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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,高層マンションの最上階で侵入窃盗があったというものがあったので,取り上げてみました。

 事件があったのは横浜市の高層マンションで,室内に侵入されて約3500万円や980万円分の腕時計5つなどが盗まれたというものです。
 犯人は既に逮捕されております。
 マンションは38階建てで,犯人は屋上からロープを使って最上階の部屋のベランダに下りて侵入したということです。
 犯人は,被害者の男性が経営する飲食店に勤めていて,調べに対して容疑を認めた上で,ベランダの鍵が普段からかかっていないことを知っていて,自分の店を出す資金がほしかったと供述しているそうです。

 この事件は通常の侵入窃盗と異なり,40階建てのマンションの屋上からロープを使ってベランダに下りるという離れ業を成し遂げていたということで注目しました。
 映画のワンシーンのような態様で行ったわけですが,率直になぜその能力を他に生かせなかったのかと残念に思いました。

 このニュースを見ていて,昔担当した国選の侵入窃盗事件で,狙い目は1階部分よりも2階から5階部分であると話していた人が板野を思い出しました。
 その理由は,1階部分の住人は日頃から戸締まりに警戒しますが,2階以上の部分の住人は,特にベランダ部分についてはよほどのことをされなければ入られないだろうとして施錠していない人が多いため,そのよほどのことをすれば侵入できるからだそうです。
 その理屈は非常によく理解できるのですが,ただ2階以上のベランダに行くことはそれだけである程度大変な技術が必要であろうし,何しろ目立つでしょうから,行為可能な時間帯や現場選定などが問題になるということも聞いたことがありました。
 そのことと本件を比較しても,2階部分に侵入することと40階部分に侵入することでは難易度が大きく違いますから,一概に両方を同じこととして述べるわけにはいかないのでしょう。

 ただ,こうしてみていると,高層階だからといって侵入窃盗されるリスクはないと考えることは警戒不足なのだろうとも思います。
 確かに,本件は特殊事案なのだろうと思いますが,特殊事案が起こった時には窃盗は可能ということもいえるでしょうから,やはり高層階であったとしても警戒を怠ってはいけないのだろうと思いました。


 阪神から広島さんに人的補償で行った赤松さんですが,初期の胃がんということで,来年1月に手術を行う予定という記事を見ました。
 赤松さんによれば命に関わることはないそうですが,突然の話に驚きました。

 赤松さんといえば,阪神にいた時代,非常に足が速く,赤星さんと2人あわせて赤赤コンビなどとも呼ばれていた時代もありました。
 1番2番に彼らが座れば,一度塁に出たら相当な脅威になるだろうとも思っていましたが,当時の赤松さんを思い出すと凡ミスがしばしば見られる選手でもあったと思います。
 それが広島さんに人的補償で行ってしまってからは,外野手としてファインプレーを見せてくれたり,好走塁を見せてくれたりと,非常に惜しいことをしたと思ったものです。

 今回の一件は命に関わることはないとのことですが,それでも普通なら胃の3分の2,よくて半分切除するということで,1月に手術しなければならないということになると,そこから回復を待ってリハビリをするとなれば,順調にいっても来季はシーズン後半まで出場がずれ込んでしまうのではないかと思います。
 今や広島さんは層の厚いチームですから,赤松さんなしでもそれなりに戦っていくことでしょうが,そうなれば赤松さんも34歳という年齢ですし,非常に焦りもあることだろうと思います。
 そういったところが,おそらくコメント中の「手術を受けて復帰した前例があるのかはわからないが」という言葉に思いを込めていたのだろうと思います。

 がんは,まずは初期のうちに対応することが不可欠ですが,その上で術後経過の観察もしなければならないですし,おそらくこれから大変な苦労を負っていくのだろうなと思います。
 それを思うと非常に気の毒に思うのですが,一方で最悪な状態ではなかったことは不幸中の幸いと考えるべきなのでしょう。
 またグラウンドで活躍する日を楽しみにしております。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:42
 こんばんは。


 先日大きな火災があった糸魚川市ですが,今日の記事を見ていたら糸魚川市中心部の焼け跡で窃盗があったというものがあったので,取り上げてみました。

 盗まれたのは2000円相当の仏具だそうで,全焼した自宅焼け跡から見つけ出して置いてあったものが盗られてしまったそうです。
 警察は,警戒を強化するとともに,被災者に注意を呼びかけているそうです。

 この手の事件は,東日本大震災の時も熊本の震災の時も聞きましたが,人の弱みにつけ込む形の犯罪は通常の窃盗よりも質が悪いと思います。
 平常時にやったらいいというわけではないのですが,それでも人が明らかに弱っている時にその隙を突いてたたみかけるように行うこの手の行いはやはり卑劣なものだと思います。
 今回の犯行は,特に2000円相当というわざわざ盗まなくてもよいくらいの価値のものですし,特に神仏にすがりたいという気持ちで焼け跡から掘り起こしたものだとすれば心情的にもなぜ仏具に手を出したのかという思いがあります。

 私が過去の震災の時に聞いたところでは,こういった犯罪を犯すのは地元の人よりも外からやってきた人の方が多いということですが,その統計等の資料はないのでそれを確たるものとして語ることはできません。
 ですが,もしも隙を狙ってわざわざ盗みに外からやってきたのだとすれば許されないと思いますし,徹底して取り締まるべきであろうと思います。

 今回もこの手のことが起こったかという思いがありますが,やはり大災害があった後はどさくさ紛れの窃盗には注意しないといけません。
 人員をそんなところに割いている時間はないのでしょうが,それでも仕方ないことなのだと思いました。

 ちなみに,この火元の方に対する賠償責任についてよく記事を見ます。
 失火責任法の適用によって責任を免れるかどうかは別として,仮に責任を免れないとしても,おそらくこれだけの大災害となると火元の方において賠償責任を果たすことは不可能でしょうし,失火責任法で責任を免れるかどうかはあまり意味のない議論のように思います。
 結局いざという時のために火災保険に入っていないとどうしようもなかったのかなと思いました。
 ただ,火災保険に加入していても,結局お金は入ってきても,元に戻るわけではないので,焼け石に水ということなのかもしれませんが。
 この事件と同時期に日本中で火事の話を聞きましたが,やはり火の管理というのは非常に重要な問題だと思いました。


 今日,阪神が中田翔さんを来オフのFAに備えて獲得調査をしているという記事を見ました。
 金本監督が直接出馬して説得を試みるだとか,甲子園で活躍していた地の利を生かすとか,そういった先走りの記載もありました。

 確かに,今の阪神は貧打が大いに問題ですし,現段階では選手の成長を待つ以外は抜本的な解決が図られるということはなさそうにも思えます。
 選手の成長は確実なものではないですし,そう思えば既に活躍している選手を外からとってくるというのは手っ取り早くチームを強化する術であろうと思います。
 また,中田翔さんは現在27歳と若く,今後の活躍も長期的に期待することも出来るでしょう。

 一方,中田さんの守備位置は外野ですが,阪神の外野手は飽和状態であり,果たしてどうするのかという思いがあります。
 現在,ドラ1の高山さん,福留さん,FAでやってきた糸井さんという3人が外野を守ることが予想されます。
 このうち,福留さんは,通年守れるか分かりませんし,場合によってはファーストにコンバートされる可能性がありますが,そうなれば外野が1枠空くことになります。
 この枠を江越さんや中谷さん,板山さん,横田さんらが争うことになろうかと思うのですが,もしも中田さんがやってきたらおそらくこの争いは即座に終わることでしょう。

 メンバーが安定すること自体は悪いことではないのですが,外野の出場機会がなくなるとすると彼らは別ポジションにコンバートせざるを得なくなります。
 今でも複数ポジションを試すよういわれている選手も多くいますし,それなりに順応するかもしれません。
 また,サードが埋まらない阪神にとっては,他のポジションから優秀な選手がやってきて収まるとすれば,結果的にそれはいいことなのかもしれません。
 ただ,内野スタメンを志す選手達と争わなければならなくなるわけで,その戦いも激化することでしょう。
 また,やはり若手選手の成長が頭打ちになってしまうのではないかという懸念もあります。

 それでもプロ野球である以上は,優秀な選手が出場することに価値があり,競争が激化すれば戦力底上げにもなるだろうという考えもあるでしょう。
 私はFA獲得を一概に否定することはしませんが,それでも成長している生え抜きの道が閉ざされないように気をつけないと,結果的にチームが弱体化していくのではないかと心配しています。
 阪神は,過去に一時外様で固めたことがありましたが,正直言って生え抜きがあまり育たない環境であったと思いました。
 私としては,その時の反省を生かして過去を繰り返さないようにしてもらいたいと願うばかりです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:23
 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら,河野太郎議員のブログで年金事務所のファイル整理方法について言及しているものがあったので,取り上げてみました。

 河野議員のブログによれば,日本にある年金事務所のうちアイウエオ順を使っているのが114,イロハ順を使っているのが198だそうです。
 この件について,担当者がすぐにファイルを取り出せず非効率なのではないかとと厚労省の年金局に問い合わせたそうです。
 そうしたところ,イロハ順を使用している年金事務所では,書く職員の机にイロハ順を書き出した紙を準備し,あわせてファイルボックスにもインデックスを貼ったりして保管場所がすぐにわかる工夫を行っていると回答したそうです。

 事務処理というのは,正確性と迅速性が大きな問題になると思いますが,イロハ順というのは一般的に使われるものではないため馴染むのが極めて大変だと思います。
 現在の学校教育ではアイウエオ順を前提に行っていますし,私もそれを当然のものとして理解していましたから,イロハ順に対応するのは私としても難しいです。
 また,アイウエオ順は,5つの母音を軸にして並んでいて,構造上も理解しやすいですが,イロハ順は並び方の規則性がアイウエオ順に比べて把握しづらく,構造上も理解しづらいものであろうと思います。
 そう思えば,初めに取りかかるに当たっては,イロハ順というのは,事務処理において求められる正確性と迅速性に反するものであろうと思います。

 一方,一度慣れてしまった人達にとっては,むしろアイウエオ順にされてしまうと非常に取り扱いが難しいものであろうと思います。
 しかも,イロハ順を使っているとすれば,それこそ何十年もそれを前提に事務を行っていたのでしょうし,今更それを変えるとすれば変えなければならない部分が非常に多いであろうということも想像されます。

 そう思うと,これからやってくる人達にとっては非常に馴染みづらい順番であることに間違いはないでしょうが,これまでやってきた人達にとっては変えられると非常に困る,むしろ過渡期の事務が大いに滞る危険があると思われるものだと思います。

 そうすると,一見不合理な順に見えてしまっていても,内部処理がそれで回っているのであれば,外部からの評価でこれを変更してしまうのはよろしくないのではないかと思いました。
 問題は,内部処理がイロハ順でどの程度問題なく回っているかだと思います。
 その点については,現時点で発生している平均的なミスの数の統計資料が必要だと思いますが,問題にならない程度のミスであれば人事評価に影響を及ぼすことを懸念して隠すであろうと思いますし,その正確な数値を図るのは困難なのではないかと思います。
 これが以前問題になった消えた年金の一因になったのであれば大いに変更が必要だと思うのですが,その検証の方法がもはやないのかもしれません。

 時代に合わないものであることは間違いないのですが,外部者には手の出しづらい,なかなか難しい問題であろうと思いました。


 今日の記事では,阪神にいたコンラッドさんという助っ人外国人選手が,ロイヤルズとマイナー契約をしたというものがありました。

 コンラッドさんは37歳を迎えるそうで,メジャー通算成績は293試合出場で,打率2割ちょうど,19本塁打,73打点だそうです。

 コンラッドさんといえば,阪神在籍時に打点0で帰国した助っ人として阪神の外国人列伝に名を残した選手です。
 残念ながら,今年限りの契約となったヘイグさんも,シーズン当初に打点を稼いだ時,ネット上では「早くもコンラッド越え」と言及されるなど,不名誉な形で名を残すこととなってしまった選手でした。

 正直言ってもう37歳かと驚いていますが,一方で37歳まで野球選手でいられるというのはそれなりにプレーが出来るという前提だけでなく怪我が少ないというところも大きいでしょう。
 そう思えば,阪神に在籍していたということもありますし,今後の活躍については期待しておりますが,昨季は3Aで1割9分4厘,今季は独立リーグで1割6分1厘と果たして活躍できるかどうか,難しいかもしれません。
 また名前を記事で見る日を楽しみにしたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(1)  | trackbacks(0) | 21:41
2016.12.19 Monday
 こんばんは。


 先日覚せい剤取締法違反で逮捕されたASKAさんですが,本日不起訴処分ということで釈放されました。

 不起訴処分となった理由としては,覚せい剤反応が出た尿について,本人の尿と確認できなかったからということでした。
 具体的には,警察は,ASKAさんから,本人の同意を得て,自宅トイレで尿の任意提出を受けたということでした。
 ところが,逮捕後,ASKAさんは「予め用意しておいたお茶を尿の代わりに採尿カップに入れた。覚せい剤は使っていない。」という供述をし始めたということでした。
 採取した尿は微量で,全量を鑑定のために使用し,採尿カップは破棄してしまっていたそうです。
 そうすると,覚せい剤の成分が検出された液体が尿かどうかの鑑定を実施できず,成分確認が出来なかったという事でした。
 また,この問題が出た後,逮捕してから時間がしばらくなっていたため,再度の採尿はしなかったということでした。
 採尿の際,警察官1人とASKAさんの妻がトイレのドアを開けて採取する様子を背後から見ていたそうですが,ASKAさんの手元まで確認していなかったそうです。

 この警察の説明を見る限り,警察としてはASKAさんが極めて疑わしいものの,捜査ミスによって証拠が集められなかったため犯人と認められなかったという趣旨に読めました。
 無罪推定の原則を考えれば,なぜこのようなグレーのような説明をしたのか,このような説明では被疑者側の社会復帰を妨げるのではないかと思いました。

 この事件について,私は以前,本人は否認しているので無罪推定の原則に従って考えるべきこと,体内から覚せい剤が検出されたと考えるとしても第三者に覚せい剤を体内に入れさせられた可能性等があることをお話ししましたが,この結論を見ると改めて本人が否認している案件では無罪推定の原則に立って考えなければならないと思いました。
 本件のように,尿をすり替えるという事案はあまり聞いたことがないのですが,警察が他人の尿を被疑者の尿と誤認するような方法で取り扱っていたために無罪になったという話は聞いたことがあります。
 覚せい剤の成分は自然界に存在せず,人工的に作るしかないものであることから,警察としては覚せい剤が尿から検出された段階で違法であると決めつけていたのでしょうが,それだけで犯罪成立と決めつけて捜査をするのは危険だということがよく分かりました。

 警察の説明を見る限り,見込み捜査を行った結果,あり得べき証拠収集を十全に行わなかったということですから,この姿勢は端的に批判されるべきだと思います。
 今回の件を見る限り,警察が犯罪成立の可能性が否定できない中で見込み捜査をして失敗してしまったというのは,日本の治安やえん罪発生の観点から見て非常に危うさを感じます。

 ただ,ASKAさんがお茶と尿を入れ替えたという話を見て,そもそもなぜ入れ替える必要があったのか,疑問が残ると思います。
 また,上記の通り,覚せい剤の成分は自然界に存在しないのですから,もしもこの成分検出がASKAさん由来でないとすれば,果たしてどこから出てきたのかということは問題でしょう。
 ASKAさんとしても,芸能活動を再開するとすれば,これらの点について説明することは避けて通れないのではないかと思います。

 さらに,前も書きましたが,ASKAさんについて無罪であったとしても,以前覚せい剤で検挙された経験がありながら,覚せい剤に近い環境に身を置いていたことはASKAさんの落ち度かもしれません。
 再犯率の高い覚せい剤事犯に関し,再犯を犯さないためには覚せい剤に近づかないことが第一ですが,自己使用でなかったとしてもそれに近い環境に身を置き,一時期でも強く疑われてしまったというのは問題だったといわざるを得ないとは思います。
 もちろん,本人が意識しないところでそのような環境に身を置いてしまったかもしれませんが,そうであれば説明をした方がよいのではないかと思います。

 一連の報道の内容や今回の警察の発表を見ていて,ASKAさんは本件について不起訴となったものの,なかなか社会復帰しづらい状況が出来てしまったと思います。
 それは,ASKAさんが覚せい剤に近い環境に身を置いていたという本人の問題はあるものの,一方で警察発表や報道内容がすっきりしないことも影響していると思います。
 また,以前も述べましたが,逮捕時のあの報道姿勢を思い返せば,一体報道機関はこの結果を見ながら過去の自身の姿勢を省みてどう思うのか,その考えを聞きたいと思います。
 中には明らかに過剰といえるような態様をとっていたところもありましたし,今回の一件はマスコミ各社に対して今後の姿勢を強く改めるべき機会を与えるものだったのではないかと思っています。
 芸能人の事件となれば,各社が力を入れる案件であることは分かるのですが,行き過ぎた報道姿勢はむしろ疑問を覚えるもので,本件を契機にもう一度考え直してもらいたいと思いました。


 阪神の横田さんですが,ウインターリーグで打率3割7分9厘,1本塁打,8打点の活躍をしました。
 また,10盗塁3盗塁死という成績だったそうです。
 横田さんは,「3割は絶対に打たないといけない。盗塁は走るだけなら去年と一緒。走るタイミングや打順も頭に入れたい。」と話をしました。

 この数字を見る限り,横田さんは相当な活躍をしたと窺えます。
 特に,評判がよいのは,スイングがよくなっていたということでした。
 半分は当てただけの内野安打だという記事を見ましたが,横田さんがスイングしてバットに当てられるように成長しているというのは非常に心強い限りです。

 横田さんといえば,ずば抜けた身体能力ですが,それを生かせるだけの技術をいかに身につけるのかが課題な選手という認識です。
 同系統といわれる糸井さんの阪神加入により,生きた手本が身近にいることで急成長を期待しているところではありますが,今のままでは横田さんは二軍にいることが多いように思われ,その手本をどのくらい生かす機会があるのか心配もあります。
 また,スタメンについても,今のところ外野は福留さん,糸井さん,高山さんで占められてしまっていて,そこに横田さんが割り込むにはまだ何人か越えていかねばならない選手がいて,かなり大変な思いをすることも予想されます。
 ですが,あの身体能力を見てしまうと,その伸びしろを考えれば,将来の阪神を背負う選手になってくれると否が応でも期待してしまうもので,何とかどこかで開花してもらいたいと思うものです。
 出塁率を考えて当てに行くバッティングが多いという印象ですが,振り抜いて当たれば遠くに飛ばせる力があるだけに,それを実現できるようになってもらいたいものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:36
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,インドで,恒例の夫婦が黒魔術を使ったと疑いをかけられて近隣住民に殴り殺されたというものがあったので,取り上げてみました。

 被害者の夫婦はともに60代後半でした。
 この夫婦について,近隣住民4人を黒魔術で殺したという噂が立ち,その4人の親族が噂を信じて,報復として夫婦に暴行を加えたという事でした。
 しかも,殺害後,夫婦の家に放火をし,家は焼失したそうです。
 この事件では,これまでに3人が逮捕されたそうです。
 この地方では,この前の州も,別の村で,60代の女性が黒魔術で新生児を殺したと疑われ,隣家の住民に焼き殺されるなどの事件が起きているそうです。
 インドの辺境部や部族地域では,現在も黒魔術やオカルト進行が残る村々が多いようで,生け贄として人が殺害される事件も報告されているとのことです。

 私の記憶では,先日,幼い子がいけにえとして殺害されたというニュースを見ましたが,これもインドだったように思います。
 このような痛ましいニュースを見た時,このようなものを異常と思うかどうかは文化の違いなのかもしれないと思いました。
 というのは,私たちは,幼い頃から,オカルトや魔術などというものは基本的に科学的ではなく,そのようなものはイレギュラーなものとして考えてきました。
 それだけに,オカルトなどが出てくるとことさら興味関心を惹くというのは,それだけそれらのものがイレギュラーだと信じているからでしょう。
 ですから,オカルトなどによって人が殺害されたと聞いた時,相当不気味に思いますし,そういうこともあるかもしれないとは思いつつも,一方でそのようなことはあるはずはないと思っているものだと思います。
 ですが,幼い頃からオカルトや魔術が当然のものとして考えていた世界において,そのような噂が立つという事はどういう事なのかと思うと,私が考えている尺度で物事を考えるのは間違いなのではないかと思ったりします。
 まして,今回は噂を軽率に信じて行動したと思えるものですが,行動指針の元となる事実認定の考え方についても噂レベルで動機としては十分であるという文化の下であれば,このような事件が起こっても不思議ではないということになるのでしょうか。
 そう思うと,この事件は,根本的なものの考え方の違いというものがあって,それを理解しないとただのオカルトに翻弄される人という間違った見方になってしまうのではないかと思ってしまいます。

 とはいえ,この殺害をしたという人達が逮捕されているというところを見ると,どうやらオカルトという合理性に基軸を置かない世界と,法律という合理性を基軸に置く世界が同居してしまっている状態なのだろうとお思います。
 おそらくオカルトが先にあって,後に法律がやってきたという事なのだろうと思いますが,どのような形で融合して受け入れられているのか,その点も気になります。
 この辺りをよく理解しないで現地に赴いて行動をするのは危険なことなのではないかと思ったりしました。


 阪神は,オリックスさんから,糸井さんの人的補償として金田さんを放出することになりました。

 金田さんは,140キロ後半の速球を主軸に,フォークやスライダーなどの変化球を駆使する投手です。
 速球派投手と思っていると実は変化球投手であったということで,その意味ではなかなか使い勝手のよい投手であろうと思います。
 2014年は,その実力を発揮し,数字上もすばらしい成績を収めました。
 一方,金田さんの問題点は制球力であり,特に一度四球を出してしまうとその後自分で修正することがなかなかできず,試合を壊してしまうことが何度もありました。
 そのような様を今季序盤では何度も演じてしまい,金本監督に怒りを買うこともしばしばありました。
 そういうことが理由だったのか,今季中旬から後半は二軍で過ごすことが多かったですが,二軍ではそれなりによい成績を収めていたと思います。

 これまで金田さんは一軍で登板する場面を何度も球場で見かけたことがあり,非常に惜しいという気持ちがあります。
 ただ,オリックスさんとしても,岩田さんなどの実績ある選手がプロテクト外にいたにもかかわらず,よく金田さんを指名したとも思います。
 岩田さんは,実績ある左腕でもありますが,試合中盤突如崩れて試合を壊すことがしばしばあり,かつ年齢も30を超えていますから,そう考えると金田さんの方が伸びしろがあると考えたのでしょうか。
 私は,当初より岩田さんか榎田さんが選ばれると思っていましたから,彼らが選ばれなかったことには素直に安堵しているものの,オリックスさんもよく目を付けたものだと感心します。

 金田さんの弱点は制球力ですから,それを修正できれば大いに活躍が期待できる選手だと思います。
 まだ26歳と若く,今後の期待できる選手ですから,オリックスさんとしては是非とも金田さんをものになる選手に育て上げて阪神を後悔させてもらいたいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:20
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,中国での振り込め詐欺の関係でスペインで中国人200人以上が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この中国人詐欺グループは,スペインから国際電話を使って中国国内の人々から合計1600万ユーロをだまし取ったというものです。
 スペイン警察の記者会見では,被害にあった中国人は数千人に及び,ほとんどが貧しい家庭だとのことで,被害者の中にはささやかな蓄えを奪われ自殺した人も複数いるそうです。
 詐欺グループは,隣人や友人,家族を装って中国に電話をかけ,詐欺に注意するように警告し,その後に詐欺事件を捜査している警察官のふりをして電話して捜査協力の溜として口座に金を振り込ませたそうです。
 スペイン警察は,中国当局とも協力して詐欺グループのコールセンター13箇所を摘発したとのことです。
 スペインでは,中国からの移民が国内で5番目に大きな外国人コミュニティを形成しており,統計では2015年ではおよそ17万人が居住しているそうです。

 このニュースを見ていて,まず振り込め詐欺が日本だけのものでないのだと思いました。
 この手の詐欺は万国で通用するだろうと思っていたのですが,それでも外国でも,しかもこれだけの人数に対して,これだけの被害額に達するまでできてしまうとは驚きでした。
 おそらく世界各国を見渡せば色々なところでなされていると思いますし,発覚していないものも数多くあるのではと想像します。

 今回の事件の特色は,中国人が中国人を騙すという構造にもかかわらず,詐欺の電話等の実行行為はすべてスペインから行っているという点です。
 おそらく詐欺グループは,中国国内で行うよりも外国から行えば刑事責任の追及をされづらいという意図もあったのではないかと思います。
 この事件が一体いつ頃からあったのか分かりませんが,スペイン中国両国が協力体制を築いて検挙に行き着くまでにはおそらく相当な年月がかかったものと思われ,その意味では両国はよく協力してやったものだと思います。
 一方,検挙まで時間がかかっていたとすれば,詐欺グループの目論見はおおよそ達成されていたとも思われ,その点は歯がゆく思うものです。
 特に,被害者の中には自殺をした方も複数いたということで,両国の努力があったのはよく分かっていますがもっと早く検挙できていればという思うもあります。

 日本でも海外を経由した詐欺が横行しており,私もこれまで何度も相談を受けたことがあります。
 海外を経由すると検挙の難易度が上がることは間違いないと思いますが,それでもこのような海外経由の事件の検挙が世界中で増加すればこのような詐欺がもっと減るのではと願ってやみません。
 検挙が増加すれば,手口が巧妙化することも懸念されますし,結局いたちごっこなのかもしれませんが,それでもいたちごっこを繰り返すしかないのだろうと思いました。


 糸井さんの補償が問題になっている阪神ですが,オリックスさんは明日中に人的補償として誰を獲得するか発表するそうです。
 オリックス福良監督は,人的補償として投手を獲得すると決めたと公表しました。
 しかも,獲得する投手は,来年1軍で戦力になること,現時点で故障がないことを挙げました。
 その上で,20代で140キロ後半は出る,中継ぎとして期待できる投手と話しました。

 これまでオリックスさんの人的補償については,糸井さんを逃し,陽さんを獲得できなかったこととして右の外野手を獲得するという話もありました。
 しかし,私はオリックスさんの補強ポイントとしては中継ぎ投手,特に左投手が対象になるのではと思っており,今回の福良監督の話は中継ぎ投手という点までは私の予想が当たったという事です。

 20代で140キロ後半の球を投げられる投手としては,石崎さんか歳内さん,金田さんというところでしょうか。

 これまでは榎田さんが最右翼だと思っていました。
 しかし,榎田さんはこれまで左肘の怪我などで離脱することが多かったですし,今は治っているかもしれないのかもしれないものの,対象から外れるように思いました。

 石崎さんは,2軍の抑え投手で,ウインターリーグでも好投している逸材ですから,対象としては十分上がりそうです。
 しかし,確か今年も右肘の問題で離脱した時期があったので,怪我しているとして対象から除かれる可能性もあります。

 歳内さんは,普段は130キロ後半ですが,最速150キロのストレートを投げ,特にSFFがすばらしい投手です。
 これに,シュート,スライダー,カーブも駆使する投手ですが,制球力が甘いといわれている時期もありました。
 歳内さんは,確か今は怪我もないはずです。

 そうなると,福良監督のいう選手の条件にもっとも合致するのは歳内さんのように思われます。
 歳内さんは将来の抑え候補とも期待される選手ですから,もしも彼が対象になるとすれば非常に惜しいといわざるを得ません。
 歳内さんのSFFは三振をとれる球ですし,まさに抑え投手としての適格をもっていますから,もしもプロテクトリストから外れていれば私だったら歳内さんをとりたいと思います。

 明日になれば分かる話ではありますが,覚悟して一報を待つことにします。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:44
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 今日のニュースを見ていたら,自動運転車の開発を行っていたGoogleが開発を事実上断念したという記事を見たので,取り上げてみました。

 記事によれば,Googleは,完全自動運転車の技術開発を諦めて,開発の方向性を運転アシスト機能に集約する方針転換を図ったとのことです。
 この方針転換の理由は,主にコストと法規制の問題が挙げられるようです。

 まず,コストの問題ですが,Googleの自動運転車は高価なライダーを主要センサーに使用する方式が採用されたものの,そのために技術的な問題を克服できたとしても乗用車として提供することが難しいのだそうです。
 ライダーを採用した自動運転車はピッツバーグで実験運転が開始されているそうですが,この自動運転車は営業車なので,多少コスト面が問題になっても運転手のコストを削減して24時間営業を行うことが可能と考えれば採算を合わせることは可能だそうです。
 ただし,大衆車を前提とするのは現時点ではなかなか難しそうです。
 また,自動車業界では,車載センターの負荷を削減するため,より精度の高い自動運転専用の道路地図を製作する動きもあるようですが,数センチの制度で道路地図を製作することは容易なことでないとのことです。

 次に,法規制の問題ですが,今月に入ってからミシガン州で初の法制化に踏み切り,運転席のない完全自動運転車が近々公道走行実験を行えるようになるそうです。
 ですが,ミシガン州の自動運転車法では,運転席のない完全自動運転型の自動運転車の公道走行試験の申請が可能なのは自動車メーカーに限定されているので,Googleが開発を進めても現状の法制化では公道試験をGoogleが行えないことになります。
 また,カリフォルニア州では,当初は完全自動運転型の自動運転車の許可に前向きだったものの,最近になって反対論が浮上して,現在はその法制化のめども立たないようです。

 この記事を見ていて,技術的にできる可能性があるにもかかわらず断念してしまうのは率直に惜しいと思いました。
 コスト面は開発が進んでいけばどんどん安くなっていくものだと思いますし,法制についても理解が浸透すれば徐々に緩和されていくようにも思えます。
 とはいえ,私がそれらの苦労をするわけではなく,コストも負わない私がを無責任に開発を継続すればいいのにというのはよくないことでしょう。
 技術的にはディープラーニング等で情報を集約させることでいつかは可能になるものなのではと思うのですが,それでもコストと法規制が障害になるのであれば,そういった問題を乗り越えられそうな中国のような国が開発を進めていって世界をリードしてしまうのではないかと懸念があります。
 我が国でも,おそらく法規制はネックになると思われ,開発を進められる国は世界中でも少ないのではないかと思います。

 私は,自動運転車が登場すれば,世の中の仕組みがだいぶ変わってしまうと思っていました。
 例えば,交通事故は大概は車両のプログラムや機構の問題になるでしょうから,過失の問題というよりは故障の問題になるでしょう。
 そうなれば,今社会問題として取り上げられている高齢者の交通事故もなくなるでしょうし,過疎地の交通事情についても大きく改善する可能性があります。
 また,自動運転車に迎えに来るように依頼をすれば車がやってくるというのであれば,日本中の交通機関が大きく変化を求められることになるでしょうし,少なくともタクシー業界とバス業界は大きな再編を強いられることとなるでしょう。
 そして,それに伴って,みなが自動運転車を便利に呼び出したり乗っていったりするようになるため,四六時中道路が大渋滞をすることになるでしょうし,道路も増やしたり立体にしたりするなど道路造りの構造を大きく変革させなければならなくなるように思います。
 とはいえ,地図で記憶させられるような道路についてのみ自動運転が可能なのでしょうから,そうでない道はやはりマニュアル運転が必要になるのだろうと思います。

 このように,様々な変化を起こしうる技術であろうと思っていただけに,ひとまず完全自動運転車の開発が止まってしまうのは残念ではあります。
 ただ,運転アシスト機能の開発を重点的に行うようで,おそらく運転アシスト機能の延長線上に自動運転車があるのでしょうから,その意味では時間はかかるでしょうがコストと法規制を減らしていく確実な路線に変更したということなのだろうと思います。
 個人的には技術革新は楽しみであり,今後どのような展開を見せてくれるのか見守っていきたいと思います。


 阪神がドリスさんと再契約を検討する方針であるという記事を見ました。
 ドリスさん再契約については,先日から何度か言及しているとおり,そうすべきであろうと思っていますが,右肘手術後の状態もずいぶん回復しているようで,現実味を帯びてきたようです。
 こうなるとありがたいとは思っているのですが,そうなると外国人枠をどのように使っていくのかが問題になるでしょう。
 メッセンジャーさんとキャンベルさんは固定として,残り2枠とドリスさんを含む外国人助っ人中継ぎ3名が奪い合うという展開なのでしょう。
 今季の活躍ぶりを考えれば,おそらく来季も中継ぎは基本的にそこまで大崩しないと思うのですが,一方こうなって気になるのはもう少し打てる外国人野手をとってきてはくれまいかという事でしょうか。
 阪神の最大の補強ポイントは打てる野手ですから,ある程度キャンベルさんに期待していたとしても,中継ぎを予備で余分に置いておくくらいですし,野手についても余分に獲得してもよかったのではと思います。

 また,ゴメスさんと契約しなかったことも今となっては問題でしょう。
 福留さんや原口さんのファーストコンバートがなされなかったからこそファーストが空いてしまったのですが,ゴメスさん放出以前に意思確認をすればよいだけの話だったので,その辺りの阪神の体制はどうなっていたのか,大変気になります。

 とりあえず,ドリスさんが順調に来季も契約になってくれればと思っています。


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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,配電線に繋いで勝手に電気を盗んだ男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 男は電気料金を滞納して電気を止められていたそうですが,にもかかわらず配電線を勝手に繋いで不正に電気を使っていたということでした。
 不正に電気を使っていたのは約1ヶ月で,電力会社に取り外されていた配電線を6回にわたって勝手に接続し,2000円あまりの電気を不正に使ったそうです。
 電力会社からは再三警告を受けていたのですが,それでも勝手に配電線を接続して電気を使っていたということで,最終的に電力会社が警察に被害届を出したということでした。
 警察に対して,男は容疑を認めた上で,お金がなかったと供述しているとのことです。

 記事を見ると男の職業は建設作業員とのことですが,電気料金を支払えるほどの収入もなかったのでしょうか。
 電気を止めるには1回支払を滞納しただけではほとんどのケースでは行われないことを考えると,数ヶ月にわたって支払を滞らせていたからこそ止められたのではないかと思います。
 そして,窃盗したという電気の料金は2000円あまりということで,全うに仕事をしていれば支払うことが当然出来たでしょうし,そう思うと電気料金を後回しにして生活をしていたがためにこのような事態になったのだろうと思われます。
 電気や水など当たり前にあると思っているからこそ,多少支払わなくてもよいと思ったのかもしれませんが,実際止められてしまうと本当に困るというのはきっと実感していたでしょうし,だからこそ何度も配電線を繋いだりしていたのでしょう。

 ちなみに,電気は物ではないものの,窃盗罪が成立すると刑法に規定されています。
 一昔前,駅の自販機のコンセントを抜いて勝手に携帯電話の充電をしていた人が電気の窃盗罪で問題になったというものがありましたが,電気は物ではなくても窃盗罪が成立するという珍しいカテゴリーに入るものです。
 一方,情報は窃盗罪の対象にならず,情報が記載された紙をプリントアウトして持ち出したら情報そのものではなく紙の窃盗罪になるという事になります。
 物以外の価値が大きくなっている昨今では,このような解釈を展開しないといけないこと自体法律が追いついていないように思われ,その辺りは検討されるべきといわれていましたが,そういわれてから早数十年が経過しても今でも変わっていません。


 阪神の松田さんですが,今日も鳴尾浜でキャッチボールやウエートトレなどのメニューをこなしたそうです。
 今季は22試合に登板した物の,右肩関節炎で前半に離脱して思うように活躍が出来ませんでした。
 松田さんは,方を常に動かしているそうで,キャンプから継続してやっているとのことです。
 また,来年も怪我をしたらいけないとしっかりと下地を作る意思を持っているそうです。

 松田さんは,まだまだ相当若いにもかかわらず,非常に力のある速球を投げていて,将来的には藤川さんのような球を投げられる存在になると期待されていました。
 しかし,このところずっと怪我で出場しておらず,はっきりいって期待された活躍は出来ていないといわざるを得ません。
 阪神の中継ぎ陣は,今は外国人助っ人の補強などで昨季から比べて相当ましになりましたが,それでも若手が底上げしていく形でなければチームとしては安定的な運営が出来ないことは間違いありません。

 今季終盤は復調してきていい球を投げていましたから,そのような球を来季はシーズン通して投げてもらえると,こちらとしてもだいぶ期待ができるのですが。


 金本監督が,原口さんに20発ホームランを打つよう指令したという生地がありました。

 原口さんはホームランバッターになれる器を十分もっており,今季はシーズン途中ながら11本打っているので,その期待に応えられる潜在力は十分と思っています。
 原口さんは,おそらく打つ方については自身のいいように調整をさせて,不調になれば対応するという程度で何とかなりそうな気がします。
 もちろん,これだけの強打者ですから,他球団からのマークが厳しくなることを考えると,来季は苦労することが予想されますが,それでもあの能力であればある程度の数字を残せるだろうと思っています。

 問題は,むしろ捕手として行くのか,ファーストにコンバートするかでしょう。
 捕手としてやるには,肩の問題,腰の問題などがあり,安定的に全試合出場というのは難しいかもしれません。
 そこを見極めるのがこのオフの最大の課題と思われ,原口さんをどのように起用するかでチームのメンバー構成が大きく変わってくると思います。
 ですから,金本監督の指令はチームにとって大事だとは思うものの,もっと大事な問題が原口さんにはあるのではという気がしてなりません。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:39
 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら,ソフトバンクさんと阪神の奪三振率が高いというものがあったので,取り上げてみました。

 奪三振率を見てみると,ソフトバンクさんが8.07,阪神が8.23と2球団のみが8を超えています。
 他のセリーグの球団を見てみると,広島さんが6.77,読売が7.45,中日さんが6.88,横浜さんが7.48,ヤクルトさんが6.23と,やはり阪神がもっとも奪三振率が高いです。

 この数値だけをもって投手の優秀さを図るには早計であろうとは思いますが,一つの指標にはなると思います。
 この数値を見れば,阪神投手陣は他球団と比べても比較的優秀であったことが窺えると思います。

 それでは,なぜこれだけ優秀な投手陣を擁しながら4位に止まったのかが問題です。

 別の数値を見てみると,守備の指標を示すUZRでは,セリーグでは,広島さんが+28.3,中日さんが+23.2,ヤクルトさんが+9.1,横浜さんが+3.9,読売が−16.4に対して,阪神は−31.2とダントツに低い数字を示しております。
 これを見れば,阪神の守備力が相当低いということは間違いなくいえるでしょう。
 ところが,阪神のセリーグでの防御率は2位と優秀なのです。

 そして,阪神野手陣の守備力を考えると,阪神投手陣の意識としては,ゴロでも球が前に飛べば守備がミスをして塁に出られてしまう可能性があると思うことは十分考えられます。
 そうなれば,必然的に打たせてとる投球ではなく三振を狙いに行くべきという考えに行ってしまいそうで,もしかしたらこれが奪三振率の高さの原因ではと勘ぐってしまいたくなります。
 狙っても三振をとるのは難しいですから,やはり阪神投手陣は優秀であろうと思うのですが,それでも守備への信頼のなさが奪三振率の高さの原因であるとすれば非常に情けなく思います。
 投手陣が何とか三振を築き上げてようやくチーム防御率2位なのですから,守備陣がいかに足を引っ張っていたのかと思うところです。

 また,今季の阪神はとにかくチャンスで打てる決定力を感じませんでしたが,そればかりでなくどうやら阪神打者の三振数はリーグでトップのようです。
 これは,リーグトップの奪三振率を誇る阪神投手陣を,阪神打線は相手にしていないにもかかわらず,他球団からは三振を取られているということであり,ある意味非常に情けない結果だったと思います。
 チーム長打率もリーグで最も低く,球には当たらない,当たっても単打で終わるということが多いという,非常に点が入りづらい打線であったことがよく分かります。

 こうしてみてみると,阪神という球団は,投手陣が極めて優秀であるにもかかわらず,野手陣は打撃でも守備でも大いに足を引っ張っていて,それが今回の順位につながったという分析が正しいように思います。
 数字で見てみなくてもうすうす気づいていたことではありましたが,こうして数字で改めて見てみると本当に悲しい気持ちになるものです。
 去年の阪神は,貧打と中継ぎ崩壊が問題でしたが,今季は中継ぎの方はある程度修正できたように思います。
 ですが,貧打の方は相変わらずで,来季に向けたメンバー構成を見るとまだ変革させないとこの状態が続くのではという懸念が強くあります。

 特に,打撃もそうですが,守備の意識が低いことが非常に心配です。
 プロ野球観戦でアマともっとも違うところは守備での何気ない動作の歴然とした差だと思うのですが,残念ながら阪神からはそれをあまり感じられませんでした。
 身体能力が高いだろうというのは試合前の守備練習からある程度見えてくるのですが,技術面までは他球団に比較して問題意識を持ったものでした。
 このままでは来季も同じように投手のがんばりに期待する以外ない試合運びになって行ってしまうのでしょうか。

 来季の守備への変革としては,もっぱら福留さんがファースト,鳥谷さんがサードかセカンドにそれぞれコンバートすると思っていましたが,両者とも拒否しているという記事を見ました。
 また,中谷さんもサード構想を拒否していたり,ドラフト1位の大山さんもサード一本でやりたいと意欲を見せているそうです。
 守備位置を固定して専念した方が上達することに異論はなく,本人の感覚や技術,慣れの問題も考えれば,軽々にコンバートさせてよいものではないと思っています。
 ですが,限られたメンバー構成というチーム事情だけでなく,体調の問題や年齢から来る衰えの問題は軽視できるものではなく,本人の意向を聞いてしまって休み休み使わざるを得ないというのでは安定したチーム運営を阻害すると思います。
 意思の尊重は大事だろうとは思うものの,特に重視しなければならない守備力問題と安定運営の問題を考えれば,チームとして選手にある程度の複数守備を受け入れてもらわねば今季と同じ状況になってしまうと思います。
 福留さんのように貢献してきた人に対してお願いするのも酷だとは思うものの,それでも上記のように投手の活躍に対して野手が足を引っ張って今季の結果に至ったという現実を考えれば,野手はある程度の地位の変更を受け入れざるを得ないのではないかと思います。

 守備のことを考えれば,守備に定評のある大和さんと今成さんの起用の方法は来季大きく鍵を握ることになるだろうと思います。
 また,野手の問題点を考えれば,ドラフト1位に野手をもってきたという考えも今となっては非常によく理解できます。
 強いていえば,助っ人外国人にもう少し守備の評判のよい選手を連れてきていればというようには思うのですが,もしかしたら案外日本の野球に馴染むかもしれないので,そこは様子見だろうと思っています。

 とりあえず,来季の阪神は守備を重視してやってもらわないと,投手陣が腐ってしまいかねませんから,もう少し何とかしてもらえるように強く期待しています。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:18
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,スリングショットでバスにパチンコ玉を当てた少年2人が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 逮捕容疑は,スリングショットでパチンコ玉を飛ばして,約60メートル先を走行していてた路線バスと,約18メートル先のスクールバスのガラス計2枚(契約20万4000円相当)を割ったというものでした。
 いずれのバスにも客や高校生が乗っていたそうですが,けが人はいなかったそうです。
 現場付近の防犯カメラに,少年が球を飛ばした後にガッツポーズをする姿が写っていたことで発覚したということでした。
 18歳の少年は,「何かに当てる実感がほしかった」と供述しているそうです。

 本件を見て,まず思ったことは,発覚の経緯がまさに少年事件らしいということでした。
 勝手なイメージではありますが,私が職業柄見てきた少年事件はその多くが動機が短絡的で,行動も稚拙であるものでした。
 今回も,スリングショットで遠方のバスを狙ったという意味ではもはや自分の犯行と発覚しないと安易に考え,ガッツポーズをとってしまったのでしょう。
 しかし,それが発覚の端緒となったわけで,これだけ世の中に防犯カメラがある世の中で発覚しないと思っていたのでしょうか。
 そう思うと,今回の犯行は,まさに稚拙な行動によって自分の足を引っ張ったということとなりました。
 また,動機もおもちゃを手に入れて腕試しをしたいという程度の短絡的なもので,その行為が及ぼす効果や被害者のことなど考えていないという未成熟な犯行であると思われます。

 窓ガラスが割れるくらいの威力があるのですから,バスに当たる途中で人に当たっていれば大けがをさせていたでしょう。
 しかし,おそらくはそのようなことまで考えが及んでなした犯行とは考えがたいと思います。

 これで逮捕され,もしも観護措置決定が下されれば留置されている警察署等から鑑別所に身柄が移され,それなりに長期間の身柄拘束をされると思われます。
 記事を見る限り,2人とも建築作業員ということですが,その仕事は身柄が釈放された後もあるのでしょうか。
 また,当然バスの被害も弁償する法的義務を負っております。
 そういった責任をとらねばならないこともおそらくあまり考えないで起こした行為でしょう。

 そういった短絡的な行為のために重い責任を負うことになるわけで,今回は少年事件ですからこれから少年審判を迎える可能性があるわけですが,猛省をしてもらいたいと思います。


 今季阪神で活躍したドリスさんですが,右肘の怪我の手術の具合を見て再契約をするかどうかが見極められるということで,現在は来季契約は保留状態です。
 そのドリスさんとの契約について,今日の記事では,来年1月に編成担当者がドミニカを訪れ,ドリスさんの状態を見極め,戦力と判断した場合は再契約になる可能性が濃厚であるというものを見ました。

 ドリスさんといえば,けがで途中で脱落してしまいましたが,怪我になる前は非常にすばらしい投球をしていました。
 今季の本命はマテオさんで,ドリスさんはいわばその保険として獲得されていたはずでしたが,ドリスさんが今季2度目の1軍復帰してからは非常にすばらしい活躍をしてくれました。
 特に,150キロ中盤のツーシームがすばらしく,当初懸念されていた制球難も途中からは割と改善され,頼りになる速球派投手として中継ぎ登板していました。
 しかし,右肘の怪我でシーズン中盤に脱落して以降,1軍復帰はありませんでした。

 個人的には,怪我の原因は金本監督の無茶な連投起用が大いに問題だったと思っています。
 ドリスさんに対してだけでなく,マテオさんらにも,シーズン序盤に置いて,回跨ぎはもちろんのこと,球数も相当投げているのにまだ代えないということを何度も見てきて,中継ぎ投手起用については担当コーチを変えてもらいたいと何度も思ったものです。
 その意味では,金本政権の犠牲になった側面もあり,もう1年くらい様子を見るべきではと思っていました。

 ドリスさんがもしもけがで脱落しなければそれなりに活躍が見込めるため,個人的には残してもらいたいと思っています。
 外国人枠の問題もあり,誰を残すのかというのは難しい問題でもありますが,それでもこれだけ活躍できる可能性のある選手を放出して他球団で活躍されてしまうと相当悔しいですから,せめてもう1年は見極めてもいいのではと思っています。

 このオフの補強は,もっとも問題のある打てるサードについて十分行ったとは思っていないので,来季も貧打にあえぐ姿が想像されます。
 そうなると,投手戦に持ち込む必要がありますから,優秀な投手は1人でもいた方がよいことは間違いありません。
 打力の補強がここまでなのであれば,是非ともドリスさんは残してもらいたいと思っています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:23
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,ガーナの首都アクラで,犯罪者らが約10年にわたって偽のアメリカ大使館を運営していたというものがあったので,取り上げてみました。

 アメリカ国務省が発表したもので,偽のアメリカ大使館では偽造した査証を発給していたそうです。
 大使館員の名を騙っていた者らの正体はトルコ人やガーナ人のギャングだったということで,偽大使館は閉鎖されたそうです。
 アメリカ国務省によれば,この偽物の査証でアメリカに入国した者はいないとのことです。
 この詐欺師らは,失効した本物の査証を入手し,それを基に複製していたそうです。
 国務省によれば,アメリカの査証を偽造するのは極めて難しく,そのため偽造査証の利用は失敗したと述べています。
 国務省の先月の発表によれば,偽大使館は飛び込みの来訪者は受け付けず,偽職員が西アフリカの遠隔地まで車で行き,騙す相手を物色していたそうです。
 その上で,相手をアクラのホテルまで連れて行って,偽造査証の料金として最高6000ドルをだまし取ったそうです。
 偽大使館がこれほど長期にわたって運営されていた理由について,国務省としては,被害者が恥ずかしさのあまり通報しなかったのではと言及しました。

 世の中には偽物の話は色々なところで聞きますが,偽の大使館というのは初めて耳にしました。
 これだけ大胆な犯行であれば,早々にばれそうなものですし,アメリカにも察知されそうなものですが,これまで問題にならなかったのが不思議な気がします。
 というのは,被害者は,偽装査証でアメリカに入国できなかったならば偽大使館を問題化しようとするはずですし,そうなれば本拠地を置く偽大使館は早々に検挙されていてもおかしくないと思えるからです。
 そして,偽大使館員は,わざわざ泣き寝入りしそうな人を探して遠隔地まで移動していたとするならば,相当手が込んだ詐欺だと思います。

 国務省では,被害発覚が遅れた理由について,被害者が恥ずかしくて通報しなかったと述べていますが,私は実体は被害者の性格もさながら,裏にいるギャングなどが脅したという可能性もあるのではないかというようにも思いました。
 ただ,これは想像の域を出ませんし,真実は分かりませんが,もしもそうであればその点でも検挙してもらいたいものです。

 なお,偽の大使館員だと気づいた端緒は,職員のマフラーの色が違っていたということからだったそうです。
 そうすると,マフラーをもっともらしく装っていればずっと見つかっていなかった可能性もあると思いますし,本当に発覚しづらいものだったのだと改めて不思議に思いました。
 この手のものがそんなに発覚しづらいものなのでしょうか,役所であれば普通は公式ホームページ等で確認できるものですが,ガーナはまだネット文化などもないのでしょうか。
 ガーナの社会構造は分かりませんが,この事件を見るとこれが氷山の一角のように思えてならず,世界は広いと改めて思いました。


 阪神鳥谷さんが,金本監督に対して,来年はショート1本でやると直訴したという記事を見ました。

 これに対して,金本監督は,尊重したいと述べるとともに,今の流れはショート北條さんだから,圧倒的な力を見せない限りショートは若い選手で行くという方針を示したそうです。

 鳥谷さんがこれまで守り続けてきたショートにこだわりを持つことは非常によく分かりますし,そこで争いたいという気持ちを持つことも当然だと思います。
 ですが,正直言って今年の鳥谷さんのショート守備はプロの水準を下回るものといわざるを得ないものでした。
 私も鳥谷さんが活躍する姿をまだまだ見たいとは思っていますが,それでもあの姿と今の年齢を考えると,やはり世代交代という言葉が頭をよぎってしまうことも事実です。
 そして,世代交代というならば,若手で台頭してきてそれなりの数字を残した北條さんが取って代わってくれるならば今後のチーム運営を考えても安泰だということになってしまうと思います。

 金本監督は,かつて自身も定位置であったレフトを譲るかどうかの問題があり,世代交代の波にもまれた一人ですから,鳥谷さんの気持ちはよく分かることでしょう。
 ですが,にもかかわらず,北條さんを優先させると既に明言しており,そのことは自分の気持ちなどを横に置いた発言だと思います。
 また,鳥谷さんの将来の事を考えれば,負担の大きいショートよりはサードやセカンドの方が選手寿命が伸びるとも思えますし,その意味でもできれば鳥谷さんコンバートがいいと思っているかもしれません。
 さらに,サードは今キャンベルさんで埋めようとしていますが,その戦力は未知数ですから,ここで鳥谷さんがうまくはまればチームとしては非常にバランスがよくなるという考え方もあろうかと思います。

 個人的には,鳥谷さんはまだ打てる技術や力があると思いますし,休養を入れた後に出てきた打席ではいい球を飛ばしていましたから,十分阪神の戦力としてカウントしてよい選手だと思っています。
 ですが,今年の鳥谷さんを見ていると,使うにしてもフルイニングというわけにはいかず,休み休みというのがもっともパフォーマンスを発揮できるやり方と思いますので,何人か交代で試すポジションで起用するのが適していると思っています。
 その意味では,まだレギュラーが決まっていないセカンドとサードはまさにうってつけだと思います。
 ですから,もちろんショートに挑戦するのはいいことと思いますが,もしもそれで北條さんが起用されるとなれば,セカンドかサードで出場してもらえるとチーム事情的には非常にありがたいと思っています。

 鳥谷さんはプロテクトされたと報道されているので,来季も戦力として活躍してくれると確信していますから,是非ともこのオフはゆっくり休んで調整してもらいたいものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:19
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,電車内で女性の髪を切った男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件は,犯人の男が電車に乗り合わせた女性の髪を,背後からはさみで約35センチ切ったというものです。
 事件当時,電車内は朝のラッシュで混み合っていたそうですが,同種被害受けて警戒中の警察隊が男の行動を目撃して取り押さえたということでした。
 男は,髪の毛をインターネットオークションで売却するためにやったと供述して容疑を認めているそうです。
 警察によると,男は,自宅からはさみを持参しており,他にもやったと話しているそうです。
 この電車では,今回事件が発生した駅を走行中の電車内で2013年以降約20件の被害が発生していたそうで,警察はそれらとの関連を調べているそうです。

 私の仕事をしていると,通り魔的に女性の髪を切るという事件を時々目にすることはあります。
 ですが,本件のように,売買目的で髪を切るという人は初めてみました。
 髪の毛について市場があるということはうっすらと知っていましたが,それでもネットオークションで値が付くものとは思ってはいませんでした。
 ただ,この記事を見てからちょっと調べてみても,ぱっと見た限りでそこまで高額な値がついたものは見受けられませんでした。
 もしもあまり高価な値が付かないとすれば,この事件は犯すリスクに対して得るものが少ない部類の犯罪であろうと思います。
 得るものが多ければやっていいとは全く思いませんが,それでも得るものが少ないのにこれまで何度も敢行していたというのは,金銭目的以外に別の目的があるのではと疑いたくなってしまいます。

 この事件は電車内といういわば逃げ場のない密室で敢行された犯罪ですが,少なくとも覚知された2013年以降本日まで犯人が逮捕されていなかったのですから,発覚しづらい事件だったのだろうかとやや疑問が残ります。
 満員電車には時々乗りますが,あれに乗ると周囲のことなどどうでもよくなる気持ちになりはしますが,それでもこの4年間誰の目に付くこともなく犯行を敢行し続けられたのでしょうか。
 被害者の側は,背後から髪を切られるとなかなか気づきづらいようには思うのですが,ラッシュ時というあれだけ他人の目のある現場で,しかも電車内という密室ですから,なぜこれまで発覚しなかったのだろうかとむしろその方が驚きだと思います。

 ちなみに,他人の髪を切る行為は傷害罪に当たり,本件でも犯人は傷害罪で逮捕されました。


 阪神の新外国人キャンベルさんですが,ある記事を見ていたらなかなかよい評価が書いてありました。

 まず,打率3割1分4厘に対して出塁率4割3分5厘とかなり多くの四球を選んでおり,選球眼がよいというものです。
 コンタクト技術に優れており,基本的に空振りが少ないとのことですが,やや苦手としているのがチェンジアップなどのオフスピードボールとのことです。
 カーブやスライダーはあまり積極的にうちに行かないようで,空振りもメジャー平均よりも低い割合にはなっているようです。
 ただし,あまりうまく捉えられないのか,スライダーの打率は1割6分3厘,カーブの打率が1割6分2厘とのことです。

 守備では,サードの守備は2014年と2015年はよくないものの,2016年のUZRは150試合換算で+22.6とかなり優秀なようです。
 また,ファースト守備では,2016年に+3.4,2015年は+18.8だそうです。
 他には,ライト守備でもよい成績を残しているようです。

 この記事を見ていて,正直言って複数の守備位置を守れるユーティリティタイプについては,そんなによい選手であればアメリカが手放すとは思えないので,結構不安に思ってます。
 専門はファーストのようですから,サードのUZRがよかったとしても,150試合換算しないといけないということはサードでの試合出場が少ないということでもあるということでしょうし,やはり不安な気持ちがあります。
 阪神のファーストは,不幸にもゴメスさんが抜けて空いてしまいましたから,いっそファースト守備がそこそこよいならば,ある程度打てるということを前提にファーストにいて頂くのもありなんじゃないかと思っています。

 打つ方ですが,前評判では,アベレージヒッターで選球眼がよいという話でした。
 今回の記事の情報はそれと概ね合致するものですが,個人的には4番に座る以上一発の脅威がもう少しあってもという気もします。
 ただ,今の貧打にあえぐ阪神にとって,もっとも脅威になりうる選手は,一発の脅威のある選手よりも,チャンスで打点を稼げる決定力のある打者だと思います。
 もしもキャンベルさんに一発がなくても,チャンスで打点を稼ぐことが出来るならば,私はそれでいいと思っています。

 とはいえ,カーブとスライダーに弱いというのは困りものです。
 特に,日本の投手はスライダーを使う人が多く,スライダーに対応できないとなれば外角の球に異様に弱くなってしまうように思えます。
 選球眼でスライダーを見切れればよいのですが,そうなると日本のストライクゾーンにどれだけ対応できるかというのもポイントになってくるでしょう。

 結局この記事を見ていても,キャンベルさんが通用するかどうかは実際に見てみないと分からないという事になってしまうと思います。
 キャンベルさんが貧打の阪神を変えてくれる存在になってくれるよう願うばかりです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:47
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,地下鉄入り口に車が進入してしまったというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件は,運転していた50代男性が,区役所の駐車場と勘違いして地下鉄入り口の階段に軽ワゴン車で進入してしまったというものです。
 男性は,道路から左折して地下鉄入り口に車を突っ込ませてしまいました。
 男性は間違いに気づいてブレーキを踏み,前輪が階段5段分下りたところで停車したそうです。
 後輪は地上部分に残っており,東京消防庁とJAFが1時間40分後に引き上げたということでした。
 けが人はいなかったそうです。

 記事からは男性がこの道を走る頻度等は分からなかったのですが,いずれにせよ注意不足でしょう。
 もしもあまり走る機会がない道路であったならば,より注意を払うべきでしょうし,その点については当時どのようなところに注意を払って走っていたのかが気になります。

 写真を見る限り,地下鉄の入口は車1台分ぎりぎりくらいの幅ですから,その入り口の幅を見て気づかないものかとも思いました。
 ただ,ある記事を見ていたところ,事故現場の少し先にあまり幅の広くない駐車場の出入口のようなものが見受けられました。
 もしかしたら入口専用か出口専用なのかもしれませんが,もしもそうだとすると一度利用した経験があるならば地下鉄の入口と勘違いしかねないようにも思いました。

 注意不足であることは間違いないのですが,それでも紛らわしい駐車場の出入口も困りものです。
 ただ,私はこのような事故を初めて聞きまして,非常に特殊な事例であるとも思われ,そのような特殊事例に備えて常に税金を使って対処せよというのも不合理かもしれず,お金をかけずに事故を防止する知恵をひねり出すことが大事なのかとも思いました。

 ちなみに,今回の事故は50代男性の起こしたものですから,最近よく話題になる高齢者の事故とはまた違うものです。
 最近よく高齢者の事故がちまたで話題になっていますが,日常的に交通事故事件を担当する私からすると今ニュースで上がっているような事故はこれまでもずっとあったと思います。
 私はずっと問題だと思っていましたが,それが最近になって取り上げられるようになってきたというのは,何かの力が動いたからなのだろうかと勝手に邪推したりしています。

 個人的には,高齢者に運転させない方がよいと思う一方で,都心部ではないところでの高齢者の交通事情の問題もあると思っており,結局一律に免許を取り上げて済む問題ではなく政治的に解決しなければならない性質のものであろうと思っています。
 ただ,相当程度予算が生じる問題でもありますし,特にまったく公共交通機関の発達していない地域と相当格差が生じてしまうこともあり得るかもしれず,なかなか難しい問題であることは間違いないかと思います。

 よく聞く話としては,高齢者の中には,自分は年齢の割には問題がないから,一律年齢で免許を取り上げるというのは間違っているという意見があるというものです。
 確かに,お年の割に達者な方がいるのは事実ですが,そういった特殊事例を基礎に置いて議論を進めるのは危険だと思います。
 例外的な措置は設けるべきとしても,原則としては年齢に対して平均的な能力を前提として政策を設けるべきかと思います。


 今日の記事を見ていたら,来季の阪神は,よほどのアクシデントがない限り,2番センター糸井さん,4番サードキャンベルさんで行く予定であるという記事を見ました。
 予想を見ると,1番ショート北條さん,3番レフト高山さん,5万雷と福留さん,6番キャッチャー原口さん,7番ファースト中谷さんか陽川さん,8番セカンド候補者多数というようです。

 この布陣を見ていて,まず思ったことは守備力です。
 何度も申し上げていますが,糸井さんの膝の問題,高山さんの守備力の問題,キャンベルさんの3A時代の守備率の問題を考えると,守備力は並みのプロチームに劣るという印象を率直に持ちます。
 ここで大和さんをセカンドに入れるならばまだ多少守備力は上がろうかと思いますが,おそらく大和さんは中盤以降の守備固めの可能性が高く,現実的な案ではないでしょう。
 セカンド最右翼は鳥谷さんでしょうが,今年のショート守備を見ている限り衰えは否めず,そうなれば布陣の中で守備が期待できるのはまだ1年通しての経験のない北條さんと,休みながら出場する福留さんくらいということなのでしょうか。
 今年の阪神は,打てないだけでなく,守りも悪かったことで落ちていきました。
 その反省をどこまで踏まえて来季に臨むのか,それが問題だと思います。

 4番に採用予定のキャンベルさんですが,正直外国人助っ人は未知数であり,計算しづらいところがあります。
 ゴメスさんのように,やってきた時に想像されていた以上に活躍した選手もいますし,キャンベルさんは3Aでもアベレージヒッターとしては優秀な成績を残していますから,日本と水が合えば活躍してくれるのではと期待はしております。
 ただ,ヘイグさんも3Aではそれなりに打てていたものの,日本では思うような活躍が出来ませんでしたし,こればかりは蓋を開けてみないとまったく予想できないのが実情でしょう。
 そうなると,サードは,現時点でキャンベルさんであることはよいとしても,万一の事を考えて誰を置くかは検討しなければならないと思います。
 守備力で行けば今成さんですが,打力の方では上本さんか鳥谷さんでしょうか。
 もっとも理想的なのは,板山さんか陽川さんが成長してこの枠に収まってくれることでしょうが,理想的すぎなのかもしれません。
 シーズン中から悩ましいと思っていたこの課題ですが,来季まで持ち越しのようです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 22:37
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 今日は流行語大賞が発表されましたが,大賞を取った「神ってる」については本当に流行したのかと疑義があるといわれています。
 私自身,周りで使っている人を見たことがないですし,本当に流行っているか疑問に思っています。

 このところ,流行語大賞でノミネートされる言葉について,その多くが本当に流行っているか疑問があるというものが多いです。
 その原因を考えてみると,おそらくテレビというメディアの力がかつてより弱まっているということが挙げられると思います。
 昔は,皆がテレビを当然のように毎日見ていましたから,テレビで流行らせようという意図がある言葉やテレビで何度も使われる言葉が印象に残って皆が使うようになって流行語が生まれたと思います。
 ですが,今は多くの人がインターネットを使うようになったり,テレビにしてもケーブルテレビや衛星放送等を選択できるようになり,地上波放送にかつてほどの影響力がなくなってしまいました。
 そうすると,共通の言葉が少なくなっていって,流行語というものがテレビ由来で出てきづらくなったのではないかと思うのです。

 こういう世の中になってくると,もはや流行語大賞が要るのかというようにも思うのですが,なくなると寂しいものかもしれないですし,何ともいえない気持ちになります。


 さて,今日のニュースを見ていたら,ドミノピザでトナカイ配達を断念したというものがあったので取り上げてみました。

 ドミノピザは,先日トナカイによるピザ配達の実施を検討するということを表明していたのですが,これを見送ると発表しました。
 同社は,寒さや積雪に備えて,新たなデリバリー方法としてトナカイによるデリバリーの準備を進めていました。
 しかし,飼育員によりトナカイのトレーニングを行っていたものの,様々な問題が発生したそうです。
 具体的には,予期せぬ道に進んだり,止まらずに通過したりするなど,制御が難しかったそうです。
 そこで,同社は,トナカイによる配達を断念したということですが,代わりにトナカイ使用のバイク「トナ改バイク」を導入するそうです。

 この記事を見ていて,初めからトナ改配達はネタだったろうとは思っていましたが,よくトレーニングまでさせようとしたものだとある意味感心しました。
 生き物を使って配達をするとなれば,制御もそうですが,ご飯や糞の問題,駐停止の問題など色々と考えられ,クリスマスに向けてのパフォーマンスだろうと思っていました。
 ですが,それを単に方針の公表に止まらず,実際にトナカイをトレーニングしようとしたりするなど,それなりの姿勢を見せたというのはネタにしても一生懸命で好感が持てました。

 特定企業を応援するステマのような記事になってしまいましたが,それでもこういうネタに一生懸命な姿勢は私は個人的に好きなので,トナ改バイクがどんな風に街を走るのかを楽しみにしたいと思います。


 阪神の四藤社長が,オフの補強について現時点で終了だと明言し,トレードを含めた新たな動きも否定したようです。
 今季の補強では,助っ人外国人選手2名を獲得したほか,糸井さんを獲得しましたので,これで終わりということなのでしょう。

 個人的には,課題であったサードの右の強打者がキャンベルさんで大丈夫なのかという心配があり,果たしてこれで補強終了としてよいのかと思うところはあります。
 ですが,もしも敢えてそれを外国人助っ人ではなく自前の若手を当てはめて育成しようというのであれば歓迎すべき事なのではとも思いました。
 このところ,阪神のサードは悩ましい状況にありますが,これを自前の若手選手で補えたら,長期的視点から見たチーム運営としては非常に良好になるだろうと思います。
 また,その候補となる若手選手もいますから,来季も我慢の一年になるか不安は残るものの,ファンであるならばそういった苦難を乗り越えるべきかとも思っています。

 また,ファーストについても,ゴメスさんが抜けてしまい,福留さんもコンバート拒否となれば,原口さんをコンバートさせるのかどうかという問題があるだろうと思います。
 私は,原口さんの体調の問題はあるものの,できれば捕手として活躍してほしいと思いますし,チーム事情でファーストにするのは抵抗があります。
 そうなると,キャンベルさんは元々ファーストだったとも聞きますから,キャンベルさんがファーストに入ってサードは若手育成枠という考えもあるかもしれません。
 正直言って,ゴメスさん放出のためにファーストが見通せなくなってしまったという感は否めず,これをどうするのかはやや不安です。

 投手陣についてはある程度見通しはなくはないのですが,野手陣についてはまだ分からない要素が多いので,これからどのような選手が台頭してくるのかなどを見守っていきたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:23
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