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2025.04.13 Sunday
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、藤浪さんが3Aで大乱調というものを見たので、取り上げてみました。

 藤浪さんは、3Aで7回から3番手で登板しました。
 結果は、29球を投げて1アウトしか奪えずに降板することとなりました。
 ストライクは12球でストライク率は41.4%、3四球、2安打5失点でした。
 先頭打者を四球で出してしまい、続く打者に内野安打を打たれてノーアウト1塁2塁となりました。
 次の打者はスプリットで空振り三振を奪いましたが、続く打者にタイムリーを打たれました。
 さらに四球で満塁としてしまい、次の打者は3−1からピッチクロック違反で押し出し四球となり降板しました。
 この日の直球の最速は154.5キロということで、直球は6球、スプリットが17球ということでした。
 これでマイナー6試合で防御率は10.13となりました。

 前回登板時はスプリットを中心とした組み立てで、特に乱調もなく安定した投球を見せていましたから、復調の兆しを見せたかと思いました。
 特に、これまでは直球中心の組み立てで、乱調が発生した際に食い止めることができていなかったところ、球種を変えることで自身を制御する術を身につけたかと期待していたのですが、どうやらそんなにうまくいくということはないようです。

 また、スプリット中心の組み立てだからなのか、今日は直球がいつもより走っていないように見えました。
 スプリットは直球に威力があってこそ効果を増すものですが、根幹であり中心である直球がいまいちとなると、そもそも藤浪さんの持ち味が失われているのではと不安に思いました。
 球種を考えながらいろいろな組み合わせで調整を考えるのは決して悪い選択ではないと思うものの、藤浪さんは直球の威力を買われている選手である以上、他の球種を使うにしても直球の魅力は維持してもらいたいものです。

 藤浪さんは、やはり一度崩れ始めたときにどのように立て直すのかが大きな問題だと思います。
 今日は、崩れかかったところで1アウト取れましたが、それで調子を安定させられなかったとなると、実際どうしたらよいのか非常に難しい問題です。
 藤浪さんに安定感が加わればメジャーに昇格していない理由がありませんから、それが課題なのはわかっているのですが、私としてはこのところ比較的乱調のケースが少なくなっているのであれば、乱調時の控えを準備した上でメジャーで起用してもらえないかというようには思っています。
 今日31歳になったということですが、選手寿命を考えるとこのようなことを繰り返していては活躍できる期間が過ぎてしまうのではと不安に思うのです。
 藤浪さんの実力はメジャー1年目の時に見ていると思いますから、3Aである程度いい投球を続けられたら、何とか昇格して使ってはくれまいかと思うばかりです。


 今日の阪神は雨天で中止となりました。
 昨日までの阪神を見ている限り、あまり安定感がなく、肝心なところで打てない、投手がこらえきれないという場面がまあまあ見受けられます。
 今の状態がよくないようにも思いますが、一方で采配の問題も感じています。
 今回のカードでセリーグ球団を一巡しましたが、私としてはこれまではデモンストレーションも兼ねたという理解でそこそこの問題があったとしても受け入れられるにしても、二巡目で同じことを繰り返すのかが問題だと思っています。

 特に、工藤さんの起用について色々と思うところがあります。
 工藤さんは非常に素材の素晴らしい選手であり、将来的に阪神の投手陣を背負える選手になると思ってはいますが、今はまだ制球面において一軍レベルではないと思っています。
 その工藤さんをピンチの場面での登板させていますが、こういった経験をさせるメリットはあるとは思っているものの、下積みをさせた上で経験を積ませるべきではないかと思うのです。
 課題は明らかなのに今のような起用を重ね、失敗を繰り返させてしまうと、本人が潰れてしまうのではと不安を感じています。
 私としては、若手にチャンスを与えるのはいいことだと思っていますが、工藤さん以外の選手にもチャンスを与えることも重要だと思うので、この点に関し采配をよく考えてもらいたいと思っています。

 藤川監督の傾向のようなものが何となく見えてきたところではありますが、二巡目でどのくらい修正されるのかを注目していきたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:07
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