬に関するものがあったので、取り上げてみました。

 国葬にあたって、警察庁としては首都高を通行止めにする方向で検討しているということです。
 また、国葬当日だけでなく相当期間の通行止めについて質問がなされましたが、外国要人の数を踏まえて期間について判断するということでした。
 ただ、要人の数が確定していないため、現時点では不明ということです。

 国葬の是非については賛否両論ありますが、ここでその点について論じるつもりはありません。
 ただ、反対者が多いのであれば、国葬を行うにしても影響があまり大きくないように行うべきというようには思います。

 ここで、要人を招くのであれば、警備が必要なことは当然だと思います。安倍元首相の事件を考えれば、今回の警備は失敗が許されないというべきであり、通常よりも相当厳重な警備体制が敷かれることはやむを得ないでしょう。
 そして、国葬当日に様々な通行止めが生じることは、警備の関係上やむを得ないのだろうとは思います。この通行止め期間についても、来賓とその動線の見通しが立たないところで回答しがたいこともよく理解できます。

 ただ、首都高を止めるとなれば、物流や移動等にどれだけ影響が出るのだろうかと懸念します。
 しかも、国葬実施まで残り1月を切っているにもかかわらず、通行止めのスケジュールも出ないとなれば、通行止めを予め回避しようにも考えようがありません。
 通行止めを回避するために別ルートや車以外の交通手段を用いたやり方を考えるにしても、そこで生じたコストは当該業者負担ということになるのでしょうし、例えば安易に前後1週間は工夫せよというのは非常に厄介なことと思います。
 国葬当日についてはある程度受け入れる人もいるかもしれませんが、その前後数日も通行止めとなれば、大きな反感が生じることが予想されます。

 こういったことは国民の理解が必須だと思うものの、少なくとも通行止めの可能性を早い段階で示唆しないとなれば、その反感はより大きくなってしまうように思われます。
 この点、通行止めの可能性自体は早い段階から政府は認識していたと思われるものの、先日の首相の会見でもその点は言及されていなかったように思われ、現時点でこのような国民生活に影響を及ぼす点に関し丁寧な説明がなされていないと思います。
 こうした問題は確度の高い未来として予想されるのですから、早期により具体的な説明を行ってもらいたいものです。


 今日の阪神ですが、読売相手に完封負けしました。
 この読売とのカードは、初戦で引き分けてから2連敗という展開で、振り返るに初戦で勝てなかったのがすべてだと思いました。

 今の読売の調子はよくないと思うのですが、そんな読売相手に負け越しというのは非常に問題だといわざるを得ません。
 このような試合をしているのであれば、もはやCS進出自体も危うくなってきたように思いました。
 せっかく横浜さんが3タテされたのですから、こここそ追いつくチャンスなのに、これではどうしようもないと思います。

 敗因については、野手の調子が落ちていることを挙げるべきであり、野手が普通に戦えていたら勝っていたのではという気がします。
 打線は水物ですから、常に活躍期待することは酷であるとは思うものの、打つべき時に打てない決定力のなさは問題だといわざるを得ません。

 また、投げる方も、ケラーさんや藤浪さんにやや不安が見えてきたようには思います。
 ただ、それでもこれらの事態は予想されていたものですから、今回のことで彼らを替えることは考えがたいと思いますので、次こそ何とか活躍してもらいたいものです。

 今日の最終回の江越さんの盗塁については、どういう意図で行ったのか理解できません。
 もちろん進塁することはよいことではあるものの、2点差が付いているところで盗塁が失敗したら試合終了なのに、なぜあのリスクを冒したのか、これが首脳陣の采配だとしたら理解に苦しみます。
 こういうプレーについてはよく球団内でよく考えてもらいたいものだと思いました。

 阪神が本当にCSに進出したいならば、押さえるべき場面を押さえて勝ってもらいたいものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:34
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